tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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婚約発表記者会見【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編



【『司の仕返し、そして、つくしの困惑【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編』の
 エピローグ<つくしの困惑> と 其の後<婚約発表記者会見>】


【つくしの困惑】


司の仕返しも、滞り無く、済ませた事で、司自身、漸く、すっきりした気分だった事は言うまでも無かったのだ。


だが、未だ、つくしの困惑は、拭い去られた訳では無く、“仕方無いのかも知れない。”と、思う事で、自分自身を、慰めて居る節も有ったのだ。


つくしは、自分自身の事より人の事…。
元々、平和主義者のつくしが、司の様に、“勝つか負けるか?”と、云った戦の様な行動を取る事が出来る訳も無く、“仕方無いのかも知れない。”と、思う事で、自分自身を、慰めるしか無かったのだ。


云わば…。
憂さを晴らすしか無かったと言えたのだ。
なので、此の時点に於いてのつくしは、此の事に関して、考えない様にして居る節も有ったのだ。



実は、司の姉で在る 椿が、日本に帰国して帰って来た際に、タマからも、つくしのそんな様子を聞いて居た事も有り、また、つくしのそんな様子を、直に、見て居た事も有り、此の時の椿は思って居たのだ。


“或る意味、私の懸念は、当たって居たという訳…ね。”と…。



だが、NYの道明寺邸に帰った際の椿が、事前に、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からも、此の(『司からの要望』という名の『司の企み』の)話しを聞いて居た事で、既に、免疫はついて居たのだ。


だが、此の時の椿は、つくしの様子が気に成り、慌てて、日本に帰国したという訳…だったのだ。



でも、つくし自身は、自身の義姉に成る予定の椿の前では、努めて明るくして居たのだ。
だが、そんなつくしの様子が、返って、此の時の椿にとっては、“申し訳無い。”と、思えて居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時の椿も、つくしの前では、努めて、明るくして居たのだった。



【其の後<婚約発表記者会見>】


そして、其の後、司の姉で在る 椿が、LAに戻った事で、道明寺邸にも、何時もの風景が戻って来た頃…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、NYから、日本に帰国して帰って来たのだ。


そして、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、日本に帰国して直ぐ、道明寺HDビルに向かって居たのだ。
そして、重役専用地下駐車場から、直接、司の執務室に向かって居たのだ。


そして、司の執務室に入って直ぐの司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、日本に帰国して帰って来た理由を、司に話しし始めるのだった。


「司…良いかしら?
 今から、私(わたくし)が話す事は、会長からの伝言です。
 心して、聞きなさい。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、一言だけ、「ああ。」と、返答するのだった。


だからだったのだ。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の夫で在る 道明寺HD 会長 道明寺保からの伝言を、自身の息子で在る 司に、伝えるのだった。


「会長は、来月、貴方とつくしさんの婚約発表記者会見を執り行うと仰ってお出で
 よ。
 もう既に、つくしさんも、覚悟が出来て居るとは思うんだけど…。
 つくしさんには、そろそろ、覚悟を決めて貰う様に、司から、話しして置きなさい。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、思って居たのだった。


“やっと、此の日が来たのか…。”と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、言えた言葉だったのだ。


「ああ、分かってる。
 漸くだな。
 俺から、ちゃんと、つくしに、話しする。」と…。



そして、其の日の夜…。
司は、つくしに、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの話しを話しし始めるのだった。


「つくし…。
 親父から、俺とお前の“婚約発表記者会見を、来月に執り行う。”と、話しが有った
 らしい。
 俺からすれば、“漸くだ‼”と、思ってるが、つくしも、そう思ってて欲しい。
 良いよな、つくし…。」と…。



其処で、実は、冗談ぽく、つくしは、心の中で、思って居たのだ。


“もう、司からは、逃げられないらしい(笑)。”と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの苦笑いの様な笑みを、“つくしは、俺との結婚を嫌がってるのか?”と、勘違いした司が、不安そうに、つくしに、訊き始めるのだった。


「つくし…。
 何だよ、其の苦笑いの様な笑みは…?
 俺との結婚を嫌がってるのか?」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、慌てるかの様に、司に、返答するのだった。


「そうじゃ無いの。
 ちょっと…ね。
 思っちゃったの。
 “もう、私は、司から、逃げられないらしい(笑)。”って…。
 だって、此の私が、道明寺夫人って、柄じゃ無いでしょ⁉
 だから…。
 自分自身に、笑っちゃったって、言うのか?
 苦笑(?)かな。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、そう言って来たつくしに、恐る恐る、再度、訊き始めるのだった。


「だったら…よ。
 つくしは、俺との婚約発表記者会見を、来月に執り行う事に関して、異論はねぇん
 だな?」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、あの英徳学園 高等部当時の頃と同じく、今の素直な気持ちのまま、司に、返答するのだった。


「うん、仕方無いから…さ。
 私が、あんたを、幸せにして上げる‼」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、つくしからのそんな言葉を最後迄、聞いた後に、思わず、つくしの腕を掴んで、自身の方へ引き寄せて、抱き締めて居たのだ。


「つくし…サンキュな!。」と、つくしの耳元に、言い乍ら…。



そして、其の日から、数週間後の大安の日の前日…。
司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓が、日本に帰国して帰って来たのだ。


其れは、云わば…。
司とつくしの婚約発表記者会見を、執り行う為だった事は言うまでも無かったのだ。



実は、其の前手に、司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓は、日本に帰国して帰って来て直ぐ、牧野家に向かって居たのだ。


其れは、何故かと云えば…。
司とつくしの婚約発表記者会見を、執り行う事に関して、つくしの両親からの了承を得る為だった事は言うまでも無かったのだ。


そして、つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻から、即答で、了承を得られた事で、予定通り、大安の日に、婚約発表記者会見を、執り行う事と、成ったのだ。



そして、婚約発表記者会見を執り行う大安の日の当日と成ったのだ。


此の日の出席者は、勿論の本人で在る 司は言うまでも無かったのだが…。
司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓の3人だけだったのだ。


そして、司会進行役は、司の秘書で在る 西田だった事も、また、言うまでも無かったのだ。


そして、此の日に来場したマスコミの数も、規制を掛けたにも関わらず、4桁を超える程の人数だったのだ。


新聞社・雑誌社等の記者 や カメラマンだけじゃ無く、TV関係者と…数々のマスコミ関係者が、婚約発表記者会見会場に、押し寄せて居たのだ。
実は、此の度の婚約発表記者会見の開催場所は、勿論の東京メープルだったのだ。


で、東京メープルのロビーは、婚約発表記者会見の開催会場に入り切らなかったマスコミ関係者で、ごった返して居たのだ。



そして、此の日のマスコミからの司への質問は、マスコミ自体も、事前に、過去のVTR等を洗い直して居たのか?
質問事項は、英徳高校時代の頃に遡った質問が、大半だったのだ。


「道明寺支社長が、英徳高校卒業後、NYに渡米される際に、記者会見を為さいました。
 其の際に、発表為さった女性の事は、其の後、報道が御座いませんでした。
 其の方とは、其の後、如何為さったのでしょうか?」と…。


其処で、司は、はっきりと、其の質問に返答したのだ。


「其の女性が、私の婚約者です。
 元々、彼女は、一般家庭出身の女性です。
 ですので、下手に報道され、彼女を傷付けたく無かったと言う事が、今迄、ひた隠しに、
 隠して来た理由です。」と…。


また、中には、英徳大学に進学したつくしの其の後の事に関しても、質問が有ったのだ。


「其の道明寺支社長の婚約者の方ですが…。
 英徳大学を、一年間、休学為さって居たと、伺いました。
 其の間、婚約者の方は、NYに渡米為さってお出でだったんでしょうか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司の顔付きは、怒りに満ちた顔付きをして居たのだが…。
隣に座る司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、そんな司を制した事で、司の代わりかの様に、記者からの其の質問に、返答して居たのだ。


「何処からの情報かは、存じ上げませんが…。
 司の婚約者は、其の間、病気に掛かって居りまして、入院して居りましたの。
 今では、すっかり、其の病気も治り、元気で暮らして居りますわ。」と…。


勿論、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の目は、其の記者を睨み付けて居た事は言うまでも無かったのだ。
そして、其の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、まるで、『鉄の女』を、地で行くかの様な様相だったのだ。


云わば…。
冷たい目をした『(司の母親で在る 道明寺HD 社長)道明寺楓』が、其処に居たという訳…だったのだ。


そして、其の他にも、色々と、質問が為されて居たのだが、司の顔付きが、どんどん、険しく成る一方だった事から、途中で、質問を打ち切る場面も有った程…だったのだ。


という訳で、婚約発表記者会見が終了した事で、此の後の司とつくしは、結婚式を執り行うだけに成って居たのだった。



fin



<此の二次小説『婚約発表記者会見【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編』は、
 2021.10.6中に、投稿して折りますので、2021.10.6に、3話連続投稿して居る様な
 投稿の仕方に成って折りますが、実は、『F4の父親達、そして、滋の父親【浴衣に魅せら
 れて】…<つかつく>  続編』は、2021.10.5の投稿分で、『司の仕返し、そして、
 つくしの困惑【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編』が、2021.10.6の投稿分
 で、『婚約発表記者会見【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編』は、2021.
 10.7の投稿分として、投稿致して折ります。
 此方サイドの勝手な都合に寄り、此の様な投稿の仕方を致して折ります事を、お詫び申し
 上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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