tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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I won't let you down.【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編



<此の二次小説『I won't let you down.【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編』は、
 一部の文面の中に、不快に思われるやも知れない表現 と 言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>
 


【『建設プロジェクト(病院)、そして、楓からの提案【浴衣に魅せられて】…<つかつく
 >  続編』のエピローグの続き】


自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、つくしとの結婚の話しを切り出された司は、再び、つくしにプロポーズする決心がついて居たのだ。


実は、司が、一度目に、つくしにプロポーズしたのは、つくしの夏期休暇中に、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に寄って、つくしが、NYに呼び出された時の事だったのだ。
其の当時の司は、つくしとそういう関係に成れた事で、有頂天に成って居たのだ。


だからだったのだろう。
其の当時のつくしが、如何言う心理状態に成って居るのか?
司自身、読み取る事も出来無いまま、つくしにプロポーズしてしまったのだ。
そして、其の当時の司は、つくしから、断られてしまったのだ。


だからこそ、此の時点に於いての司は、“二度と、失敗したくねぇ‼”と、いう思いも有り、慎重に、つくしの様子を観察して居たのだ。



そして、司は、完成したペンションの視察を兼ねて、つくしを、ペンションに連れ出す事にしたのだ。
実は、其処で、司は、つくしにプロポーズするつもりだったのだ。


司は、態と、ムード作りの為に、夜に成る様な時間帯を狙って、つくしを連れ出して居たのだ。
其れは、今後も、執り行われるだろう事を想定して、司は、或る装置を、ペンション内に取り付けさせて居たから…だったのだ。


其の装置とは…。
ペンションの広大な敷地の木々 と 施設(ペンションの母屋に当たる建物の壁面・全面ガラス張りの室内・チャペルの壁面・渡り廊下の屋根下)等々に、色取り取りのLEDライト や イルミネーションを、取り付けさせて居たのだ。


勿論、其れ等をペンション内に取り付けさせた訳は、司自身、『ナイトウェディング』を想定して居た事は言うまでも無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、つくしにプロポーズする際に、其れ等の装置を、“利用する手は無いだろう。”と、考えて居た事も、また、事実だったのだ。


だが、実は、此の時の司が、つくしを連れ出したのは、先ずは、其れ等の装置の最終チェックの為だった事は言うまでも無かったのだ。
そして、次に、此の時の司の作戦は、其れ等の装置の最終チェックを利用して、つくしに、プロポーズする事だったのだ。



そして、司とつくしは、道明寺HDの屋上のヘリポートから、ヘリに搭乗して、ペンション近くの敷地から、リムジンに乗り変えて、ペンションに向かったのだ。


そして、司の指示に寄り、ペンションの広大な敷地の木々 と 施設(ペンションの母屋に当たる建物の壁面・全面ガラス張りの室内・チャペルの壁面・渡り廊下の屋根下)等々には、既に、色取り取りのLEDライト や イルミネーションの光が照らされて居たのだ。


云わば…。
リムジンから降りたばかりの司とつくしの目には、投光(とうこう)と、色取り取りのLEDライト や イルミネーションの光が照らされて居たという訳…だったのだ。



此の状況に、興奮して居たのは、つくしだったのだ。
そして、此の時のつくしは、此の状況を観て、思わず、叫んで居たのだ。
司の顔を、見上げ乍ら…。


「司…凄いよ、綺麗だよ。
 此れだったら、『ナイトウェディング』も、流行るかも…ね。」と…。


勿論、此の時のつくしの目の輝きは、『ダイヤモンド』の様に輝いて居たのだ。



だが、此の時の司は、目を輝かせ乍ら、自身にそう言って来たつくしに対して、逸る気持ちも有るには在ったのだが、取り敢えず、つくしを此処(ペンション)に連れて来た本来の目的で在る(ペンションの)視察から、行う事にしたのだ。


何故なら…。
つくしに疑われない様にする為…だったのだ。



そして、視察が済んだ司は、色取り取りのLEDライトで照らされて居る全面ガラス張りの室内に、つくしを連れて行き、司は、つくしの背後から、つくしを抱き締めたのだ。
云わば…。
此の時の司は、つくしを、『Back hug』した状態…だったのだ。
そして、司は、つくしに、言って除けるのだった。


「つくし…綺麗だろ。
 けど…な。
 俺にとって、過去のつくしも、今のつくしも、此のLEDライト や イルミネーションに
 負けねぇ位ぇ、綺麗…何だよ。
 で、今のつくしに相応しい此れを、お前に遣るよ。」と…。


此の時の司は、つくしを、『Back hug』した状態のまま、NYの時にも、つくしに、渡そうと、思って居たエンゲージリングが入って居るケースを開けて、エンゲージリングを見せて居たのだ。


其のエンゲージリングを見せられた此の時のつくしの目には、先程(ペンションに着いて直ぐの時)とは、変わらない程の目の輝きが、つくしには、有ったのだ。


其のエンゲージリングには、『ダイヤモンド』だけでは無く、つくしの誕生石で在る 『タンザナイト』も、使用されて居たのだ。


12月の誕生石で在る 『タンザナイト』の宝石言葉は、『高貴・冷静』…。
つくしは、道明寺家に嫁ぐという意味も有り、『高貴』の宝石言葉に肖る(あやかる)かの様に、司は、12月の誕生石で在る 『タンザナイト』を、エンゲージリングの定番で在る 『ダイヤモンド』と共に、使用したのだ。


司が、12月の誕生石で在る 『タンザナイト』以外にも、エンゲージリングの定番で在る 『ダイヤモンド』を、“何故、エンゲージリングに、使用したのか?”と、言えば…。
実は、『ダイヤモンド』の宝石言葉は、『永遠の絆・不変・純潔』…。
また、『ダイヤモンド』を身に着ける事で、『困難を乗り越える力を与えてくれる』という意味合いも在るのだ。
また、エンゲージリングとして、『ダイヤモンド』を贈るという事は、『永遠の絆 や 変わらぬ愛を誓う』という意味合いも在るのだ。


なので、其の意味合いから、総合的に考えて、司は、『ダイヤモンド』と つくしの誕生石で在る 『タンザナイト』を、エンゲージリングに、取り付けたという訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの目の輝きは、色取り取りのLEDライト や イルミネーションの光にも負けず、エンゲージリングに取り付けられた『ダイヤモンド』 と つくしの誕生石で在る 『タンザナイト』の輝きにも負けない目の輝きだと、言えたのだ。



実は、NYの時に、司からプロポーズを受けた時のつくしは、司が、渡そうとして居た此の『エンゲージリング』を、ちゃんと、観て居なかったのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしにとって、司が、此の場で見せてくれて居る此の『エンゲージリング』は、初めて、観た様な状況だったと、言えたのだ。


だからだったのだろう。
ケースごと、自身の手に持って、エンゲージリングを観て居る此の時のつくしは、自身にとって、初めて見るそんな『エンゲージリング』の輝きに、或る意味、感動して居たのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の司は、そんな状況のつくしを、『Back hug』した状態のまま、背後から感じ取って居たのだ。
そして、嫌味の様に、言って除けるのだった。


「つくしさん…よ。
 此の『リング』に見覚えはねぇのか?」と…。


勿論、此の時の司は、つくしの様子から、何と無く、察知して居たのだ。
つくし自身、覚えて居ないだろう事を…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、案の定、「へっ??」と、驚愕声を口にして居たのだ。


だからだったのだ。
此の時の司は、呆れた様に、そんなつくしに言って除けるのだった。


「此の『リング』は、NYの時に、俺がお前にプロポーズした日…手渡そうと思って、お前
 に見せた『リング』だよ。
 なぁ~、つくし…今度は、受け取ってくれるよな?
 また、受け取らねぇとか言わねぇよな?
 もし、そんな言葉を言われたら、俺は、ショックで、立ち上がれなく成るぞ‼」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、“大袈裟…。”と、心の中で、思い乍ら、クスッと、笑った後に、司に言って除けるのだった。


「そんな事を、私が、言う訳無いでしょ!
 分かってて、私に言ってるよね?」と…。


其処で、司も、そう言って来たつくしに、言って除けるのだった。


「ああ、分かってるよ。
 けど…な。
 嫌味位ぇ、言いたく成るだろ。
 其れ位ぇ、あん時の俺は、辛い思いしかして無かったんだぞ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、其の当時の司に、辛い思いをさせてしまって居た事は、十分に理解して居たので、素直な気持ちで、司に、返答するのだった。
実は、此の時のつくしは、司の方に向き直しして、自身の想いを告げて居た事は言うまでも無かったのだ。


「司…有難う。
 勿論、受け取らせて頂きます。
 大切にするね。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、そう言って来たつくしが持って居るエンゲージリングのケースから、『リング』を取り出して、つくしの左手薬指に着けて遣って居たのだ。


そして、此の時の司は、NYの時に、つくしに告げたかった言葉を、伝えるのだった。


I won't let you down.
 (約束を守って、お前をがっかりさせる様な事はしねぇ。)」と…。


実は、つくしは、既に、英語が堪能だったのだ。
だからだったのだ。
司が、言って居る英語の意味は、理解して居たのだ。


だが、何故、今、司の口から、そんな言葉が出て来るのか?
此の時点に於いてのつくしには、今一、ピンっと、来なかったのだ。
だからこそ…。
此の時のつくしに言えた言葉は、「えっ??」と、言う言葉しか無かったのだ。



だからだったのだろう。
今度は、つくしを自身の方へ引き寄せて、真正面からつくしを抱き締めた司は、また、話しし始めるのだった。
先程、司が、つくしへ伝えた言葉の意味を…。


「お前も、今では、英語が堪能だ‼
 だから…よ。
 俺が言った(英語の)言葉の意味は、理解出来るだろ?
 俺は、此れ迄、お前に、辛い思いをさせ過ぎた。
 高等部当時のお前は、ババアからの嫌がらせを受けるわ。
 俺は、あの港で、暴漢に襲われて、お前だけの記憶を失くすわ。
 で、挙句の果てに、お前だけの記憶を失って居た俺から、お前は辛い言葉を言われるわ。
 で、お前の記憶を取り戻した俺は、ババアから与えられた『一年の猶予』を待たずして、
 お前を東京に残して、俺は、NYに飛ぶわ。
 此れ迄の俺は、散々な事をして、お前を苦しめた。
 だが…な。
 此れからの俺は、お前に辛い思いをさせねぇよ。
 ぜってぇ、約束を守って、お前をがっかりさせる様な事はしねぇ。
 だから…よ。
 こんな俺だけど…な。
 俺に、就いて来てくれ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、漸く、司が自身へ言ってくれた『I won't let you down.』の言葉の意図を理解したのだった。


なので、此の時のつくしは、過去の辛い思いを払拭するかの様に、更に、司に抱き着き、「うん。」と、返答して居たのだ。


実は、此の時のつくしは、涙が止め処無く、目から溢れて来て、目から流れて来て、つくしの目は、忙しい状況だったので、実は、こう言うのが、やっとな状況だったのだ。


そして、司も、そんなつくしの状況を理解して居た様で、更に、つくしをきつく抱き締めて、つくしの自身への想いに応えて居たのだ。


なので、漸く、司は、つくしと一緒に成れる事を、痛感して居たのだった。



fin

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