やっぱり、私は…<つかつく> 7.
<一部に不快に成るで有ろう言葉が入っています。
お詫びします。>
<つくしside>
道明寺からも、“今日、帰宅したら、俺の部屋で待っててくれ‼”って、言われていた。
お義母様達との和やかな席も、夜も更けて来たという事も有り、『宴もたけなわ』と、成り、私は解放された。
否、道明寺に引き渡されるそうだ。
椿お姉様が仰った。
「そろそろ、お開きにしないと、司が怒って来るわね。
堪え性の無い子だし…。
そろそろ、つくしちゃんを司に返すとしますか?
ほんと、つくしちゃんは大変ね。
私なら、あんな司みたいな男、『No, thank you』だけど。」
「………」
何も言えない私だった。
【司の自室にて】
【コンコン】…つくしがノックした。
「道明寺、居る?
私、つくし。」
「ああ、入れ‼」
つくしが部屋に入ると、もう、既に、バスローブ姿の司が、部屋に居た。
「もう、帰って来てたんだ。」
「ああ。
メイドから聞いた。
ババアと姉ちゃんと、一緒に居たんだろ‼」
「うん、お結わいしてもらっちゃった‼」
「酒、飲んだんか?
ほろ酔い気味だな。
顔も微かに赤いし…。」
「うん、少し、飲んだ。
さっきまでは、気が確かだったんだけど…?
『司』の顔見たら、ほっとしちゃったのかも…⁉
眠く成って来たぁ~。」
「おい、まだ寝るなよ‼
俺の話しは、まだ終わってねぇだろ‼」
「うん、そうだね。
何…?
何か、有った?」
<司side>
やべぇ、こいつ、放っといたら、勝手に寝るぞ‼
しかも、さっき、『司』って、呼ばなかったか?
マジ、やべぇわ‼
手短に話しして、先に進まねぇと、本格的に寝てしまうな‼
「つくし、誕生日、おめでとう‼
時間ギリギリで言えたぞ‼」
「うん、有難う‼」
「クリスマスの時は、急だったし…プレゼントは、渡せなかったけど。
此れ、受け取ってくれ‼」
「うん、此れって?
誕生石?」
「ああ、お前の誕生石。
滅多に取れねぇ、貴重価値の『pink purple』のタンザナイトの💗型の指輪…。」
「綺麗っ‼
有難う‼
周りに付いて居るのは、間違いなくダイヤだよね?」
「ったりめぇだろ‼
お前じゃなきゃな、こんな小さく作らねぇんだよ。
喜んでるお前の顔に免じて許す‼」
「うふふ…。
可愛いね、此の指輪‼」
ほんと、今日は、酔ってんな‼
酔っ払いめ‼
いつも、此れくれぇ、素直で可愛かったら、最高なんだけどよ。
はぁ~⤵。
おっと、ヤベっ、身体が揺れてきやがった。
まだ、メーンイベントは終了してねぇよな?
俺は、早速、つくしを抱き抱えて、ベッドに連れて行った。
気持ち良さそうに、俺の身体に凭れ掛かって来るこいつ。
煽ってるって気付いてねぇよな。
マジ、始末に悪ぃわ⤵。
で、俺は、こいつをベッドに寝かせ、そのまま、覆い被さった。
一瞬、眼を開けたこいつ。
眼と眼が合った様に感じたんだけど…な⁉
そのまま、知らぬ振り(?)で、寝てしまいやがる。
取り敢えず、こいつが目を覚ます前に、服を脱がせ、様子を見ながら、『コト』を済ませていく。
鬼畜な俺とは、自分自身でも思うが仕方ねぇだろ…。
こいつを目の前にして、黙ってられる程、俺、人間出来てねぇし…。
って、事で、寝てるこいつを堪能して遣った。
途中で、目覚めたこいつは、怒っていたけど…よ。
そんなのは、知るかよ‼
寝てるお前が悪ぃんだろ⁉
で、朝方まで寝て居て、途中で目覚めたこいつを、更に堪能して遣った。
やっぱり、俺って…。
鬼畜か?