同窓会…?【やっぱり、私は】…<つかつく>・<総優> 番外編③
<つくしside>
私は、優紀と連絡して、今日、優紀と会う事にしていた。
今日、優紀と会う約束をしたのは、『同窓会に、如何遣って、出席するか?』という相談をする為だった。
で、私は、待ち合わせ場所に向かって居たのだ。
実は、本来なら、私が外出する時は、かなり、苦労する筈なのだ。
なのに…。
今日に限って、ガードが、かなり、緩いのだ。
其の事が気に成り乍らも…。
“私が、司に、今日、優紀と会う事を伝えた事が功を奏しているのかも…。”と、思う事で、其れ程、深く、考えて居なかった。
実は、私が、優紀と会う前日に、司に伝えていた。
「明日ね…。
優紀と、ショッピングに行って来るね。」
司からは、訊き返されて居た私だったけど…。
「何を買いに行くんだ?」と…。
だから、言い訳の様に、司に伝えていた私だったのだ。
司からも、当たり障りの無い返答だったから…。
其の時の私は、司が、了承してくれたモノと、思い込んで居たのだ。
「色々…かな。」
「ふ~ん。
俺が、お前に渡して在るカードで、買って於けよ‼
お前の買い物の代金位ぇ…。
今の俺は、俺が稼いだ金で、買えぇんだからよ。」
「有難う‼」
一応は、司に、そう返答して居た私だったのだ。
そして、私は、優紀と会って居たという訳だったのだ。
だから、優紀との待ち合わせ場所まで来る間の事を、私は、優紀に話しして聞かせていたのだ。
「今日…ね。
いつもと違って…。
簡単に、出て来れたんだよね。」
「私も、簡単に、出て来れたよ。
“つくしと会う‼”って事で、許してくれたのかも…ね。」
優紀も、そうだった様で…。
私も、優紀も、何か?
気持ち悪さを感じては居たのだが…。
お互いの会う相手が、私 や 優紀 だから…。
“許されたのかも…。”と、思う事で、私と優紀は、納得して居たのだ。
そして、私と優紀は、カフェに入って、そんな事を話しして居る時点で…。
私は、優紀から、例の同窓会の招待状を渡してもらって居た。
勿論、チムラのメモと共に…。
「はい、此れ…。」
「有難う‼」
私は、優紀にお礼を言い乍らも、チムラのメモを確認して、中を開いて中身を観て居たのだ。
そして、其の後の私は、優紀との会話を楽しんで居たのだった。
「へぇ~。
3月13日に、同窓会するんだ?
其れに、昼から…何だね。」
優紀が、補足で、私に話ししてくれた。
「昨日に…ね。
チムラから、連絡が来たんだよ。
成人式の時に、アドレス交換したでしょ?」
「あっ、そうだったね。」
私は、すっかり、忘れていた。
で、優紀は、話しを続けていた。
「でしょ。
其れでね、チムラからの連絡と言うのが…ね。
つくしと私が、行けるかの確認の連絡だったんだよ。
だから、一応、伝えて於いたよ。
“つくしも、私も、まだ、行けるかは、分からないけど…。”って…。
チムラからは、“来れるなら、私に連絡して…。”って、言われたよ。」
本来は、行く気満々の私だったのだが…。
“もしも…。”と、言う事も有るので、取り敢えず、チムラへの連絡は、『保留』にする事にして居たのだった。
だが、私は、疑問に思う事が有ったのだ。
「そうだね。
やっぱり、まだ、何とも言えないよね。
でも、ギリギリに連絡しても、大丈夫なのかな?」
私の疑問に、優紀は、チムラから聞いた事を、私に伝えてくれた。
「うん。
普通は、そうみたい何だけど…ね。
最終確認は、2日前で良いそう何だ。」
優紀の此の言葉に、私は、ホッとしていた。
此の時の私と優紀は、全く、疑う事も無かったのだ。
其処に、優紀が、また、チムラから聞いた事を話ししてくれた。
「何か…ね。
3月中旬の頃に成ると…。
4年制大学のメンバーは、此の時期、卒業式シーズンに成るでしょ。
其れに、早ければ、3月の月末頃から、研修に入る企業も有るらしいんだよね。
其れに…ね。
3月14日は、『Whiteday』でしょ。
しかも、土曜日…。
だから、3月14日と15日は、『恋人の日』…何だって。
って成ると…。
残りの日にちから、此の日に成ったらしいよ。」
「そう何だね。
そう云えば…。
英徳は、(3月)10日が、卒後式だよ。」
「でしょ。
うち(優紀の通う女子大)は、3月12日だよ。」
だから、私は、納得していたのだ。
「成程…ね。」と…。
しかし、私は、思い出して居たのだ。
“確か…。
3月13日って、金曜日だよね?
アメリカの昔のホラー映画に、『13日の金曜日』って、映画が無かったっけ?
って事は…。
やっぱり、『不吉な予感』って、事なのかなぁ…?”と…。
だから、私は、優紀に言えずに居た言葉が有ったのだ。
“同窓会の在る 3月13日 金曜日って、ヤバいかも…?”と…。
だが、取り敢えず、私の不吉な気持ちは、横に置いて於いて、優紀とは、ショッピングに出掛ける事にしたのだった。
久し振りに、優紀と、服を見て回る楽しさに、其の後の私の不吉な気持ちは、頭の中から、忘れ去られて居たのだった。
優紀との別れ際の私は、すっかり、同窓会が、楽しみに成って居たのだった。
<司side>
俺は、総二郎と相談した結果…。
取り敢えず、当日の同窓会の日まで、つくしと松岡を、泳がせて於く事にしたのだった。
つくしと松岡が、二人で会うという日は、取り敢えず、SPを就ける事はするが…。
つくしの近くに居ても、付かず離れずで、俺に、何処に居るのかの報告だけにさせて於いたのだ。
SPのガードが甘く成った事で、つくしと松岡は、いつもと違う行動を取るという事も有るからだった。
だが、SPからの報告に寄れば…。
カフェでお茶をした後のつくしと松岡は、服を買いに行って居る様で…。
其れ程、目立った行動はしてねぇみてぇだった。
<此の二次小説『同窓会…?【やっぱり、私は】…<つかつく>・<総優> 番外編
③』は、此の度の世界的な事案に寄り、卒業式を中止にする自治体・学校も在ると、伺
っております。
ですが…。
此の二次小説『同窓会…?【やっぱり、私は】…<つかつく>・<総優> 番外編
③』は、二次小説ネタとして、卒業式 及び 同窓会の二次小説ネタと成っておりま
す。
其の為…。
不快に思われるやも知れません。
不快に思われた様で御座います成らば、お詫び申し上げます。
了承の程、宜しくお願い申し上げます。
お詫び掲載日…2020.2.22 1:56>