tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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同窓会…?【やっぱり、私は】…<つかつく>・<総優>  番外編④




<つくしside>


其の後の私は、優紀と何回か?
待ち合わせして、カフェで過ごして居た。


其れは、同窓会に出席する為のシミュレーションをする為だった。


其処で、優紀が、私に確認して来た。


「先ず、如何遣って、同窓会会場のレストランまで、行くかよね?」


だから、私は、優紀に言って居た。


「皆と同じ様に、地下鉄で行った方が良いんじゃない?」


優紀は、難しいと、思って居る様子だった。


「其れって…。
 難しいんじゃない?」


つくしは、良い方法を思い付いて居た。


「だから…ね。
 先ずは、時間より早目に、此処のカフェで、待ち合わせは、如何?
 で、此処から、地下鉄に乗って、一駅でしょ?」


優紀は、私の作戦に、了承してくれた。


「そうだね。
 了解‼」


で、先日、優紀とショッピングした時のファストファッションのショップの服を着る事を、私は、優紀に提案していたのだった。


「其れと、優紀…。
 絶対に、此の前に、二人で買い物した時の服を着てお出でよ。
 間違えても、西門さんに買って貰ったブランド物の服を着て来たら、駄目だから…
 ね。」


優紀も、納得してくれていた。


「だよね。
 総二郎さんが、買ってくれる様なブランド物の服を、中学の頃の同級生の前に着て行っ
 たら…。
 多分…浮いちゃうよね。」


だから、私も、頷き乍ら、優紀に伝えていた。


「そうそう。
 ああいうブランド物の服は、滋さん や 桜子 の前で着るから浮かないんだもんね。
 でも、同窓会の日が、楽しみに成って来た。」


私も、浮かれて居たのだが、優紀も、浮かれ気味だった。


「ほんとだね。」



だが、此の時の私と優紀には、同窓会の当日に起こるで在ろう事柄にまで、気が回って無かった事は、事実だったのだ。



<司side>


あれから、何回か?
つくしは、松岡と会って居た様子だった。


多分、同窓会当日の事を考えて、シミュレーションして居る事は、確かだった。


だが、俺は、総二郎と作戦を立てていた。


此れには、類とあきらも、乗り気の様子だった。


俺は、類とあきらに、言って遣りたかった。


“お前等は、関係ねぇだろ?”と…。


だが、俺が、俺の執務室に総二郎を呼ぶと、必ず、類とあきらも就いて来るという現象が起こる様に成って居た。


だから、俺は、類とあきらに対して、心の中で、何時も、思って居た。


“お前等が、何で、総二郎に就いて来てんだ‼
 お前等は、勝手に、楽しみやがって…。”と…。


だが、そう思う俺では在ったのだが…。
類も、あきらも、色々、参考に成る様な作戦を考えてくれるので、何も言い出せねぇ俺が其処に居た事は、事実だった。



で、先ずは、つくしの卒業式…。
所謂、英徳大学の卒業式で在る 3月10日の日をクリアし無ければ、いけなかった。


つくしは、俺に言って除けていた。


「卒業式の日には、来なくて良いから…。
 司は、忙しいでしょ?」


だが、俺は、此の日の為に、態と、仕事を遣り熟して来たのだ。
つくしには、俺の仕事は、忙しいという風に、魅せ付けて於いて…。


そう言われてしまえば…。
“つくしには、何か、有るのか?”と、勘繰る俺が居る事も、また、確かな事で…。


唯、つくしの可愛い袴姿を観たいだけだったのだ。


実は、今年に入って直ぐ…。
姉ちゃんが、つくしに会いに来ていた。


其れは、何故かというと…。
つくしの袴を選ぶ為だったらしい。


其の時の俺は、其の事に関しては、盲点だった。
否、卒業式が有ると言う事は知っては居たが…。


大学の卒業式というモノは、女が袴を着付けると言う事を、俺は知らなかったのだ。


俺は、NYの大学を卒業したのだから…。
実際に、日本の大学の卒業式を観るのは、つくしが、最初で最後なのだ。


だが、俺は、姉ちゃんから、言われていた。


「やっぱり…。
 つくしちゃんを、司に任せて於く事は出来ないわね。
 日本の女子大生は…ね。
 袴を着付けて、卒業式に出席する事は、常識なのよ(諸説あり)。
 司…。
 覚えて於きなさい。」


俺は、此の時…。
「チェッ‼」と、不貞腐れて、姉ちゃんに言っては居たが…。


此の時の俺の心の中は、思って居た。


“つくしが、最初で最後だっつーの‼”と…。


其れに、姉ちゃんに叫びたかったのだ。


“そんな事、知る訳ねぇっつーの‼”と…。


だが、姉ちゃんに、面と向かって、吠える事の出来ねぇ、俺って…。
情けねぇが、仕方なかった。


道明寺家に措ける姉弟の順位は、間違い無く…。
俺より、姉ちゃんの方が、上…何だから…よ。


俺が、道明寺家の長男で、後継者…何だけど…な。



そして、姉ちゃんに寄って、道明寺邸に呼ばれた呉服屋は、持って来た袴を、姉ちゃんとつくしに魅せていた。


姉ちゃんの指示の下…。
つくしは、呉服屋に、袴を着付けられていた。


そして、姉ちゃんの指示の下…。
つくしが、大学の卒業式で着付ける袴を選ばれていた。


勿論、其処に、つくしの意見は通らねぇ。


だが、つくしは、喜んで居る様子だった。


「椿お姉様…。
 有難う御座います。」と…。


そして、つくしの卒業式に出席した俺と姉ちゃんだった事は言うまでもねぇ。


しかも、つくしは、姉ちゃんから、其の袴姿の画像を撮られ捲っていた。


如何も、姉ちゃんは、つくしの袴姿の画像を親父とお袋に見せるらしい。


だから、俺も、姉ちゃんに頼んで、数枚、俺が気に入ったつくしの画像を、携帯に送ってもらった。
姉ちゃんからは、嫌味を、言われたけど…な。


で、つくしは、無事、英徳大学を卒業した。



なので、つくしと松岡の同窓会の件は、一時、休戦中だった事は言うまでもねぇ。



<此の二次小説『同窓会…?【やっぱり、私は】…<つかつく>・<総優>  番外編
 ④』は、卒業式に関する二次小説ネタを使用致しております。
 此の度の世界的な事案に寄り、卒業式等の自粛要請が有る中…。
 此の様な二次小説ネタを綴らせて頂いております事をお詫び申し上げます。
                    お詫び掲載日…2020.3.10 22:14>

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