tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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後悔と言う名の元に…<つかつく>  8.




<司side>


「何で、ババアが此処に居んだ?」
「貴方が、翼と蘭から、“父親だと認めてもらえていない。”と聞きましたから…。」
「はぁ~??
 如何いう意味だよ?」
「つくしさんを説得して、つくしさんと翼と蘭を道明寺家に迎え入れる為に決まっている
 でしょ。」
「あのぉ~、勝手にお話しが進んでいるように感じるんですが…。」


つくしが驚愕して声を掛けて来た。


ババアは、翼と蘭を説得し始めた。


「翼、蘭。
 あなた方は、道明寺の血を引く子供なの。
 それはお分かりよね?」


翼と蘭は頷いた。


「では、当然、道明寺家を継いで行かなければならないのもお分かりよね?」


翼と蘭は困惑し始めた。


ババアは、今度は、つくしに話し掛けた。


「つくしさん、貴女が居ないと、司は、生きてはいけないでしょ。
 つくしさんの記憶を取り戻した司が、次は如何いう行動に出るかくらい、貴女なら、お
 分かりよね?
 で、有るならば、つくしさん、貴女が次にしなければいけない事は、司の為に、東京に
 戻り、東京で治療し、病に勝つ事。
 その前に、司とは籍を入れてもらいます。
 翼と蘭は道明寺家の実子です。
 司とのDNA鑑定後、実子にて、翼と蘭を認知します。
 牧野家にも話しは通しています。」


流石、ババアは、何から何まで、遣る事が早ぇな‼


さあ、つくしと翼と蘭は、如何答えるんだ?


「道明寺社長、私は、病を抱えた身です。
 そんな女が、御子息に相応しいとは思えません。
 御厚意は有難いですが…。」
「では、司を見殺しにすると仰りたいの、つくしさんは…?」
「いいえ、決して、そんなつもりは…。」
「じゃあ、何も言わず、私(わたくし)に従いなさい。
 司の為に…。
 宜しくて、つくしさん。
 それと、『道明寺社長』ではなく、『お義母様』と、お呼びになって…。
 司と籍を入れるという事は、私(わたくし)は貴女にとって、母親なのよ。
 宜しくて、つくしさん。」


つくしはババアに従うしかねぇわな、此れは…。



あの日から、幾日か経ち、ババアの威圧(?)に負けたつくしと翼と蘭は、東京に来る事に成った。


そして、俺とつくしは即、入籍の手続きを取り、籍を入れた。
もう、関西の時の様に、俺はつくしの事は、『何も聞けねぇ、判断出来ねぇ』のは、もう、堪えられねぇ⤵。


また、俺は翼と蘭とDNA鑑定を受け、当然では有るが、実子で有ると証明され、翼と蘭は俺の実子として籍に入った。


また、翼と蘭は、英徳高校に編入し、邸では、帝王学 並びに セレブとしての英才教育が始まった。
元々、翼と蘭は、優秀だったようで、英徳高校での授業に着いて行けるのか心配していた俺だったが…、そんな、心配は不要だった。
何の事はねぇ、英徳高校でのテストで行き成り、学年No.1・2(翼が1位、蘭が2位)を取って帰って来た。


流石、俺とつくしの子供だけは有るぜ‼



また、つくしは、即、道明寺総合病院に入院し、治療を開始した。


俺はつくしを特別室に入院させた。
俺が、寝泊まりする為だ。
つくしが入院している間は、此処が俺の住まいだ。


俺は、つくしの病室に戻る為、リムジンを地下駐車場に回させ、リムジンから下り、特別室専用エレベーターに乗ろうとしている時に、理事長に声を掛けられた。


「司様、少し、お時間は宜しいでしょうか?」
「構わねぇが、何か有んのか?」
「理事長室でお話ししたいと、思います。」


そう言われ、俺は理事長と一緒に理事長室に向かった。

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