tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

bad love…<つかつく>  5.




お見合い当日の日が来た。


つくしは、振袖を用意されていて、困惑していた。


「ママ、私、いくつだと思ってるの?」
「あら、いくつに成ったんだったかしら?」
「ママっ‼」
「大丈夫よ。
 つくしは、童顔だから、可愛いわよ。」
「へぇ~、姉ちゃん、似合ってるじゃん‼」
「進もそう思うでしょ?
 ほら、ご覧なさい。
 弟が言ってるんだから、本望でしょ‼」


つくしは、思わず、溜息が出た。


「………、はぁ~。」



そうこうしている間に父親が迎えに来た。


「進、行って来るからな。」
「後、宜しくね。」
「父さん、母さん、姉ちゃん、いってらっしゃい‼」


こうして、親子は、メープルに向かった。
一人、不貞腐れ気味の滋を残して…。


進は思っていた。
“姉さんは、(司に)姉ちゃんを取られるのが嫌なんだろうな‼”と…。



大河原親子がメープルに到着した。
支配人が、大河原親子を部屋まで誘導して連れて来ていた。


「大河原さん、奥様、この度は、有難うございます。」
「いいえ、お待たせしました。
 下の娘の『つくし』と申します。」


つくしは頭を下げていた。


「宜しくお願いします。」


楓は、褒める事を忘れていなかった。


「可愛らしいお嬢様です事。
 お振袖もお似合いですわね。」


楓は、一言も発しない司を怪訝な顔で見詰めていた。


「司、ご挨拶為さい。」


司は、漸く、自分が置かれている状況に気付いた。


「申し訳御座いません。
 『道明寺司』と申します。
 宜しくお願いします。」


司はつくしを見ていて、一気に、つくしに自分自身の気持ちを持って行かれてしまっていたのだ。
黒く大きな瞳に吸い込まれそうに成り、優しい笑顔に癒され、すっかり、つくしから瞳(め)が離せなく成っていたのだった。
所謂、『一目惚れ』と、言う状態だった。


つくしは姉の滋から、色々、聞いて居た事も有り、司を見て、“イメージ通りの人だ。”と、心の中で思っていた。



ある程度、話しも和やかに進み、楓が、つくしに促した。


「つくしさん、東京メープルの自慢は、お庭なの。
 司に案内させるので、司と探索為さって来たら…。」


つくしは両親の顔色を見た。
父親が頷いたので、つくしも頷いた。


「じゃあ、案内しますよ。
 行きましょうか、つくしさん‼」



そして、司とつくしは、庭に出た。


「つくしさん、今日は来てくれて有難う‼
 お会い出来て、嬉しいよ‼」
「いいえ、道明寺さんの事は、姉から色々聞いています。
 お断りされる様でしたら、遠慮なく、お断り為さって下さいね‼」
「俺は、断るつもり等、無いですよ‼」
「えっ??」
「つくしさんが、お姉さんから、俺の何を聞いて来られてるから知りませんが、多分、俺
 が『ゲイじゃねぇか?』って、噂されてる事ですよね?
 言って於きますが、俺は『ゲイじゃない』ですよ‼
 唯、『女嫌い』ってだけですよ。」
「私も一応、女ですが…?」
「そうですね。
 つくしさんは、別ですよ。
 一目見て、俺は、つくしさん、貴女を気に入りました。
 『一目惚れ』したって言ったら、信用しますか?」


司は意を決したように、つくしの顔をじっと見詰めながら言って除けていた。


「此処で、はっきり、言って於きますよ‼
 俺は、断るつもりは無い‼
 だから、つくしさんも断らないで欲しいんですが…?
 ダメですか?」
「考えさせてもらっても宜しかったでしょうか?」
「分かりました。
 但し、条件があります。
 お姉さんには、相談しないで、つくしさん自身で判断して下さい。
 それなら、猶予を与えますよ。」


つくしは、“何処まで言っても、横柄で、横暴だな‼”と、思いながらも、それが嫌じゃない自分に気付いて、自分自身に驚愕していた。



つくしは、“お姉様に聞かれたら、何て答えよう。”と、考えが纏まらないでいた。





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