ワーカホリック~仕事中毒~…<つかつく> 7.
司が、つくしを連れ出した其の場所とは…。
実は、司とつくしのそれぞれが、住まいとしている例の高級マンションだったのだ。
つくしは、驚愕だったのだ。
此の時のつくしは、何処に連れ出されたのか?
実は、不安だったのだ。
なのに、司は、そんなつくしに言って除けて居たのだった。
「お前の部屋に、俺を招待しろ‼」と…。
「………」
つくしは、そんな司に、目を『ぱちくり』させて吃驚して居たのだ。
だが、司に、訊く事は忘れて居ないつくしだったのだ。
「何故…?
私の部屋なのよ⁉」
だが、司は、飄々と、言い返して居たのだった。
「何故って…か?
其れは、俺が、お前の部屋に、入ってみてぇからだ‼」
「はぁ゙~??」
つくしは、驚愕で、声も上擦って居たのだった。
だが、つくしは、理由が知りたかったのだ。
だから、つくしは、司が答えて来る前に、訊き出そうとしていたのだった。
「何で…よ?
理由は…?」
だが、司は、縋る様な声と目線で、つくしに訴え掛けて居たのだった。
「ダメ…か?」
つくしは、初めて観るそんな司の声と態度に…。
何故か?
何時ものつくしの反論の言葉が、何時もと違う言葉として、つくしの口から出て居たのだった。
「ダメって、訳じゃ無いけど…。
普通、男性が、女性の部屋に入ると言う事は、其れ成りの関係って事でしょ?
私にとって、貴方は、仕事の関係だけ…だよね?」
だが、司は、尚も、つくしに縋る様な声と目線で、つくしに訴え掛けて居たのだった。
「じゃあ、俺とお前は、そういう関係に成れば、良いって事か?」
つくしは、そんな物言いの司に、また、目を『ぱちくり』させて吃驚して居たのだった。
そして、今度は、反論の言葉を、司に訴えるつくしだったのだ。
「そういう意味じゃない‼
私は、貴方を、私の部屋には、絶対に、入れさせないから…ね。」
だが、此の時の司は、つくしに、負けて居なかったのだ。
「俺を入れさせないって事は、俺を入れる事が出来ねぇ何かが、お前の部屋の中に有るん
じゃねぇのか?」
そんな司の言葉に、まんまと引っ掛かったのは、つくしの方だった。
「そんな訳ないでしょ‼」
だから、其処で、司は、ニヤッと、司の顔に笑みを蓄え乍ら、つくしに言って除けて居たのだった。
つくしには、そんな司の様子は、観えて居ない様子だったのだが…。
「だったら…。
お前の部屋に、俺が入っても…。
何の問題もねぇだろ?
其れとも、何か?
お前の部屋の中には、俺が、入ってはいけねぇ様な、疚しい物でも有んのか?」
「其処まで言うんだったら…。
入って、試して視たら、良いでしょ‼
何も、出て来ないから…。」
司の挑発に、引っ掛かってしまったそんなつくしは、其処で、やっと、気が付いたのだ。
司の挑発に引っ掛かってしまって居た自分自身の事を…。
“遣られたぁ~。”と、思うしかないつくしが、其処には居たのだった。
其処で、意気揚々と、つくしの腕を引っ張って、エントランスホールのエレベーターの前で、つくしと一緒に、エレベーターを待つ司が其処には居たのだった。
しかも、つくしと一緒に、エレベーターに乗り込んだ司が、つくしの部屋の階数ボタンを、何の躊躇なく押して居る姿に、驚愕顔に成って居るつくしだったのだ。
司は、思って居たのだった。
“して遣ったり…。”と…。
そして、つくしの部屋の階数に到着した司とつくしだったのだが…。
つくしは、無理矢理、司から、鍵を開ける様に、催促されて居たのだった。
「鍵を開けろよ‼」と…。
なので、仕方なく、鍵を開けたつくしだったのだ。
で、司は、鍵が開いた部屋のドアを、勝手に、開けて…。
住人で在る筈のつくしを差し置いて、先に、つくしの部屋に入るのだった。
そして、男性の気配を確かめる司だった事は言うまでも無い。
だが、つくしの部屋は、1LDKだったのだ。
唯、普通の1LDKでは無かったのだ。
其処は、道明寺HDが建てた高級マンションだけ有って…。
1LDKの内の『LDK』だけでも、25畳は有る広さだったのだ。
【内訳は…。
『L』…15畳。
『D』…5畳。
『K』…5畳。 】
そして、1LDKの『1(room)』は、20畳…有ったのだ。
此れだけの広さが有れば…。
置くものに困りそうなモノだが…。
『Simple is best』を自負して居るつくしにとって、必要不可欠な家具以外、置いて居なかったのだ。
司は、思って居たのだ。
“女の部屋には、思えねぇ程…。
何も置いてねぇな。
姉ちゃんの部屋は、もっと、女の物で、ごちゃごちゃしてたぞ‼”と…。
だから、司は、却って、安心して居たのだった。
だが、司は、思わず、つくしに言ってしまって居たのだった。
「何~も、置いてねぇな‼」と…。
其れには、つくしは、司に、嫌味を言って除けて居たのだった。
「此の部屋は、『借りて来た猫』…みたいな部屋でしょ‼
本当の私の部屋じゃないから、此れで、十分なの。
生活に不自由しければ…。
私にとっては、其れで、十分なの‼」
「………」
司は、思わず、言いそうに成ってしまったのだ。
なので、司は、心の中で、つくしへ叫んでしまって居たのだった。
“ババアの物件なら、もっと、自由に使え‼”と…。
だが、司は、思い出して居たのだった。
其の言葉は、つくしに言ってはいけない言葉だった事を…。
だから、司は、心の中で、また、叫んで居たのだった。
“やばっ。”と…。
だから、つくしには、言葉に出せずに居た司だったのだ。
そんな司を、不思議そうに、観て居るつくしだった事は言うまでも無かったのだ。
<此の二次小説『ワーカホリック~仕事中毒~…<つかつく> 7.』は、短めに成っ
ております事をお詫び申し上げます。>
