人間恐怖症…<つかつく> 31.
<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく> 31.』は、不快に思われるやも知れな
い言葉が入っております。
了承の程、宜しくお願い致します。>
進は、類と会ったあの日の夜…。
古菱の父親に、類と話しした会話を話しして聞かせて居たのだ。
「類さんに寄ると…。
姉さんが行方不明に成る前に、接触した可能性の在る人物が御用と成ったそうです。
『牧野つくし』時代の姉さんの親友で在る 大河原さんと三条さんが、成敗してくれた
そうです。
後は、道明寺さんの頑張り次第共、類さんは、仰って居ましたが…。」
そう言って来た進に対して、古菱の父親は、軽く返事をして居た。
そんな古菱の父親の仕草には、進は、首を捻るしか無かったのだ。
また、古菱の父親にしても、進からの言葉には、何か、引っ掛かるモノが有ったのだった。
だからこそ、訊いて視た古菱の父親だったのだ。
「そうか?
分かった。
だが…。
今まで、花沢物産の後継者の事を、進は、『花沢さん』と、呼んで居たのでは無いの
か?
何故、急に、『類さん』呼びに成って居るんだ?」
だからだったのだろう。
進も、きちんと、古菱の父親に説明するのだった。
「元々、類さんと姉さんは、親友とは、また、違う…。
何と言うのか?
近い存在だったみたい。
姉さんにとっての道明寺さんは、『恋人』…。
でも、姉さんにとっての類さんは、『ソウルメイト』だったみたい。
云わば…。
類さんと姉さんは、きっと、魂で語り合える程の近い存在だったんだと思う。
道明寺さんも、其の事で、良く姉さんと喧嘩して居たから…。
きっと、道明寺さんでも、類さんと姉さんとの間には入れ無い程…。
類さんと姉さんは、近い存在だったんだと思う。
道明寺さんが、良く焼きもちを焼いて居る所を観た事有るし…。
だから、類さんから、言われたんだ。
“『花沢さん』だったら…。
他人行儀で、距離を感じるんだけど…。”って…。
だから、『類さん』呼びにする事にしたんだ。」
“そう言う事か?”と、理解した古菱の父親は、何気に思うのだった。
“『牧野つくし』の存在は、彼等(F4&T3)にとっては、かなり、大きな存在だったのだ
ろう。
唯、其の大きな存在を失った彼等(F4&T3)は、『牧野つくし』の為に、動き始め
た。
だからこそ…。
覚悟する時が、私にも、来たのかも知れない。
其の事を、進にも、改めて、きちんと言うべきだろう。”と…。
そう考えて居た古菱の父親に対して、進は、疑問に思って居た事を続けて訊き始めて居たのだった。
「ねぇ、父さん…。
訊いて良い?」
なので、古菱の父親も、了承したのだった。
「ああ。
良いぞ‼」と…。
なので、遠慮なく、進は、訊き始めて居たのだった。
「簡単に…。
“そうか?
分かった。”と、返事してくれたけど…。
既に、父さんは、此の事を知って居たの?」
“其の事か?”と、思い乍らも、古菱の父親は、進に話し始めるのだった。
「ああ。
既に、知って居た。
我が家(古菱家)は、道明寺家と同じく、財閥出身だ。
だから、警視庁との繋がりは、古くから存在して居る。
今回の美桜の件に関しても、大変、世話に成った。
だからという訳では無いのだが…。
美桜の事に関して、動きが有れば…。
報告を貰える様に、警視総監には、伝えて有ったのだ。
だから、彼等(F4&T3)の活躍は、既に、私の耳には、入って居た。
だから、既に、知って居たんだ。
其処で、進に伝えて於かなければ成らない事が有る。」
進は、何の事か?
分からなかったのだが、きちんと、聞こうと、其の時の進は、思って居たのだった。
「何の事…?」
なので、古菱の父親は、神妙な顔付きに成って、話しし始めて居たのだった。
「進は、私達夫婦にとっては、息子だ。
そして、古菱家にとっては、長男。
そして、古菱財閥にとっては、御曹司だ。
そして、古菱HDにとっては、後継者だ。
と言う事は…。
進は、もう、古菱家からは、逃げられない。
其の事は、理解して居るな?」
「………」
だからだったのだろう。
既に、覚悟を決めて居た進では在ったのだが…。
其の時の古菱の父親の言葉に、如何解釈して良いのか?
考える程だったのだ。
だから、其の時の進には、言葉無く、首を縦に振るしか無かったのだった。
だが、古菱の父親は、不安そうにして居る進に、尚も、話しし始めるのだった。
「美桜も、同じ事だ。
美桜は、私達夫婦にとっては、娘だ。
そして、古菱家にとっては、長女だ。
もう、美桜は、『牧野つくし』には、戻れない。
其れは、記憶が有ろうと無かろうと…。
同じ事だ。
其れに、母さんにとって、現在の『美桜』の事は、あの時に産んだ娘だと、解釈して居
る。
母さんが産んだ『美桜』が、生後半年で亡く成った事を、母さんは、知って居る筈なの
に…。
現在だけで無く…。
其の当時から、其の当時の記憶が、母さんには無い。
ショックで、床に伏して居る間に、其の当時の記憶が、母さんの中から、無く成った可
能性が有ると、其の当時に、ドクターからは、言われていた。
と言う事は、母さんにとっては、現在の『美桜』こそが、自ら産んだ『美桜』なのだ。
其れに、何故だか?
進の事も、自分自身が産んだ息子と、解釈して居る。
と言う事は、彼等(F4&T3)に寄って、美桜の記憶(『牧野つくし』としての記憶)
を呼び戻されたのでは、困るんだよ。
其れは、母さんの為でも有る。
其の事を、進にも理解してもらわなければ成らない。
勿論、此の件に関しては、司君にも、話しするつもりだ。
だから、進…。
良いか?
もう、彼等(F4&T3)とは、拘らないで欲しい。」
そんな風に言われた進は、返答に困って居たのだった。
何故なら…。
彼等…。
所謂、F4&T3の活躍のお陰で、姉で在る『牧野つくし』の無念は晴らす事が出来たのだ。
進は、『牧野つくし』としての姉に変わって、そんなF4&T3に感謝して居たのだ。
だからこそ…。
此れからは、『牧野つくし』としての姉に変わって、F4&T3と、拘って行こうと思って居たのだ。
そうする事で、また、何時かは、F4&T3が、『美桜』としての姉とも拘って行ける様な気がして居たからだったのだ。
其れなのに…。
古菱の父親からは、“拘らないで欲しい。”と、言われてしまったのだ。
勿論、進は、古菱の父親には、感謝をして居たのだ。
記憶を失くしてしまった姉を、自分自身の一人だけで支えて行くには、其の当時の進には、無理が有ったのだ。
だからこそ、古菱の父親には、感謝しか無かったのだ。
其れに、『美桜』にとって、古菱家での生活様式に馴染む事は、意外と早かったのだ。
其の頃の進は、そんな『美桜』を観て居て、解釈して居たのだ。
“道明寺邸に出入りして居た高校生の頃の『牧野つくし』としての姉ちゃんが、此処で
も、活かされて居るのでは無いだろうか?”と…。
だから、色々な人に支えられて、自分達姉弟が存在する事を、進は、感謝して居たのだ。
なので、悩むしか無かった進だったのだ。
だが、返答の無い進に、一抹の不安が過った古菱の父親が、更に、口を開いたのだった。
「進…。
此れからの進は、経済界にも顔を出していかなければ成らない。
其れは、『古菱進』としてと言う事に成る。
『牧野進』としてでは無い。
其れに、進は、もう、『牧野進』として戻る事は、許されない。
だから、此れからは、寄り一層、『古菱進』として、生きて行って欲しい。
だからこそ、彼等(F4&滋)と関わる事は、仕事上のみと考えて欲しい。
良いな‼
進…。」と…。
「………」
そして、返答の無い進には、更に、言って除ける古菱の父親だったのだ。
「だからこそ…。
司君に会う事は、私だけで会う事にしよう‼」と…。
「………」
此の時の進には、尚も、何も言えずに居たのだった。
<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく> 31.』は、『人間恐怖症…<つかつく
> 30.』同様…。
上記の文面に記載させて頂きました警視庁と民間との繋がりが、本当に実在するモノな
のかは、私共では、分かりません。
ですが…。
此処は、『二次小説の世界』と、スルーして頂けました成らば幸いです。
宜しくお願い致します。
また、関係者各位 様…。
勝手致しております事をお詫び申し上げます。>
