tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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人間恐怖症…<つかつく>  40.

ami




或る日の事だった。
司達 F4&T3の手で、『海』の事件を解決出来て、直ぐの頃の事だったのだ。


実は、司の父親で在る 道明寺HD 会長の保は、アジア圏に出張の際に、トランジットに寄り、日本の地に降り立って居たのだった。


其れも、司には、一切、極秘でのトランジットだったのだ。


何故なら、保は、古菱社長に会う為だったのだ。


しかも、お互いの何方かの会社内にて、会ったのでは無く…。
会食にて、アポを取り付けた道明寺HD 会長の保だったのだ。


道明寺HD 会長の保が、古菱社長にアポを取り付けた理由は、司の件の為だったのだ。


司と美桜の今後の為に、敢えて、道明寺HD 会長の保は、古菱社長にアポを取ったのだった。



実は、古菱社長 と 道明寺HD 会長の保は、同じ財閥系出身企業と言う事も在り…。
子供の頃から交流が有ったのだ。


だが、何時しか…。
其の交流も、途絶えて居たのだった。


古菱社長は、道明寺HD 会長の保よりも、10歳近く年上なのだ。


兄弟の居ない道明寺HD 会長の保にとっては、兄の様に慕って居た古菱社長と会えなく成った事は、寂しく思って居たのだ。


だから、こんな形でも、古菱社長と再会出来た事を、道明寺HD 会長の保は、嬉しく思って居たのだった。



だが、古菱社長にとっては、そうでは無かったのだ。


古菱社長にとっては、何故、古菱財閥 と 道明寺財閥との間に、確執が起きたのかも知って居たのだ。


だからこそ、古菱財閥 と 道明寺財閥の交流が途絶えた事も、古菱社長にとっては、承知して居たのだった。


過去に、古菱財閥 と 道明寺財閥のそれぞれの会長同士…。
所謂、古菱社長 と 道明寺HD 会長の保のそれぞれの父親同士との間に、確執が起こったのだった。


其の事に寄り、其の当時の両社は、敵対する形と成ったのだった。


なので、必然的に、古菱社長 と 道明寺HD 会長の保との交流も途絶えたのだった。



実は、道明寺HD 会長の保にとって、古菱社長は、憧れの人物だったのだ。


どんな時にも、スマートで、一見、見た目はクールなのだが…。
人として、相手に対する思い遣りは、常に、持って居る人物なのだ。



だからこそ、牧野つくし(美桜)と進姉弟の事を、放って置けないと思ったのかも知れない。
勿論、古菱家に纏わる(まつわる)色々な要件が有っての事は、否め無いのだが…。



そんな事から、道明寺HD 会長の保は、古菱社長に相談事を持ち掛ける様に、話しし始めるのだった。


先ずは、道明寺HD 会長の保が、古菱社長に挨拶したのだった。


「ご無沙汰しております。
 古菱社長…。」


なので、古菱社長も、道明寺HD 会長の保に言葉を交わしたのだった。


「そうだったね。
 かなり、ご無沙汰だったな。
 保君も、元気そうで、何よりだったね。
 で、私にアポを取って来るとは、如何いう要件だろうか?」


此処から、道明寺HD 会長の保は、本題に、移るのだった。


「はい。
 私共の愚息の件で、古菱社長に、お会い頂きました。」


古菱社長は、道明寺HD 会長の保が、言って来るだろう話しの内容は、何と無く、理解して居たのだった。


だが、古菱社長は、道明寺HD 会長の保に、言わせ様として居たのだった。


「ご子息の事…?
 何か、有ったのかね?」


なので、道明寺HD 会長の保も、お構い無く、話しし始めるのだった。


何故なら…。
道明寺HD 会長の保にとって、過去の司の件についても、全て、古菱社長には、知られていると、踏んでの事だったのだ。


「古菱社長は、もう、全て、私共の愚息の件は、ご承知だと思います。
 勿論、ご承知頂いて居ると認識して、お話しさせて頂きます。
 実は、私共の愚息の現在は、未だ、NYの大学を卒業した訳では在りません。
 NYの大学は、一応、休学扱いにして居ります。
 ですが…。
 そう何時までも、休学扱いにして置く訳には、参りません。
 私が、思うに…。
 私共の愚息は、例え、美桜さんから、受け入れられ無く共…。
 其れでも、尚、美桜さんの傍を離れないと思います。
 其れでは、私共の愚息が、将来的にも、美桜さんを守って行けるとは、とても、思えま
 せん。
 ですので…。
 古菱社長の手で、私共の愚息を、切って頂きたいのです。
 そして、古菱社長が、私共の愚息を受け入れられる日が来た時には…。
 如何か、私共の愚息を受け入れて遣ってもらえたらと思って居ります。」


だが、古菱社長は、道明寺HD 会長の保に、厳しい言葉を投げ掛けたのだった。


「保君…。
 君は、君の奥さんで在る 楓さんが、『牧野つくし』にして居た事を知って居るのか
 ね?
 其れに、君の息子で在る 司君が、『牧野つくし』の記憶が無かったとしても、司君の
 仲間達が、必死で、訴えているにも拘らず…。
 其れでも、『牧野つくし』を罵倒して居たらしいでは無いか。
 其の為に、色々な事件を引き起こす結果に成った。
 勿論、今回の事件解決に、司君達が、頑張ってくれた事は、感謝するよ。
 でも、保君の奥さんで在る 楓さん と 保君の息子で在る 司君が、『牧野つくし』
 にした事は、許される事では無いだろう。
 其の為に、牧野つくし(美桜)と進姉弟の両親で在る 牧野夫妻が、相次いで、亡く成
 る結果と成った。
 此の件は、直接的では無いにしても、保君の奥さんで在る 楓さん と 保君の息子で
 在る 司君の責任と云っても、過言じゃ無いだろう。
 だからこそ、私は、司君には、美桜の傍に居てもらいたく無いんだよ。
 例え、司君が、“美桜に償いたい。”と、言って居ても…。
 司君と『牧野つくし』との間を引き裂こうとして居た、一番の張本人で在る 楓さんの
 反省している姿が、私達の目に観えなくては、私にしても、進にしても、道明寺家を許
 す事は、出来ないんだよ。
 だから、司君と美桜の将来は、現時点に於いて、無いと思って欲しい。
 此の件に関しては、保君にも、理解してもらえると思うんだが…。」
「………」


道明寺HD 会長の保は、古菱社長から、そんな話しを聞かされて、一瞬、言葉に詰まったのだった。


だが、其れでも、道明寺HD 会長の保は、古菱社長に、食い下がったのだった。


何故なら…。
其れは、司の将来の為だったのだから…。


「古菱社長に、申し上げます。
 其の件に関しては、私も、十分、理解しております。
 古菱社長が、美桜さんと進君を、養子に迎え入れられた時に、牧野夫妻のお墓を建てら
 れたと、お聞きしました。
 しかも、牧野夫妻の命日には、進君と一緒に、お参りにも行かれて居るとも…。
 ですので…。
 私共は、牧野夫妻に、許しを得たいと思って居ります。
 其れには、進君の許しを得てからと思って居ります。」


古菱社長は、驚愕して居たのだった。


何故なら…。
其処まで、道明寺HD 会長の保が、調べ上げて居る事に、道明寺HD 会長の保の本気度を感じたからだったのだ。


だが、道明寺HD 会長の保は、そんな風に、驚愕して居る古菱社長に、更に、言って除けるのだった。


「其れと…。
 美桜さんが、愚息の子供を出産して居る事も知りました。
 と言う事は…。
 私共にとっても、美桜さんが出産為さった子供は、孫に当たります。
 ですので…。
 古菱家 と 道明寺家は、もう、切っても切れない縁と成りました。
 古菱社長…。
 如何か?
 私共の愚息に、美桜さんへ償う機会を与えて遣ってもらえないでしょうか?
 如何か?
 私の妻と私共の愚息が行った(おこなった)罪を、道明寺家で、償わせて頂けません
 か?」


此処迄言われた古菱社長は、道明寺HD 会長の保の情報網を、思い知ったのだった。


其の事に寄り…。
古菱社長は、道明寺HD 会長の保に、伝えるのだった。


「分かった。
 だが、私が、司君を認めるには、条件が有る。」


勿論、道明寺HD 会長の保も、“そう来るだろう。”と、認識して居たのだった。


だからこそ、道明寺HD 会長の保は、古菱社長に、言えた言葉だったのだろう。


「はい。
 承知しております。
 何なりと、お申し付け下さいませ。」


そんな風に、道明寺HD 会長の保の返答の言葉を聞けた古菱社長は、道明寺HD 会長の保に、言って除けるのだった。


「保君の言う通り…。
 司君が、NYの大学を卒業して居ないので在れば…。
 先ずは、卒業する必要性は有るだろう。
 そして、司君が、私の認める活躍をする様に成ってから、美桜と会わせ様じゃ無い
 か。
 其れで、良いかな?
 保君…。」


道明寺HD 会長の保は、古菱社長から、そんな言葉を聞けて、ホッとして居たのだった。


だから、道明寺HD 会長の保も、古菱社長に、言えた言葉だったのだろう。


「はい。
 ご配慮に感謝申し上げます。」と…。



そして、其の後の古菱社長は、進ともに、司に会ったのだった。


そして、道明寺HD 会長の保も、また、司に、NYに戻って来る様に、伝える事にしたのだった。

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