tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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人間恐怖症…<つかつく>  99.

ami



<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく>  99.』は、一部の言葉に、不快に思われる
 やも知れない言葉が入って居ます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



椿は、美桜の様子を観乍らも、未だ、司についての話しを、続けて話しして居たのだった。


「美桜ちゃん…。
 実は…ね。
 私は、ずーっと、司とつくしちゃんの恋を応援し続けて来たの。
 私には、未だに、心残りの恋が、存在して居るの。
 其れは…ね。
 私が、高等部に通って居る時の事だったの。
 私が、高等部に通って居る頃には、お付き合いしていた彼氏が居たの。
 でも、其の私の恋は、母に寄って、妨害されて…。
 結局、潰されたの。
 そして、其の後の私は、まだ、高等部に通って居たというのに…。
 無理矢理、お見合いさせられて、結局、大学1年の時に、政略結婚させられたの。
 そして、私は、LAに、渡米したの。
 其の後直ぐに、司の様子は、変わったわ。
 暴れる様に成ったの。
 親の愛情を受けずに育った司にとって、私は、唯一の身内だったの。
 勿論、道明寺家に、60余年、仕えてくれて居る使用人頭のタマさんからの愛情も、司は、
 受けて居たわ。
 でも、司にとって、タマさんは、親じゃ無いわ。
 其れに、身内でも無い。
 司にとって、タマさんは、使用人なのよ。
 其のタマさんからの愛情さえ、其の当時の司は、鬱陶しく思い始めて居たの。
 つくしちゃんは、そんな司が、其の頃に巡り合った女性だったの。
 司の飢えた愛情は、全て、つくしちゃんに、注がれたわ。
 其の頃の司にとって、つくしちゃんは、無くては成らない存在に成ったわ。
 だから、私は、司とつくしちゃんの恋を応援したの。
 其れに、私は、つくしちゃんの事が、好きだったし…。
 でも、そんな司とつくしちゃんの仲を、引き裂き始めたのは、やはりの母だったの。
 そして、結局…。
 司は、つくしちゃんの記憶を失う様な事件に巻き込まれた。
 其の事件は、私達 姉弟の両親が、犯した罪を、司が受けたモノだったの。
 其の頃の母は、やっと、つくしちゃんの事を認め始めて居たの。
 其れなのに…。
 つくしちゃんの記憶を失った其の当時の司は、罪も無いつくしちゃんを、虐め始めたの。
 そんな司に、母は呆れて、NYに呼び寄せたの。
 そして、司が、NYに渡米して来た3年後に…。
 司の記憶が、戻ったわ。
 其の時の司は、後悔して居たわね。
 今思えば…。
 司とつくしちゃんの恋は、一進一退だったと思うわ。」と…。


此の時の美桜は、未だ、胸元は、押さえている状況だったのだが…。
じーっと、椿の話しを聞いて居たのだった。


此の時の進にとっては、姉で在る 美桜の様子が、不安で仕方無かったのだ。


だが…。
椿の話しを止める進を、美桜から、制止して来たのだ。


取り敢えず…。
椿の話しを、じーっと、聞いて居る此の時の美桜の様子を、唯、観ようとする進だったのだ。


其の時だったのだ。
椿の話しを聞いて居た美桜は、椿の事を、気遣う様子を観せるのだった。


「椿さんの今は、幸せ…何ですか?」と…。


そんな風に訊いて来た美桜に、椿は、思うのだった。


“あの頃のつくしちゃんと同じだわ。
 やっぱり、美桜ちゃんは、『つくしちゃん』…何だわ。”と…。


なので、椿は、美桜に、ニコッと、笑い掛けて、言って除けるのだった。


「ええ。
 今は、とっても、幸せよ。
 絶対、主人には、靡かないつもりだったんだけど…。
 今の私は、彼が、政略結婚相手で、良かったと思えるの。」と…。


そんな椿の発した言葉に、美桜は、ニコッと、笑い返したのだった。



だが、椿は、美桜に、訊き始めるのだった。


本来なら、訊き難い話しの筈なのだが…。
椿は、美桜とは、女性同士で在る事から、話しし始めるのだった。
“私(椿)の想いが、美桜ちゃんに届いて欲しい。”と、思い乍ら…。


「もしかして…。
 美桜ちゃんは…。
 過去の自分自身で在る 記憶の無い『つくしちゃん』の事を、嫉妬して居ないかしら?
 美桜ちゃんにとっての『つくしちゃん』の事は、頭では分かって居るのよね。
 でも、美桜ちゃんにとっての『つくしちゃん』は、過去の自分自身で在っても、記憶の無
 い自分自身よね。
 だからこそ、美桜ちゃんにとっては、不安だし…。
 美桜ちゃんは、“『つくしちゃん』の事を、他人として観て居るんじゃないか?”と、私に
 は、思えたの。
 違うかしら?
 だから、美桜ちゃんは、“過去の自分自身で在る 『つくしちゃん』に、嫉妬して居るん
 じゃ無いか?”とも、私は、思ったの。」と…。


此の時の美桜は、椿の話しを聞いて居て、驚愕するのだった。


何故か?
美桜は、司が、“『お前』…。”と、話しする度に…。
不安に成って居たのだった。


其の意味を、椿の話しを聞いて、やっと、理解した美桜だったのだ。



其処で、椿は、更に、美桜の様子を観乍ら、話しし始めるのだった。


「美桜ちゃん…。
 司は、本当に、美桜ちゃんの事を愛して居るのよ。
 司が、私に、言って来たのよ。
 “俺は、今、凄ぇ幸せ…何だ‼
  俺の傍には、美桜も、潤も居る。
  こんな幸せを、もう、離したくねぇ。”って…。
 勿論、高等部の頃の司は、つくしちゃんの事を、愛して居た事は事実よ。
 だけど…。
 其の頃のつくしちゃんは、今の美桜ちゃんとは、正反対の女の子だったの。
 正義感が強くて、しっかり者…。
 高等部の頃の荒れていた司を、真っ当な男にしてくれたのは、高等部の頃のつくしちゃん
 だったの。
 でも、其の頃のつくしちゃんは、司に頼る様な女性じゃ無かったの。
 言う成れば…。
 『つくしちゃん』と、いう女性は、一人でも生きて行ける様なタイプの女性だったの。
 司は、良く、私に言って居たのよ。
 “あいつは、俺に頼る様な女じゃねぇ。
  俺には、何も言わねぇで、一人で勝手に決めて…。
  結局…。
  俺は、置いて行かれる。”って…。
 でも、今の美桜ちゃんは、司に頼ってくれる。
 其の事が、司は、嬉しいみたいね。
 今の司は、美桜ちゃんから頼られる事に、生き甲斐を感じて居るのよ。
 今の司は、もう、親の稼いだお金で、生活して居るんじゃ無いわ。
 ちゃんと、企業のトップとして、お金を稼いで居るのよ。
 だからこそ、司は、美桜ちゃんから、頼られたいのよ。
 美桜ちゃん…。
 お願い…。
 司と会って…‼
 美桜ちゃんの今の想いを、司に、ぶつけて遣って…。
 美桜ちゃんの想いを、受け止められるだけの器量も、度量も…。
 今の司には、備わっているわ。
 だから…。
 司に会って遣って…。」と…。


此の時の美桜は、過呼吸を克服出来たのか?
進にも、分からない。


だが、此の時までの美桜は、息苦しさを感じて居る様子だったのだが…。
椿の話しを聞く内に…。
次第に、落ち着きを取り戻して居たのだった。



そんな美桜の様子を観て居た椿は、更に、言って除けるのだった。


「美桜ちゃん…。
 お願い…。
 司に話しするから…。
 今の司を救って遣って…。
 今の司を救えるのは、美桜ちゃんしか居ないの。
 美桜ちゃんだけ…なのよ。」と…。


そんな風に、必死で、訴えて来る椿に、負けた様な形と成った美桜は、椿に、返答するのだった。


「はい。
 分かりました。」と…。


其処で、更に、椿は、美桜に、要求するのだった。


「時間的には、他家に、訪問する様な時間帯じゃ無いんだけど…。
 今から、司を、此方(古菱邸)に、来させても良いかしら?
 『善は急げ』って、言うでしょ?
 美桜ちゃん…。
 如何かしら…?」と…。


実は、本来の美桜は、もう、司に会いたく無いと思って居たし…。
話ししたく無いとも、思って居たのだ。


だが…。
今の美桜は、“司さんに会って、本当の気持ちを訊きたい。”と、思って居たのだった。


だからだったのだろう。
美桜は、椿に、伝えるのだった。


「分かりました。」と…。



なので、美桜からの返答が聞けた此の時の椿は、慌てる様に…。
古菱邸を後にして…。
道明寺邸に、戻ったのだった。

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