人間恐怖症…<つかつく> 129.
<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく> 129.』は、不快に思われるやも知れない
言葉 もしくは、連想させる様な言葉が入って居ます。
了承の程、宜しくお願い致します。>
司は、美桜からの予期して居なかった言葉に、驚愕して居たのだった。
【美桜は、司に、訊きたかった事を訊き始めるのだった。
「司…。
私…。
料理して居たのよね?」
司は、言葉無く…。
頷くのだった。
なので、此の時の美桜は、自身の願望を言って魅せるのだった。
「だったら…。
今の私にも、料理出来るわよね。
私…。
遣って視たい‼」と…。】
だからだったのだろう。
司は、驚愕の言葉しか出て来なかったのだ。
「はぁ~??」
そして、そんな美桜の様子を観て居たF3&T3も、また、目が点状態と成って居たのだった。
だが、美桜は、本気だったのだ。
美桜自身…。
『古菱美桜』として、第二の人生をスタートさせた時から…。
一般家庭で育った『牧野つくし』と違い。
既に、お嬢様だったのだ。
だからだったのだろう。
此れまでの美桜の身の回りのお世話は、全て、使用人頭の仕事だったのだ。
其れは、美桜の息子で在る 潤にしても同じだったのだ。
勿論、美桜は、あの事件以来…。
一命を取り留めたものの…。
病弱に成った事は、否めないのだ。
だからだったのかも知れない。
自然と、お嬢様気質に成ったのかも知れないのだ。
だが、現在の美桜は、司のお陰とも言うべきなのか?
完全に回復したと言うべきでは無いのだが…。
少しずつ、健康を取り戻しつつ在ったのだった。
だからだったのかも知れない。
美桜の潜在能力とでも言うべきなのか?
『牧野つくし』の特許とでも言うべきなのか?
『行動力』 と 『好奇心旺盛』な部分が、美桜の中から、顔を出し始めて居たのだった。
元々、『牧野つくし』という女性は、家事全般熟す事に長けて居たのだ。
“料理とて、『牧野つくし』なら、容易い事でも…。
『古菱美桜』と成れば…。
如何なのだろうか?”と、司は、思わざるを得なかったのだ。
司が、そう思うには、理由が有ったのだ。
“美桜が、『古菱美桜』と成ってから…。
美桜は、何年も、料理をして来なかったのだ。
俺が、不安に成っても、仕方ねぇだろ?”と、司は、思って居たのだった。
だからこそ、司は、渋い顔を美桜に、魅せて居たのだった。
だからだったのかも知れない。
美桜は、“司から許して貰えないかも…。”と、思うのだった。
なので、美桜は、司に、お願い作戦で打って出る事にしたのだった。
「ねぇ、司…。
ダメ…?」と…。
美桜は、司の顔を覗き込む様に、自身の顔を近付けて、にこっと、笑って魅せたのだった。
其の美桜の顔付きに…。
今迄、渋い顔付きに成って居た司は、そんな美桜に、負けたかの如く…。
デレっとした顔付きに成り、言ってしまったのだった。
所謂、締まりの無い顔付きに成った司の顔付きのままで、美桜に、言ってしまったのだった。
「分かった。
取り敢えず…。
古菱社長と相談してから…だな。」と…。
なので、美桜は、嬉しさの余り…。
司に、抱き着き…。
嬉しさを爆発させて居たのだった。
「有難う!」と、言い乍ら…。
そんな司と美桜の様子を観て居たF3&T3は、驚愕処では無く…。
所謂、放心状態だったのだ。
何故なら…。
此の状況が、もし、『牧野つくし』なら…。
絶対、有り得ない状況なのだ。
此の状況が、『牧野つくし』だったとしても…。
絶対に、『牧野つくし』から、司に、抱き着く筈が無いのだ。
仮に、他人前(ひとまえ)で、司から、『牧野つくし』を抱き締め様とすれば…。
司は、『牧野つくし』から、其の場で、お痛をされて居たと、誰もが思うだろう。
だが、『古菱美桜』は、F3&T3という他人前(ひとまえ)で、自ら、司に、抱き着いたのだ。
F3&T3は、此の状況に、それぞれ、思うのだった。
“有り得ない。”と…。
“有り得ないっつーの‼”と…。
“有り得ないですわ。”と…。
だからだったのかも知れない。
更に、放心状態のF3&T3だったのだ。
また、だからだったのかも知れない。
此の時点に於いての司は、あきらの母親で在る 夢子の失態を、すっかり、忘れて居たのだった。
実は、後には、あきらも、此の事に気が付いて居たのだが…。
司から、何も言って来ない事に、ホッとして居たのだった。
だからだったのだろう。
あきらは、F2&T3に、懇願するのだった。
「俺のお袋がした失態の件は、司には、伏せて置いてくれ‼」と…。
此れには、“当然だろう(だよね。・ですよね)。”と、思うF2&T3は、あきらからの要望に、納得するのだった。
なので、あきらには、納得の返答をするF2&T3だったのだ。
「「「了解‼」」」と…。
「「了解しました。」」と…。
そして、其の後の司は、美桜との約束通り…。
古菱社長と相談するのだった。
司は、美作邸での出来事を、古菱社長に説明後…。
提案を持ち掛けるのだった。
「美桜さんが、“料理をしたい。”と、言って居ますが…。
古菱邸では、難しいかと思います。
古菱邸では、古菱夫人が、いらっしゃいます。
古菱夫人が、許して下さるとは、とても、思えません。
ですので、私の監視の下…。
道明寺邸で、美桜さんに料理させるのは、如何でしょうか?
道明寺邸でしたら…。
『牧野つくし』の事を可愛がっていたタマという使用人頭が居ります。
タマは、『牧野つくし』の事も、良~く知って居ます。
ですので、道明寺邸にて、美桜さんが、料理をする事を、お許し頂けないでしょうか?」と…。
そんな風に、司から要望を受けた古菱社長は、仕方なく、了承するのだった。
「承知した。
だが…。
未だに、私は、美桜の記憶が戻る事が、何より、怖い。
其の事を、司君が、理解してくれて居るのなら…。
此の件も、許そう。」と…。
なので、司は、古菱社長の気持ちを理解して居るので、言って除けるのだった。
「承知しております。
何時も、古菱社長の美桜さんへの想いを、肝に銘じて、行動致します。」と…。
なので、司は、古菱社長から、許される事に成ったのだった。
そして、司は、其の足で、タマに連絡を取り…。
道明寺邸での司の自室で在る 東の角部屋に、キッチンを作る様に、手配したのだった。
そして、此の事は、美桜にも、司の口から、報告されたのだった。
なので、其の後の美桜は、道明寺邸に、通う日々だったのだ。
そうしている間に…。
美桜は、道明寺邸の使用人 及び スタッフとも仲良く成り…。
美桜の身体から異変 や 症状が出て来る事は、唯の一度も、無かったのだった。
司は、美作邸での事を、思い出したかの様に思って居たのだった。
“或る意味…。
あきらの母ちゃんの失態は、ファインプレーだったな‼”と…。
そして、何故か?
あきらは、其の後…。
司から、感謝されるのだった。
