tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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慕情そして恋情…<つかつく>  21.




<翼side>


俺がNYに渡米して、2か月後に、弟が生まれた。


実は、母さんは3人目を妊娠していた。


名を『翔』と、言う。



実は、蘭が生まれてから、怒涛の結婚ラッシュと成った。


父さんと母さんは既に入籍はしていたが、結婚式がまだだった為、蘭が生まれて3か月後に俺と蘭のお披露目も兼ねて、父さんと母さんの結婚式・披露宴を執り行った。
結婚式は、身内と父さんと母さんのそれぞれの親友のおじさん達とお姉様方(?)とその家族のみにて執り行った。
まあ、披露宴は、そう言う事も行かず、企業関係者等、大勢の出席者と成った。


その後、1か月後には、総二郎おじさんと優紀さんが、やっと、茶道 西門流の重鎮の方々から了承を得られたとかで、結婚式・披露宴が執り行われた。


その後、2か月後には、あきらおじさんと桜子さんが、夢子さん(あきらおじさんのお母さん)と双子のお姉さん方のプッシュが有った様で、結婚式・披露宴が執り行われた。


あきらおじさんは、“俺が、『おじさん』呼びで、何で、お袋が、『おばさん』呼びじゃねぇんだよ‼”って、怒ってるけど…。
俺も母さんから、そう呼ばされてるから、良く分かんないんだよな?


後、何か月後だったか忘れたけど…、類おじさんと静さんが授かり婚らしく、結婚式・披露宴が執り行われた。


それで、揃いも揃って、翔が生まれた同じ年に、総二郎おじさんの所は『優一郎』、あきらおじさんの所は『つよし』、類おじさんの所は『健』が生まれた。


父さんとおじさん達を4人で『F4』って言うらしい。
で、同じ年生まれの息子達4人を合わせて、『F4junior』=『F4jr.』と、言うらしい。


俺も父さんに瓜二つだと自分でも思うけど、翔もまた、父さんに瓜二つ何だよな‼


何処までも、父さんのDNAは、凄いらしい。
父さんの親友のおじさん達が言っていた。



何だかんだ言っても、翔が生まれた事で、父さんは、“翔が、道明寺HDで翼と一緒に盛り上げてくれる様に成るまで、俺は頑張らねぇとな‼”って、言ってると、母さんから聞いた。


俺も、蘭と翔の兄貴として、しっかり、NYで修行をしようと思う。
何時か、俺が翔に教えて遣れる様に…。




<司side>


月日の経つのは早いと言うのか…。


翼は大学を卒業後、大学院の進学を選び、道明寺HDの仕事をしながら、学業との二足の草鞋で頑張って居る様子だった。


翼は大学院では、MBA取得の為、頑張っていると聞いて居た。


その後、翼は、大学院在学中にMBAを取得して大学院を卒業し、そのまま、NYに残り、親父の秘書をしながら、道明寺HDの仕事を覚えて居る様子だった。


誰が言ったかは知らねぇが、俺より、翼は優秀らしい…。


まあ、言われても仕方ねぇと自覚は有るがな




そして、あれから数年が経ち、翼は今年、30歳に成る。
一応、恋人らしき女性は、何人か居た様だが、結婚には至っては居ねぇ。


お袋が焦り出している様子だった。


俺とつくしは、翼のしたい様にすれば良いと思って居るのだが、お袋は違う様だった。


お袋が何度か、翼に見合いの話しを伝えたそうだが、“鼻で笑われた…。”と、つくしに愚痴を言って来たそうだ。


翼、お前、中々、遣るなぁ~‼
お袋が、翼の態度に度肝抜かれたそうだぞ‼
お袋の秘書が、西田に伝えて来たわ。


まあ、確かに、翼も今年からは、『道明寺HD 専務』だ。


“いい加減、身を固めろ‼”と、言いたいが…。
前に、翼から言われた事が有った。


「父さん、言って於くけど…。
 確かに、そう成らざるを得ない状況だったのは頷けるけど…。
 父さん達が入籍したのは、父さんが34歳の時じゃなかったっけ?
 じゃあ、俺なんて、まだまだ、ひよっ子だよな?」
「………」


もう、“何も言えねぇ‼”だった。


俺とつくしが混ざり合うと、こんな風に成るのかぁ~??
ほんと、信じらんねぇ‼

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