エロ門、降臨【エロ門、登場】…<総優> 18.
<総二郎side>
優紀は、俺との約束を守って、半年後に、日本に帰国して帰って来た。
俺は、優紀がNYに居る間も、何度も、仕事に託けて、NYに渡米しては、優紀との情事を重ねて来た。
恋人同士、何だから、当然では在るのだが…。
で、優紀は、NYでの仕事を勤め上げて、仕事を辞めて、俺の両親に挨拶して、認められて、本格的に西門流の内弟子と成り、お袋に就いて、茶の稽古から、西門流の仕来たり等を学んで居た。
そして、俺の海外への仕事の時は、『party』等の出席も在るので、俺のパートナーの役目も有るという事から、優紀も俺に同行して出張に就いて来て居た。
優紀は、英語が堪能なので、俺が間に入らなくとも、出席者との会話を楽しんでやがる。
出席者の冗談にも、巧に交わすコツを覚えて来たので、こっちが冷や冷やする事も、ここ最近は、減って来ていた。
だが、優紀の着物姿は、海外だけじゃ無く日本でも好評で目立つ存在な為、優紀に色目を使って来る輩の多い事…。
俺は、そいつ等を毎回、睨み付けて交わしている。
優紀さん…よぅ~。
俺の苦労も、ちったぁ、分かれよ‼
いつも、ニコニコしやがって…。
俺は、今頃に成って、司の苦労が分かる様に成って来たわ‼
司…。
あの頃は、笑って、悪かったな‼
で、その後の俺と優紀と言えば…。
俺は、優紀の両親に挨拶して、取り敢えず、許してもらえた。
で、俺と優紀は…。
俺が26歳(12月3日が来たら、27歳に成る)、優紀が26歳(優紀は誕生日が来た後なので…一時的に、同じ歳に成っていた。)で、婚約した。
そして、俺の誕生日には、結婚式をした。
其れと言うのも、親父が、急に、“年明けの初釜の席で、優紀さんに次期家元夫人としての役割を務めてもらおう‼”と、言い出した事から、急遽、俺の誕生日に結婚式を執り行う事に成った。
親父には、“いい加減にしろよ‼”と…。
“勝手な事ばかり、言うんじゃねぇよ‼”と、言いたかったが…。
親父は、親父で、優紀を受け入れてくれているって事だろうから、何も言わずに於いて遣った。
だが、婚約してから、半年も経たない期間での、結婚式には、些か、面食らった。
お袋が一番、慌てたんじゃねぇのか?
親父の突発的な発想は、家族を振り回すって事を、この歳に成って知るって、如何だよ?
だが、優紀が、西門家に入って来てから…。
色々な副作用が良い意味で、西門家の人間に現れ出した。
此れも其れも、優紀のお陰、何だよな。
まあ、寄り一層、俺に対して、お袋が口煩く成った事を除けば…。
お袋は、優紀の事に成ると、俺に口煩く成る。
いつも、俺が、お袋から言われる言葉は…?
「私(わたくし)は、優紀さんの味方ですから…。
良~く、覚えて於きなさい、総二郎‼」
俺は、お袋には、此れしか言い返せねぇだろ?
「はい、はい。」
そして、俺と優紀の結婚式…。
あいつ等 F3&T3も、祝福してくれた。
当然だけど…な。
だが、揶揄る事は、忘れてねぇって、如何よ?
F3で、俺を揶揄いやがる。
「しかし、あん時は、如何成るかと思ったよな?」
「ほんとだよ‼」
「だがよ、総二郎の目覚め方が、べた過ぎて…。
今じゃあ、『笑い種』だよな?」
「うるせぇ~よ‼
この、祝いの席で、何が言いてぇよ?」
F3は、顔を見合わせてから、俺の方を一斉に見ながら、言って来た。
「「「総二郎が、幸せに成れて、良かったって、話しだ(よ)‼」」」
だから、“こいつ等は、こいつ等成りの俺への祝福、何だろう‼”と、悟った。
だから、素直に礼が言えた。
「あの当時は、心配掛けたな。
お前等が居たから、俺と優紀の今が有ると思う。
ほんとに、サンキュな‼」
F3は、また、顔を見合わせ乍ら、同時に3人で、俺に覆い被さって来た。
俺は、格好良く、ヘアセットしてんだ‼
“止めろ‼”って、言いたかったが…。
何故か、言えずに居た。
何故なら、こいつ等の笑顔を見たら、言えなかった。
こいつ等との付き合いは、20年以上…。
その間、色々な事が有ったよな。
否、物心付いてからは、20年だが…。
親の付き合いから言うと、四半世紀か?
まあ、この先、まだまだ、付き合いは、続くよな‼
此れからも、宜しく頼むぜ、F3‼
fin
