tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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奇跡の出会い…<つかつく>  10.




<此の二次小説『奇跡の出会い…<つかつく>  10.』は、此の度の世界的な事案に
 寄り、此の時期には、相応しくない二次小説ネタと成っております事をお詫び申し上げ
 ます。
 一部の言葉の中には、不快に成られるやも知れない言葉が入っております。
 重ねて、お詫び申し上げます。
 ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。>



司が、つくしに言った言葉に対して、つくしは、司に反論して居たのだ。


「其れじゃあ…。
 政略結婚と変わらないんじゃ無いの?」と…。


だが、司は、言い訳がましい言葉を、つくしに言って除けて居た。


「否、其れはねぇ。
 “恋愛結婚だ‼”と、発表する。
 政略結婚じゃねぇんだから、其処は、当然だろ?」
「………」


だが、つくしは、そんな司に、呆れて、言葉も出せないで居たのだ。


司は、唯、必死で、つくしに詫びを入れ、懇願して居たのだ。


司は、つくしを、自身の傍に置いて於く為に、必死だったのだ。


だから、何時の間にか?
司の高熱は、完全に、平熱に戻り、つくしのお陰(?)で、すっかり、元に戻って居たのだった。



だが、つくしは、如何したら良いのか?
結局、分からず、司の言葉にも、何も言い返せずに居たのだった。



其の後のつくしは、タマから、懇願されていたのだ。


実は、あれからのつくしは、タマが支えだったのだ。


其の為…。
何時の間にか?
つくしとタマは、仲良く成って居た。


其の事から、つくしは、タマに、『つくし』呼びをしてもらって居たのだ。


「つくし…。
 坊っちゃんの傍に、もう少し、居てやっとくれよ。
 つくしが、坊っちゃんの傍に居ると…。
 ここ最近では無い程に、坊っちゃんは、落ち着いて居るんださね。
 何時の間にか?
 坊っちゃんの高熱も、平熱に戻る位ださね。
 つくしが、坊っちゃんの傍に居ないと、また、坊っちゃんの高熱も、復活するだろう
 …さね。
 頼んだよ、つくし…。
 坊っちゃんの傍に居ておくれよ。」


ますます、つくしは、悩み始めるのだった。


つくしは、仕方なく、道明寺邸に、お世話に成っては居るが…。
あれから、3ケ月は、優に経って居た。


だが、そんな頃…。
つくしの知らない処で…。


『道明寺HD』 と 『老舗割烹旅館 まきの』 との間に、動きが出ていた様子だったのだ。


更に、つくしの中に、司に対して、不信感が募る事に成るのだった。


其れは、何故なら…。
つくしの知らない処で、旅館が新しく生まれ変わる事を、良しとして居ないつくしが、其処には居たのだから…。


しかも、つくしが、道明寺邸に、お世話に成って居る間に『コト』は、進められて居たのだ。


司の行動に、疑問を呈しても仕方の無いつくしが、其処には居たのだった。


だから、また、司を無視し始めるつくしだったのだ。



実は、此の提携に関しては、水面下で、既に、行われて居たのだ。


其れは、司が、高熱を出している間も…。
西田に、指示を出していた司だったのだ。


だから、『老舗割烹旅館 まきの』は、『道明寺HD』と、提携合意する事に成ったのだ。


つくしのパパが、『老舗割烹旅館 まきの』の支配人として、提携合意に了承したのだ。


此の提携には、つくしの弟の進が、一枚噛んで居たのだった。


旅館は、観光客…。
特に、海外からの観光客をターゲットにした癒しを実現した空間を提供出来る旅館構成へと変貌させる内装のリフォーム工事が始まって居た。


其れに伴い、建物維持の為の工事も、同時に行われて居た。


此の大規模なリフォーム工事には、実は、楓が一枚噛んで居たのだった。


『老舗割烹旅館 まきの』は、国の了承無しには、工事が行えないから…だ。


なので、楓は、文化財としての価値を崩す事無く、手を加える事を、国に申し出て、了承させて居たのだった。


と言う事で…。
『老舗割烹旅館 まきの』の屋号は其のままで、『老舗割烹旅館 まきの』は、新しく生まれ変わる事に成ったのだった。



なので、司は、つくしが、再び、自身を無視し始めた事に、待ったを掛けたのだった。


企業上…。
提携合意した企業と、色々な事案を推し進めて行く事は、極自然な事で在った。


其れを、一々、つくしに了承を得る事は、可笑しな話しだった。


しかし、つくしの同意無く、推し進めて居た事で…。
また、司は、“つくしを失うのでは無いか?”と、不安に駆られて居たのだった。


司は、必死に成って、つくしを説得し始めて居たのだ。


「俺等は、もう既に、そう簡単に切る事の出来ねぇ間柄だよな?
 お前だって、分かってるだろ?
 何なら、皆に聞こえる様に、言って遣ろうか?」


そうなので在った。
司とつくしは、既に、そういう間柄だったのだ。


だから、つくしは、司の言葉に、焦ったのだ。
司は、有言実行タイプな事は、つくしは、既に、認識済みだったのだから…。


「皆さんには、言わないで…。」


だが、司は、つくしに諭す為に言った言葉だったので、本気で、言うつもり等無かったのだ。


だから、司は、つくしに言えた言葉だったのだろう。


「言わねぇよ。
 つくしが、俺を捨てねぇのなら…な。」
「………」


つくしは、司のそんな言葉に、ホッとすると、同時に、呆れて言葉も、出て来なかったのだ。


だが、司は、つくしの気持ち等…。
放ったらかしで、話しを続けていたのだった。


「なぁ~、つくし…。
 分かるだろ?
 此れも…な。
 企業を存続させる為の知恵…何だよ。
 勿論、利益を得る為には、遊びじゃねぇんだ。
 言う事は言わせてもらう。
 例え、つくしが、俺の嫁さんに成ったとしても、『老舗割烹旅館 まきの』の今後
 は…『道明寺HD』グループの傘下企業に成るんだ。
 利益は追及する。
 其れは、企業として当然だよな。
 其の為の企業努力には、協力する。
 此れからは、企業存続が優先だろ。
 違ぇか、つくし…?」
「………」


司が、言って居る事が真っ当過ぎて、つくしは、何も言い返さなかったのだ。
否、言い返せなかったのだ。


つくしは、唯、一言…。
伝えて欲しかっただけだったのだ。


つくしにしても、つくしの我が儘だと言う事は、十分に分かって居たのだ。


其れは、司が、道明寺HDの日本支社 支社長として…。
『老舗割烹旅館 まきの』を救ってくれた事を、十分に、理解して居たのだ。


否、司が、『老舗割烹旅館 まきの』を救ってくれた事は、間違い無いのだ。


其れに、つくしとて、既に、引き返せない程に、司の事を好きに成って居る自覚が有るからこそ、司と別れる選択肢は、今のつくしには無いのだ。


つくしは、司を許すしか選択肢が無いのだろうと、覚悟を決めて居たのだった。




<此の二次小説『奇跡の出会い…<つかつく>  10.』は、此の度の世界的な事案に
 寄り、此の時期としては、相応しくない二次小説ネタと成っております事をお詫び申し
 上げます。
 不快に成られました成らば、重ねて、お詫び申し上げます。
 私共sideの妄想の下の二次小説ネタで在りますので、申し訳無く存じ上げております
 が…。
 此の二次小説ネタを推し進める必要に駆られて、此の時期に相応しくない二次小説ネタ
 を展開致しております。
 ご了承賜りました成らば、幸いに存じ上げます。
 宜しくお願い申し上げます。
                     お詫び掲載日…2020.2.27 3:26>

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