tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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あれから【再び】…<総優>  続編㉑




<総二郎side>


俺は、あきらからの話しを聞いて、納得して居たのだった。
ここ最近の優紀の精神力の強さを…。


図太く成ったというのか?


元々、芯はしっかりしていた優紀だったのだが…。
其れ以上に、何事にも、動じなく成って来たというのか?


ここ最近の優紀を観て居て、頼もしいとは感じていた俺だったのだ。


だからだったのだろう。
そんな顔付きでもしていた俺だったのか?
あきらは、怪訝な顔付きをして、俺に言って除けて居たのだった。


「何だよ、総二郎…?
 何か、言いた気だな?」


だから、俺は、あきらに返答して遣った。


「否な…。
 ここ最近の優紀の姿を観て居て…。
 何事にも、動じなく成って来たというのか?
 何か、優紀に、頼もしさを感じて居たんだよな。
 だから、そんな優紀は、“桜子の影響でも受けて居るんじゃねぇのか?”と、考えて居た
 んだ。
 だから、あきらから、此の間のF4&T4の集まりの話しを訊いて視たく成ったって訳だ‼
 けど…。
 良~く、分かった気がするわ。」


総二郎は、優紀との会話を思い出して居たのだった。


<総二郎と優紀の会話より>


【俺は、一度、優紀に聞いた事が在ったのだ。


 「何で、言い返さねぇんだ?」と…。


 ところが、優紀からの返答は…。


 「私が、言い返した処で…。
  西門流 や 総二郎さんの事を悪く言われるだけです。
  私さえ、気にし無ければ…。
  解決する事も在ると思うんです。
  だから、何も、言い返さずに居ます。
  其れに、私は、総二郎さんの事を信用して居ますし…。
  もう、遊ぶ事は無いですよね?」


 だから、俺は、優紀に、即答して遣った。


 「ったりめぇだろ‼
  優紀と再会してからの俺は、優紀一筋だっつーの‼
  優紀を失いたくねぇから…。
  もう、遊ばねぇっつーの‼」と…。   】



だから、俺は、優紀との会話の話しを、あきらに話しして聞かせて居たのだった。


だから、あきらは、俺に賛同の言葉を告げて来たのだった。


「まあ、そうだろうな。
 少なからず…。
 牧野と優紀ちゃんは、桜子の影響を受けているだろうけど…よ。
 滋と桜子も、牧野の影響は、受けてるだろうし…よ。」


だから、俺も、あきらに言って除けたのだった。


「ああ、そうだろうな。
 何か…よ。
 T4のそれぞれが、頼もしく成って来たと思わねぇでもねぇが…。
 桜子の話しじゃねぇけど…よ。
 俺等 F4と付き合う処か?
 結婚すると成ると…。
 もっと、其れ以上に、逞しく成って行くって事だろ?
 末恐ろしいな‼」


あきらも、俺に賛同の言葉を告げて来たのだった。


「ああ、最も…だ。」と…。


そして、其の後は、他愛の無い会話を話しして、俺とあきらの飲み会は終了して、それぞれの愛しの婚約者の下に、帰って行ったのだ。



で、マンションに帰宅した俺は…。
優紀に伝えるのだった。


「優紀…。
 優紀は、ずーっと、其のままで居ろよ‼」と…。


だが、優紀には、何の事を、俺から言われているのか?
全く見当が付かねぇ様で、首を傾げていた。


勿論、其の首を傾げた優紀の姿は、可愛らしく…。
俺は、酔っ払って居る事も在り…。
俺自身、優紀に、凭れ掛かったのだ。


其処に、優紀は、俺に訊いて来たのだった。


「今日は、美作さんとの飲み会だったんですよね?
 どんなお話しをされたんですか?
 そんなに楽しい飲み会だったんですか…?
 普段、酔っ払った事の無い総二郎さんの今日は、かなり、酔っ払ってます~?」


だから、俺は、言って遣った。
酔った振りをして…。


「ああ。
 今日は、良い酒だったから…。
 飲み過ぎたかも…な。
 優紀は、酔っ払ってるこんな俺の事は嫌ぇか?」


だが、優紀は、顔を左右に振って、俺に言って来てくれた。


「そんな事は無いですよ。
 唯、こんな総二郎さんの姿は、滅多に観れないので、“珍しいなぁ~。”って、思っ
 て…。」


また、俺に、ニコッと、可愛く笑い掛けて、俺を翻弄しようとして来る優紀に、俺は、完敗だった。


だが、優紀自身は、俺を翻弄しようとしてない優紀だった事は言うまでもねぇ。


云わば…。
俺には、そう観えるだけなのだ。


否…。
俺は、常に、優紀に、翻弄して貰いてぇのかも知れねぇ‼


そういう意味で言う成れば…。
俺の願望は、何時(いつ)、叶うのだろうか?


初心な婚約者を持つと、俺自身の身が持たねぇ事に、漸く、気が付いた俺だった。


やっと、司の気持ちが分かった様な気がして居た俺だったのだ。



<優紀side>


また、総二郎さんの中に隠れていたレアな総二郎さんを見付けられて、私は、嬉しかったのだ。


私だけしか知らない総二郎さんを見付けられた事に、私は、何故か?
ニコッと、笑ってしまって居た。


けど…。
此の日の総二郎さんは、何時にも増して、艶っぽくて、“お酒のせいだろう。”と、思って居た。


けれど…。
何故か?
そんな総二郎さんの姿が、可愛くも見えて…。


此の日の私は、レアな総二郎さんの姿ばかり、観て居た。


何だか?
総二郎さんを直視出来ない私が、其の場に居た事は、事実だったのだ。


此れからも、こんなレアな総二郎さんを、見続けられるのだろうか?


でも、私の身が持たなく成る様な気がして、仕方なかった事も、また、事実だったのだった。



<此の二次小説『あれから【再び】…<総優>  続編㉑』の中に出て来る総二郎と優紀
 の会話は、『あれから【再び】…<総優>  続編⑲』の中に出て居ます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>


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