tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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あの雨の日から【まさか…‼】…<つかつく>  エピローグ③




【『まさか…‼…<つかつく>  3.』 と 『姉妹愛【まさか…‼】…<つかつく>  
 番外編のエピローグ】


<『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト』 編>


『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト』の参加へのオファーが、藤堂商事にも入って来た時のつくしの養父と成った 藤堂社長には、実は、思惑が有ったのだ。


何故なら…。
此の当時のつくしの養父と成った 藤堂社長は、藤堂家の次女として、藤堂家の養女に成った つくしを、“『藤堂商事』の後継者にし様!”と、企んで居たから…だったのだ。



実は、本来、藤堂社長が考えて居た事は、実子で在る 娘の静に『藤堂商事』を継がせたいという思惑が有ったのだ。


だが、其の実子で在る筈の静は、在ろう事か?
自ら、「国際弁護士を目指す。」と、言い始め、本当に、再び、フランスへ渡仏してしまったのだ。
自身の両親で在る 藤堂社長 と 藤堂夫人に、「二度と、日本に帰国しない。」と、言い残して…。



そして、其の後の藤堂社長にとっては、予想もして居なかった事が起こったのだ。


実は、「日本に帰国する様に…。」と、自身の父親で在る 藤堂社長から言われた静は、日本に帰国した事で、つくしと再会して、静 と つくし姉妹の父親で在る 藤堂社長の目の前に、『牧野つくし』を連れて帰って来たのだった。


しかも、つくしの養父と成った 藤堂社長自身、其の後に分かった事では有ったのだが、元々、『藤堂つくし』と成った つくし本人は、才女だった事は事実で、つくしの養父と成った 藤堂社長が舌を巻く程の成長振り…だったのだ。


だからだったのだろう。
つくしの養父と成った 藤堂社長は、つくしの人柄を知ったと言う事も有り、また、つくしの事を信頼する様に成った事で、自身の娘と成った つくしを『海外プロジェクトリーダー』に抜擢したのだった。


そして、其の上で、“『藤堂つくし』の優秀さをアピールしたい。”と、言う思惑の下…。
つくしの養父と成った 藤堂社長は、つくしを呼び出すのだった。


何故なら…。
此の当時のつくしの養父と成った 藤堂社長は、自身の娘と成った つくしを或るプロジェクトに参加させる意図が有ったのだ。


だからだったのだろう。
此の当時のつくしにとっては、有り得ない様な言葉をつくしの養父と成った 藤堂社長から聞かされて居たのだった。


「此の(『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト』の)オファーを受ける事にしたか
 ら…。
 其のつもりで居なさい。」と…。



実は、自身の養父と成った 藤堂社長から抜擢された事も有り、此の当時のつくしとしては、“『海外プロジェクトリーダー』としての仕事に尽力したい。”と、言う考えも有り、『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト』の参加へのオファーを断るつもりで居たのだ。


だが、つくしの養父と成った 藤堂社長は、更に、つくしを説得し始めたのだ。


「日本に置いて、此れ迄以上に、『藤堂』の名を知ら占める時だ‼」と…。


だからだったのだろう。
此の当時のつくしは、自身の養父と成った 藤堂社長に断り切れずに居たという訳…だったのだ。



実は、勿論、此の当時のつくしにとっては、『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト』に参加したく無い理由は、其れだけでは無かったのだ。


実の事を言うと…。
此の当時のつくしにとって、『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト』の参加へのオファーを断りたい理由は、他にも有ったのだ。


其れは、此の当時のつくしにとっては、勿論、自身の養父と成った 藤堂社長には言えない話し…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の当時のつくしは、自身の心の中で、密かに思って居たのだった。


“此のプロジェクト会議には、花沢類 と 美作さん…。
 其れに、滋さんも、絶対、出席する事は、間違いないのに…。”と…。


実は、此の当時のつくしは、自身の心の中で、そんな風に、悪態を突き乍らも、『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト』への参加について、嘆いて居たのだった。



勿論、此の当時のつくしの養父と成った 藤堂社長にとってしても、つくしの考えて居る事自体、既に、想定済み…だったのだ。


何故なら…。
此の当時のつくしの養父と成った 藤堂社長は、思って居たから…だったのだ。


“そう何時(いつ)迄も、隠し切れないだろう。
 もう、そろそろ、つくしも、前に出ても良い頃じゃ無いのか?”と…。



だが、実は、此の当時のつくしの養父と成った 藤堂社長は、其れ以外にも、自身の娘と成った つくしには言えずとも、密かに、考えて居た事が有ったのだ。


“つくしが此の『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト』に参加した事で、もしする
 と、今後、つくしのお相手と成るやも知れん相手(企業経営者の子息)と、巡り合う可能
 性も有る。
 だからこそ、つくしに、『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト』に参加させる様に
 したのだから…。”と…。


だが、此の当時のつくしにとっては、此の事態が『悪夢』と、考えてしまう程、憂鬱…だったのだ。



そして、等々、『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト会議』の日と成ったのだ。


勿論、つくし自身が危惧して居た通り…。
此の『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト会議』には、花沢類・美作あきら・大河原滋も参加して居たのだ。


だからだったのだ。
此の当時のつくしは、席に就く際に、花沢類・美作あきら・大河原滋のそれぞれと、目が合った事は言うまでも無かったのだ。


勿論、此の当時の花沢類・美作あきら・大河原滋は、『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト会議』の間中(あいだじゅう)、それぞれ、そんなつくしを睨み付けて居た事は言うまでも無かったのだ。



そして、一日目の『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト会議』が終了したと同時に、先ずは、滋がつくしに近付いたのだ。
其処で、滋は、つくしに訊き始めるのだった。


「ちょっと、つくし…。
 今迄、何処に居たの⁉
 で、あんたが挨拶したのは、如何言う意味よ!
 さっき、『藤堂つくし』って、挨拶して無かった?」と…。



実は、此の日…。
所謂、一日目の『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト会議』が始まる際に、先ずは、それぞれ、出席者の挨拶から始まって居たのだ。


何故なら…。
中には、『お初にお目に掛かります。』と、言う者同士も居る事が想定出来たから…だったのだ。


だからこそ…。
先ずは、それぞれ、出席者の挨拶から始まって居たという訳…だったのだ


そして、其の時のつくしの挨拶とは…。


「此の度は、弊社 『藤堂商事』にオファー下さいました事を感謝申し上げます。
 私は、弊社 『藤堂商事』では、専務を務めて居ります 『藤堂つくし』と、申します。
 以後、宜しくお願い致します。」と…。



だからだったのだろう。
そんなつくしの挨拶を聞いて居た此の当時の滋は、つくしに声を掛けて居たのだから、勿論、当然の事だったのだが…、実は、此の時の類 と あきらも、そんなつくしの挨拶を聞いて居て、驚愕して居たのだった。


だからこそ…。
此の時の類 と あきら と 滋は、そんなつくしの挨拶を聞いて居た事で、また、其の後、つくしからの此れ迄の話しを聞いて居た事で、それぞれ、同じ様な事を思って居たのだった。


“道理で、どんなに、牧野(つくし)を探しても見付からなかった筈だよね(な)。”と…。


そして、其の後、此れ迄の全ての話しをし終えた此の当時のつくしは、此れ迄、何の連絡もする事無く、F3&T3に不義理をして居た事に関して、類 と あきら と 滋に詫びを入れるのだった。



だからだったのだろう。
“善は急げ!”と、云わんばかりに、此の時の滋は、F3&T3のグループLINEにて、メッセージを入れるのだった。


『つくしが見付かったのよ!
 今から、全員、いつもの所に集合!』と…。


其処で、此の『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト会議』について、何も知らない此の当時の総二郎 と 優紀 と 桜子は、滋からのそんなLINEメッセージを見て、此の状況に驚愕して居たのだった。



だからだったのかも知れない。
何時(いつ)と様子の違う桜子は、既に、目を泣き腫らした状態…だったのだ。


そして、此の時の桜子は、此れ迄のつくしの不義理の訳を訊くかの様に、思いっ切り、此れ迄のつくしへの想いを爆発させるかの如く、自身の想いをつくしにぶつけるのだった。


「先輩は、此れ迄、何方に雲隠れして居たんですか?
 私達が、どれだけ、先輩の事を心配して居たのか?
 先輩は、分かってますか?
 態とだったら、許しませんから…ね。」と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、類 と あきら と 滋に話しした内容と同じ内容の話しを桜子だけでは無く、未だ、此れ迄のつくしの話しを聞いて居なかった総二郎 と 優紀にも、苦笑いと共に話しし始めるのだった。


そして、其の上で、此の時のつくしは、類 と あきら と 滋にも言って居なかった話しを話しし始めるのだった。


「実は、フランスに飛ぶ事に成ったのも、静お姉様と相談した結果なのよ。
 其れに、今の私が居るのは、勿論、静お姉様のお陰なの。
 だからこそ、不義理なのは、重々、承知の上で、皆には連絡する事が出来なかったの。
 だからって、訳では無いんだけど…。
 許してくれたら、嬉しいんだけど…なぁ~。」と…。


だからだったのだろう。
此の当時のF3&T3は、つくしからのそんな話しを聞いた事で納得するしか無く、許す事にしたのだった。

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