Close to you~お前の傍に~…<つかつく> 72.
<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく> 72.』は、一部の文面の
中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
了承の程、宜しくお願い致します。>
【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく> 70.』の其の後
<司の事を呆れて居たF3&滋&桜子の其の後 ①>】
どんどん、日にちが過ぎて行く中、中々、司がつくしに話しを切り出さない事を呆れて居たF3&滋&桜子は、其の後も、そんな司に呆れ乍らも、陰から、司 と つくしを見守って居たのだ。
そんな中、漸くと言っても良い位の日にちが過ぎて行く中…。
やっと、司は、つくしに話しを切り出したのだった。
だからだったのだ。
其の情報を入手した滋は、F3&優紀&桜子に報告する事にしたのだった。
此の時の滋は、勿論、F3&T3のグループLINEにて、LINEメッセージを送って居たのだ。
『やっと、司がつくしに話しを切り出したみたいよ。』と…。
だからだったのだろう。
そんな滋からのLINEメッセージを見たあきらが、滋の後を受けるかの如く、更に、F3&T3のグループLINEにて、LINEメッセージを送って来たのだった。
『だったら…よ。
詳しく、滋からの話しを聞きてぇよな。
だから…な。
F3&T3で集まらねぇか?』と…。
其処で、あきら以外のF2&T3が返信して来たのだ。
『『『了解‼』』』
『『了解しました。』』と…。
という訳で、F3&T3だけで集まる時は、何時(いつ)も、同じ場所で集まって居るので、今回も同じく、同じ場所で集まる事にしたのだった。
其処で、先ず、話しを切り出したのは、勿論のあきら…だったのだ。
「で、滋…俺達に、もっと、詳しく、話しを聞かせてくれねぇか‼」と…。
だからだったのだ。
滋は、F3&優紀&桜子に話しし始めるのだった。
「一昨日の話…何だけど…さ。
うち(大河原家)のばあやが言うには…ね。
漸く、司が、“ドライブに行かねぇ(ない)か?”って、つくしに話しを切り出したみたい
なの。
で、司からそんな話しを切り出されたつくしは、司に、頷いたみたいなの。
だから…ね。
司 と つくしは、近々、ドライブに行くみたいよ。」と…。
実は、F3&T3が集まって居た此の場所に着いて直ぐの類は、ソファに寝転がったまま、滋からのそんな話しを聞いて居た事で、ゆっくりと、身体を起こし、F2&T3に言って除けるのだった。
「司らしいと云えば、司らしいじゃん!」と…。
だからだったのだ。
類からのそんな話し振りに疑問を持った総二郎 と あきらは、首を傾げるかの如く、総二郎 と あきら同時に、類に訊き始めるのだった。
「「類…⁉
其れって、如何いう意味だ?」」と…。
だからだったのかも知れない。
クスッと、笑い乍らも、類は、F2だけでは無く、T3にも話しして聞かせるのだった。
「だって…そうじゃん(笑)!
(英徳)高校の頃の司は、牧野に反論しては、牧野と喧嘩ばかりして居たけど…。
本来の司は、牧野の事と成ると、臆病に成って居たでしょ。
云わば…。
其の当時の司は、牧野から『嫌われたくない』という気持ちが先行して居たんだろうけ
ど、今回も、中々、牧野に話しを切り出すタイミングが見付からず、其れでも、やっと、
司は、牧野に話しした感じでしょ!
だから、仕方無いんじゃないの。
何時(いつ)迄経っても、相変わらずの司には、俺自身、呆れるしか無いけど…ね。」と…。
だからだったのだろう。
類からそんな話しを聞かされて居た総二郎 と あきらは、納得するかの如く、先ずは、それぞれ、同じ様な事を思って居たのだった。
“そう言う事か。
まぁ~、司は確かにそうだわな。”と…。
だからだったのだ。
総二郎 と あきらは、納得するかの如く、更に、それぞれ、類に返答の言葉を言って除けるのだった。
「そう言う事かよ。
司なら、有り得る話だな。」
「そう言えば、類の言う通り、司は、(英徳)高校の頃から、牧野を前にすると、喧嘩に成
るのに、言いてぇ事も言えねぇ様な所が有ったよな。
類の話しには、納得だな。」と…。
だからだったのかも知れない。
此の時の類は、そう返答して来た総二郎 と あきらに言えた言葉…だったのだ。
「そう言う事…。」と…。
其処で、T3も、口々に話しし始めるのだった。
「まぁ~、要するに、司は、未だに、つくしに弱いって…話しよね。
と言う事は、司は、つくしに対して、(英徳)高校の頃から、全く、変わっちゃあ、居な
いって、話しでしょ!
信じらんない。
司には、ほんと、呆れるわ。」
「でも、つくしは、幸せですね。
そんな風に、道明寺さんから大切にされて…。」
「いいえ、先輩は、幸せという寄りも、返って、地獄かも知れません。
記憶が有った頃の先輩でしたら、きっと、そんな道明寺さんを、上手く躱して(かわし
て)居たと思います。
でも、今の先輩の中には、過去の記憶が無いんです。
云わば…。
今の先輩の中には、英徳高校時代の記憶が無いという事です。
だから、そんな道明寺さんを上手く躱す(かわす)処か?
今の先輩は、道明寺さんに絆された(ほだされた)というべきか?
今の先輩は、【道明寺さんに引き込まれてしまった】の方が正解だと、私は思いますよ。
所謂、今の先輩も、既に、無意識の内に、気付かぬ内に、道明寺さんに絆されてしまった
(ほだされてしまった)んだと思います。
何しろ、先輩は、元々、『鈍感少女』でしたから…。
だからこそ、先輩は、道明寺さんに頷いたんでしょうね。」と…。
だからだったのだ。
T3の会話を聞いて居た此の時の総二郎 と あきらは、実は、そんな桜子の分析力に脱帽…だったのだ。
だからだったのだろう。
此の時の総二郎 と あきらは、それぞれ、そんな桜子に言って除けるのだった。
「成る程…なぁ~。
其れは、確かに、そうだわ。」
「桜子の分析力は、凄ぇなぁ~。
そうかも知んねぇな。」と…。
だが、実は、類は、そんな桜子の分析力を認めて居たのだ。
所謂、桜子は、自分自身と同じ『策士』で在るという事に関しても…。
だからだったのだ。
此の時の類は、一言も発する事無く、T3の会話 と (総二郎 と あきらからの)桜子への返答の言葉を、再び、ソファに寝転び乍らも、唯、聞いて居たのだった。
だが、其れだけでは無かったのだ。
此の時のF3&T3は、それぞれ、危惧して居た事が有ったのだ。
何故なら…。
つくしの婚約者で在る 司が、過去の記憶の無い現在のつくしに対しても、英徳高校当時と何ら変わらず、必要以上に、つくしを追い掛け廻すやも知れないのだ。
幾ら、司 と つくしは、婚約者同士だとしても、司が、何時(いつ)、ストーカー行為を犯し、ストーカーに変貌するかも知れないのだ。
という寄りも、英徳高校時代の司は、既に、そんな片鱗を見せて居たのだから…。
だからこそ…。
危惧し始めるF3&T3…だったのだ。
実の事を言うと、英徳高校時代、「小さな幸せを見付けたい。」と、司だけでは無く、F3からも逃げ様として居たつくしに対して、司は、つくしに言って居たのだ。
「お前が逃げるなら追い掛けて遣る。
地獄だろうが、何処だろうがっ。
何処へだって、追い掛けて捕まえて遣るからなっ」と…。
勿論、現在のつくしには、未だ、其の当時(英徳高校時代)の記憶が無いのだ。
だからこそ…。
F3&T3は、実は、ストーカー行為と言っても過言じゃ無いそんな司の行動を危惧して居たという訳…だったのだ。
だが、そんな風に、危惧して居たF3&T2は、滋からの話し振りで、実は、ホッとして居たのだ。
何故なら…。
例え、頷いただけだったとしても、つくしは、司と一緒に、二人だけで、ドライブに行く事に了承したのだ。
しかも、つくしは、現在のつくしがトラウマに成ってしまった『車』という乗り物に乗車する事も含めて、司に了承して居たのだ。
つくしが、何故、自身がトラウマに成ってしまった『車』という乗り物に乗車する事も含めて、司に了承したのかと云えば…。
其れは、間違い無く、潜在意識が働いたからだろう。
勿論、司が運転する司の愛車に乗って、ドライブに行く事が前提では有ったのだが…。
だからこそ…。
つくしは、司と一緒に、二人だけで、ドライブに行く事に了承して居たのだから…。
<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく> 72.』は、一部の文面の
中に、神尾葉子先生の漫画『花より男子』のセリフを、勝手に、拝借して記載致して折り
ます。
神尾葉子先生に於かれましては、勝手を致して折ります事をお詫び申し上げます。
また、関係者各位 様に於かれましても、勝手に、拝借致して折ります事をお詫び申し上
げます。
了承の程、宜しくお願い致します。>