あきらは、司とリモートで話しした翌日…。
総二郎を呼び出し、司からの頼み事を、総二郎に、伝える事にしたのだった。
其処で、あきらは、先ず、総二郎には、司に伝えた話しを話しし始めたのだ。
「お前さぁ~。
此の前、F4ラウンジで、牧野と話ししてた時…。
俺は、冷や冷やしてたんだぜ‼」と…。
其処で、総二郎は、ムッとした顔付きで、あきらに訊き始めたのだ。
「何の事だよ?」と…。
其処で、更に、あきらは、そう訊いて来た総二郎に話しし始めるのだった。
「俺が、牧野から訊かれた際、総二郎に助けを求めた時…。
お前さぁ~、牧野に言ったよな?
“あっち系…。”って…。」と…。
其処で、此の時の総二郎は、漸く、あきらが言って居る意味を、理解したのだ。
「ああ、あの時か…。
言ったな。
其れが、何なんだよ。」と…。
だからだったのだ。
あきらは、総二郎に、言って除けるのだった。
「総二郎…。
牧野には、『あっち』に関して、言わねぇ方が良いんじゃねぇか?
そうじゃ無くても、元々、牧野は、『あっち』に関して、疎いだろ。
あの頃だけじゃ無く…。
今でも、牧野は、『鉄のパンツ』を穿いて(はいて)んだぞ‼
お前は、牧野を揶揄った(からかった)つもりだろうけど…よ。
そんな牧野に、そんな話しをして、もし、牧野から、警戒でもされれば…。
俺等が、牧野の傍に居る意味が無く成るんだぞ。
そうじゃ無くても、今の牧野は、あの頃の『牧野』じゃねぇんだぞ。
其れに、今の牧野が覚えて居るのは、類が助けた場面迄だろ。
と言う事は…。
今の牧野は、あの当時の司が、牧野へした行為を知って居るという話だろ。
其れでも、(今の)牧野は、其の事を覚えて居る上で、司の婚約者として、道明寺邸で暮
らしてんだぞ。
もし、今の牧野が、あの当時の司が、牧野へした行為の為に、道明寺邸で暮らして居る事
自体、苦しんで居るとしたら…。
お前は、如何するつもりだよ?
だから…よ。
詳しくは言わなかったが…。
一応、司には、話しして置いたから…な。」と…。
其処で、総二郎は、気に成った事を、あきらに訊き始めたのだ。
「あきらは、司に、何て話ししたんだよ?」と…。
だからだったのだ。
あきらは、溜息を突き乍ら、総二郎に、話しし始めるのだった。
「はぁ~⤵。
“牧野と話ししてた時に、俺等(総二郎とあきら)に対して、敬語を使って来るから…
よ。
「敬語を使うな‼」と、牧野に話ししたんだ。
其処で、偶然だったんだが…な。
まぁ~、そっち系の話しに成ってなぁ~。
勿論、牧野を、揶揄うつもりだったからよ。
軽くだったが…。
牧野は、其処迄、気が付いてねぇ視てぇだった。
司、悪ぃ。”と、話しして置いた。」と…。
なので、総二郎は、再び、あきらに、訊き始めたのだ。
「で、司は、何て、言って来たんだよ?」と…。
だからだったのだ。
あきらは、再び、溜息を突き乍ら、総二郎に、話しし始めるのだった。
「はぁ~⤵。
司は、苦笑いしてた。
で、司は、気付いてる様子だったわ。
司から、“総二郎に、伝えて置いてくれ‼”って、言付かった。
“そんな話しをするのは、総二郎だろ?
「此れからは、無しにしろ‼」”…だってよ。
そういう話しに関しては、司自体も、過敏に成ってんだ。
あの時に、牧野を助けたのが、『類』だったんだぞ。
司にとっちゃあ…。
無理もねぇだろ。
司が、そう言う風に言って来る気持ちも、俺でも、分かるわ。」と…。
だからだったのだろう。
総二郎は、あきらに、言って除けるのだった。
「何で、司の耳に入れなくても良い様な話しを、敢えて、司に話しする必要性が有ったん
だ?」と…。
其処で、三度(みたび)、あきらは、溜息を突き乍ら、総二郎に、話しし始めるのだった。
「だから…よ。
もしもの為に…だよ。
もし、司に話してねぇ事で、牧野が、苦しんで居たら…。
司に責められるのは、間違い無く、俺等(総二郎とあきら)何だぞ。
だから…な。
先手を打って置いた。
其れに…な。
今の牧野は、過去の記憶がねぇし…。
司は、東京に居ねぇんだ。
其れに、司が、NYに渡米後…。
牧野の宥め役だった類も、今では、フランスだ。
だから…よ。
此れからは、過去の記憶のねぇ牧野には、余計な話しをしねぇ方が良いだろうな。」と…。
なので、総二郎は、“面倒臭ぇ~。”と、思い乍らも、“しょうがねぇなぁ~。”と、諦めるかの様に、あきらに、了承するのだった。
「ああ、分かった。」と…。
そして、其処迄、話ししたあきらは、再び、総二郎に、話しし始めるのだった。
「其処で、何だが…。
司から頼まれたんだが…な。
高等部の頃…。
総二郎と俺とで、うち(美作邸)の東屋に、司と牧野を閉じ込めた事が有ったろ。」と…。
だからだったのだろう。
総二郎は、あきらからの話しを聞いて、思い出したかの様に、返答したのだ。
「ああ、思い出したわ。
そんな事もしたな。
司と牧野を観て居て、じっれたくて…な。
強引にくっ付け様としてたな。」と…。
なので、あきらは、総二郎に、司からの頼み事の話を話しし始めるのだった。
「ああ。
其処で…な。
司から頼まれたという訳…何だよ。」と…。
だからだったのだ。
総二郎は、声こそ出さなかったのだが、あきらに、納得して居る様に魅せて居たのだ。
という訳で、あきらは、司からの頼み事の話を、総二郎に、話しし始めたのだ。
総二郎は、あきらからの話しを聞いて、妙に、納得した事は、事実だったのだ。
何故なら…。
つくしの記憶が戻る要素が在るの成らば…。
其の要素を、全て、試して視たいと思うのは、世の常で在る。
其れは、司とて、例外では無いと言えたのだ。
だからこそ…。
此の時の総二郎は、“司に、協力して遣ろう。”と、思えたのだ。
なので、あきらから、司の頼み事の話しを聞かされた事で、此の時の総二郎は、あきらに言えた言葉だったのだろう。
「成程…な。
司の牧野への想いも分かるし…よ。
司に協力して遣るよ‼」と…。
なので、あきらは、そう言って来た総二郎に、言わなくてはいけない事を、しっかりと、伝えた上で、作戦を練る事を、総二郎に伝えたのだ。
「ああ。
けど…な。
総二郎…。
牧野には、余計な話しは、するなよ。
だから…な。
其の為の作戦会議とするか?」と…。
という訳で、総二郎とあきらの此の日は、数日後に備えて、作戦会議としたのだった。
勿論、つくしにはバレない様に、話しして居た事は言うまでも無かったのだが…。
<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく> 51.』の一部の文面に、下品な言
葉が入って折ります。
了承の程、宜しくお願い致します。>
<また、此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく> 51.』は、短めで、終了し
ている事を、お詫び申し上げます。
了承の程、宜しくお願い致します。>