tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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海水浴【会いたい】…<つかつく>  番外編③




【『父の日のプレゼント & 父の日参観【会いたい】…<つかつく>  番外編』のエピ
 ローグ  <一部有り>】


進と絵夢の息子で在る 歩は、道明寺家の別荘に向かって居る最中に、リムジンの中で眠って居たせいで、別荘に到着してから目が覚めて居たのだった。


だからだったのだ。
自身の母親で在る 絵夢から自身の水着を見せられた時の歩は、自身の母親で在る 絵夢とお揃いのシャボン玉の絵柄の水着を見て、大喜び…だったのだ。


だからだったのだろう。
自身の伯母で在る 椿からのプレゼントだと言う事を、自身の母親で在る 絵夢から聞いて知った此の時の歩は、自身の伯母で在る 椿の部屋のドアをノックし乍らも、大きな声でお礼の言葉を叫んで居たのだった。


「おば(伯母)ちゃん…ありがとう(有難う)!」と…。


だからだったのだ。
そんな歩の大きな声にドアを開けた時の歩の伯母で在る 椿も、そんな素直で可愛らしい歩に対して、歩の頬を摩り乍ら、返答するのだった。


「良いのよ。
 伯母ちゃんは、歩が大~好きだから…ね。
 歩が気に入ってくれて、伯母ちゃんは、とっても、嬉しいわ。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の日の夜の椿と歩は、とっても、二人、仲が良く、終始、御機嫌…だったのだ。


勿論、歩は、自身の伯母で在る 椿だけでは無く、自身の従姉弟で在る 杏とも、何度も会って居るので、自身の従姉弟で在る ひな同様に、仲が良かったのだ。


だからだったのだ。
次の日の道明寺家の別荘のプライベートビーチにて遊んで居た歩は、ご満悦…だったのだ。


何故なら…。
終始、自身の従姉弟で在る ひな と 杏が、ずーっと、傍で、一緒に遊んでくれて居てから…だったのだ。


其のお陰で、歩の母親で在る 絵夢は、久々に、ゆっくり出来て居たのだった。


最近の絵夢は、歩の母親業だけでは無く、道明寺家の若奥様で在り、世田谷の道明寺邸の女主人としての仕事も絵夢の役目だった事から、中々、ゆっくり出来る日が無かったのだ。


だからだったのだろう。
其の為に、ゆっくり出来る日だけでは無く、時間さえも、ここ最近の絵夢には、殆ど無かった程…だったのだ。


勿論、其の事を知って居る椿は、労いの意味も込めて、そんな絵夢も連れ出して居たという訳…だったのだ。



だからだったのだ。
ビーチに、大きなパラソルを2つ立てて置かせた椿は、其の中に、リクライニングチェアも用意させて置いたのだ。
そして、其処で、椿 と 絵夢の義姉妹は、ゆっくり、休んで居たのだった。



其処で現れたのが、椿にとっては、言わずと知れた自身の弟の二人…だったのだ。


そうなのだった。
其処に現れたのは、椿の弟達で在る 司 と 進兄弟…だったのだ。


だが、実は、椿自身、自身の弟達で在る 司 と 進は、“きっと、話しを聞いて、此処(道明寺家の別荘)に来るでしょ!”と、推測して居たのだ。


だからだったのだろう。
司の愛娘で在る ひな と 椿の愛娘で在る 杏 と 進の妻で在る 絵夢は、司 と 進兄弟の二人の登場を予期して居なかった事も有り、驚愕顔に成って居たのだが、実は、既に、推測して居た椿は違って居たのだった。
だからこそ、言えた言葉…だったのだろう。


「あら、貴方達も、此処(道明寺家の別荘)に来たのね!」と…。


其処で、司は、そんな自身の姉で在る 椿に対して、“呆気に取られたわ。”と、云わんばかりに言い始めるのだった。


「はぁ~??
 俺等の了承も得ず、勝手に、こいつ等を連れ出して…よ。
 いい加減にしろよ、姉ちゃん‼」と…。


其処で、椿は、椿で、そんな自身の弟で在る 司に言い返し始めるのだった。


「あら、如何して、あんた達の了承が必要なのよ‼
 ひなちゃんは、私にとって、姪っ子で…。
 絵夢ちゃんは、私にとって、妹で、歩は、私にとって、甥っ子なのよ。
 何で、家族とお出掛けするだけで、了承が必要なのよ‼
 黙って連れ出した訳じゃ在るまいし…。
 ちゃんと、(道明寺家の)執事にも言って有ったでしょ!
 だったら、其れで、良いでしょ!」と…。


だからだったのだろう。
そんな風に、自身の姉で在る 椿に言われてしまった司は、道明寺家の執事から、無理矢理に近い形で話しを訊き出した事で、道明寺家の別荘に来たという経緯が有るので、言い返せる言葉を失ってしまった事も有り、何も言い返せる言葉も無く、ついに、黙ってしまったのだった。


だからだったのだ。
そんな椿 と 司姉弟の様子を見て居た其のそれぞれの愛娘で在る ひな と 杏は、それぞれ、呆れたかの様に、同じ様な事を思って居たのだった。


“二人の姉弟喧嘩は、まるで、子供だね(子供の様だわ)。”と…。


そして、更に、司の愛娘で在る ひなは、思って居たのだった。


“何時(いつ)迄経っても、姉弟の立ち位置は変わらない様だね。”と…。



其処で、進 と 絵夢の息子で在る 歩は、実は、自身の父親で在る 進の登場に、喜びが隠せない様で、大燥ぎ…だったのだ。


勿論、其れ迄、一緒に遊んでくれて居た自身の従姉弟で在る ひな と 杏をそのまま放置した形で、自身の父親で在る 進の方に走り出したのだった。


「パパ~」と、言い乍ら…。


そして、其の後の進 と 絵夢の息子で在る 歩は、其れ迄、一緒に遊んでくれて居た自身の従姉弟で在る ひな と 杏とは遊ばずに、自身の父親で在る 進と遊び始めたのだった。


勿論、歩の母親で在る 絵夢は、其れ迄、一緒に遊んでくれて居た歩の従姉弟で在る ひな と 杏に謝りを入れ乍らも、自身の息子で在る 歩を窘めて居たのだった。


「ちゃんと、ひなちゃん と 杏ちゃんにお礼を言いなさい!」と…。


なので、自身の父親で在る 進と遊びたい歩は、自身の従姉弟で在る ひな と 杏に、「ありがとう(有難う)!」と、言い乍らも、直ぐ、自身の父親で在る 進と遊び始めたのだった。
自身の父親で在る 進から、片時も離れる事無く…。



だからだったのだ。
そんな進 と 歩親子を観て居た司 と ひな父子(おやこ)は、それぞれ、違う意味で、羨ましく思って居たのだった。


司は、過去の自分自身を悔やむかの様に、進 と 歩親子を観て居たのだ。


“俺に、もし、つくしの記憶が有ったのなら、こんな時、ひなをどんな風に遊ばせて遣って
 居たんだろうな。”と…。


そして、過去の自分自身を反省して居た司は、“進には、申し訳無い事をした。”と、思って居た事も有り、更に、進 と 歩親子を観て居て、思って居たのだった。


“良かったな、進…。
 ちゃんと、父親に成れて…。”と…。


そして、此の時のひなは、自身の養父で在った 進として、進 と 歩親子の遊んで居る様子を観て居たのだった。


“私は、進叔父さんと、こんな風に遊んだ記憶が無いなぁ~。
 やっぱり、叔父 と 姪の立場とは違うんだろうな。”と…。



そして、其の後のひな と 杏は、椿 と 自身達の叔母で在る 絵夢と一緒に、エステ等を受け乍ら時間を過ごし、司は、パラソルの中で、時間を過ごして居たのだった。



そして、其の日の道明寺家の面々は、夕方近く迄、それぞれ、時間を過ごした後…。
夜に成り、ディナーの時間と成ったのだった。


其の席で、椿は、自身の弟で在る 司 と 進兄弟が道明寺家の執事から話しを訊き出して道明寺家の別荘に来た事を知ったのだった。


だからだったのだろう。
此の時の椿は、そんな自身の弟で在る 司に呆れて居たのだった。


“どうせ、執事を脅して、無理矢理、吐かせたんでしょうよ!
 ほんと、仕方の無い弟だ事…。”と…。



実は、本当の椿には、そんな事よりも、気に成って居た事を、司から訊き出したかったのだ。


だが、其の椿が司から訊き出したい話しの内容とは、ひなの目の前では訊き辛い事も確かで…。


だからだったのだろう。
此の時の椿は、密かに、思って居たのだった。


“仕方無いわね。
 後で、司のお部屋に行って、姉弟の二人だけで、話ししても良いわね。”と…。


だからだったのだ。
此の場では、此の時の椿は、其の話し自体に触れる事はし無かったのだった。




fin




PS.
実は、進は、自身の息子で在る 歩と遊んで居る時に、まだ、ビーチに居た自身の姪っ子で在る ひなの様子も見て居たのだった。


実は、此の時の進は、其の時のひなの様子から、ディナーの時に、話しして居たのだった。


「ひなは覚えて居ないかな?
 まだ、ひなが保育所に通って居た頃に、俺と一緒に、出掛けた時の事…。
 あの日が、俺と一緒に出掛けた最初で最後の日…だったと思う。」と…。


だが、実は、其の頃の事をひなは、覚えて居なかったのだ。


だからだったのだ。
首を傾げるだけのひな…だったのだ。


なので、此の時の進は、其の当時の頃の話しを、其の場に居た道明寺家の面々の目の前で、話しし始めるのだった。


だからだったのだろう。
此の時のひなは、道明寺家の面々と共に、進の話しを聞き始めるのだった。

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