tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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椿&司姉弟【会いたい】…<つかつく>  番外編





【『海水浴【会いたい】…<つかつく>  番外編①~③』のエピローグ
 <椿 と 司姉弟の会話>】


椿は、ディナーの際に、自身の弟で在る 司に訊く事が出来無かった話しを司に訊く為に、ディナー後、司の部屋に向かって居たのだった。


何故なら…。
ひなの目の前では訊き辛い話し…だったからなのだ。


だからだったのだ。
此の時の椿は、自身の弟で在る 司の部屋に向かって居たという訳…だったのだ。



其処で、司の部屋の前迄来た此の時の椿は、一応、現在は、母親としての立場も在るので、礼儀として、先ずは、ドアをノックし乍ら、自身の弟で在る 司に声を掛けて居たのだった。


「司…ちょっと、良いかしら?
 訊きたい事が有るのよ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、そんな自身の姉で在る 椿に対して、怪訝に思い乍らも、自ら、ドアを開けて、自身の姉で在る 椿に返答するのだった。


「はぁ~??
 行き成り、何なんだよ⁉」と…。


其処で、此の時の椿は、自身の弟で在る 司が開けたドアを、更に、無理矢理、抉じ開け乍らも、司の部屋に入るのだった。



そして、其の後の椿は、自身の義妹で在る 絵夢から聞いた話しを、自身の弟で在る 司に話しするのだった。


実は、自身の義妹で在る 絵夢から聞いた其の話しとは、(自身の義妹で在る)絵夢がひなから聞いたというひなの子供の頃の『七夕』 と 『海水浴』の話し…だったのだ。


そんな自身の愛娘で在る ひなの子供の頃の話しを自身の姉で在る 椿から聞いた此の時の司は、如何し様も無い程の感情が自身の中で起こり、泣きそうに成って居たのだった。


何故なら…。
此の時の司は、自身の心の中で、密かに、思って居たから…だったのだ。


“如何して、もっと、早く、俺は、つくしの事を思い出さなかったんだよ‼
 俺は、馬鹿じゃねぇのか‼”と…。



そして、其の時…だったのだ。
司自身がそんな風に思って居る間に、自身の姉で在る 椿は、更に、自身の弟で在る 司に訊き始めるのだった。


「ねぇ、司…。
 如何して、つくしちゃんは、ひなちゃんに訊かれても、海水浴に行きたくない理由を言わ
 なかったんだろうね。
 司は、何か、つくしちゃんから聞いてる?」と…。


だからだったのだ。
“あぁ~。”と、思い乍らも、此の時の司は、英徳高校時代の頃の事を思い出して居たのだった。


「もしかしたら、“あの頃の事か?”と、思い当たる様な事は有んだけど…よ。
 例え、姉ちゃんが俺の姉ちゃんで在ったとしても、そんな事を姉ちゃんに言っちまえば、
 つくしに怒られるだけだろ?
 だからこそ、俺の口から姉ちゃんには言えねぇな。」と…。


だが、聞きたくて、聞きたくて、態々、自身の弟で在る 司の部屋に迄、来た訳なのだから、其のまま、引き下がる事が出来無いのが、『椿』という女性なのだ。


だからだったのだろう。
押し切るかの如く、更に、自身の弟で在る 司から訊き出そうとするのだった。


「ひなちゃんの事は、伯母として、知って置きたいのよ。
 其れに、つくしちゃんは、私の妹なのよ。
 だからこそ、当然、知って置くべきでしょ!」と…。


だからだったのかも知れない。
何を如何言っても、司本人から訊き出そうとする事自体…。
自身の姉で在る 椿の行動なだけに、此の時の司には、何もかも理解出来て居たのだった。
だからこそ、此の時の司は、思えて居たのだった。


“俺から話しを聞く迄は、部屋を出て行かねぇだろうな。
 だったら、話しして遣るしかねぇか?”と、諦めるかの様に…。


だからだったのだ。
英徳高校時代の司 と つくし と 類との三角関係について、話しし始めるのだった。


「実は、英徳高校時代の俺は、“つくしの心は、もう、俺に在んだろ?”って、勘違いを起こ
 して居た事で、見たくもねぇ様な場面に出会した(でくわした)事が有んだわ。
 其の場所が、『海』…だった。
 姉ちゃんも、覚えてんだろ?
 其の後(あと)、何が有ったのか?」と…。


其処で、そんな風に、司から訊かれた椿は、“う~ん??”と、唸り乍らも、思い出そうとして居たのだった。


其処で、此の時の司は、唯、唸って居る自身の姉で在る 椿に、ヒントの様な言葉を発するのだった。


「姉ちゃんは、そん時に、つくしと初めて会ったんだろ?」と…。


其処で、漸く、椿は、つくしと初めて会った時の事を思い出して居たのだった。


「そうだったわね。
 其の頃だったのよね。
 私がつくしちゃんと初めて会ったのは…。
 でも、其の前に、何か有ったという訳よね。
 今思えば、あの頃、あんた、旧 華族の三条家のお嬢様と一緒に居たわよね?
 でも、あの頃の司も、既に、つくしちゃんの事が好き…だった。
 でも、確か、あの頃のつくしちゃんは、類の事が好き…だったわよね?
 其の事と、何か、関係が有るという訳よね?」と…。


其処で、司は、渋い顔付きに成り乍らも、自身の姉で在る 椿からの質問に、返答するのだった。


「ああ、そう言う事だ。」と…。


勿論、此の時の司は、“其れ以上は、何も言いたくねぇ‼”と、自身の姉で在る 椿に念を送り乍ら、言って居たのだった。


だが、そんな空気感をスルーしてしまうのが、椿…だったのだ。


云わば…。
空気を読まないのが、『椿』…という女性な訳…だったのだ。



だからだったのだ。
其処で、興味津々の様な顔付きのまま、更に、自身の弟で在る 司に訊き始めるのだった。


「で、何が有ったの?」と…。


だからだったのだ。
仕方無く、此の時の司は、自身の姉で在る 椿に話しし始めるのだった。


“姉ちゃんは、仕方ねぇよな。
 言わねぇと、部屋から出て行かねぇだろ。
 何時(いつ)迄も、此処(司の部屋)に居座られても困るから…な。”と、思い乍ら…。


「其の『海』で、或る事件が起こった。
 実は、俺は、フランスから帰って来たばかりの類の様子が、何か変な事に気が付いて居た
 筈だったのに…よ。
 其の当時の俺は、全く、類の事を警戒して居なかった。
 だが、そんな類の様子を放って置く事の出来無かった其の当時のつくしは、其の『海』で
 俺の目を盗んで類と密会してやがった。
 で、ご丁寧に、俺の目の前で、kiss迄してやがった。
 だからだったのかも知れねぇが…。
 “つくしは、俺に気が在る。”と、思い込んで居た(其の当時の)俺は、自棄に成ってた。
 其の後、類から、其の当時のつくしの想いを聞く事が出来たんだけど…な。
 きっと…よ。
 其の当時のつくしの気持ちは、俺 と 類との間で、揺れ動いて居たんだろうな。
 だから…な。
 つくしは、『海』に行くと、其の当時の自分自身の事を思い出すから、“『海』に行く事
 を嫌って居たんじゃねぇか?”と、俺は、思って…よ。」と、渋い顔に成り乍ら…。


だからだったのだろう。
そんな話しを、自身の弟で在る 司から聞いた此の時の椿は、密かに、思って居たのだった。


“あの当時に、そんな事が有っただ何て…ね。”と…。



実は、其の後の司は、自身の姉で在る 椿がそんな事を思って居るとは考えても視なかったのだが、続け様に、言って置くのだった。


「此の話しは、ひなに言うなよ。
 もし、ひなが此の事を知れば、俺は、間違い無く、つくしに怒られるだろうから…よ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の椿は、“仕方無いなぁ~。”と、云わんが如く、自身の弟で在る 司に返答して置くのだった。


「分かってるわよ。
 ひなちゃんには、絶対に言わないわよ。」と…。



其処で、此の時の椿は、更に、司に話しし始めるのだった。


「実は…ね。
 気に成って居る事は、其れだけでは無いのよ。
 だから…ね。
 絵夢ちゃんに連絡したんだから…。」と…。


其処で、司は、また、怪訝な顔付きに成り乍らも、自身の姉で在る 椿に訊くのだった。


「まだ、他にも有んのかよ⁉」と…。


だが、此の時の椿は、そんな司からの訴えをスルーして、更に、話しし始めるのだった。


「ひなちゃんって、もう直ぐしたら、30(歳)でしょ!
 司は、ひなちゃんの父親として、ひなちゃんの将来の事を考えて居るの?
 実は…ね。
 お母様も心配為さって居るんだけど…。
 勿論、私も、ひなちゃんの伯母として、心配して居るのよ。
 だからこそ、お母様に頼まれたと言う事も有ったんだけど…。
 私から絵夢ちゃんに連絡して話しを聞いて視たのよ。
 “ひなちゃんには、お付き合いして居る男性は居るのかしら?”って…。
 まあ、其の時に、ひなちゃんの子供の頃の『七夕』 と 『海水浴』の話しを聞いたんだ
 けど…ね。
 で、其の時の絵夢ちゃんからの返答の言葉は、“私は、直接、ひなちゃんから聞いた訳で
 は無いので分かりませんが、少なくとも、私が観て居る感じでは、居ない様に思いま
 す。”って、絵夢ちゃんから言われたのよ。
 って事は、少なくとも、現在のひなちゃんには彼氏が居ない可能性の方が強いって、話し
 よね?
 で、司は、此れからのひなちゃんの事を、如何するつもりなのよ?
 一生、ひなちゃんを司の傍に置いて、ひなちゃんを何処にも嫁がせないつもりなの?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、怒り顔に成り乍らも、自身の姉で在る 椿に言って除けるのだった。


「俺 と ひなの事は、放って置いてくれ‼
 其れに、ひなの事よりも、姉ちゃんは、杏の事を気にして遣れよ‼
 幾ら、身内でも、ひなの親でもねぇババア と 姉ちゃんには関係のねぇ話だろ?
 だから…よ。
 ババアに言って置いてくれ‼
 “ひなの事は、ひな自身に任せて在る。
  周りが、とやかく言う事もねぇだろ?
  今のひなは、ガキじゃねぇんだ。
  一端(いっぱし)の大人だろ。
  ひなの事はひなに任せて置けば良いんだよ‼”って…な。」と…。


だが、一応、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓より頼まれた話しなだけに、此の時の椿は、自身の弟で在る 司に伝えて置くのだった。


「実は、お母様の下には、ひなちゃんの縁談の話しが入って来るらしいの。
 だから…ね。
 お母様は、其の話しを進めて置きたいらしいわよ。
 一度、お母様に連絡すれば…。」と…。



だが、其の後の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に連絡する事は無かったのだった。


何故なら…。
司には、司の娘としてのひなへの思いが有るから…だったのだ。


大人に成ってからの『ひな』しか知らない司は、“早く、ひなが結婚して、ひなに良く似た孫の顔を見て視たい。”と、思う事も、勿論、有るのだ。


だが、此の時の司には、自身の妻と成る筈だったつくしへの詫びとして、考えて居る事も有ったのだ。


だからこそ…。
実は、其の思いが達成される迄、ひなとの父子(おやこ)としての生活だけに、此の時の司自身、思いを馳せる日々…だったという訳…だったのだ。



fin

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