愛妻家【あきら&つくし兄妹】…<F4&其の妻達> 番外編①
1月31日…愛妻の日
(1月の『1』をアルファベットの『I(アイ)』に見立てて、【あい(1)さい(31)】の語
呂合わせにて、日本愛妻家協会が『1月31日』を『愛妻の日』と制定されたそうです。)
<本日は、2023.1.28です。
本来で在れば、『1月31日』に投稿すべきだと思ったのですが…。
早目では在りますが、投稿出来る時に投稿して置こうと思い、少し気が早いのですが、
本日 2023.1.28に投稿致して折ります。
了承の程、宜しくお願い致します。>
【『お兄ちゃまの結婚式【あきら&つくし兄妹】…<あき桜> 番外編』のエピローグ
<結婚後の司&つくし夫妻>】
つくしは、1年前に司と結婚して道明寺家に嫁いだというのに、相変わらず…と言えば、相変わらずなのだが…。
つくしの実兄で在る あきらと結婚した事でつくしの義姉と成った 桜子が、つくし本人寄りも、逸早く(いちはやく)、つくしの妊娠に気が付いたのだった。
勿論のつくし本人は、鈍感と言うべきか?
自分自身の事と成ると疎いと言うべきか?
誰よりも、自分自身の身体の変化に気付くべきで在る つくしは、妊娠して居ると認識して居らず、つくし本人寄りも「先輩、先輩!」と、つくしの事をそう呼び、つくしを慕い続けて居る『つくし信者』で在る 桜子が、つくし本人寄りも、逸早く(いちはやく)、つくしの妊娠に気が付いたという訳…だったのだ。
そして、つくしの妊娠に、逸早く(いちはやく)、気が付いた桜子に続いて、つくしを諭すのは、英徳高校からのつくしの親友で在る 優紀…だったのだ。
勿論、此の時の優紀は、そんな鈍感で在り、自分自身の事と成ると疎いつくしの事を、桜子同様に、呆れて見て居たのだった。
そして、其の後、自身の夫で在る 司と共に道明寺総合病院の産婦人科に出向いたつくしは、本当に、妊娠して居るのか如何か?
調べて貰った結果…。
つくしは、本当に、妊娠して居たのだった。
そして、其の後のつくしと言えば…。
あきら と 桜子の結婚式当日に発覚した事で、自身の失態に気が付き、そんな自分自身の間の悪さを嘆いて居たのだった。
“今日は、お兄ちゃまの結婚式なのに…。
私って、間が悪過ぎ…。”と、自身の不甲斐無さを嘆くかの様に…。
そして、自身の兄で在る あきら と 桜子の結婚式が終了した数日後…。
つくしは、自身の兄で在る あきらに自身の間の悪さを謝る為に、実家(美作邸)に帰って居たのだった。
勿論の事だったのだが、自身の夫で在る 司に報告してから、実家(美作邸)に帰って居た事は言うまでも無かったのだった。
「お兄ちゃま と 桜子へのお祝いを兼ねて、私の間の悪さを謝る為に、実家(美作邸)に
帰って来るね。」と…。
勿論、此の時の司にとっては、自身の妻で在る つくしがそう言えば、妊婦と成ったつくしの事を心配して、自身の妻で在る つくしに言って除けるのだった。
「つくしの事が心配だから…よ。
俺もつくしと一緒に美作邸に行くぜ!」と…。
だが、実は、つくしは、一人だけで、実家(美作邸)に帰りたかったのだ。
何故なら…。
此の時のつくしの思いは、久し振りに実家(美作邸)に帰って、のんびりと寛ぎたかったのだ。
其れは何故かと云うと…。
実は、自身の夫で在る 司は、つくしが妊娠した事でつくしの身体を気遣い、何時(いつ)も以上に、更に、口煩く成って居たから…だったのだ。
其れは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が呆れ返る程…だったのだ。
だが、其れでも、つくし自身、自身の夫で在る 司から口酸っぱく言われて居た事も有り、“私は、妊娠初期の妊婦…何だから、無茶をしてはいけない。”と、肝に銘じ乍ら、常に、行動して居た事は、事実…だったのだ。
ところが、実は、そんなつくしだった筈なのだが、実の事を言うと、司は、自身の妻で在る つくしの事について、道明寺家の使用人頭で在る タマから聞いて居た事が有ったのだ。
「全く、つくしって娘(こ)は…。
自分自身が妊婦だと言う事を忘れて走ろうとする。
何度、つくしの事を咎めたか?
分かりゃあし無いよ!」と、愚痴っぽく…。
だからだったのだろう。
司は司で、妊娠初期の妊婦で在る つくしの事が、より一層、以前よりも増して、心配に成り、口煩く成って居たという訳…だったのだ。
だからだったのかも知れない。
そんな自身の夫で在る 司に対して、つくしは反発心からか?
「私一人でも大丈夫だから…。」と、言い乍ら、どんなに断ろうとしても、つくしが出掛けると成ると、心配で何処へでも一緒に就いて来る司…だったのだ。
「俺は…な。
会社内でも、世間でも有名…何だよ。
『愛妻家』と、言われて…な。
だから…よ。
其の名に恥じぬ様に、此れからも、『愛妻家』に徹し様と思う。
だからこそ、俺は、つくしの行く所は何処へでも就いて来(く)よ。
俺のつくしへの想いを分かったか?
なぁ~、つくし…。」と…。
だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、諦めるしか無かったのだった。
どんなに、自身の兄で在る あきら と 自身の義姉と成った 桜子から弄られ様共、揶揄われ(からかわれ)様共、耐えるしか無かったのだった。
だからだったのだろう。
此の時のつくしは、思って居たのだった。
“私がお兄ちゃま と 桜子から弄られたり、揶揄われ(からかわれ)たりするのは、司の
せい…何だから…ね。”と、自身の夫で在る 司へ悪態を突くかの様に…。
PS.
つくしは、美作家の長女故、何時(いつ)何処に居ても、『お嬢様』と、呼ばれて来たのだ。
勿論、つくしが司と結婚したと言う事は、本来なら、タマを始め、道明寺家の使用人達は、つくしの事を『若奥様』と、呼ばなければ成らない。
だからこそ…。
道明寺家の使用人頭で在る タマも、当然の様に、当初は、『若奥様』と、呼ぼうとして居たのだった。
だが、其れを嫌がったのは、つくしの方…だったのだ。
何故か?
つくしは、道明寺家の使用人頭で在る タマには、『つくし』と、呼んで欲しかったのだ。
だからこそ…。
つくしは、道明寺家の使用人頭で在る タマにそうお願いして来たのだ。
勿論、つくしからのそんな要望に困ったのは、道明寺家の使用人頭で在る タマの方…だったのだ。
実は、「道明寺家で起こった事は、全て、タマに一任する。」と、先代の旦那様から、そう言われて居る道明寺家の使用人頭で在る タマだったとしても、道明寺家に嫁いで来た事で、『道明寺夫人』と成った つくしの事を、そんな風に呼び捨てで呼べる訳等無かったのだ。
だが、其れでも、つくしはつくしで、「『つくし』と、呼んで欲しい。」と、何度も、タマにお願いして居たのだ。
何故なら…。
そんな風に、タマにお願いして居たつくしは、実は、親しみを込めて、“タマさんと仲良く成りたい!”と、思って居たから…だったのだ。
だからだったのだろう。
現 道明寺家の当主で在り、道明寺財閥 総帥で在り、また、司の父親でも在る 道明寺HD 会長 道明寺保に相談したタマは、了承が下りた事で、其れ以降のタマは、つくしの事を、『つくし』と、呼ぶ様に成って居たのだった。
【『類の結婚式【あきら&つくし兄妹】…<類静> 番外編』のエピローグ
<結婚後の類&静夫妻>】
そして、遠く日本から離れたフランスの地で、司と同様に、結婚後の類もまた、自身の妻で在る 静が妊娠しても尚、弁護士の仕事を続け様とするので、何時(いつ)も、静とは其の事が原因で言い合いに成って居たのだった。
勿論、静には分かって居たのだ。
其れが、自身の夫で在る 類の優しさで在ると言う事を…。
でも、静は、そんな自身の夫で在る 類に言いたかったのだ。
“妊娠は、病気では無いのよ!
返って、動いた方が出産する時に、お産が軽く成るそうよ。
其れに、動く事で太り過ぎ無くて済むし…。
だから、無理をし無い程度なら、大丈夫よ。”って…。
勿論、此の時の静は、そんな自身の夫で在る 類には、自分自身が言いたいと思って居るそんな言葉達を言えずに居た事は、事実…だったのだ。
もしも、そんな自身の夫で在る 類に自分自身の思いを言ってしまえば、不貞腐れる事が分かって居たからこそ、言い出せずに静自身の心の中に収めて居たのだった。
だからだったのだろう。
勿論、其れが通用し無いのが『類』だと言う事も、自身の夫で在る 類とは子供の頃からの長い付き合い故、静自身、理解して居たのだった。
だからこそ…。
自身の夫で在る 類の優しさに応える為にも、また、無闇に心配させない為にも、極力、無理をし無い程度に仕事する事を、敢えて、静は、類と約束したのだった。
だからだったのだろう。
フランスでは、既に、『愛妻家』と言われて居る類は、自身の妻で在る 静自ら、折れて来てくれた事で、自身と約束して来た事に満足するのだった。
「うん、そうしなよ!
俺は、『愛妻家』らしいから、此れからも、静の『愛妻家』に徹するね!」と…。
勿論、此の時の類の顔付きは、自身の妻で在る 静にそう言い乍らも、満面の笑みと共に、満足そう…だったのだ。
だが、反対に、此の時の静は、そんな自身の夫で在る 類の顔付きを見て、思うのだった。
“此の先が思い遣られるかも…。”と…。
<此の二次小説『愛妻家【あきら&つくし兄妹】…<F4&其の妻達> 番外編①』は、一
纏めにして綴ってしまうと、かなり、長めに成ってしまう事が判明致しました。
ですので、連続二話投稿には成ってしまうのですが、二話に分けて続けて投稿致します。
了承の程、宜しくお願い致します。
勿論、一話分のそれぞれは二話に分けて投稿致しますので、それぞれが短めにて終了致し
て折ります。
其の事に関しても、了承の程、宜しくお願い致します。>