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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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節分~ママの教え~【会いたい】…<つかつく>  番外編





2月3日…節分



<此の二次小説『節分~ママの教え~【会いたい】…<つかつく>  番外編』は、『パパ
 のBirthday~パパの顔型クッキー~【会いたい】…<つかつく>  番外編』でもお伝え
 致した通り、2023.2.1に投稿しました『司坊っちゃんのBirthday お詫び』(カテゴリ
 ー;私の一言集)の記載通り、1月31日の未明に、覚悟して居たとは言え、私共にとって
 は、止ん事無き出来事が起こりました。
 其の為に、『パパのBirthday~パパの顔型クッキー~【会いたい】…<つかつく>  番
 外編』同様に、『節分~ママの教え~【会いたい】…<つかつく>  番外編』も、約10
 日程、投稿が遅れて折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>


<此の二次小説『節分~ママの教え~【会いたい】…<つかつく>  番外編』は、一部の
 文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『パパのBirthday~パパの顔型クッキー~【会いたい】…<つかつく>  番外編』と、
 同じ年の節分での出来事】


【実は、ひなは、毎年、節分の頃に成ると、自身の母親で在る つくしから話しを聞かさ
 れ、教えられて来たのだ。


 「ひな…覚えて置くと良いわ。
  2月3日は、節分よね。
  『節分』とは、季節の移り変わりの目安と成る『雑節』の一つなの。
  簡単に言うと…ね。
  節分の次の日の2月4日は、季節の始まりの日で在る『立春』というの。
  でも、必ずしも、2月3日が『節分』とは限らないの。
  其れは、何故なら、2月2日が『節分』の年も有るからよ。
  と言う事は、其れは、2月3日が『立春』の年も有るって事…。
  だからこそ、2月2日が『節分』に成るの。
  節分とは、【季節を分ける】事を意味して居るの。
  だから、本来の『節分』と言うのは、季節の始まりの日を示す『立春』だけじゃ無
  く、『立夏』も、『立秋』も、『立冬』も存在するのよ。
  さっきも言ったけど、節分とは、【季節を分ける】事を意味して居るから、春の季節
  の始まりの日で在る『立春』の前日が『節分』と成るの。
  実は、節分と言えば…ね。
  昔は、旧暦だったから、旧暦の立春…。
  通常は、2月4日が元旦(新年)だったの。
  で、其の前の日に邪気を払う目的で始まったのが、節分の由来だと言われて居るの。
  だから、節分と言うのは、“鬼は外、福は内!”って、言い乍ら、豆を撒くでしょ!
  そう言い乍ら豆を撒いて邪気を家から追い出して、幸せが遣って来る事をお願いするの
  よ。
  云わば、節分は、現在で言えば、『大晦日』の様な日…だったと言われて居るそう
  よ。
  ひなには、まだ、難しかったかな?」と、言い乍ら…。



 実は、此の当時のひなは、例え、自身の母親で在る つくしからの教えで在ろう共、まだ
 まだ、幼過ぎて、自身の母親で在る つくしが話しして居る内容が頭に入らず、ピンと、
 来て居なかったのだ。


 だが、実は、つくしはつくしで、自身の死期を悟って居た事からこそ、“幼い成りにも、
 少しでも良いから、私の話しがひなの頭の片隅に残ってくれて居たら…。”と、言う思い
 で、此の当時のつくしは、自身の愛娘で在る ひなに話しして聞かせて居たのだった。】



だからだったのだろう。
自身の従姉弟で在る 歩が産まれた事で、歩が歩き出し、歩自身、物事が分かる様に成った今…道明寺邸内は、子供モード一色に成って居たのだった。


だからだったのだろう。
自ずと、ひなは、自身が幼かった頃に、自身の母親で在る つくしから教わった話しを思い出す様に成るのだった。



実は、其の当時のひなは、節分だけでは無く、日本の年中行事が在る毎に、自身の母親で在る つくしからそんな年中行事の話しを聞かされて居たのだった。


云わば…。
日本の年中行事と言えば、節分も、其の一つ…だったのだ。


実の事を言えば…。
現在の成人を迎えたひな自身、自身の母親で在る つくしからのそんな日本の年中行事ごとの教えに関して、すっかり忘れてしまって居たのだ。


勿論、自身の母親で在る つくしからのそんな日本の年中行事ごとの教えは、自分自身が幼過ぎた故に、疎覚え(うろ覚え)…だった事は確かなのだ。


だが、幼い頃より、自身の母親で在る つくしから幾度と無く話しを聞いて来たひなは、自身の母親で在る つくしが願って居た通りに、ひなの頭の片隅に、自身の母親で在る つくしから聞いた話しが残って居たのだった。


だからだったのだろう。
自身の従姉弟で在る 歩が産まれた事で、自ずと、道明寺邸内は、『歩』一色に成って居た事から、ひなは、自身の母親で在る つくしから幾度と無く聞いて来たそんな話を思い出す様に成って居たという訳…だったのだ。


そして、ひなは、自身の従姉弟で在る 歩が産まれて来た事に寄り、何時(いつ)しか、自身の母親で在る つくしから幾度と無く聞いて来たそんな話を懐かしむ様にも成るのだった。



だからだったのだ。
そんなひなの様子を垣間見て居たひなの父親で在る 司は、ひなに訊くのだった。


「如何した、ひな…?
 2月に入ってからの(道明寺)邸でのここ最近のひなは、何か変だぞ‼
 何か嫌な事でも有ったのか?」と…。


だからだったのだろう。
そんな風に、自身の父親で在る 司から訊かれたひなは、自身の胸の内を自身の父親で在る 司に打ち明けるのだった。


「う~ん⁉
 “何か有ったか?”と、訊かれたら、何も無いの。
 でも、今の(道明寺)邸は、歩が産まれて来た事で、子供モード一色でしょ!
 そうすると、自ずと、ママの事を思い出してしまうの。」と…。


其処で、此の時のひなは、自身の父親で在る 司に、自身の母親で在る つくしから教わった話を話しして聞かせて居たのだった。



だからだったのかも知れない。
此の時の司は、自身の愛娘で在る ひなからそんな話しを聞いた事で、一人、思うのだった。


“其の当時のつくしは、何か、自分自身の死期を感じ取って居たんだろうな。
 何で、俺は、其の場に居て遣れなかったんだろうな。
 何で、俺は、2回もつくしだけの記憶を失くしちっまって居たんだろうな。”と…。


実は、此の時の司の心の中では、また、後悔と共に居たのだった。


そして、更に、此の時の司は思うのだった。


“もしも、其の場に俺が居たら、きっと、幼過ぎる其の当時のひなに、そんな難しい話し
 を、つくしはせずに済んで居たんだろうな。”と、後悔するかの様に…。


云わば…。
つくしが、其の当時の幼過ぎる自身の愛娘で在る ひなに話しした内容は、其れ位、難しい話しだと云えたのだ。


だからだったのだ。
自身の愛娘で在る ひなからそんな話しを聞いた此の時の司は、後悔という寄りも、更に、自責の念に駆られる事と成るのだった。



そして、自身の父親で在る 司にそんな話しをした(2月2日の)次の日の節分の当日の夜のひなは、前日に、自身の父親で在る 司に自身の胸の中に仕舞って置いた話しをしたからだろうか?


何故か、此の時のひなは、気持ちもすっきりした様で、自身の従姉弟で在る 歩が起きて居る様な時間に道明寺邸に居て、自身の従姉弟で在る 歩と共に、豆撒きをし乍ら、声を出して居たのだった。


「鬼は外、福は内!」と、何度も…。


此の時のひなは、“幸せが遣って来ます様に…。”と、思い乍ら、自身の従姉弟で在る 歩と一緒に、豆撒きをして居たのだった。



fin



<此の二次小説『節分~ママの教え~【会いたい】…<つかつく>  番外編』は、短めに
 て、終了して折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

パパのBirthday~パパの顔型クッキー~【会いたい】…<つかつく>  番外編




1月31日…司君のBirthday



<此の二次小説『パパのBirthday~パパの顔型クッキー~【会いたい】…<つかつく>  
 番外編』は、2023.2.1に投稿しました『司坊っちゃんのbirthday お詫び』(カテゴリ
 ー;私の一言集)でもお伝え致して折りました通り、『司君のBirthday』で在る 1月31
 日の未明に、覚悟して居たとは言え、私共にとっては、止ん事無き出来事が起こりまし
 た。
 其れ故、1月31日の『司君のBirthday』当日にブログの投稿が出来ずに居りました。
 遅れ馳せ乍ら、漸く、ブログを綴る事が出来る様に成り、本日、約2週間遅れでは在りま
 すが、投稿致した次第で在ります。
 投稿が遅れました事に関しても、了承の程、宜しくお願い致します。>


<此の二次小説『パパのBirthday~パパの顔型クッキー~【会いたい】…<つかつく>  
 番外編』は、一部の文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『会いたい…<つかつく>  続編⑤』の翌年の『司のBirthday』の数日前の或る日の司 
 と ひな父子(おやこ)の会話
 『つくしのBirthday & ゆく年くる年【会いたい】…<つかつく>  番外編』のエピ
 ローグ  <一部有り>】


道明寺家に籍を移して直ぐのひなは、自身の父親で在る 『司のBirthday』が『1月31日』だと言う事は知らなかったのだ。


何故なら…。
其れは当然な話で、此れ迄、自身の母親で在る つくしから自身の父親で在る 司について、一切、話を聞いて来た事が無かったのだ。


勿論、自身の祖父母で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻からも、そして、此れ迄、自身の母親で在る つくし と 自身の祖父母で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻亡き後も、生活を共にして来た自身の叔父で在る 進からも、父親に関して、一切、話を聞いた事が無かったのだ。


だからだったのだ。
自身の伯母で在る 椿から、「(自身の父親で在る)司のBirthdayは、1月31日なのよ。」と、言う話しを聞いた時のひなは、勿論、驚愕して居たのだった。


だからだったのかも知れない。
そんな話しを自身の伯母で在る 椿から話しを聞いたひなは、思ってしまったのだった。


“もしかしたら、ママは、『パパのBirthday』が何時(いつ)なのか?
 何も知らずに亡く成ったんじゃ無いのかなぁ~⁉
 だとしたら、ママが可愛そう過ぎるよね?”と…。


だからだったのだろう。
此の時のひなは、思うのだった。


“其の事をパパに訊いて視ようかな?”と…。



そして、そんな風に思って居たひなは、『司のBirthday』の数日前の或る日に自身の父親で在る 司に訊いて視るのだった。


「ねぇ、パパ…⁉
 椿伯母様から話を聞いたんだけど…。
 『パパのBirthday』って、1月31日…何でしょ!
 もしかして、ママは、『パパのBirthday』を知らずに亡く成ったの?」と…。


だからだったのだ。
司は、辛そうに、其の当時の話をひなに話しし始めるのだった。


「否、つくしは、知ってたよ。
 ババアが開いた俺の18歳の『Birthday party』につくしを出席させたから…な。」と…。


其処で、ひなは、更に、自身の父親で在る 司に訊くのだった。


「“つくしを出席させた。”って、如何言う意味?
 もしかして、パパは、18歳の自分の『Birthday party』に、無理矢理、ママを出席させた
 の⁉」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、気拙そうな顔付きに成り乍らも、自身の愛娘で在る ひなに話しし始めるのだった。


「あぁ、無理矢理っつーか?
 まぁ~、無理矢理か…?
 姉ちゃんが(英徳学園)中等部当時に作らせた自分の『Party dress』を、つくしに着させ
 て出席させた位…だったから…な。
 俺は、其の『Birthday party』の時に、俺の『好きな女(ひと)』としてババアにつくしを
 紹介した。」と…。


其処で、ひなは、ホッとした様な顔付きに成り、自身の父親で在る 司に伝えるのだった。


「そうだったんだ。
 だったら、良かった。
 確かにそうだよね。
 パパ と ママは、英徳高校で知り合って付き合い始めたんでしょ!
 ママが知らない筈無いよね。
 あぁ~、良かった。」と…。


だが、其処で、司は、自身の愛娘で在る ひなに話しし始めるのだった。


「けど…な。
 俺は、『つくしのBirthday』が何時(いつ)なのか?
 つくしから聞けなかったんだよ。
 其の当時の俺は、つくしを俺の女(もん)にする為に必死で、『つくしのBirthday』迄、
 気が回って無かった。
 俺のBirthdayは、しっかり、つくしに祝ってもらったのに…な。」と…。


そんな風に、自身の愛娘で在る ひなに話しして居る此の時の司自身、自分自身の心の中では、実は、後悔ばかりが募って居たのだった。
其れはまるで、此の時の司は、自責の念に駆られて居る様子…だったのだ。



だが、此の時のひな自身、まさか、自身の父親で在る 司がそんな気持ちで居る等と、想像して居なかった事も有り、追い打ちを掛けるかの如く、司に言って除けるのだった。


「パパって、最低だね。」と、軽蔑するかの様な顔付きのままで…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、自身の愛娘で在る ひなに提案するのだった。


「ああ、俺は、ひなの言う通り、最低な男だな。
 其処で、何だが…。
 そんな最低なパパの頼みを聞いてくれねぇか?
 ひなは、去年の『つくしのBirthday(12月28日)』の日に、パパと一緒に、つくしのお墓
 参りに行っただろ。
 去年の『つくしのBirthday(12月28日)』同様に、今年から毎年、『つくしのBirthday
 (12月28日)』は、パパと一緒に、つくしのお墓参りに行ってくれねぇか?」と…。



実は、自身の父親で在る 司からそんな話しを聞いたひなは、司と出逢う迄も、自身の母親で在る 『つくしのBirthday(12月28日)』の日に、つくしのお墓参りを欠かした事は無かったのだ。


だからだったのだ。
心配そうな顔付きに成り乍らも、自分自身に話しして来る自身の父親で在る 司からそんな話しを聞いて居た此の時のひなは、“当然でしょ!”と、考えて居た事も有り、自身の父親で在る 司に、クスクスと、笑い乍ら、言って除けるのだった。


「私の中では、其れは、至極当然な話なの。
 此れ迄も、ママのBirthdayの12月28日は、ママに会いに行って居たんだから…。
 でも、去年からはパパと一緒だったから、ママは、きっと、喜んでくれて居たと思う
 よ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、自身の愛娘で在る ひなからそんな話しを聞いて、「ああ、そうだな。」と、だけ、返事して居たのだった。


何故なら…。
此の時の司は、自身の愛娘で在る ひなの話しを聞いて居て、既に、涙が出そうに成って居たから…だったのだ。


そして、司 と ひな父子(おやこ)は、去年の『つくしのBirthday(12月28日)』同様に、此の年の『つくしのBirthday(12月28日)』から毎年の様に、『つくしのBirthday(12月28日)』を祝う為に、二人一緒に、つくしの墓前に向かうのだった。



だが、実は、ひな自身、疑問に感じて居る事が有ったのだ。


何故なら…。
ひなは、つくしから聞いて居た事が有ったのだ。


【「まだまだ、ひなには難しい話だけど、牧野家のエンゲル係数は、常に、高いまま…。
  云わば…。
  牧野家は、常に、貧乏なの。 
  ごめんね、ひな…。
  贅沢させて上げられなくって…。」と…。】


だからだったのだろう。
ひなは、考えて居たのだった。


“って事は…。
 ママが英徳高校に通って居た頃も、きっと、牧野家は、貧乏だった筈…。
 ママは、お金持ちの『パパのBirthday』に、どんなプレゼントを贈って居たんだろ
 う⁉”と…。


其処で、そんな風に考えてしまったひなは、自分自身の疑問を解消する為に、自身の父親で在る 司に訊くのだった。


「ねぇ、パパ…⁉
 パパは、18歳の『パパのBirthday』の時に、ママからどんな『Birthday present』を
 贈って貰ったの⁉」と、キラキラした瞳で…。


だからだったのかも知れない。
其の当時の嬉しかった気持ちのまま、司は、自身の愛娘で在る ひなに言って除けるのだった。


「ああ、つくしからの俺への『Birthday present』な!
 其れは、俺の『顔型クッキー』だよ。
 色んな顔型が在ったなぁ~。
 怒った顔や、笑った顔…。
 どれも、俺の特徴を掴んでて…な。
 上手く作れてたんだよ。」と…。


其処で、実は、自身の父親で在る 司からそんな話しを聞いたひなも、懐かしそうな顔付きのまま、自身の父親で在る 司に訊き始めるのだった。


「其れって、もしかして、魚の味って言うのか?
 魚の焦げた匂いとかし無かった?」と…。


だからだったのかも知れない。
自身の愛娘で在る ひなからそんな風に訊かれた話しに驚愕した司は、ひなに訊き返すのだった。


「はぁ~??
 何で、ひなは其の事を知ってんだ?」と…。


だからだったのだ。
ひなは、自身の父親で在る 司に、其の理由(わけ)を話しし始めるのだった。


「実は、ママは、3月3日の私のBirthdayの時にも、私の顔型クッキーを焼いてくれた事が有
 ったの。
 今思えば、食べたら、少し苦みが在ったり、魚臭かったり…。
 でも、上手く、私の特徴を掴んで作ってくれた私の顔型クッキーを食べる事が惜しくて、
 其の当時の私は、少ししか食べられなかったの。
 だから、其の私の顔型クッキーを置いて置いたんだけど…。
 日にちが経つと、粉々に崩れてしまって、其の当時の私は、泣いてしまったの。
 そうしたら、毎年、ママが私の顔型クッキーを作ってくれる様に成ったの。
 “ひなは、私の顔にそっくりだから、何か、作り辛いのよね。”って、言い乍ら…。
 其れが、凄く、嬉しかったなぁ~。」と…。


だからだったのだろう。
そんな話しを自身の愛娘で在る ひなから聞いた司は、自身の愛娘で在る ひなに、或る物を見せるのだった。



実は、司自身、つくしの記憶を取り戻した後に、其の存在に関して、タマから話しを聞いても、此れ迄、一切、其の箱の蓋を開ける事が出来無かった代物なのだ。


「実は…な。
 俺がつくしから貰った俺の『顔型クッキー』を、タマが取って置いてくれたんだよ。
 今迄、開ける事が出来無かったんだが、ひなと一緒なら、開けられると思う。
 如何だ?
 ひなも見て視るか?」と…。



だが、ひなはひなで、幼い頃に経験して居るのだ。
『クッキー』と言う代物は、置いて置けば、置いて置くだけ、粉々に風化してしまう現実を…。


だからだったのかも知れない。
此の時のひなの顔付きは、何か言いた気な顔付き…だったのだ。


“今でも、『顔型クッキー』が残って居ると言うの?
 嘘でしょ!”と…。



そして、司は司で、自室のミニキッチンに在る 『低温保存庫』から自身の『顔型クッキー』が入って在る箱を出して来て、ひなの前で、其の箱の蓋を開けたのだった。


勿論、其の中の司の『顔型クッキー』は、木っ端微塵に粉々に風化する事無く、其の当時のまま、箱の中に納まって居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時のひなの顔付きは、“凄い!”と、言いた気な驚愕して居る顔付き…だったのだ。



実は、司自身、つくしだけの記憶を失ってから、今迄に、開けた事の無かった其の自身の『顔型クッキー』が入って在る箱の蓋を開けた時、其の当時の嬉しかった気持ちが蘇って居たのだった。


だが、此の時の司の心の中では、其れだけでは無く、つくしに対して、申し訳無さで一杯に成って居たのだった。



だからだったのかも知れない。
そんな自身の父親で在る 司の顔付きを見たひなは、思わず、言ってしまうのだった。


「仕方が無いなぁ~。
 此れからは、ママの代わりに、私が『パパの顔型クッキー』を作って上げるよ。
 勿論、味も再現付きで…。」と…。


だからだったのだ。
ひなは、大学教授に卒論を提出した日(1月30日)から、自身の父親で在る 司の為に、
パパの顔型クッキー』を作り始めるのだった。



そして、其の後も、司からのリクエストに寄り、毎年、ひなは、自身の父親で在る 司の為に、『パパの顔型クッキー』を作るのだった。


そして、其の後も、自身からのリクエストに寄り、毎年、自身の愛娘で在る ひなが作ってくれた自身の其の『顔型クッキー』は、つくしの作ってくれた自身の『顔型クッキー』と共に、タマが用意した自室のミニキッチンに在る 『低温保存庫』に保管するのだった。



実は、そんな司の其の『顔型クッキー』は、ひなが葉山家に嫁ぐ其の年迄、ひなは作り続けるのだった。


と言うのか?
ひなは、例え、葉山コンツェルンの御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介と付き合って居ても、自身の父親で在る 司の為に、『パパの顔型クッキー』を作る事を止めなかったのだ。


云わば…。
其れが、ひなからの自身の父親で在る 司への感謝の気持ち…だったのだ。




PS.


勿論、そんな話しを自身の恋人で在る ひなから聞いた葉山コンツェルンの御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介は、司 と ひな父子(おやこ)のそんな関係性を羨ましく思うのだった。


だからだったのだ。
そんな話しを自身の恋人で在る ひなから聞いた葉山コンツェルンの御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介は、其の後、自身のBirthdayにも自身の『顔型クッキー』を作ってくれる様に頼むのだった。



fin

司坊っちゃんのbirthday お詫び



1月31日…司君のbirthday
司坊っちゃん、お誕生日おめでとうございます🎉



皆様、こんにちは!
amiです。



いつも、『tukatuku-inotiのブログ』をご覧下さり、有難う御座います。


本日は、お詫びを兼ねて、投稿致して折ります。


しかも、其れだけでは無く、本日も、携帯からブログを投稿致して折ります。



実は、司坊っちゃんのbirthdayに合わせてブログを投稿し様として居たのですが、其の1月31日の当日の未明に、覚悟を決めて居たとは言え、私共にとっては止ん事無き出来事が起こりました。


其の為、私共の中では、既に、妄想は出来上がって居るにも関わらず、投稿する事が出来ずに居ます。


ですので、私共が落ち着き次第、日にち的には遅れてしまいますが、投稿したいと思って折ります。


了承の程、宜しくお願い致します。


そして、また、其れに伴い、2月3日の節分のブログに関しても投稿日が遅れてしまいます。


其の事に関しても、合わせて、了承の程、宜しくお願いします。



こんなamiでは在りますが…。
此れからも、『tukatuku-inotiのブログ』を宜しくお願い致します。



ami