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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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タマが知って居た事実~司 編~【まさか…‼】…<つかつく>  番外編




<此の二次小説『タマが知って居た事実~司 編~【まさか…‼】…<つかつく>  番外
 編』の中に出て来る一部の表現の中に、不快に思われるやも知れない表現が入って折りま
 す。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【PS.
 <『まさか…‼…<つかつく>  5.』 と 『まさか…‼…<つかつく>  6.』のエ
  ピローグ>


 司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓 と つくしが、二人一緒に、日本に帰国
 して帰って来る際に、タマは、事前に、西田から、つくしの此れ迄の事 と NYでの全
 ての話しについて、連絡を受けて居たのだった。


 唯、タマ と 西田が誤算だったのは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓か
 ら話しを聞いて、司の姉で在る 椿が、「つくしちゃんに会いたい!」と、言う理由で、
 日本に帰国して帰って来た事…だったのだ。


 そして、つくしの姉と成った 静は、静で、つくしの帰邸が遅いという事が心配で、自身
 の両親で在る 藤堂社長 と 藤堂夫人から、「見て来る様に…。」と、言われた事で、
 道明寺邸に向かったのだ。


 そして、其の後、道明寺邸に向かった静は、道明寺邸にて、司の姉で在る 椿と遭遇した
 という訳…だったのだ。


 其処で、此の時のタマは、椿と静が、つくしの姉として、つくしを巡って、火花を散らし
 て居る姿に、“やはりか?”と、嘆くのだった。】



【『まさか…‼…<つかつく>  7.』 と 『あの雨の日から【まさか…‼】…<つかつ
 く>  番外編』 と 『タマが知って居た事実【まさか…‼】…<つかつく>  番外
 編』のエピローグ】


<タマが知って居た事実>


司は、NYから日本に帰国して帰って来た事で、“待ってました!”と、云わんが如く、其の日のタマは、司に食って掛かるのだった。


何故なら…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にとって、英徳高校時代の司 と つくしとの恋は、『許されぬ恋』で有り、云わば、『ジェットコースターの恋』…だったのだ。


だからこそ…。
タマは、司とつくしが一線を越えた事を知っても…。
否、承知して居たとしても、咎める事が出来無かったのだ。


其れに、英徳高校時代の司 と つくしの事を、傍で、観て居て、思って居た事も有ったのだ。


“坊っちゃんは、つくしを押し倒したら、良いのに…さね。
 一つ、部屋の下で暮らして置いて、何、グズグズして居るんだろうかね?”と…。


しかも、此の当時のタマは、奥手のつくしに対して、タマ自身の『初めて』に関しての話しをして居た位…だったのだ。



だが、今回は、違う。


例え、司 と つくしが離れ離れに成った原因が、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の責任だったとしても…。
例え、司 と つくしが、漸く、再会出来たとしても、現在のつくしは、『藤堂つくし』…なのだ。


其れ故、其の事を知ったつくしの養父母で在る 藤堂社長 と 藤堂夫人が如何思うのか?


また、つくしの姉と成った 静は、「未だ、道明寺社長の事を許して居らっしゃらない様です。」と、タマ自身、西田から聞いて居たのだ。


もし、バレれれば、当然、道明寺家 と 藤堂家との間で、不協和音が生じるやも知れないのだ。


と言う事は、道明寺家 と 藤堂家との間で、ギクシャクし始め、仲が拗れるやも知れないのだ。



だからこそ…。
其の(英徳高校時代の司 と つくしの)当時のタマとは違って、現在のタマは、司に、大人の男で居て欲しかったのだ。


何時(いつ)迄も、高校生の頃の様に、後先考えずに、行動するのでは無く、司には、先の事を考えて、行動して欲しかったのだ。


だが、そうは言っても、タマにも、司の気持ち や つくしに対する想いは、理解して居るのだ。


だからこそ…。
現在のタマは、そんな司に対して、『怒って居るという寄りも、呆れて居る。』と、言った方が、しっくり来る状況…だったのだ。



其れに、何よりも、あれだけ、司 と つくしとの交際を許さなかった司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、「現在では、つくし様を信頼し、自身の娘の様に、つくし様を可愛がって居らっしゃいます。」と、タマ自身、西田から報告を受けて居たのだ。


だからこそ…。
此の時のタマは、司には、慎重に、コトを動かして欲しかったのだ。



<司 と タマの会話>


司が、NYから日本に帰国して帰って来た日の事…だったのだ。


タマは、先ず、挨拶するかの様に、司に言って除けるのだった。
しかも、嫌味っぽく…。


「坊っちゃん、お帰りなさいまし。
 ところで、坊っちゃんは、つくしと縒り(より)を戻されたそうですね。
 おめでとう御座います!
 ですが、つくしには、NYに置いて行かれたそうじゃ無いですか?
 流石は、つくしです事…。
 おぉーほほほほ!」と、口元に手を置き乍ら…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、心の中で、悪態を突いて居たのだった。


“チェッ‼”と…。


勿論、此の時の司は、口に出しては言わなかったのだ。


何故なら…。
自身がタマに反論の言葉を言えば、何食わぬ顔で、言い返される事が分かり切って居るし、面倒臭い事に成り兼ねないので、口に出さなかっただけ…だったのだ。



其処で、此の時のタマは、更に、司に話しし始めるのだった。


「其れに、タマは、知って居ますよ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、つくしから、聞いて居た事も有り、密かに、思って居たのだった。


“出た‼”と、何食わぬ顔付きで…。


だからだったのかも知れない。
此の時のタマは、そんな司に対して、続きの話しをし始めるのだった。


「何時(いつ)の事だったのかは、タマには存じ上げませんが、坊っちゃん と つくし
 が、まだ、高校生…だった頃…。
 一線を越えた事は、タマは、知って居ますよ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、既に、つくしから聞いて居た事も有り、面倒臭そうに、一言だけ、タマに返答するのだった。


「ああ。」と…。


其処で、此の時のタマは、そんな司に対して、自身の杖で、司のお尻を叩いた後、嗜めるかの如く、言って置くのだった。


「もう、お痛はいけませんよ。
 坊っちゃんは、大人の男…何ですから…さね。
 其れに、タマには、想像に容易いのですが…ね。
 NYで、再会した坊っちゃん と つくしは、更に、濃密な関係に成ったんじゃ在りませ
 んかね?
 だとしたら、日本では、慎みなさいませ。
 現在のつくしは、『藤堂つくし』…何ですよ。
 云わば、現在のつくしは、『藤堂家』のお嬢様です。
 坊っちゃんが下手な事を為さって、道明寺家 と 藤堂家との間に、不協和音が生じてし
 まっては、一大事です。
 そう成れば、困るのは、間違い無く、つくし…何ですよ。
 今は、まだ、慎みなさいませ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、タマが言いたいで在ろう意味を理解した事で、言って除けるのだった。


「其れって、もしかし無くても、タマは、俺が下手をして、“つくしを妊娠させる。”って、
 言いてぇんだよな⁉
 そんな下手な事を、俺が仕出かすとでも思ってんのか?
 其れ位ぇ、俺でも、分かってるっつーの。
 下手な事はしねぇから、タマは安心しとけ‼」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のタマは、そんな自信たっぷりの司の状況を心配し乍らも、其れ以上、言う事はし無かったのだ。


何故なら…。
其れ以上、大人の司に言うという事は、司の自尊心を滅茶苦茶にしてしまうかも知れないから…だったのだ。


だからこそ…。
其れ以上の言葉を言おうとし無いタマ…だったのだ。


云わば…。
そんな司を信用する事にしたのだった。



fin



<此の二次小説『タマが知って居た事実~司 編~【まさか…‼】…<つかつく>  番外
 編』は、短めにて、終了して折ります事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

タマが知って居た事実【まさか…‼】…<つかつく>  番外編




<此の二次小説『タマが知って居た事実【まさか…‼】…<つかつく>  番外編』の中に
 出て来る一部の表現の中に、不快に思われるやも知れない様な表現が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『まさか…‼…<つかつく>  7.』 と 『あの雨の日から【まさか…‼】…<つかつ
 く>  番外編』 と 『あの雨の日から~つくしの後悔~【まさか…‼】…<つかつく
 >  番外編』のエピローグ  <タマが知って居た事実>】


司 と つくしが、あの日、一線を越えた事は、タマ自身、気が付いて居たのだった。


何故なら…。
其の後の司 と つくしを観て居れば、一目瞭然だと云えたのだった。


実は、司は、其の日から、そんなつくしに対して、デレデレとして居たし…。
寄り一層、つくしを束縛し始めたのだから…。


実は、其の後の司は、『デート』と、言い乍らも、(英徳高校での)授業が終了したつくしを連れ廻す日々…だったのだ。


だが、つくしと云えば、そんな司に対して、疲弊し始めて居たのだった。


だからこそ…。
其の当時のタマには、直ぐに、分かったのだった。
しかし、其の当時のタマは、誰にも、一切、此の件に関して、言わずに置いたのだった。


だからだったのだ。
其の当時のF3&T3が知る事も無く、寧ろ、勘の良い類 と 桜子でさえも、気が付く事も無かったのだった。



実は、英徳高校時代のつくしは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に寄って、道明寺邸を追い払われた『あの雨の日』と同じ日に、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から言われて居た事が有ったのだ。


「二度と、道明寺家と関わらないで頂戴‼」と…。


其の事に寄って、つくしは、思って居たのだった。


“もう二度と、此処(道明寺邸)に来る事は無いだろう。”と…。



なのに…だ。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓と共に、NYから日本に帰国して帰って来た此の時のつくしがこう思って居たとしても、何ら、不思議な事では無かったのだ。


まさか…‼
 此処(道明寺邸)に戻って来る事に成るだ何て…。”と…。


だからだったのだろう。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓と共に、道明寺邸に入って居た筈の此の時のつくしは、そんな風に思って居た事で、エントランスホールに佇んだまま…だったのだ。


其処に、呆れた様な顔付きに成って居たタマが、つくしに声を掛けて居たのだった。


「つくし…何時(いつ)迄、其処に居るつもりだい?
 さっさと、リビングルームにお行き‼
 既に、奥様は、リビングルームに入られたよ。」と…。


なので、つくしは、タマに断りを入れてから、慌てて、リビングルームに向かうのだった。


「はい、申し訳在りません。
 行って来ます。」と…。



実は、此の時のタマは、そんなつくしに対して、嘆いて居たのだった。


“つくしが道明寺家に落ちる事は、司坊っちゃん と つくしが高校生の頃から決まって居
 たさね。
 結局、つくしは、此処(道明寺邸)に舞い戻って来る事に成ったさね。
 結局、つくしが道明寺家に捕らわれの身に成るんだったら…。
 初めから、こう成って居れば、簡単なのに…さね。
 つくしの人生は、苦労する様に出来て居るのかね?”と…。


勿論、其処迄、思って居た此の時のタマは、思わず、悪態を突くかの様に、溜息を吐いて(ついて)居たのだった。


“はぁ~。”と…。



実は、此の時のタマは、其の後、道明寺邸に滞在中だったつくしの様子を見て居たのだ。
其処で、ピンっと来たタマ…だったのだ。


“やっぱり、司坊っちゃん と つくしは、元の鞘に収まるべくして、収まった様ださ
 ね。”と…。


何故なら…。
此の時のタマからして視れば、つくしの後ろ姿が、其の事に関して、物語って居たと云えたのだった。


実は、英徳高校時代の司 と つくしを観て居た其の当時のタマも思って居た事…だったのだが、其の後のつくしの体形にも現れて居たのだった。


英徳高校時代のつくしは、司とそう言う関係に成った事で、『少女』…だった体形から丸味を帯び、女性らしい体形に変わりつつ有ったのだ。


そして、此の時のタマが見た今回のつくしの体形は、年齢的なモノも有るのだろうけれど、更に、大人な女性らしい体形に変化して居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時のタマにとっては、例え、つくしが、如何、誤魔化そうとも、言い訳にしか過ぎず、タマの目には、誤魔化せないという訳…だったのだ。



だからだったのだろう。
此の時のタマは、道明寺邸に滞在中のつくしを捕まえて、話しして居たのだった。


「つくしは、如何も、司坊っちゃんと元の鞘に収まるべくして、収まった様ださね。」と…。


だが、実は、此の時のつくし自身、タマが言って居る言葉の意図が読めて居なかったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、タマに訊き始めるのだった。


「タマ先輩…。
 其れって、如何いう意味ですか?」と…。


だからだったのだ。
ニヤッと、つくしに笑って魅せて居たタマは、つくしに言って除けるのだった。


「此のタマが、何も知らないとでも思って居るのかね?
 此の娘(こ)は…。」と、嘆いて居る様な振りをし乍ら…。


其処で、更に、タマからそんな話しを聞かされた此の時のつくしの頭の中では、『???』で溢れて居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、更に、タマに訊き始めるのだった。


「タマ先輩は、私の何をご存知だと言うんですか?」と…。


だからだったのだ。
此の時のタマは、呆気に取られたかの様な顔付きに成り、更に、つくしに言って除けるのだった。


「タマは、全て、知って居るださね。
 其れは、司坊っちゃん と つくしが、まだ、高校生の頃からの事も、全てださね。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、そんな風に、自身に言って来たタマの顔を、唯、じーっと、見乍らも、訊き始めるのだった。


まさか…‼
 タマ先輩には、あの事は知られて居ないわよね⁉
 バレて居ないわよね⁉”と、思い乍ら…。


だが、実は、其の『まさか…‼』…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時のタマは、続け様に、驚愕顔を自身の顔に貼り付かせたままのつくしに言って除けるのだった。


「其のまさか…‼…ださね。
 タマは、全てを知って居るださね。
 英徳高校時代の司坊っちゃん と つくしに、何が有ったのかも含めて…ださね。
 だからこそ、あの雨の日に、つくしが司坊っちゃんに言った言葉が嘘だったって事も、あ
 の雨の日の前から、既に、気が付いて居たださね。」と…。



実は、つくしの『独り言』という名のつくしの『心の声』は、声と成って、タマにも聞こえて居たのだった。


実の事を言うと、驚愕で、声を出す事が出来無い状況の筈のつくしは、口から『独り言』という名の『心の声』が漏れて居たのだった。


だからだったのだ。
此の時のタマは、そんなつくしの『独り言』という名のつくしの『心の声』を聞き取って居たという訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
更に、驚愕状態のつくしが出来上がって居たという訳…だったのだ。



そして、此の時のタマは、つくしに、さり気無く、言って遣るのだった。


「此の事は、タマ以外に、誰も知らないださね。
 タマは、一切、誰にも言っちゃあ居ないよ。
 だから、安心しな!」と…。



だからだったのかも知れない。
そんな話しをタマから告げられた其の後のつくしは、一人、NYに残して来た司に、タマから聞いた話しの全てを報告するのだった。


「英徳高校時代の司 と 私との事が、タマ先輩に知られて居たみたい…。」と、言った後に…。


だからだったのだろう。
そんな報告をつくしから受けた時の司は、覚悟を決めるのだった。
日本に帰国した後の司は、タマから怒られるだろう事を…。


そして、案の定、日本に帰国して帰って来た時の司は、やはりとでも言うべきか?
タマから怒られて居たのだった。


勿論、其の(司 と つくしが英徳高校)当時のタマがし無かったと言う事も有り、NYから帰国して帰って来た後の司は、此処ぞとばかりに、自身のお尻をタマから(タマの)杖で叩かれて居た事は言うまでも無かったのだった。



PS.
其の後のタマは、つくしに言って置くのだった。


「此れからのつくしは、タマの事を、『タマ先輩』と、呼ぶのはおよし(止めときな)。
 つくしは、司坊っちゃんと結婚する事が決定的…何だから…さね。
 良いね、つくし…!」と…。


という訳で、其の後のつくしは、タマの事を『タマさん』と、呼ぶ事に成ったのだった。



だが、此の時のつくしは、思って居たのだった。


“道明寺家の皆さんって…。
 如何して、道明寺 と 私をくっ付けたがるんだろうか?
 まぁ~、其れでも、良いんだけど…ね。”と…。


そして、其の後の司 と つくしは、婚約発表を執り行ったという訳…だったのだ。
 


fin

あの雨の日から~つくしの後悔~【まさか…‼】…<つかつく>  番外編




<此の二次小説『あの雨の日から~つくしの後悔~【まさか…‼】…<つかつく>  番外
 編』は、『あの雨の日から【まさか…‼】…<つかつく>  番外編』も含めて、不快に
 思われるやも知れない表現が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『まさか…‼…<つかつく>  1.』 と 『あの雨の日から【まさか…‼】…<つかつ
 く>  番外編』のエピローグ  <つくしの後悔>】


あの雨の日から』…。
つくしは、ずーっと、後悔し続けて来た事が有ったのだ。


其れは、あの雨の日に、司から聞かれた後、自身からの返答の言葉として、つくしが言った一言で、“道明寺を傷付けたんじゃないのだろうか?”と、言う事…だったのだ。



だからこそ…。
司と再会後のつくしは、司に言われた話しの後…。


【「なぁ~、つくし…。
  俺とお前は、もう既に、切っても切れねぇ仲だよな?
  そうだよな?
  違ぇか?」】


其の時の事を思い出すかの様に、“あぁ~、そうだった。”と、思い乍らも、其の時のつくしは、苦笑いの顔付きと共に、『あの雨の日から』、ずーっと、後悔し続けて来た事を口に出すのだった。
司に訊き出すかの様に…。


「私は、あの雨の日に、道明寺を傷付ける様な事を言った。
 なのに、道明寺は、そんな私を許す事が出来るの?」と…。


其処で、此の時の司は、そんな風に、自身に訊いて来たつくしに言って除けるのだった。


「あの雨の日に、お前が俺に言って来た言葉は、お前の本心じゃねぇだろ?
 寧ろ、うちのババアから言わされた様なもんだろ?
 お前が俺の前から去った後に、お前が、俺に対して、如何言う想いで居てくれたのか?
 お前が俺に言った言葉がお前の本心じゃねぇ事も含めて、タマから全ての話しは聞いた。
 だから…よ。
 俺は、お前を恨んじゃ居ねぇよ。
 だからこそ、此れ迄、お前の事だけを想って生きて来られたんだ。」と…。


そうなのだった。
実は、そう言ってくれた司と同じ様な想いで、つくし自身も、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の事を恨む様な事をせずに、此れ迄、生きて来られた事は、事実…だったのだ。



実の事を言うと、其の後、自身の姉と成った 静のお陰で、フランスに渡仏して居た4年間のつくしは、フランスの寄宿舎の在る 名門高校 及び 大学にて、時を過ごして来たのだ。


だからだったのだろう。
勉強だけでは無く、特別講義として、英才教育も受けて居たつくしだったので、其の当時は、忙しさの余り、司の事を思い出して居る余裕さえ、無かったのだ。


だからだったのだ。
此の当時のつくしは、司との事で悩まされる必要性が無かったのだ。


だが、実は、日本に帰国して帰って来てからのつくしは、『あの雨の日から』の事を、ずーっと、何処かで後悔し続けて居た事も有り、司との事が自身の頭から離れず、此れ迄、無理矢理、忘れ様として来たのだ。


だからだったのかも知れない。
日本に帰国して帰って来てからのつくしは、司との事を思い出す日々…だったのだ。


勿論、其れは、『あの雨の日から』、ずーっと、後悔し続けて来た事も含めて、思い出す日々…だったのだ。


だからこそ…。
日本に帰国して帰って来てからのつくしは、雨が降る前 や 雨が降り出すと、『天気痛』という名の『片頭痛』に悩まされる日々…だったのだ。



だが、此の時のつくしは、司からの言葉で、救われた様な気がして居たのだ。
其れは、“道明寺が、此れ迄、私の事を恨んで居なかったんだぁ~。”と、言う事が分かったから…だったのだ。


実は、日本に帰国して帰って来てからのつくしは、『あの雨の日から』、ずーっと、勝手に、後悔するかの様に、思い続けて来たのだ。


“あの雨の日に、私が道明寺に言った一言で、道明寺は、私の事を恨んで居るんだろ
 う。”と、懺悔の思いと共に…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、そんな司の話し振り と 顔付きにホッとしてしまったのだろう。



そして、そんな風に、ホッとした顔付きに成って居るつくしを横目に、其の後の司は、言葉巧みに、ビジネスだけでは無く、つくしのプライベートの場でも、つくしの傍に居様とするのだった。


だからだったのだ。
そんな司からの話し振り と 顔付きを観て居て、此の時のつくしは、ホッとしたと同時に、そんな司に疲弊し始めたという訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
別の意味で、其の後のつくしは、自身の頭を悩ませる日々…だったのだ。



だが、此の時のつくしは、更に、自身に強要して来る司に根負けをしたかの様に、つくしは、了承したという訳…だったのだ。


「なぁ~、つくし…。
 俺とお前は、もう既に、切っても切れねぇ仲だよな?
 そうだよな?
 違ぇか?
 また、俺等は、此処から、始めようぜ‼」


「うん、分かったわよ。」と…。


だからだったのだ。
其の後の司 と つくしは、NYに滞在中の間、長い夜を過ごして居たのだった。



【『あの雨の日から【まさか…‼】…<つかつく>  番外編』のエピローグ  
 <あの日の出来事~つくしの回想~>】


つくしは、NYに滞在中、司との長い夜を過ごして居た時に、自身の横で眠る司の顔を観乍ら、ふと、何気に、思い出して居たのだった。
あの当時の頃の事を…。


【<つくしの回想>


 (英徳高校時代の)司は、つくしと一緒に土星を見た後、つくしの背後からつくしの首に
 あの土星のネックレスを着けて遣って居たのだ。
 そして、其の後(あと)、其のまま、つくしを背後から抱き締めたのだ。


 そして、其の後(あと)の司は、つくしを背後から抱き締め乍ら、大人なkissを施して居 
 たのだった。


 そして、其の時のつくしは、声が出せず、自身の身体を動かす事も出来ず、そんな司自身
 を抵抗し様共し無く成って来たつくしを良い事に、司は、つくしに大人なkissを施し続け
 て居たのだった。
 勿論、其の時のつくし自身、どの位の時間が経って居たのか、分からなかったのだが…。


 実は、其の時のつくし自身、自身の背後から抱き締めて来るそんな大人な男の司に対し
 て、恐怖心しか無かったのだ。


 だが、司からkissを施されて居た時のつくしには、司からのそんな大人なkissに対して
 も、恐怖心は無かったのだ。


 “さっき迄の恐怖は、何処に行ったの?”と、つくし自身が思う程に…。



 そして、其の後、そんな状況に、照れてしまった司 と つくしは、『喧嘩』という名の
 『じゃれ合い』を始めるのだった。


 だが、我に返った司は、また、つくしに、大人なkissを施し始めるのだった。
 其処で、此の時の司は、そんな大人なkissの合間に、つくしに訊き始めるのだった。


 「牧野、良いよな?」と…。


 そして、其のまま、つくしのワンピースのファスナーを下げ始めたのだ。


 だからだったのだ。
 つくしは、「嫌ぁぁ~。」と、叫び始めたのだ。


 何故なら…。
 勿論、此の時のつくしには、更に、そんな大人な男の司に対して、恐怖心しか無かったか
 ら…だったのだ。


 だからこそ…。
 此の時のつくしは、そんな大人な男の顔をした司が怖く成ったのだろう。


 だが、此の時の司は、未だ、つくしの顔を上から見乍ら、諭し始めたのだった。


 「なぁ~、牧野…。
  俺の事は、嫌ぇか?
  俺は、お前の事が好きで好きで、堪んねぇ‼
  だからこそ、俺は、お前とじゃねぇと出来ねぇ‼
  俺と付き合ってくれ‼
  お前を大切にするし、お前の事は、俺が守って遣る。
  だから、良いよな⁉」と、切なそうな顔付きで…。


 だからだったのだ。
 また、そんな風に言い乍らも始まった司からの大人なkissを受け乍らも、此の時のつくし
 の恐怖心は薄れて行くのだった。


 そして、其の後の司 と つくしは、お互いの『初めて』の時を過ごしたのだった。


 だからだったのだ。
 其の後の司 と つくしは、付き合う事と成ったのだった。


 そして、勿論、此の当時のF3&T3は、司 と つくしがそんな事に成って居るとは気が
 付かないまま、其の後の司 と つくしの付き合いは、あの雨の日迄、続いて居たのだっ
 た。


 だからだったのだ。
 其の後の司 と つくしは、デートを繰り返して居たのだ。


 実は、そんな司 と つくしは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にバレて
 居るとも知らずに、『制服デート』をした事が有ったのだ。


 そして、「凄く、嬉しかったから…。」と、言う理由で、不意打ちを狙ったかの様に、其
 の『制服デート』をした日のつくしは、司自身の首に巻いて居るマフラーを引っ張って、
 つくし自ら、恥ずかしそうに、司の唇に触れるだけの軽いkissをしたのだった。


 そして、あの後の司 と つくしは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に寄
 って、別れさせられたのだった。】



本当は、此れ迄のつくしは、あの日…。
司に許してしまった事を、ずーっと、後悔して来たのだ。


何故なら…。
司 と つくしとの間には、其の事が有るお陰で、此れ迄のつくしにとって、司の事が忘れられない存在だったからなのだ。


実は、フランスに居た頃のつくしは、自分自身でも気が付いて居なかったのだが、勉強を理由に、必死で、司の事を忘れ様として来ただけ…だったのだ。


だが、今と成っては、司 と つくしが、再び、こう成った事を、つくし自身、心の底から喜んで居たのだった。


何故なら…。
つくしは、密かに、思って居たから…だったのだ。


“あの時が有ったからこそ…。
 今の司 と 私が居るんだよね。”と…。


勿論、此の時のつくしは、口に出して言って居ないつもり…だったのだ。


だが、案の定、此の時のつくしは、『独り言』という名のつくしの『心の声』に寄って、司には聞こえて居たのだった。


「勿論、俺も、そう思ってる。」と、司が返答する位に…。


だからだったのだ。
まさか…‼』…自分自身の『独り言』という名のつくしの『心の声』が、そんな風に、司に聞かれて居るとは思っても視なかったつくしは、司が起きて居た事も、そうだったのだが、司に聞かれて居た事にも驚愕するのだった。


だからだったのだろう。
驚愕で、言葉を発する事が出来無く成って居たつくしは、「えっ??」と、返答するだけが精一杯…だったのだ。


其処で、此の時の司は、つくしの横で寝たフリをし乍らも、つくしから言われた『独り言』という名のつくしの『心の声』を聞いて居て、嬉しそうな顔付きのまま、つくしに言って除けるのだった。


「相変わらず、お前の独り言は、でけぇんだよ。
 俺の耳にも、ちゃんと、聞こえてるっつーの‼」と…。



そして、其の後の司 と つくしは、司が日本に帰国して帰って来てからも、婚約者として、長い夜を過ごす日々…だったのだ。


勿論、其の後のF3&T3は、漸く、そんな司 と つくしとの間に在った事実を知る事と成るのだった。



fin




<此の二次小説『あの雨の日から~つくしの後悔~【まさか…‼】…<つかつく>  番外
 編』は、一部の文面の中に、神尾葉子先生の『花より男子』の中に出て来るシーン や 
 セリフを、勝手に、拝借致して、記載致して折ります。
 神尾葉子先生に於かれましては、勝手に、拝借致して折ります事をお詫び申し上げます。
 また、関係者各位 様に於かれましても、勝手に、拝借致して折ります事を、重ねて、お
 詫び申し上げます。
 ご了承の程、宜しくお願い致します。>