tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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好きなのに…<総優>

【プロローグ】


優紀はつくしを通じて、F4&T2と、知り合いになった。
仲間の集まりにも、優紀も参加するようになっていった。


総二郎は、総二郎の幼馴染で総二郎の初恋の相手 日向更の高校の茶道部の後輩 優紀が、総二郎に近付いて来た事を疎ましく思っていた。


そう思っていたのに…、何時の頃からだろうか、集まりに来なければ来ないで、“何故、来ない。 避けられているのか?” と、不貞腐れ、来たら来たで、態と無視をする態度を優紀に見せていた。


優紀は、“仲間”として、総二郎と接するので、周りには優紀の気持ちが見えない。
それがかえって、総二郎をイラつかせていた。


総二郎と優紀は、高校生の時に、一度だけ、男女の関係になった事が有った。
それ以来、総二郎は女遊びをしても、優紀の残像を探してしまい、上手くコトが運ばなくなっていった。
優紀はその情事さえも無かったかのような振る舞い、と、言うよりも、何も覚えていないような振る舞い。
優紀は、全く総二郎に近付いて来ないのだ。


優紀は、総二郎から高校生の頃に言われた言葉を覚えていたからの振る舞いだというのに、総二郎は自分が言った言葉を全く忘れているのだ。


「俺のテリトリーに勝手に入って来るな。」
「俺に近付くな。」
「俺はお前みたいな子が一番、嫌い、何だ。」


酷い言い草である。


全員、大学生になったF4&T4…。


優紀は、大学生になってから、聡明さを携えて、かなり綺麗になっていった。
しかも、女子大なのに、かなりモテているらしい。


総二郎は優紀を好きになっていく自分の気持ちに気付いても、どうする事も出来なくて…。


初めて、総二郎は女性に執着する姿をF3に見せ始めていた。

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