めちゃくちゃ好きやっちゅ―ねん‼【忘れていた気持ち】…<つかつく> 番外編 短編
<此の二次小説『めちゃくちゃ好きやっちゅ―ねん‼【忘れていた気持ち】…<つかつく
> 番外編 短編』は、『忘れていた気持ち…<つかつく> 8.~15.』の頃の
つくしの気持ちを綴って居ます。
“『忘れていた気持ち…<つかつく> 8.~15.』の頃のつくしの可愛らしい司へ
の気持ちが綴れたら…。”と、思い乍ら、綴ってみました。
2月14日の『St. Valentine's Day』に合わせて、掲載させて頂きましたが、投稿日が、
一日遅れの2月15日に成っております事をお詫び申し上げます。
ご覧下されれば、幸いです。
宜しくお願い致します。>
<つくしside>
道明寺は、私が住んでる大阪まで、迎えに来てくれた。
私は、『道明寺司』という男の強引さに、折れてしまった。
「何処まで行っても、『道明寺司』っていう男は、強引やね?
しゃ~ないから、諦めたるわ‼」
と、私は、道明寺に言って視たものの…。
道明寺に対する私のほんまの気持ち…ちゅうのは?
『めちゃくちゃ好きやっちゅ―ねん‼』と、ほんまは、道明寺に言いたかった。
道明寺と、おうてまう(会う)だけで…。
“道明寺への私の此の気持ちは、誰にも負けへんのに…。”って、私の心の中では、叫んで居た。
実の事を言うと…。
道明寺が、私を迎えに来てくれるまで、私にとって、道明寺の事は…。
『忘れていた気持ち』だった。
日々の生活に追われて、道明寺の事だけを考えられなく成って居た。
だけど…。
道明寺と、再会して視れば…。
一瞬で、あの頃の気持ちに戻ってしまった。
『恋』って、不思議やね。
今の私の道明寺へのほんまの気持ち…。
【めちゃくちゃ好きやっちゅ―ねん‼
私の心の叫び…。
私は、いつ、伝えたら、良いんやろ???
道明寺と目が合うだけで、ドキドキに勝てへん。
道明寺のほんのちょっとだけの優しさが、嬉し過ぎて…。
何も、手に付かへんかったり…する。
『恋』って、恐ろし過ぎる…やんね⁉
目で追い始めると、キリがないと、分かってんのに…。
私は、道明寺に嵌ってしまう。
だけど…道明寺には、素直に私の気持ちが言えへん。
ドキドキが、また、邪魔してしまうから…。】
道明寺が、私の目の前に居る(おる)だけで…。
ついつい、私の気持ちは、本音を避けて、道明寺に言ってまう。
心の中の本音と、口から出て来る言葉は、違ってしまう私…やねん。
で、そんな日々も、あれから、何か月か経って…。
一大決心をした私は、道明寺に対する今の素直な気持ちを伝える事にした。
そう、今年の『Valentine's Day』に…。
今年こそは…。
今更やけど…ね。
で、今年の『Valentine's Day』…で在る 2月14日という日が遣って来た。
抑え切れない私の気持ちを、此の日だからこそ、道明寺に伝える事に決めていた。
で、道明寺は、甘い物は、苦手…。
だから、甘くない私の手作り『chocolate』を用意して視た。
で、私からの一大決心の言葉…。
道明寺に、如何、伝わるだろうか?
不安しか無かった。
で、私から、道明寺に伝えた。
「私のめちゃくちゃ好きな気持ちを伝える…なぁ~。
私は、司の事が、『めちゃくちゃ好きやっちゅ―ねん‼』…。」
そう言い乍ら、甘くない私の手作り『chocolate』を司に渡した。
私は、渡した途端、顔を両手で覆って、俯いた。
そうしたら、司が、嬉しそうな顔をして、俯いて居る私の頬を、司の両手で挟んで、上に向かせて来た。
そして、司は、満面の笑みで、私に言って来た。
「めっちゃ、嬉しい‼
俺も、つくしの事が、『めちゃくちゃ好きやっちゅ―ねん‼』…。」と…。
司にとっては、慣れない関西弁…。
イントネーションまでばっちりで…私に、伝えてくれた。
“何処で、関西弁を覚えたん遣ろう?”と、私は、思っていた。
だから、私は、司の言葉に、吃驚はしたけど…。
司からの返してくれた言葉に、私も、嬉しかった。
で、司からは、私の歳の数だけの真紅の薔薇の花束を渡してもらった。
吃驚したけど…。
アメリカでは…。
「2月14日の『Valentine's Day』の日に、真紅の薔薇の花束を恋人に送るんだ。
2月14日のアメリカでは、【愛を祝う日』…何だ。」
と、言う事を、司から教えられた。
そして、私の気持ちは、司に伝える事が出来た。
やっと、私は、司には、素直に成れた様な気がしていた。
fin
<此の二次小説『めちゃくちゃ好きやっちゅ―ねん‼【忘れていた気持ち】…<つかつく
> 番外編 短編』は、倖田來未さんの ♪ 恋のつぼみ ♪ の歌詞を、勝手に、拝
借させて頂き、文章化にして、綴らせて頂いております事をお詫び申し上げます。
関係者各位 様、勝手致しております事をお詫び申し上げます。>