tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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司の仕返し、そして、つくしの困惑【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編



<此の二次小説『司の仕返し、そして、つくしの困惑【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  
 続編』は、現代に於いて、相応しくない言葉 や 不快に思われるやも知れない言葉が入
 って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『F4の父親達、そして、滋の父親【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編』のエピ
 ローグ】


道明寺HD・花沢物産・美作商事・大河原グループに寄って、提携解除の通達を送られてしまったつくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒の父親達が経営する企業の社長達は、揃って、息子達共々、代表企業で在る 道明寺HDに現れて居たのだ。



勿論、此の時の司は、F4の父親達、そして、滋の父親の後押しも在る事から、強気だった事は言うまでも無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、何も言わず、此の場に居るつくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒の父親達の目を、唯、冷たい目で、ジーっと、睨み付けるかの様に、観て居ただけだったのだ。



そして、司の第1秘書で在る 西田の方から、【何故、提携解除の通達が、つくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒の父親達が経営するそれぞれの企業に、送付されたのか?】という説明が為されたのだ。


其処で、つくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒達は、英徳学園 高等部当時に、既に、司から、つくしの仕返しを受けて居た事を、訴えたのだ。
そして、其の上で、つくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒達の中のリーダー格の男(性)が、更に、司に、訴えたのだ。


「其の件でしたら、先程も申しました様に、既に、道明寺支社長より、英徳高校時代に、仕
 返しを受けて折ります。
 ですから、既に、終わった話しかと思います。
 ですので、今回、牧野さんが倒れられた件は、私達には、関係無い事案では無いでしょう
 か?」と…。



実は、司と西田との事前の打ち合わせで、今回の司からの仕返しの本当の理由は、西田から、言わない事にして居たのだ。


何故なら…。
司から、言う為…だったのだ。


だからだったのだろう。
西田が、先ずは、つくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒達 及び 其の父親達に伝えた話しは、こうだったのだ。


「貴方方が、此方に呼ばれたのは、英徳学園 高等部当時に、牧野様に暴力を振るった件に
 関して、お呼び致しました。
 貴方方も、既に、ご承知かと存じますが、牧野様は、司様の婚約者で在られます。
 其の牧野様は、NYから帰国後に、倒れられました。」と…。
 


だからだったのだ。
言い訳がましい、つくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒達の中のリーダー格の男(性)からの言葉に、此の時の司は、更に、冷たいきつい目に成り、其のリーダー格の男(性)を睨み付け乍ら、言って除けるのだった。


「其れが、そうはいかねぇんだよ。
 高等部当時のガキだった俺が、お前等にした仕返しは、つくしの為だ‼
 高等部のガキだったお前等が、罪もねぇ俺の大切なつくしに、犯した暴力のせいで、つく
 しの内臓は、損傷してたんだよ。
 其の事が発覚したのは、つくしが(英徳)大学3年に成ってからだったらしい。
 そして、生きるか死ぬかの瀬戸際を彷徨って居たつくしは、等々、NYからの帰国後に、
 倒れた。
 手術をし無ければ、死んで居たかも知れねぇ。
 “誰にも、迷惑を掛けたく無い(ねぇ)‼”と、思って居たつくしは、手術を受ける事無く、
 死ぬつもりで居た。
 もし、つくしが見付かって居らず、密かに死んで居たら、お前等は、此れだけでは済んで
 ねぇんだぞ‼
 俺は、お前等のせいで、恐怖を味わったんだよ‼
 つくしが、死んでしまうかも知れねぇという恐怖を…。
 だから…よ。
 つくしに感謝しろ‼
 つくしが、手術を受けた事で、今では、元気に過ごして居る事を…。
 という訳で、今度は、俺の為の仕返しだ‼」と…。


其処で、司からのそんな話しを聞いて居た此の時のつくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒達 及び 其の父親達は、何も、言えなかったのだ。


だからだったのだろう。
つくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒達 及び 其の父親達は、一斉に、下を向くだけ…だったのだ。


だが、其れでも、納得のいかなかったつくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒達の中の一人が、頭を上げ乍ら、話しし始めるのだった。


「ですが、私達は、嵌められた様なモノです。
 三条さんに寄って…。
 あの当時の三条さんは、牧野さんを嵌める為に、(英徳)学園中に嘘の情報を流しまし
 た。
 其の為、私達は、道明寺様の為に、遣った行為だったんです。
 其れでも、私達だけが、罪を償わないといけないんでしょうか?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、ニヤリと笑い乍ら、司に訴えて来たつくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒達の其の一人に、更に、言って除けるのだった。


「ああ、確かに…な。
 だからこそ…。
 俺は、三条を許さなかった。
 だが…な。
 三条は、此れ迄、つくしに、尽くして来たんだよ。
 此れ迄の三条は、何を置いても、何時も、一番は、つくしだった。
 だから…な。
 俺は、三条を、許した。
 けど…な。
 俺は、お前等の英徳大学の当時の状況を聞いて知ったんだよ。
 お前等は、つくしが、休学して居た時でも、如何も、我関せずと言った態度だったらしい
 な。
 しかも、F3が卒業した後は、自分達が、英徳大学のリーダーの如く、歩き回って居たらし
 いじゃねぇか?」と…。


だからだったのだろう。
其れ以上、つくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒達 及び 其の父親達は、口を開く事は無かったのだ。



実は、司は、桜子から、英徳大学当時のつくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒達の話しを聞いて居たのだ。


だからだったのだ。
此の時の司は、全ての事情を知った上で、つくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒達に、言えた言葉だったのだ。



そして、其の後、道明寺HD・花沢物産・美作商事・大河原グループに寄って、提携解除の通達を送られてしまったつくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒の父親達が、それぞれ、経営する企業は、経営破綻に追い込まれたという訳…だったのだ。


そして、其の後、西門流 家元に寄って、つくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒の中の母親は、自身が務めて居た西門流の重鎮の座からも追われたのだ。


実は、西門流の重鎮だった母親を持つ、つくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒の父親が経営する企業は、提携解除の通達を送られてしまった其の後も、一縷の望みを持って居たのだ。


何故なら…。
西門流の重鎮だった母親を持つ、つくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒の父親は、道明寺HD・花沢物産・美作商事・大河原グループに寄って、提携解除の通達を送られてしまった事で、経営破綻に追い込まれたとしても、“まだ、母親は、西門流の重鎮だ。”と、言う変な期待感が有った事は、紛れも無い事実だったのだ。
だが、其の一縷の望みも、潰えたのだ。


だからこそ…。
つくしを危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒の父親が経営する其の企業も、何も出来無い状況だった事は言うまでも無かったのだ。


そして、其の後、世間では、全ての此の事が、明るみに出た事は言うまでも無かったのだ。



【つくしの困惑】


其れから、数週間が経った頃…。
つくしは、自身を危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒の父親達が、それぞれ、経営する企業が、揃いも揃って、経営破綻に追い込まれて居た事を知ったのだ。


だからだったのだ。
不思議に思ったつくしは、司に訊ねたのだ。


「ねぇ、司…。
 可笑しくない?」と…。


其処で、つくしが、何の事を言って居るのか?
全く、分かって居なかった司は、つくしに、訊き返すのだった。


「何の事だ⁉」と…。


其処で、つくしは、自身を危険な目に遭わせた其の当時の英徳高校の男子生徒の父親達が、それぞれ、経営する企業が、揃いも揃って、経営破綻に追い込まれた事に関して、話しし始めるのだった。
そして、其の上で、つくしは、更に、司に、訊ねたのだった。


「何か、不思議で仕方無いのよね。
 揃いも揃って、5社共、経営破綻に追い込まれるだ何て…。
 普通に考えて、信じられないでしょ⁉
 もしかして、此の件に関して、司は、関与して居ないわよね?」と…。



だからだったのだろう。
“つくしには、嘘を隠し通す事は、不可能だろう。”と、悟った此の時の司は、つくしに、白状するのだった。


「関与というのか?
 当然な事をした迄…だ。」と…。


だが、此の時のつくしは、其れでも、引き下がる事無く、司に、訊くのだった。


「当然って、如何いう意味?
 あの人達は、既に、高等部当時に、司から、仕返しを食らってる筈でしょ‼
 司も、覚えてるでしょ?
 あの人達を、屋上から、縄で、吊るした事…。」と…。


其処で、此の時の司は、そう言って来たつくしに、更に、言って除けるのだった。


「其れは、つくしの為の仕返しだ‼
 今度は、俺の為の仕返しだ‼
 例え、一時だったとしても、俺は、“お前が、死んでしまうかも知れねぇ。”と、いう恐怖
 を味わったんだぞ‼
 だからこそ…。
 俺は、あいつ等に、仕返しして遣った迄…だ。
 其れの何処が悪ぃんだよ。」と…。


其処で、つくしは、更に、司に、訊き始めるのだった。


「でも、遣り過ぎじゃ無いの?」と…。


だからだったのだろう。
“当然だ‼”と、云わんが如く、此の時の司は、更に、つくしに、言って除けるのだった。


「あのなぁ~、つくし…。
 あいつ等の企業は、今や、道明寺HD・花沢物産・美作商事・大河原グループの傘下に入
 ってんだよ。
 勿論、解体させる事無く、道明寺HD・花沢物産・美作商事・大河原グループのそれぞれ
 の企業の中で、自分等のビジネスに似合った企業を、それぞれ、傘下に入れた。
 だから…よ。
 俺等のそれぞれの傘下に入った企業は、其れまで寄りも、業績が上がって、喜んでるんだ
 よ。
 お前に怒られねぇ様にする為に、俺と類と総二郎とあきらと滋とで、相談して決めたん
 だよ。
 勿論、傘下に入ったそれぞれの企業の此れ迄の社長一族の全ては、解任して、俺等の会社
 のそれぞれの重役等の中から選んで、社長に据えたけど…な。」と…。


だからだったのだ。
其処迄、司から話しを聞かされた此の時のつくしは、其れ以上、言う言葉を失う程…だったのだ。


“全ては、計画的に、コトを起こして居たという訳…だったんだぁ~。”と、心の中で、思い乍ら…。


だからこそ…。
此の時のつくしには、話せる言葉を失う程…だったのだ。



だが、此の時のつくしは、暫く経ってから、司に、一言だけ、伝えて置いたのだ。


「此れからは、もう、無茶な経営はし無いで…。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、そう言って来たつくしに、言って除けるのだった。
勿論、“約束は出来ねぇが…な。”と、自身の心の中で、思い乍らも…。


「ああ。」と…。


そんな司からの胡散臭い返答に、呆れ乍らも…。
つくしは、「約束だから…ね。」と、司に、返答し乍らも、司の顔を、唯、ジーっと、観て居たのだった。
そして、此の時の司の顔を観て居たつくしは、心の中で、思って居たのだった。


“多分、約束は、不履行で終わるかな?”と…。


勿論、此の時のつくしは、“司だから、仕方無いか?”とも、思えて居た事も、また、事実だったのだ。



或る意味、司の姉で在る 椿の懸念は、当たって居たとも、言えたのだった。



fin

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