tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

司の思い【会いたい】…<つかつく>  番外編




【『あきらの心配【会いたい】…<つかつく>  番外編』 と 『自責の念~桜子編~
 【会いたい】…<つかつく>  番外編』 と 『春のお彼岸【会いたい】…<つかつく
 >  番外編』 と 『椿&司姉弟【会いたい】…<つかつく>  番外編』のエピロー
 グ  <司の思い>】


司が、自身の妻と成る筈だったつくしへの詫びとして考えて居た事…。
其れは、あきらに話しした話の内容…だったのだ。



【司 と つくしとの約束事】


『(自身の弟と成った、つくしの実弟で在る)進 と (自身とつくしとの間に産まれて来
 た)ひなを立派な企業人にする。』事…。


其の期間は、10年間…。


何故なら…。
其れは、つくしが、必死で、ひなを育て上げた年数…だったからなのだ。


云わば…。
其の10年間で、『(自身の弟と成った、つくしの実弟で在る)進 と (自身とつくしとの間に産まれて来た)ひなを立派な企業人にして魅せる。』と、司は、自身の妻と成る筈だったつくしの納骨式の時点で、つくしに誓って居たのだった。



勿論、其の話しは、あきら と 桜子夫婦にも話しして居た内容…だったのだ。


何故なら…。
将来的には、あきら と 桜子夫婦は、(自身の弟と成った、つくしの実弟で在る)進 と (自身とつくしとの間に産まれて来た)ひなの身内に成る予定…だったからなのだ。


だからこそ…。
(自身の弟と成った、つくしの実弟で在る)進 と (自身とつくしとの間に産まれて来た)ひなの10年後をあきら と 桜子夫婦に託す事にしたのだから…。



だが、自身の姉で在る 椿から、自身の愛娘で在る ひなへの縁談の話しが有るという事を聞かされた此の時の司は、戸惑いを隠せて居なかったのだ。


何故なら…。
現在の司にとってのひなは、勿論、自身の愛娘で在り、自身とつくしとの間に産まれて来た掛け替えの無い娘なのだ。


当然乍ら、司自身、ひなの父親として、自身の愛娘で在り、自身とつくしとの間に産まれて来た掛け替えの無い娘(ひな)の幸せを望んで居る事も確か…だったのだ。


其れに、大人に成ってからの『ひな』しか知らない司は、“早く、ひなが結婚をして、ひなに良く似た孫の顔を見て視たい。”と、思って居た事も、また、事実で、世間の父親と同じ様に、そう言う思いが有るには在ったのだ。


だが、其れでも、司自身、つくしとの約束事も有ったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、当然乍ら、せめて、10年間は、自身の愛娘で在る ひなを、自身の傍に置いて置きたかった事も、また、事実…だったのだ。


だが、当然乍ら、そんな自身の弟で在る 司の思いを知らない椿は、自身と司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から頼まれた話しを、自身の弟で在る 司に伝えたに過ぎなかったのだ。



だからだったのだろう。
此の時の司は、此れ迄、あきら と 桜子夫婦しか知らなかった自分自身の心の内を、自身の姉で在る 椿に告白したのだった。


「今から話しする内容は、(将来的には、進の結婚相手に成る 現在の)進の彼女の絵夢の
 兄貴で在る あきらと、其の妻の三条しか知らねぇ話し…何だわ。
 だから…な。
 進も、ひなも、全く、知らねぇ話しだ。
 だから…よ。
 誰にも、此の話しを言わねぇでくれ‼」と、懇願するかの様に、司は、自身の姉で在る 椿に例の話を話しし始めたという訳…だったのだ。



だからだったのだろう。
当然乍ら、そんな話しを自身の弟で在る 司から聞かされた此の時の椿は、驚愕と共に、何とも言えない様な気持ちに成って居たのだった。


そして、そんな話しを自身の弟で在る 司から聞かされた此の時の椿は、其の後、直ぐに、喋る言葉を失う位…だったのだ。



だからだったのだ。
此の時の司は、続けるかの様に、更に、自身の姉で在る 椿に話しするのだった。


「勿論、俺も、普通の父親の様に、ひなの幸せを願ってる。
 だから…な。
 “早く、ひなが結婚をして、ひなに良く似た孫の顔を見て視てぇ‼”とも、思ってる。
 けど…な。
 さっきも言った通り、つくしとの約束事も有る。
 だから…だ。
 [“ひなの事は、ひな自身に任せて在る。
  周りが、とやかく言う事もねぇだろ?
  今のひなは、ガキじゃねぇんだ。
  一端(いっぱし)の大人だろ。
  ひなの事はひなに任せて置けば良いんだよ‼]って、ババアに言って置いてくれ‼”っ
 て、姉ちゃんに頼んだんだよ。
 だから…よ。
 今は、取り敢えず、ひなに男(彼氏)が居ねぇのなら、俺 と ひなの事は、放って置い
 て欲しい。
 けど…よ。
 姉ちゃんには、今の様に、此れからも、ひなの事を支えて遣って欲しい。」と…。



実は、此処迄、自身の姉で在る 椿に話しした此の時の司は、あきら と 桜子夫婦に伝えた様に、自身の姉で在る 椿に言って居ない事が有ったのだ。


其れは、『10年後の自分自身が、如何したいのか?』という事…だったのだ。


そして、此の時の司は、例え、椿が自分自身の姉で在ったとしても、あきら と 桜子夫婦に伝えた様に、自身の姉で在る 椿に言って居ない事が、更に、有ったのだ。


其れは、『何故、つくしが28歳という短い生涯で一生を終えなくては成らなかったのか?』という事…だったのだ。


だからこそ…。
理由は言わずに、此の時の司は、話しの流れかの様に、自身の姉で在る 椿に、将来のひなの事を頼んだという訳…だったのだ。



だが、漸く、此の時の椿自身、自身の弟で在る 司が自分自身に言いたい気持ちが分かったのか?
切なそうに、司に返答するのだった。


「司の気持ちは分かったわ。
 でも、其れは、つくしちゃんの思いかしら?
 何故、つくしちゃんは、10年間、司に代わって…。
 いいえ、司に何も言わず、ひなちゃんを育ててくれたのかしら?
 其れは、きっと、ひなちゃんの幸せを祈って居たからじゃ無いの?
 だからこそ、司にお願いが有るの。
 勿論、お母様には、進 と ひなちゃんへの司の思いを言わないわ。
 でも、何時(いつ)の日か?
 もし、ひなちゃんから、“結婚したい男性(ひと)が居る。”って、話しをされた時には、
 反対せずに、其の男性(ひと)と会って挙げて頂戴‼
 其れは、つくしちゃんからのひなちゃんへの思いでも有る様に思うから…。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、“そんな日が、もし、来たとすれば、其れは、仕方ねぇだろうな。”と、思う事で、「ああ。」と、自身の姉で在る 椿に返答するに留めたのだった。


だが、勿論、此の時の司からして視れば、素直な気持ちのまま、自身の姉で在る 椿にそう返答した訳では無く、“仕方ねぇだろうな。”と、言う思いが先行して居た事は、事実…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の司の心の中では、密かに、或る思いが浮かんで居たのだった。


“まだまだ、ひなには、男(彼氏)は現れるな‼”と…。



そして、そんな自身の弟で在る 司の思いを知った其の後の椿は、自身の愛娘で在る 杏と共に、道明寺家のPJにてNYに戻る際中、自身の弟で在る 司から聞いた其の時の話しの内容が自身の頭から離れる事は無かったのだ。


其れ処か?
NYに戻った後…。
自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から頼まれて居た事も有り、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に対して、“お母様には、何て、伝えたら良いのかしら?”と、悩む程…だったのだ。



実は、そんな自身の母親で在る 椿の様子が変な事に気が付いた杏は、自身の母親で在る 椿に訊き始めるのだった。


「ママ…如何したの⁉
 何か有ったの?
 今日のママは、何か変だよ‼」と…。



だが、此の時の椿は、例え、自身の愛娘で在る 杏が自分自身の事を心配してくれて居る事が分かって居たとしても、自身の弟で在る 司との約束事でも有るので、思えて居たのだった。


“例え、私の娘で在ったとしても、此れだけは、杏には言えないわ。
 司との約束だものね。”と…。


だからだったのだ。
此の時の椿は、そんな自身の愛娘で在る 杏に言って除けるのだった。


「何も無いわよ。」と、あっさりと…。



だが、実は、椿の愛娘で在る 杏は知って居たのだ。
自身の母親で在る 椿が、ディナー後に、自身の叔父で在る 司の部屋に向かって居た事を…。


だからこそ…。
自身の母親で在る 椿のそんな様子を見て居た事で、自身の母親の事が気に成って仕方無かった此の時の杏は、自身の母親で在る 椿の事を心配して聞いて居たという訳…だったのだ。


何故なら…。
自身の母親で在る 椿 と 自身の叔父で在る 司が、“喧嘩をして居たんじゃ無いだろうか?”と、心配して居たから…だったのだ。



だからだったのだろう。
実は、東京に戻って来た道明寺家のご一行様が、其の後、それぞれの(道明寺邸の)部屋に戻った後、此の時の杏は、自身の従姉妹で在る ひなの部屋を訪れて、自身の従姉妹で在る ひなにも、其の事を話しして居たのだった。


だからだったのだ。
そんな話しを自身の従姉妹で在る 杏から聞いた此の時のひなは、驚愕の余り、言葉が出て来ない程…だったのだ。


何故なら…。
実は、此れ迄に、椿 と 司姉弟が喧嘩をして居る所を観た事の無いひなは、生前のタマから聞いた事が有ったのだ。


「椿お嬢様 と 司坊っちゃんは、良く、姉弟喧嘩をして居た。」と…。


だからこそ…。
此の時のひなは、自身の従姉妹で在る 杏からそんな話しを聞いた事で思って居たのだった。


“何も、折角の家族旅行に行って迄、姉弟喧嘩する必要無いのに…。
 其れ共、姉弟喧嘩する様な何か有ったのかな⁉”と…。


だからだったのかも知れない。
実は、自身の従姉妹で在る 杏からそんな話しを聞いた事で、気に成って仕方無かったひなは、其の後、自身の父親で在る 司に訊くのだった。


「(道明寺家の)別荘で、椿伯母様と何か有ったの?
 “姉弟喧嘩して居たのかも…。”って、杏ちゃんから聞いたんだけど…。」と…。


だが、司は、自身の愛娘で在る ひなに、話しの内容を言える筈も無く、あっさりと、返答するのだった。


「何もねぇよ。
 其れに、心配すんな‼
 姉ちゃんとは、喧嘩してねぇから…な。」と…。


だからだったのだ。
此の時のひなは、自身の従姉妹で在る 杏に、其の事を伝えるのだった。


そして、杏もまた、自身の従姉妹で在る ひなに、自身の母親で在る 椿からの返答の言葉を伝えるのだった。



だが、其れでも、腑に落ちて居ない其の後の杏は、ひな と 自身達の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に其の話しする事にしたのだった。



fin

×

非ログインユーザーとして返信する