tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Xmas【取り戻したい…<総優>】…<F4&T4&静>  番外編





12月25日…Xmas



〈此の二次小説『Xmas【取り戻したい…<総優>】…<F4&T4&静>  番外編』は、本
 来で在れば、12月25日に投稿したかったのですが、『Once again~再び~  25.~
 26.』を綴って投稿する事に専念して居た為に、此方が後回しに成って折りました。
 少し、遅れての投稿をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。〉



【『スポーツ大会 & 文化祭【取り戻したい…<総優>】…<F4&T4&静>  番外
 編』の一年後】


F4&T3&静のそれぞれの夫婦の息子達で在る F4Jr.は、英徳学園 中等部2年生に成ったのだ。


そして、其の年の『12月25日』と言えば、英徳学園 中等部も御多分に洩れず、世間と同じ様に、例外では無く、冬休み期間中の事…だったのだ。



と言う訳で、『12月25日』と言えば、勿論の『Xmas』…だったのだ。


実は、F4&T3&静のそれぞれの夫婦の息子で在る F4Jr.達にとって、『12月25日』の『Xmas』だけでは無く、『12月24日』の『クリスマスイブ』に至っても、内外関係無く、恐怖のイベント事…だったのだ。
勿論、『恐怖の対象者』は、何も『親』という訳では無い。


実の事を言うと、何方(どちら)かと言えば、F4Jr.達にとっての『恐怖の対象者』というのは、F4Jr.のファンもそうなのだが、今回は『滋』の事…だったのだ。



実は、滋は、此れ迄、何時(いつ)も豪語して来たのだ。


「T3&静さんの子供達は、私の子供でも在るのよ!」と…。


だからだったのだろう。
そんな風に豪語して来る滋に対して、何時(いつ)も、F4は、悪態を吐き(つき)乍ら、怒って居たのだった。


「勝手な事、言ってんじゃねぇぞ‼」


「何時(いつ)から健は、大河原家の息子に成ったの⁉」


「俺は、優一郎を養子に出したつもりはねぇぞ‼」


「だったら、こいつ等の父親は、誰…何だよ‼」と…。


勿論、そんな時のT3&静は、そんな風に喧嘩して居るF4&滋を見乍ら、笑ったまま…だったのだ。
但し、静&桜子は、例え、笑って居たとしても、唯、呆れてしまって居たのだが…。



だが、等々、思春期に入ったF4Jr.達は、そんな滋に対して、恐怖を覚える様に成って来たのだった。


何故なら…。
写真を撮るだけ成らば、未だしも…。
まだ、許容範囲内では在る。
其れだけ成らば…。


だが、ここ最近の滋の要求が、段々、エキサイティングして来た様で、F4Jr.達がそんな滋に対してうざがると、今度は、カメラマン宜しく、言って来るのだ。


「あんた達、遣る気有るの‼」と…。



F4Jr.達自身、4人が4人共、遣る気も何も、元々、モデルをする気等毛頭無く、滋から言われて居る事の意味が理解出来無かったのだ。


否、寧ろ、此の時のF4Jr.達自身、4人が4人共、理解する気等毛頭無かったのかも知れない。



だからだったのだろう。
12月に入った頃から、F4Jr.達は相談し始めたのだ。
先ずは、やっぱりのやすしが口火を切るのだった。


「なぁ~、今年の『Xmas』…如何する⁉」と…。


其処で、翼は、“当然‼”と、でも言いた気に、言い始めるのだった。


「当然、逃げるだろ‼」と…。


だからだったのかも知れない。
優一郎は、翼の後を受けるかの如く、言い始めるのだった。


「『逃げるが勝ち』って、言うモンね!」と…。


そして、健は、類の息子らしく策士振りを発揮するのだった。


「で、当日の『12月25日』は、如何遣って逃げるかだよね?」と…。



勿論、此の時点に於いてのF4Jr.達にも分かって居たのだ。
逃げるなら、上手く逃げないと、後がヤバく成る事位は…。
だからこそ、念には念を入れて置かないといけない事位も…。


だが、其れでも、中々、直ぐには良い案が思い浮かばず、其の日は、取り敢えず、それぞれが個別で考えて視る事にしたのだった。


但し、此の時のF4Jr.達は、約束事を設ける事にしたのだった。
実は、此の件に関して口火を切って来たのは、健…だったのだ。


「絶対に、下の弟妹(きょうだい)達にはバレ無い様にし様よ!」と…。


だからだったのかも知れない。
“当然‼”と、でも言いた気に、其の他のF4Jr.達も健からの約束事に了承するのだった。


「「「了解‼」」」と…。



実は、其の後のF4Jr.達は、数日経っても、中々、直ぐには良い案が思い浮かばず、迷想状態…だったのだが、自棄っぱちに成ったF4Jr.達は、それぞれが独り言ちる(ひとりごちる)事が多く成って居たのだ。
其処で、何気に言った翼の独り言に健が反応するのだった。


「当たって砕けろで良いんじゃねぇの‼」


「其れ…良いかも…ね。」と…。


だからだったのかも知れない。
そんな翼 と 健の言葉に、やすしが反応したのだった。


「当たって砕けて、其れだけで、上手く行くかなぁ~??」と…。


勿論、そんなやすしの反応の言葉を聞いて居た優一郎もやすしの意見に賛成…だったのだ。


「俺も、当たって砕けただけで上手く行くとは思えないなぁ~。
 “学校行事が有るから…。”って、其の時は、其の場を逃げられても、後からバレた時に、
 ヤバそうだし…ね。」と…。



其処で、健が話しし始めるのだった。
其れはまるで、“今、良い案が思い浮かんだ!”と、でも言いた気…だったのだ。


「今年の『Xmas party』も道明寺邸だろ?」と…。


だからだったのだ。
翼が健の問いに即答するのだった。


「ああ、多分、そうだろうな。
 『Xmas party』に限らず、イベント事は、全て、うち(道明寺邸)だろ‼」と…。


だからだったのだろう。
此の時の健は、そう返答して来た翼の言葉を受けて、更に、翼の方を向いて言い始めるのだった。


「だったら、(道明寺)邸の事は、全て、翼が把握してる筈…でしょ?」と…。


だからだったのだ。
勿論、道明寺邸の中を全て承知して居る翼は、健からの問いに即答するのだった。


「ああ、勿論…な。」と…。


其処で、健は、自身が思い付いた作戦と言うべき名案を其の他のF4Jr.達に話しして聞かせるのだった。


「当然、そうだよな!
 其処で…だ。
 滋さんが道明寺邸に来る前に、道明寺邸内の何処かに隠れて置くのは、如何?」と…。


だが、此の時点に於いてのやすしは、密かに、独り言ちて(ひとりごちて)居たのだった。


“隠れるだけ…何だ‼”と…。


だからだったのかも知れない。
そんな風に独り言ちて(ひとりごちて)居たからだろうか?
自身の疑問を訊いて視る事にしたのだった。


「隠れるだけじゃねぇよな⁉」と…。


だからだったのだろう。
此の時の健は、“やすしのそんな疑問は、当然…何だろうな。”と、思えた事で、其の後の作戦について、更に、話しし始めるのだった。


「当然、隠れるだけじゃ無いでしょ!
 頃合いを視て、道明寺邸から逃げるんだよ!
 まぁ~、其の場を後にするって、感じかな?
 俺等が知らなくても翼…だったら、(道明寺邸の)勝手口も、裏口も、全て分かってるで
 しょ!」と…。


其処迄、一気に言い切った健は、翼の方を見乍ら、訊いて居たのだった。


だからだったのだ。
健から訊かれた此の時の翼は、頷き乍ら、返答するのだった。


「ああ、勿論!
 小さい頃に、(道明寺)邸内を探検して、或る程度は把握してるよ!
 だから、(道明寺)邸内の事は、全て、俺に任せてくれても大丈夫!」と…。


そして、翼のそんな言い分に納得した其の他のF4Jr.達は、それぞれ、頷いて居たのだった。


だからだったのだろう。
其の後…が気に成った優一郎は、其の後について、訊き始めるのだった。


「で、“其の後を如何するか?”…だよね?」と…。


だからだったのだ。
更に、健が喋り始めるのだった。


「勿論、其の後、道明寺邸を後にしてから、何処に行くのか?
 其処も考えて置く必要が有ると、俺も考えてた。」と…。


実の事を言うと、F4の常識人で在る あきらを父親に持つやすしは、流石、F4Jr.の常識人でも在るのだ。


だからだったのだろう。
此の時のやすしは、F4Jr.の常識人らしく、大袈裟に成らない様に忠告するかの如く、言い始めるのだった。


「でも、無茶な行動はし無い方が良いと思う。
 昔、まだ、父さん達が英徳高校時代に、滋さん絡みで、“島に行っただけのつもりだった
 が、其の後、コトが大きく成って、後々、大変な事が起こった。”って、父さん達から聞
 いた事が有っただろ‼
 無茶しても、言い結果は残らないと、俺は思うから、慎重に動いた方が良いと思うけど…
 な。」と…。


其処で、やすしの話しを聞いて居た此の時の優一郎は、“名案が浮かんだ!”と、でも言いた気に其の他のF4Jr.達に言って除けるのだった。


「それぞれの母親達には言って置いても良いんじゃ無いかな?
 其の方が協力してもらえる様な気がするし…。
 特に、翼の所は、隠れて置く場所もフォローしてもらえそうでしょ!
 タマさんにも相談する価値は有りそうだし…。」と…。


だが、実は、翼自身、渋って居たのだ。


何故なら…。
自身の父親で在る 司と同様に、翼にとってのタマは、目の上のたん瘤の様な存在…だったのだ。


勿論、タマの事だから、お願いすれば助けてはくれるだろうけど、其の後が大変に成る事は間違い無いのだ。


だからこそ、此の時の翼は渋って居たという訳…だったのだ。


だが、結局の処、翼は、其の他のF4Jr.達の説得に寄り、タマに救いを求める事に成ってしまったのだった。


と言う訳で、翼の母親で在る つくしだけでは無く、其の他のF4Jr.達のそれぞれの母親達 と 現在に於いても、道明寺家の使用人頭で在る タマのフォローのお陰で何とかコトは遂行され、成功したのだった。



勿論、翼は、後日、タマから言われて居たのだ。


「何時(いつ)迄も、こんな老い耄れ(おいぼれ)を扱き(こき)使うとは…。
 そんな事が出来るのは翼坊っちゃん位なモンですよ!」と、たっぷりな嫌みと共に…。


だからだったのかも知れない。
此の時の翼は、自身にそう言って来たタマに対して、愚痴の様に独り言ちる(ひとりごちる)のだった。


“まだまだ、現役で元気で働いて、耄碌(もうろく)して無いのに、よく言えるよ!
 全く…。”と、言い返せる事は出来そうに無いのだが…。



PS.


実は、こんな事が在って以来、随分と大人しく…。
否、塩らしく成った滋は、実は、ショックを引き起こして居たのだった。


だからだったのかも知れない。
其れと同時に、滋は、愚痴っぽく成ってしまって居たのだ。


だから…と、言う訳では無いのだが、そんな滋の愚痴聞き役に成ったのは、やはりの桜子…だったのだ。


勿論、此の時の桜子は、そんな滋を相手に独り言ちる(ひとりごちる)のだった。


“例え、息子達の為とは言え、損な役回りですコト…。”と…。



fin

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