tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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やっぱり、私は…<つかつく>  5.




<司side>


俺は、その日の夜、ベッドで寛いで居る時に、つくしに聞いた。


「つくし、こっち(NY)に何時まで、居れるんだ?」
「う~ん、一応は、お義母様から、“来年の大学が始まるギリギリまで、こっち(NY)に
 居なさい‼”って、言われてるの。」
「そうか、そんな長く居れんだな‼」


と、言う事は、つくしの誕生日・年末年始も一緒に居れんだな。


そうだ、日本では、『成人式』って言うのが有ったよな。
今年で、つくしは20歳だ。


と、いう事は、成人式を結わっても遣れる。


おいおい、ババアに俺は大きい貸しが出来たってか?


もしかしなくても、つくしが日本に帰国後、俺は、ババアに扱き使われるんだろうな…?


まあ、ババアは、俺が仕事に行き詰っているって言うのも有っただろうが…。
つくしをこっち(NY)に寄越したのには、寄越すだけの要素を考えて居るんだろ⁉


俺は、ババアのお陰で、生き返った。
遣る気が出て来た。


俺は、“もう、ダメか…?”と、内心、諦め掛けていたが…。
もうひと踏ん張りしてみるか?


俺のせいで、あいつを誰にも悪くは言わせねぇ…為にも‼




<つくしside>


次の日、朝から、私は失態続きで、散々な一日だった。


私は、邸に帰りのリムジンの中で、道明寺のお母様から、飛んでも無い事を言われた。


私は、顔が赤く成って居ただろう。


「つくしさん、貴女、昨日は、司と遊び過ぎた様ね。
 つくしさんのお相手が、私(わたくし)の息子なら、何も言えないわね。
 ほんと、仕方ない息子だ事…。」
「………」


私は何も言い返せなかった。
言い返せる訳は無いのだけれど…。



その後、道明寺のお母様が、行き成り、私にお礼を仰った。
最初は、何の事か分からなかった。


「まあ、良いわ。
 でも、つくしさん、貴女のお陰よ。」
「………」
「司のプロジェクト…。
 形勢逆転して、此方が優勢に成って、司が取り仕切る事に成ったそうよ
 皆、吃驚したそうよ。
 “どんな手を使ったのか?”と…。
 つくしさん、司を男にしてくれて有難う‼」


私は、首を傾げながら、道明寺のお母様に話ししていた。


「あのぉ~、私、何もしてませんよね?」


(“こういう鈍感な処は、彼女の欠点かと思って居たけど…?
  この位の方が司には、丁度、良いのかも…。”と、思う楓であった。)


「貴女が、司を男してくれたのよ‼
 貴女が居るだけで、司は変われるらしいわ
 これからも、離れず、司の傍に居て上げて‼」
「………、はい‼
 宜しくお願いします。」


私は、道明寺のお母様に、笑顔で応えて居たのだろう‼
道明寺のお母様も、笑顔を私に返してくれた。


“もしかしたら、初めてなんじゃない。
 超レア‼”


でも、しっかり、私は、口から言葉が出ていた様で、大目玉を頂いたのは、言うまでも無かった。


「つくしさん、貴女、いい加減、お口には、お気を付けなさい。
 気を許すと、直ぐこれ何ですから…。
 何が、“超レア‼”ですか?」


私は、俯きながら、謝っていた。


「申し訳御座いません。」

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