今のは、何…⁉【飲み過ぎた後は】…<総優> 続編④
<総二郎side>
俺は、優紀に桜子から『LINE』が、入って来た事を伝えた。
「優紀、桜子から『LINE』が、入って来た。
優紀も行くよな?」
「えっ??
私も…ですか?」
「俺の婚約者に成るんだ‼
当然だろ?」
「でも…⁉」
優紀は、“気拙ぃんだろうな⁉”と、俺は、推測した。
「優紀は、俺の婚約者だろ?
此れからは、あいつ等 F3&T3とも、付き合っていくんだ‼
それに、元々、俺等は、仲間だろ?」
俺は、言ってから…気付いた。
優紀は、俯いたままだった。
「優紀、俺、地雷、踏んだか?」
「………」
何故か、片言で、言ってる俺って…。
情けねぇ~‼
「優紀、ごめんな‼」
と、言いながら…。
俺は、優紀を引き寄せて、優紀を抱き締めた。
そう何だよ。
優紀が、あいつ等 F3&T2と、疎遠に成ったのは、俺の責任なんだよな…。
ああ~、地雷を踏んでしまった俺…。
如何すれば良い?
「優紀っ‼」
と、言いながら…。
俺は、優紀にkissを施した。
心の中で、優紀に懇願しながら…。
“優紀、許してくれよ~‼”
<優紀side>
ほんと、総二郎さんは、無神経だよね‼
でも、反省をしてるみたいだし…。
許して上げる事にした。
「優紀、許してくれるか?」
「仕方無いので…。
今回だけは、許します。
でも、次回は、無いですから…。」
「了解っ‼
サンキュな、優紀‼」
「うふふ」
総二郎さんは、またもや、私から、訊き出そうとして居た。
「優紀、『集まり』は如何する?」
「行った方が良いですか?」
「まあ、あいつ等、そのつもりだろ?」
「皆さんには、総二郎さんと私の事をお伝えしたんですか?」
「否、してねぇ。
けど、桜子の事だ。
何かを察知したんだろ?
優紀は、牧野にも、俺等の事は、言ってねぇんだよな?」
「はい、引っ越した事位しか…。」
「俺のマンションの住所でも、伝えたか?」
「其れは、有りませんが…。
どの辺りかは…?」
総二郎さんは、ピンっと来たらしい。
「其れだな?」
「えっ??」
「“この辺り”って、言えば…。
F3は、俺のマンションは、どの辺りに有るか知ってるから…な。
桜子の事だから、ピンっと、来たんだろうな?」
「あぁ~⁉」
私は、納得していた。
だから、行かなければ、不自然だと言われれば、行くと答えるしかなかった。
「バレてる様だから、優紀が行かねぇと、俺の辻褄が合わなく成るだろ?」
「そうですね。
分かりました。
お供します。」
「ああ。」
総二郎さんは、ほっとした表情をしていた。
私を連れて行かないと、多分、滋さんと桜子さんにでも、責められると、思って居るのだろうな。
仕方ない。
T2に、不義理を謝りにでも行きますか?