tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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嘘の報告 と 真実の報告【会いたい】…<つかつく>  番外編




<此の二次小説『嘘の報告 と 真実の報告【会いたい】…<つかつく>  番外編』の中
 に出て来る言葉の中に、現在では相応しくない言葉が入って折ります。
 また、不快に成るやも知れない言葉が入って折ります。
 併せて、了承の程、宜しくお願い致します。>



【『あきらの心配【会いたい】…<つかつく>  番外編』のエピローグ】


実は、進は、其の後、将来的には、自身の義兄と成る あきらに連絡したのだ。


「お義兄さんは、先日、兄さんと会って下さったんですよね?
 有難う御座いました。
 其れで、兄さんとは、どんなお話しをして下さったんでしょうか?」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、将来的には、自身の義弟と成る 進と会って、話しする事としたのだった。



そして、此の時のあきらは、将来的には、自身の義弟と成る 進と会う際に、“進に、何と言うべきか?”と、悩んで居たのだ。


司からは、「進とひなには、言わねぇでくれ‼」と、言われて居た手前…。
“進には、何て、報告し様か?”と、悩んで居たという訳…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時のあきらは、仕方無く、嘘の報告をするしか無かったという訳…だったのだ。



其処で、先ずは、将来的には、自身の義弟と成る 進と会ったあきらは、将来的には、自身の義弟と成る 進から訊かれて居たのだ。


「兄さんは、どんな様子でしたか?」と…。


だからだったのだろう。
此の時のあきらは、将来的には、自身の義弟と成る 進に、嘘の報告をして居たのだ。


「司は、はっきりとは言わねぇけど…よ。
 ひなとの会話の中で、牧野の事を思い出す事が多く成ったんじゃねぇのか?
 どうせ、司は、牧野の事を思い出して、『おセンチな気分』に成ったんだろ?
 だから…よ。
 進 や ひなが、如何のとかじゃ無くて…よ。
 牧野が傍に居ねぇ生活自体、司は、寂しさを感じてるんだと思うぞ。
 勿論、此れからも、司の様子を見る必要性は有るとは思うが…。
 心配し過ぎるのも、如何かと思う。
 司は、元々、子供の様な男だが、あれでも、道明寺HDの副社長だぞ。
 変な事は、考えねぇと思う。
 俺は、元々、幼稚舎の頃から、司とは、幼馴染で親友だ。
 あいつの性格位、嫌と言う程、分かってるつもりだ。
 其れに、此れからは、道明寺家 と 美作家は、親戚に成るんだ。
 俺も、進と一緒に、司の様子を見るから…。
 進も、司の事で、過剰に成り過ぎるなよ。
 なぁ~、進…良いな。」と…。



実は、其れでも、此の時の進自身、不安だった事は、間違い無かったのだ。


何故なら…。
今の進にとって、『司』と云う人間は、『他人』じゃ無いのだ。
本当の『兄』と云っても過言じゃ無い存在だったのだ。


だからこそ…。
今の司の様子を見て居る進にとって、自身の『兄』で在る 司の事を、必要以上に、心配するのだった。


勿論、進自身も、自身の『兄』で在る 司の事に関して、必要以上に心配して居る自分自身が居る事を承知して居るのだ。


だが、其れでも、“姉ちゃんの代わり…。”と、言わんが如く、進自身、自身の『兄』で在る 司の事を、必要以上に、心配してしまうのだ。


勿論、つくしが健在で、司との付き合いが続いて居た成らば…。
進にとって、『司』と云う人間は、『義兄』と成って居た事だろう。


其れに、今では、自身の養母で在り、椿と司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が言う様に、司と進は、何方にしても、(義)兄弟なのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の進にとって、『司』と云う人間は、肉親以上に、大切な存在だと云えたのだ。



だが、今の進にとって、更に、頼りに成る存在が居ると言う事は、確か…だったのだ。
勿論、其れは、自身の恋人の絵夢の兄で在り、将来的には、自身の義兄と成る あきらの事…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の進は、自身の恋人の絵夢の兄で在り、将来的には、自身の義兄と成る あきらの事を信用する事としたのだ。


「そうですね。
 兄さんにとっても、俺から心配され過ぎるのも、如何なモノでしょうし…。
 しかも、其の心配して居る人物が、『弟』成らば…。
 兄さんの事ですから、“俺は、そんなに頼りない(ねぇ)か?”って、怒って来そうです
 し…。
 だからこそ…。
 お義兄さんの仰る通り、『様子を見る』という事だけに留めて置きます。」と…。


だからだったのだろう。
此の時のあきらは、将来的には、自身の義弟と成る 進からのそんな返答の言葉に、ホッとして居た事は、事実…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時のあきらは、将来的には、自身の義弟と成る 進に言って除けて居たのだ。


「そうだ、其れで、良いんだよ。
 俺も、進のBackに就いてる。
 何か有ったら、何時(いつ)でも、頼ってくれて良いんだから…な。
 お互い、司の事では、気長に遣って行こうぜ‼」と…。



だからだったのだ。
此の時のあきらは、一応、司にも、「進と会って、司の言う通りに、司の事を進に話しして置いた。」と、伝えて置くのだった。



そして、其れから、数日後…。
今度は、あきら自身、F2&T3を呼び出すのだった。


何故、あきらがF2&T3を呼び出したのかと云うと…。
実は、既に、司からの了承が得られて居るという事で、つくしについての真実の報告をF2&T3に話しする為…だったのだ。


そして、あきらの指示通りに集まったF2&T3は、司から聞いたという『つくしについての真実』の話しを、あきらから聞いて、驚愕するのだった。



実は、F3&T3は、つくしが牧野家の家族と共に失踪した時に、つくしを探そうとして居た事は、事実…だったのだ。
其れは、特に、類 と 桜子は…。


だが、あきらが掴んで来た情報に寄ると…。


「牧野の親父さんが、また、リストラに遭ったらしい。
 だから…よ。
 “東京では、仕事が見付けらねぇ(ない)。”と、牧野家の中で判断したんじゃねぇのか?
 だから…な。
 牧野の方から、俺等に連絡が入って来る迄、俺等は、東京で待って居様ぜ‼」と…。


だからだったのだ。
特に、類 と 桜子は、其れでも、つくしを探すつもりで、渋って居たのだが…。
あきらからの説得に寄り、此れ迄、探して来なかったのだ。


だからだったのかも知れない。
つくしの納骨の為に道明寺邸に集まって居たF3&T3は、“あの頃に、牧野(つくし・先輩)を探して置けば良かった。”と、後悔して居た事は、事実…だったのだ。
其れは、特に、類 と 桜子は…。


だが、今回、あきらを通して、司からの話しを聞いたF2&T3は、其れ以上に後悔して居たという訳…だったのだ。
其れは、特に、類 と あきら と 桜子は…。


だが、実は、あきらからの話しを聞いた事で、F3&T2以上に後悔して居る者が、其処には居たのだった。
其れは、桜子…だったのだ。



実は、あきらと桜子は、既に、結婚して居たのだ。


だからだったのだろう。
美作邸に帰って来た其の後の桜子は、あきらに願い出る事にしたのだった。


「あきらさんにお願いが有るんです。
 道明寺さんに連絡を取って頂き、私とお話し出来る様にして貰えませんか?」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、自身にそう言って来た桜子のそんな話し振りに動揺するのだった。


“司に連絡を取る事は、簡単な事だ。
 だが、何で、桜子は、司と話ししてぇんだ⁉”と…。


だからだったのだろう。
此の時のあきらは、そう思い乍らも、桜子に訊く事としたのだった。


「何で、桜子が、司と話しする必要性が有んだ?」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の桜子は、既に、疑いを持って居るで在ろう 自身の夫で在る あきらに説明し始めるのだった。


「私が、あきらさんから道明寺さんに連絡を取って頂き、道明寺さんとお話ししたい理由
 は、実は、道明寺さんに謝りたいからです。
 先輩が、28歳の若さで早死にしたというのなら、其れは、私の責任…何です。
 実は、あきらさんは、ご存知無いのかも知れませんが…。
 高等部の頃の私は、先輩に赤札を貼った道明寺さんに付け込んで、私は、先輩に罠を掛け
 たんです。
 其の結果…。
 先輩は、(英徳)学園中の生徒の餌食と成りました。
 云わば…。
 先輩は、私の責任で、(英徳)学園中の生徒から暴力を受けたんです。
 だからこそ…。
 私は、道明寺さんに謝らなくてはいけないんです。」と、涙声に成り乍ら…。


だからだったのだ。
そんな事が有ったとは、全く、知らなかったあきらは、桜子に訊くのだった。


「其れは、何時頃の事だ⁉」と…。


だからだったのだろう。
此の時の桜子は、涙声に成り乍らも、其の当時の話を、自身の夫で在る あきらに話しし始めるのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時のあきらは、そんな話しを、自身の妻で在る 桜子から聞いた事で、驚愕だけでは済まなかったのだ。


何故なら…。
此の時のあきらは、思って居たのだ。


“司だけじゃ無く、進にも、ひなにも、申し訳が立たねぇ。
 此の状況を、此れから、如何したら良いんだよ⁉”と…。


だが、“其の話しが本当成らば、司に報告すべきだろう。”と、思い直したあきらは、桜子の言う通りに、司に連絡を入れるのだった。


だからだったのだ。
其の後の司は、あきらと桜子夫婦と会う事と成ったのだ。


そして、司と会う事が出来た其の後の桜子は、司に、詫びるのだった。




fin

あきらの心配【会いたい】…<つかつく>  番外編




<此の二次小説『あきらの心配【会いたい】…<つかつく>  番外編』の文面の中には、
 不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『真実【会いたい】…<つかつく>  番外編②』 と 『進の心配【会いたい】…<つ
 かつく>  番外編』のエピローグ】


あきらが、(将来的には、自身の義弟と成る)進と会った日から数日が経って居たのだ。


実は、あきらは、漸く、スケジュール調整が整い、司に連絡を入れ、二人だけで会う事としたのだった。



其処で、先ず、あきらは、他愛も無い話しを司にし始めるのだった。


「司…ここ最近、如何だ?」と…。


だが、司は、あきらからのそんな他愛も無い話しに乗る気も無く、返答の言葉も素っ気無かったのだ。


「あぁ~??
 “如何だ?”とは、如何言う意味だ⁉」と…。


だからだったのだ。
あきらは、将来的には、自身の義弟と成る 進から聞いた話しを、司に話しし始めるのだった。


「実は、進が、ここ最近のお前の事を心配してんだよ。
 だから、俺は、お前を呼び出して、“お前の話しを聞いて遣ろう。”と、思った訳だ。」


と、此の時のあきらは、司に言い乍らも、其の後、将来的には、自身の義弟と成る 進から聞いた話しを、司に話しし始めたという訳…だったのだ。



だからだったのだ。
其の後のあきらは、真剣な顔付きに成り、前々から気に成って居た事も有り、司に訊くのだった。


「お前…まさか、変な事を考えてねぇだろうな?」と…。


だからだったのかも知れない。
司は、“はぁ~??”と、言う様な顔付きに成り、自身にそう訊いて来たあきらに対して、言って除けるのだった。


「あきらは、俺に、何を訊きてぇんだよ?
 “まさか…?”って、お前が俺に訊いて来ると言う事は、俺が、“(つくしの)後追いでもす
 るんじゃねぇか?”と、心配してるって、話しか?
 もし、俺がお前の言う様に、『(つくしの)後追い』を考えて居たと言うのなら、間違い
 無く、もう既に、後追いしてんだろ?
 俺は、つくしと約束してんだわ。
 “進とひなを、立派な企業人にして魅せる。”って…な。
 だから…よ。
 俺は、まだまだ、つくしの所には、行けねぇだろ?」と…。


だからだったのだろう。
此の時のあきらは、ホッとして居たのだ。



だが、此の時の司は、更に、続きの話しをし始めるのだった。


「だが…な。
 其の期間は、10年だ。
 つくしが、必死で、ひなを育ててくれた10年だけ…だ。
 其の10年で、俺は、進とひなを、立派な企業人にして魅せる。」と…。


だからだったのだろう。
あきらは、反対に、“はぁ~??”と、言う様な顔付きに成り、自身にそう言って来た司に対して、驚愕するのだった。
直ぐには、言葉も出て来ない程に…。



だが、其れでも、此の時のあきらは、“司に訊かねぇといけねぇだろ?”と、思い乍らも、訊き始めるのだった。


「じゃあ、其の10年後のお前は、如何するつもり…何だ?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、「ハハハ…」と、笑い乍らも、あきらに話しし始めるのだった。


「其の後の俺は、つくしが迎えに来てくれんだろ(笑)。
 “良く、頑張った。”って、褒めてもくれんだろ。
 だから…よ。
 10年後の事は、何も考えてねぇ…な。」と…。


だからだったのだろう。
此の時のあきらは、司に言える言葉も見付からない程…だったのだ。



其処で、此の時の司は、そんな状況のあきらに、急に、訊き始めるのだった。


「なぁ~、あきら…。
 此処だけの話しにしてくれるか?」と…。


だからだったのだ。
司からそう訊かれれば、何の話しか分からなくても、『YES』としか言い様が無く、此の時のあきらは、司に了承の意を伝えるのだった。


「ああ、分かった。」と…。



だからだったのだろう。
此の時の司は、あきらに、或る話を、話しし始めるのだった。


「此の間…な。
 つくしの主治医だったというドクターと会って来たんだわ。
 つくしが、何で、28歳という若さで早死にし無きゃあ成らなかったのか?
 俺は、其の訳を、つくしの主治医だったというドクターから訊いて来た。
 其の時のつくしの主治医だったドクターからの話しでは…な。
 “牧野さんの内臓には、損傷の後が見受けられました。
  牧野さんは、過去に、事件に遭われたのでしょうか?”って、言われたんだわ。
 其れって、俺が、つくしに貼った『赤札』が原因だろ?
 其れに、つくしが、妊娠・出産した事も、要因に成ったかも知れねぇらしい。
 と言う事は、つくしが、28歳という若さで早死にし無きゃあ成らなかったのは、全て、俺
 の責任…何だよ。
 実は、つくしは、既に、自分自身の死期を感じ取って居たらしい。
 だから…な。
 つくしが自身の身体の事を顧みず、ひなが10歳に成る迄、ひなを立派に育ててくれた敬意
 を表して、俺も、進とひなを、立派な企業人にして視てぇんだ。
 だから…よ。
 あきらは、俺の遣る事を否定せず、見守って欲しい。
 頼むよ、あきら…。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のあきらは、司からのそんな話しが驚愕過ぎて、更に、言葉が出て来なかったのだ。



だが、此の時のあきらは、暫くの間、無言だったのだが、漸く、司に言って除けるのだった。


「だというのなら、俺等 F3にも責任は有るだろ?
 俺等 F3は、司が、牧野に赤札を貼る事を知って居て、“ゲームだ‼”と、知らぬ存ぜん…
 だったんだから…よ。
 と言う事は、司だけの責任じゃねぇよ。
 俺等 F3も、同罪だろ。」と…。


だが、此の時の司は、そんなあきらからの言い分にも、頭を横に振る様に、否定する態度を魅せるのだった。



だからだったのかも知れない。
此の時のあきらは、司に訊き始めるのだった。


「なぁ~、司…。
 此の話しを、あいつ等 F3&T3にも伝えても良いか?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、そう自身に訊いて来たあきらに、返答するのだった。


「ああ、あいつ等 F3&T3にだけは、伝えても良い。
 けど…な。
 進とひなには、内密にして置いてくれ‼
 其れが、つくしの主治医だったドクターとの約束だし、つくしの遺言でも在るらしいか
 ら…よ。」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、司と約束するのだった。


「ああ、分かった。
 約束する。
 けど…よ。
 進は、牧野の亡く成った病名を知らねぇんじゃねぇのか?
 進は、牧野から聞いてねぇみてぇな話しをしてたぞ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、つくしの主治医だったドクターから聞いた話しを、あきらに伝えるのだった。


「実は、つくしの主治医だったドクターは、つくしの両親には話ししてたみてぇだわ。
 “胃潰瘍を拗らせた様です。”って、つくしの言う様に、嘘の診断結果を…。
 だから…よ。
 進が、両親から、そんな嘘の診断結果を聞いてねぇのなら、進は、知らねぇんじゃねぇの
 か?」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、司からのそんな話しを聞いて、将来的には、自身の義弟と成る 進の件は、納得するのだった。



だが、此の時のあきらは、司に伝えるのだった。


「なぁ~、司…。
 お前が言いてぇ意味は、分かった。
 けど…よ。
 10年と、区切るんじゃ無くて…よ。
 進とひなの将来の為に、司も、死ぬ迄、進とひなに尽くして遣れよ‼」と…。


其れでも、此の時の司は、そう言って来たあきらに、伝えるのだった。


「進には、あきらが就いてる。
 其れに、ひなには、姉ちゃんが就いてる。
 だから…よ。
 俺の10年後は、つくしの下に居てぇんだわ。
 でも、此の話しの事は、あきらの中だけに置いて於いてくれ‼」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のあきらは、其れ以上、司に言う言葉を失うのだった。



fin

進の心配【会いたい】…<つかつく>  番外編




【『自責の念【会いたい】…<つかつく>  番外編』 と 『真実【会いたい】…<つか
 つく>  番外編①』のエピローグ <進の心配>】


進は、自身の姪っ子で在る ひなからの話しを聞いて、自身の兄と成った 司の事を心配して居たのだ。


何故なら…。
幾ら、寝呆けて居たとは言え、自身の兄と成った 司が、自身の姪っ子で在る ひなを自身の姉で在る つくしと勘違いして居たと言うのだ。


勿論、自身の兄と成った 司 と 自身の姪っ子で在る ひなは、実の父子(おやこ)なのだ。


だから、もし、自身の兄と成った 司が、自身の姪っ子で在る ひなを、“抱き締めて居たから…。”と、言って、変な意味が無い事は確かなのだ。


だが、寝呆けて居たとは言え、自身の兄と成った 司が、自身の姪っ子で在る ひなを自身の姉で在る つくしと勘違いしたと言うので在れば、此の時の進が、“唯事じゃ無い。”と、思ったとしても、致し方無かったのだ。


だからだったのだろう。
自身の姪っ子で在る ひなから、そんな話しを聞いた時の進は、自身の兄と成った 司の事を心配し始めるのだった。



そして、そんな日から数日後の事…だったのだ。
自社(道明寺HD)に出社する為に乗り込んだリムジンの中で、進は、自身の兄と成った 司に訊かれて居たのだ。


「つくしが、ひなを、“道明寺家には拘らせないで欲しい。”と、言ったのは、本当に、俺の
 為だけだったんだろうか?
 “他にも、何か、理由が有ったんじゃねぇのか?”って、ここ最近の俺は考える様に成っ
 て、そっちの方が正解な様な気がすんだよな。」と、呟くかの様に…。


其れはまるで、嘗て、自身の姉で在る つくしが、良く、呟いて居た独り言かの様…だったのだ。


だからだったのだ。
自身の兄と成った 司のそんな様子を見て居て、此の時の進自身、一抹の不安を覚える程…だったのだ。



なので、其の後の進は、自身の姪っ子で在る ひなに訊くのだった。


「あれから、朝の兄さんの様子は、如何だ?」と…。


其処で、ひなは、諦めたかの様に、自身の叔父で在る 進に話しするのだった。


「“如何?”って、相変わらずかな。
 偶に、寝呆けたパパが、私を、ママと勘違いして居る時は有るには在るんだけど…。
 まぁ~、パパと私は、血を分けた本当の父子(おやこ)…何だし…。
 仕方無いと割り切ってるよ。
 其れだけ、パパは、今でも、ママの事が好き何だと思うし…。
 椿伯母様が言う様には、其れだけ、私は、ママにそっくり何でしょ!
 だから、もし、此れからも、パパが、私を、ママと見間違ったとしても、パパの事を、許
 して上げるしか無いでしょ!」と…。


其処で、進は、自身の姪っ子で在る ひなに謝るのだった。


「此れからも、兄さんの事を、娘として、気遣って遣って欲しい。
 悪いな、ひな…。」と…。


だからだったのだ。
首を傾げ乍らも、此の時のひなは、自身の叔父で在る 進に訊き始めるのだった。


「如何して、進叔父さんが謝るの⁉」と…。


だからだったのだろう。
此の時の進は、自身の姪っ子で在る ひなに、自身の思いを伝えるのだった。


「否、俺が悪い訳じゃ無いんだけど…な。
 其れでも、姉ちゃんが亡く成って、ひなには、我慢させたり、辛抱させたり…。
 そんな事ばかりだっただろ?
 だから、“何か、ひなに申し訳無いなぁ~。”と、思って…。」と…。


だからだったのかも知れない。
そんな風に、自身に言って来る自身の叔父で在る 進に対して、笑い乍ら、言って除けるのだった。


「何~だ、そんな事…(笑)。
 パパの事を気遣うのは、娘で在る 私の仕事でしょ!
 或る意味、私は、ママの代わりでも在るんだから…。
 其れに、私は、進叔父さんに対して、そんな風に思った事何て…一度も無いよ。
 進叔父さんの思い過ごしだよ。
 進叔父さんは、私にとって、『叔父さん』だけど…。
 『養父』でも在ったんだから…。
 進叔父さんの事は、今でも、感謝してるよ。」と…。


だからだったのだ。
進は、自身の姪っ子で在る ひなと頷き合うのだった。



そして、其の後の進は、将来的には、自身の義兄と成る あきらに連絡を入れるのだった。


何故なら…。
司にとって、弟の立場で在る 自分自身には言えない気持ちでも、“親友に成らば、兄さんは、話し出来るのでは無いか?”と、進が思ったから…だったのだ。



そして、自身の双子の妹で在る 絵夢の恋人で在り、将来的には、自身の義弟と成る 進から呼び出されたあきらは、実は、“(自身の双子の妹で在る)絵夢の事で、(将来的には、自身の義弟と成る)進から呼び出されたのだろう。”と、思って居たのだ。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、冗談めかして、将来的には、自身の義弟と成る 進に訊くのだった。


「俺に相談って、何だ⁉
 絵夢の事か?
 絵夢と、喧嘩でもしたのか?」と…。


だからだったのだろう。
此の後に聞かされた将来的には、自身の義弟と成る 進からの話し振りに、あきらは、驚愕するのだった。


「絵夢の事じゃ無いんです。
 其れに、絵夢とは喧嘩もして居ません。
 実は、兄さんの事…何です。」と…。


そして、そう言い乍らも、其処で、進は、将来的には、自身の義兄と成る あきらに、ここ最近の自身の兄と成った 司の話しをし始めたのだ。



実は、此れ迄、あきら自身も、司の事を心配して来たのだ。


だからこそ…。
将来的には、自身の義弟と成る 進から、そんな話しを聞かされて、思ってしまったのだろう。


“「やっと、俺を迎えに来てくれたのか?」…かぁ~?
 『牧野を失くした事で、何時(いつ)か、司が変な事を考えるんじゃねぇだろう
  か?』と、俺は、ずーっと、心配して居たんだよな。
 まさか…?
 とは思うが、一応、司の話しを聞いて遣らねぇと…な。”と…。



だからだったのだ。
将来的には、自身の義弟と成る 進からそんな話しを聞いた事で、密かに、司の事を心配して居た自分自身の気持ちを、自身の義弟と成る 進に話しし始めるのだった。


「実は、俺も、司の事を心配して居たんだわ。
 進とひなが居る手前、司自身、強がって居る様でも、偶に見せる司の顔付きに、俺自身、
 何処か、心配に成って居た事は、事実だ。
 だから…よ。
 一度、司と会って、司の話しを聞いて遣るわ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の進は、将来的には、自身の義兄と成る あきらにお礼の言葉を伝えるのだった。


「有難う御座います。
 実は、俺は、姉ちゃんが俺に言った遺言の様な言葉と、姉ちゃんの亡く成った理由と
 が、“何か関係して居る。”と、兄さんが思って居るんじゃ無いかと思うんですよね。
 ですが、俺にも、真相は、分かりません。
 姉ちゃんは、何も言わずに、逝ってしまったので…。
 だからこそ…。
 兄さんが心配…何です。
 今の不安定な兄さんを観て居ると…。
 だから、お義兄さんの方から、話しを聞いて貰えると、有り難いです。
 俺が訊いても、兄さんは、絶対に、俺に言ってくれないと思うので…。
 宜しくお願い致します。」と…。


其処で、此の時のあきらも、将来的には、自身の義弟と成る 進に返答するのだった。


「ああ、俺に任せとけ‼」と…。



なので、将来的には、自身の義兄と成る あきらが、如何言う人物で在るのか?
既に、理解して居る進だったので、“お義兄さんには、安心して、任さられる。”と、思って居た事は、事実だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の進は、思って居たのだ。


“思い切って、お義兄さんと会って貰って良かった。
 後は、お義兄さんに任せ様‼
 やっぱり、親友って、良いよね。”と…。
 


其れから、数日後…。
あきらは、司に連絡を取り、二人だけで会う事としたのだった。