tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

もしも類とつくしが兄妹だったら…<つかつく> 14.

<本日も2話連続投稿です。  本日の14.はかなり短めなので、連続投稿します。
 お許し下さい。>



【花沢つくし 編  14.】


あれから3年が経った。


F4・滋は23歳、つくし・優紀は22歳、桜子は21歳になった。


それぞれがそれぞれの人生を歩んでいた。


つくしと会う事の出来なかったあの日、司はNYに戻り、つくしを取り戻す為、つくしに良い男になったと、認めてもらう為、力を付ける為、仕事に全力投球で邁進してきた。


つくしを思う事だけが今の司の原動力になっていた。


その甲斐が実り、道明寺HDは誰の力を借りずとも、著しい程の実績を積んでいた。


もう、誰も司を卑下する者は現れなかった。
誰もが、司を認め始めたのである。


司にとって認めて欲しいのは唯一、唯一人 つくしだけ。
そのつくしに認めてもらいたい為、これまで頑張って来たのだ。



どんなに良い縁談話が来ようとも、道明寺会長・社長が受け付けなかった。
それは、司を苦しめる結果になった不甲斐ない父親として、母親としての罪滅ぼしのつもりなので有ろう。


つくしに会いに行ける日まで、あともう少し…。


司はその日が来るまで、専務として、何が何でも、頑張って見せると、誓った。







もしも類とつくしが兄妹だったら…<つかつく> 13.

<文章の一部に不快な表現が有りますが、外す事が出来ない為、お許し下さい。>



【花沢つくし 編  13.】


あれから、1ケ月後、司は日本に帰国した。


依然として、つくし自身の記憶は未だ戻っていない。
そんな中、司は日本に帰国したのだ。


司はF3から事の経緯を聞く事が出来た。
司にとって、衝撃的な出来事だった。


まだ依然として、類とつくしの母 かすみは道明寺家側に配慮する気は全くなく、強いて言うなれば、花沢家をこのまま放って置いて欲しいくらいなのだ。


司は類からも、つくしには接近禁止令が出される程なのだ。


今では、道明寺家が辛い立場に追い遣られてしまっていた。


出来るなら、一目つくしに会いたい、見掛けるだけでも良い。
会えないなら、死んだ方がマシだと、姉 椿に訴えるまでに、司は自暴自棄になってしまっていた。


このままなら、司が潰れてしまう。


姉 椿は、弟 司を救う為、類に会う決心をしたのであった。


「類、司につくしちゃんを一目でも良いの、会わせて上げてくれない?」
「姉ちゃん、今のつくしは、“牧野つくし”時代の"つくし"じゃないんだ。
 いくら、姉ちゃんでも分かるよね。」
「………」


「今のつくしには、記憶が全くない。
 今、つくしに司を会わせれば、お互いがショックを起こす可能性も有るんだよ。
 今、司につくしを会わせる事は、兄として出来ないよ。」
「………」


兄 類は妹 つくしを救う為、まだ、“司につくしを会わせる訳には行かない。"と、頑なに椿の申し出を拒否した。


司の姉としての思い、つくしの兄としての思い…。


それぞれが姉、兄としての複雑な思いが有る。


椿は折角、司の記憶が戻ったというのに…と、遣る瀬無い思いで一杯だった。


一方、類は、つくしが自殺を諮った場所…が、つくしの気持ちを表していると思っていた。
それは、司が暴漢に襲われた場所…あの港なのだ。


司がつくしだけの記憶を失う事になった原因のあの場所…。


つくしは司を見れば、どうなるだろう…と、言う思いを、類には拭えないでいた。


類は、今のつくしを守れるのは兄の俺だけだ…と、疑わずにいた。


何れ、司とつくしが、また愛し合う日が訪れるだろう事は、周知の事実。


だからこそ、その日までは、つくしを守ると、類は固く誓っていた。



姉として、兄として、それぞれのお互いの思いが、交差する事は今のところ、有り得ないのだ。


F3、T3は一日でも早く、両者、お互いの気持ちが交差する事を願っていた。





好きなのに…<総優>  3.


そうこうしている時、つくしの携帯に、優紀からラインが入った。


『つくし、今日はごめんね。
 これからの集まりは行けないから、誘わないで。
 女子会には参加するから、また、誘ってね。
 おやすみなさい!』


「つくし、優紀、何て?」
「もう、集まりには誘うなって…。
 西門さん、優紀に何したの?」
「………」


「今日の優紀さん、いつもと違っていましたよね?」


「総二郎、これから、どうする?」


「俺、馬鹿だわ。
 今頃、気付くなんてな。
 高校の頃のガキの俺に言いたいわ、馬鹿な事は言うなって。」


「高校の頃?  
 あっ、思い出したぁ~。
 高校生の時、西門邸に、優紀が優紀の高校の先輩に連れて行かれた時の事かな?」
「ああ。」
「総二郎と類と俺(あきら)と牧野とので西門邸に居た時の事か?」


「あれ、西門さんと優紀の高校の先輩 更さんだっけ?…が、知り合いって知らなくて西
 門邸に連れて行かれる事も知らされずに、優紀は着いて行ったみたいよ。
 後で、先輩から、“連れて行って、ごめんね。  幼馴染なの。”って、謝られたって
 言ってたよ。」


「………はぁ~⤵、俺はそうとも知らず、あんな言葉を投げ付けたんか?
 そりゃ、傷付くわな。   はぁ~⤵。」


「えっ、高校生の時、優紀、あれから何も言ってなかったけど…?」


「良いんだよ。
 馬鹿なのはこの俺、馬鹿なガキだった頃の俺。
 今頃、気付いても遅いわな。  はぁ~⤵。
 悪ぃ、今日は帰るわ。
 騒がせて悪かったな、じゃぁな。」



「総二郎、大丈夫か?
 かなり、落ち込んでいるだろ。」
「再起不能じゃないの?」
「おい、類。」


「ちょっと、どういう事?」
「滋は黙っとけ、ややこしくなる。」
「なんでよぉ~、私だけ黙っとけは無いんじゃないの?」


「取り敢えず、つくし、松岡の気持ちを探れ。」
「あぁ??  私は無理よ。
 桜子が適任じゃない?」
「仕方ありませんね、桜子様が聞いてしんぜましょ。」


「何か、名案でも有るのか?」
「優紀さんに西門さんを意識させれば良い訳ですよね?
 じゃあ、簡単でしょ。」


「出た、女策士‼」
「じゃあ、先輩に出来ます?」
「無理に決まってるじゃん‼」
「其処、威張る処じゃありませんから。」



かくして、“女策士桜子 降臨‼”って、どんだけよ~。