tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

好きなのに…<総優>  2.


婚約パーティーと表した、総二郎と優紀を会わせる会…が、道明寺邸で行われた某日


「司、つくし…婚約おめでとう‼」   滋の音頭で、乾杯が交わされた。


「何で、滋の音頭だよ?」
「良いじゃない?  私の親友のつくしの婚約なのよ。
 嬉しくない訳、無いでしょ。」
「ここは、まあまあまあ」


宴もたけなわ、皆、それぞれ話しに盛り上がっていた時、総二郎が動いた。


「優紀ちゃん、ちょっと良い?  話ししない?」
「えっ??  はい。」
「ちょっと、庭に出ないか?」
「えっ??  はい。」
「優紀ちゃん、“えっ”と“はい”しか、言っていないよ。」
「すみません。」


「優紀ちゃん、ここの処、俺に冷たくない?」
「西門さん、覚えていないですか?」
「何を?」
「西門さん、高校生の頃、私に仰った言葉です。」
「俺、何て言ってたっけ?」
「西門さんが仰ったのは、“俺のテリトリーに勝手に入って来るな。 俺に近付くな。    
 俺は、お前みたいな子は一番、嫌い、何だ。” です。」


言った、言ったよな、高校の頃のガキの俺。
また、普通、一字一句、間違えずに覚えてるか?


「優紀ちゃん、それは高校の頃の馬鹿なガキの俺が言った言葉であって、今は違うん
 だ。」
「どう違うって、言うんですか?」
「だから、それは…?」


「云い付けはきちんと守っていると、思うんですが…?」
「ああ、守ってる。  でも、もう守らなくて良いんだ。」
「………」
「だから、守らなくて良いんだ。」
「分かりました。」   優紀は踵を返して歩き出した。


「ちょっと、優紀ちゃん、待ってくれないか?」


総二郎は慌てて、優紀の腕を掴んでいた。


「もう、守らなくて良いんですよね?  だから、もう、良いんです。
 離して下さい。  有難うございました。」


へっ??  何で、そうなる。  訳が分からん。
俺は唯、“優紀ちゃんが好き”って、言おうと、してただけだよなぁ?
俺は何を間違った?


俺は、取り敢えず、優紀ちゃんを追って、邸に入った。
優紀ちゃんは、皆に挨拶をして帰ろうとしていた。


「つくし、今日はもう帰るね。  ごめんね。
 道明寺さん、ご婚約おめでとうございます!
 また、ゆっくり、お祝いにお邪魔させて頂きます。
 皆さんも申し訳ありません。
 お先に失礼します。」


「優紀ちゃん、待ってくれる?   俺も一緒に帰るからさ。」
「西門さんは、ごゆっくりなさって下さい。  お先に失礼します。」
「ちょっと、待ってくれる?  荷物、取って来るからさ。」
「すみません。」


優紀は走って帰って行った。


「総二郎、お前、何やってんだぁ。  折角のチャンスを…。」
「………」




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