つくしの妊娠【泣かずに居られるのなら】…<つかつく> 番外編
<此の二次小説『つくしの妊娠【泣かずに居られるのなら】…<つかつく> 番外編』の
一部の文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
了承の程、宜しくお願い致します。>
【『花火大会~打ち上げ花火~【泣かずに居られるのなら】…<つかつく> 番外編』と
『タマの想い【泣かずに居られるのなら】…<つかつく> 番外編』と『初盆、そし
て、彼岸【泣かずに居られるのなら】…<つかつく> 番外編』のエピローグ】
つくしは、花火大会の日に、知らず知らず、失態を犯して居たのだ。
云わば…。
此の日のつくしは、自身の夫で在る 司を怒らせてしまって居たのだ。
勿論、此の事に関して、不安を感じて居る者達が居た事は、事実だったのだ。
そうなのだ。
F2&T3だった事は言うまでも無かったのだ。
そして、其の後のつくしは、妊娠した事が分かったのだ。
云わば…。
つくしが妊娠したのは、3人目という事に成るのだ。
実は、つくし自身、司と自身の娘で在る あやめを出産後に、司に話しして居た事が有ったのだ。
という寄りも、つくし自身は、自身の夫で在る 司に、約束を取り付けたつもりで居たのだ。
「子供は、二人だけで良いよね?
私が出産したのは、男の子と、女の子の兄妹だった訳だし…。
其れに、あやめを産む時に、思ったの。
“子供は、二人だけで良い。”って…。
だって、司の姉弟も、私の姉弟も、二人だけ何だし…ね。」と…。
「………」
だが、其の時の司は、つくしに、何の返事も返す事は無かったのだ。
実は、此の時点で、司は、つくしから、避妊を要求されて居たのだ。
だからだったのだろう。
此の当時の司は、思って居た事が有ったのだ。
“俺が、航の存在を知ったのは、航が、初等部に入ってからだ。
だから…よ。
てめぇ(自分自身)の息子のガキの(幼い)頃というモノが、如何言うモノなのかを、も
っと、見て視てぇと思うんだよな。”と…。
だからだったのかも知れない。
司自身、其の当時から、“つくしを妊娠させられる機会が有るので有れば、つくしを妊娠させてぇ‼”と、思って居る節が、有ったのだ。
実は、其れだけでは無かったのだ。
其れと、花火大会の日の司は、自身の妻で在る つくしの発言に怒って居た事は、事実だったのだ。
だからこそ…。
花火大会の時点で、此の日の司は、思って居たのだ。
“あいつは、全然、分かっちゃあ居ねぇ‼
何で、俺が、怒ってるのか?
俺が、怒ってるという事自体、あいつには、分からせねぇと…な。”と…。
だからだったのだろう。
花火大会の日の夜の司は、態と、つくしを妊娠させたのだ。
そして、毎度乍ら、つくし自身が妊娠した事を知ったのは、妊娠3か月に入ってから…だったのだ。
なので、勿論、此の時点に於いて(生前)のタマは、つくしが妊娠した事を知って居たのだ。
だからこそ…。
此の時のタマは、自身の身体の状態よりも、つくしの身体を気遣って居たのだ。
しかし、自身が、床に伏してしまった事で、動けない状態だった事から、つくしに、自身の代わりをお願いするしか無く、自身の言付けを、つくしに頼んで居たのだ。
何故なら…。
タマにとってのつくしは、一番、信用出来る存在だったからなのだ。
だが、そんなタマは、つくしの出産を知る事無く、逝ってしまったのだが…。
だからだったのかも知れない。
生前のタマのつくしへの想いは、“つくしの出産が、無事に済みます様に…。”と、いう事だけ…だったのだ。
実は、タマが逝ってしまった其の後のつくしは、其の日の司が、出張等で、道明寺邸に帰って来られない事が、事前に分かって居る時は、タマの自室に入り浸って居たのだ。
何故なら…。
此の頃のつくしは、既に、安定期に入って居たのだが…。
タマの自室 や タマの仏壇の前に居る事で、タマの存在が見えなくても、タマの自室に居るというだけで、ホッとするから…だったのだ。
否…。
自身が妊娠した事で、不安定な気持ちに成る事が有ったとしても、タマの自室 や タマの仏壇の前に居るというだけで、つくし自身、安心感が有ったのだ。
実は、つくしにとっても、タマは、信用出来る存在で在り、心の支えでも在ったのだ。
其れに、つくし自身、久し振りに、妊娠した事で、何処か、不安定な気持ちに成って居た事は、事実だったのだ。
其の事を知って居た生前のタマは、そんな状況だったつくしの話しを、良く、聞いて遣って居たのだ。
だからだったのだろう。
タマが逝ってしまった其の後のつくしは、自然と、タマの自室 や タマの仏壇の前に居る事が多く成って居たのだ。
なので、其の事を知って居るつくしの夫で在る 司にしても、つくしの息子で在る 航にしても、其の事に関して、つくしには、一切、何も言わなかったのだ。
だが、其の後のつくしは、後(のち)に、つくしの妊娠の事を知ったT3に寄って、花火大会の日の司の様子に関して、話しを聞く事と成るのだった。
勿論の滋から…だった事は言うまでも無かったのだ。
「其の日の司が、如何言う状況だったのか?
つくしは、知らなかったでしょ‼
司は、相当、怒ってる様子だったよ‼」と…。
「………」
其処で、此の時のつくしは、更に、滋から、茶化されて居たのだった。
「だから、つくしが、妊娠したんじゃ無いの?」と…。
「………」
だからだったのだ。
此の時のつくしには、何も言い返せる言葉が見付からない程…だったのだ。
何故なら…。
其処には、ニヤついた顔付きの滋と桜子が居たから…だったのだ。
勿論、此の時の優紀も、唯、つくしの顔付きを観て居るだけで、何も、言い出さなかったのだが…。
そして、其の後のつくしは、何故、花火大会の日の司が怒って居たのか?
と言う事を、もっと、詳しく、滋と桜子から話しを聞いて知る事と成るのだった。
だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、自身が妊娠した理由を、納得するのだった。
実は、つくし自身、自身の夫で在る 司と、今後の妊娠について、自身の娘で在る あやめを出産後に話し合いして居たつもりで居たのだ。
だからだったのだろう。
自身が、3回目の妊娠をした事が分かった時点で、自身の夫で在る 司に、怒って居た事は、事実だったのだ。
「約束違反でしょ!」と…。
だが、其の時に、自身の夫で在る 司からは、軽くあしらわれて居たのだ。
「お前ぇが、悪ぃんだろ?」と…。
なので、此の当時のつくしは、自身の何が悪かったのか?
全く、分かって居なかった事も有り、再三に渡り、自身の夫で在る 司に、訊いて居たのだ。
だが、「お前ぇが、悪ぃんだろ?」と、言い返されるばかりで、全く、埒が明かなかったのだ。
だからだったのだ。
此の時点に於いてのつくしは、自身の夫で在る 司に、其の件に関して、訊く事を諦めて居たのだ。
だが、此の時のつくしは、其の件に関して、滋と桜子から話しを聞いた事で、漸く、理解して、納得して居たという訳…だったのだ。
という訳で、其の後、F3にも、つくしの妊娠がバレた事に寄って、司とつくしは、F3からも、茶化される事と成って居たのだった。
ましてや、其の被害は、状況を把握して居る航に迄、及んで居たのだ。
何故なら…。
此の時点に於いての総二郎とあきらは、面白がって居たから…だったのだ。
というのか?
何時、つくしが妊娠したのか?
理解出来て居る此の時点に於いての総二郎とあきらにとってすれば…。
此の時点の司は、そんな総二郎とあきらの格好の餌食と成って居たのだ。
だからだったのだろう。
航自身も、自身の父親で在る 司の事で、そんな風に、茶化されて居たという訳…だったのだ。
「航も、大変だな。
焼きもち焼きの親父を持って…。
牧野の腹の子が産まれたら…。
航とは、何歳の歳の差だ⁉」と…。
だからだったのだ。
此の時の航は、苦笑いと共に、そんな総二郎とあきらに、返答して居たのだ。
「14歳の歳の差…かな?
其れに、父さんの焼きもち焼きは、今に始まった話しじゃ無いでしょ!
だから、俺は、もう、諦めてるよ。
こう成るだろう事は、何と無く、想像出来て居たし…。」と…。
だからだったのだろう。
そんな風に、航から切り返された此の時の総二郎とあきらは、そんな航を、感心して居たのだ。
“流石は、牧野の息子(こ)だな。
動じる事無く、周りを観てるんだな。
まぁ~、将来の道明寺HDは、安泰って…か。”と…。
という訳で、其の後、つくしは、司の希望通りに、男の子を、出産するのだった。
fin
<此の二次小説『つくしの妊娠【泣かずに居られるのなら】…<つかつく> 番外編』
は、切りが良い為に、短めにて、終了して折ります事を、お詫び申し上げます。
了承の程、宜しくお願い致します。>