いよいよ、F4 合同婚約発表記者会見の日が遣って来た。 世間の関心度の高さを表す様に、記者や、TVカメラや、カメラマンの人数が、想定より相当、多く居て、収拾が付かない程だった。 取り敢えず、此処は、収まりが付くまで、F4&F4の父親達は、マスコミの前に出る事を止めていた。 なので、司会者で在る 西... 続きをみる
俺の為だけの、俺の女…<つかつく>のブログ記事
俺の為だけの、俺の女…<つかつく>(ムラゴンブログ全体)-
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<司side> 何故か? 婚約発表は、F4合同で、行う事に成っていた。 俺等 F4&つくし・静・松岡・三条が、それぞれの親に呼び出され、それぞれの親とF4&つくし・静・松岡・三条が同席の下、話し合いをする事に成った。 実は、こう成る前に、ちょっとしたバトルが、親の間で有ったみてぇだった。 俺とつく... 続きをみる
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<司side> 俺の執務室に、F3が遣って来た。 “お前等は、暇なのか?”と、言って遣りたかった。 しかし、俺は、つくしと道明寺邸で同棲して居る事を言わずに居た事をF3から、指摘されて、言って無かった事に気付いた。 あきらから、口火が切られた。 「あのよぅ~。 司…? 俺等に、報告するべき事は... 続きをみる
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<つくしside> 私は、まんまと、司の口車に乗ってしまった形で、司と同じ部屋で、毎日、過ごす事に成ってしまった。 そんな或る日の事…。 静さんが、日本に帰国して帰って来ていた。 で、静さんから、誘われたので、一緒に食事をしていた。 そんな時に、静さんから言われた言葉に、はっとしてしまった。 「つ... 続きをみる
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<つくしside> 私は、司に負けた気しかして居ないけど…。 私は、仕方なく、道明寺邸で、司との同棲を開始していた。 司で言えば、道明寺家の先代のお爺様の代から60年、道明寺邸で使用人を務め、現在では、使用人頭を務めていらっしゃるタマさんと言う方が、道明寺邸には、いらっしゃった。 牧野家で言えば、... 続きをみる
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<司side> 俺は、NYのババアに連絡して、つくしの気持ちを伝えていた。 「俺は、つくしとは、例え、結婚前で在ったとしても、(道明寺)邸で一緒に住みてぇと 思ってるんだが…。 つくしから言われた言葉は、『道明寺家の嫁として嫁ぐ私(つくし)の気持ちも分かっ て欲しい‼』って、言われてよ。 ... 続きをみる
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<司side> 其れから、数ヶ月が経った頃…。 俺は、つくしを弁護士事務所に迎えに行った後…。 明日は、休みと言うつくしに合わせて、俺も、休みにしていた。 だから、俺は、メープルのキープしている俺の部屋に、つくしを連れて来て居た。 勿論、ルームサービスで、部屋にディナーを用意して於く事は、支配人に... 続きをみる
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<司side> 両家の食事会の日が遣って来た。 俺は、朝から、落ち着かなかった。 その日が初めての、つくしの両親との顔合わせの日だった。 俺は、きちんと挨拶出来るのか? 不安でしかなかった。 つくしに聞く処に寄ると、つくしは、俺との結婚の為に、弁護士事務所を退所して、俺の支えに成る決心をしてくれた... 続きをみる
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<つくしside> あれから数日経った、或る日の事…。 私は、司とのデートの後、(牧野)邸に送ってもらって、帰宅して居た。 邸に戻るや否や、私は、パパの書斎に呼び出されていた。 “言われる事は、分かり切っているから、別に呼び出さなくても…。”と、密かに、心の中で、悪態を突いて居た私だった。 で、パ... 続きをみる
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<つくしside> 桜子が、私の左手 薬指に嵌めている『ペアリング』に、桜子の右手 人差し指で指差して来て、早く、言えと言わんばかりに、声を掛けて来た。 「先輩…? 此れって、一体、誰からのプレゼントですか? 先輩の『Birthday』は、まだまだですよね? 何の記念日でも無い時に、『ペアリ... 続きをみる
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<司side> 俺は、こいつ等の作戦に満々と、引っ掛かってしまった。 其れは、単純明快な事だった。 いつも、仕切らねぇ類が、口火を切って来た。 “この時点で、俺は、不思議がれば、何て事、無かったのに…よ。”と、浮かれ過ぎていた俺自身に活を入れていた。 だが、其処は、F3…何だよな。 俺の性格を知る... 続きをみる
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<司side> 俺は、ジュエリー・ショップで、ショップの責任者に、『ペアリング』の刻印のメッセージを口頭では無く、メモに記載して渡していた。 其のメッセージとは…。 『My woman only for me. T & T 』 意味は…。 『俺の為だけの、俺の女』 俺は、“やっと、俺が求めて居た... 続きをみる
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<つくしside> 私は、道明寺さんと、“こう成る事を心の何処かで、望んで居たのかも知れない。”と、初めて思えていた。 何だか、不思議な感覚だった。 <司side> 俺は、こいつの気持ちが聞けたので、俺の気持ちもこいつに聞かせていた。 「なぁ~。 俺と付き合えよ? 俺の事、好き、何だよな? ... 続きをみる
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<司side> 俺は、類と静が、此処(メープルのラウンジのVIPルーム)から出た後…。 あいつ(つくし)に声を掛けた。 類が、此処(メープルのラウンジのVIPルーム)から出る直前に、言って居た言葉が気に成っていた。 類が、此処(メープルのラウンジのVIPルーム)から出る直前に、言って居た言葉とは…... 続きをみる
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つくしは、静の言葉を聞いてから、ふとした時に、司の事を考えて居る自分(つくし)自身に気付き始めていた。 ここ最近は、出張等、何も無ければ、仕事終わりに迎えに来てくれる日々…。 其れが、通常の日々の様に成って来て居た。 で、つくしは、自分(つくし)自身の心に問い掛けていた。 「私は、あの人の事を如何... 続きをみる
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日本に帰国していた静は、事務所内で、同僚に呼び止められていた。 如何も、つくしの事が、事務所内で、噂に成って居た。 「静さん…。 お伺いしたい事が有るんですが…?」 静は、訊かれる事は、予想は付いて居たが、同僚に言わせていた。 「何かしら?」 「はい。 牧野さんの事、何です。 静さんは、牧野... 続きをみる
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あれからも、司は、つくしに尽くし続けた。 その様子を端で、見ていたF3は…? 今までにも、司が、こんなに、他人(ひと)に尽くす姿を見た事も無ければ…。 こんなに柔らかな雰囲気を醸し出している司を見た事が無かった。 余りにも、今までとは違う司を、応援して遣りたくて仕方ないと言った感じのF3だったのだ... 続きをみる
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つくしは、驚愕で、先輩に言葉を交わしていた。 「先輩、冗談は、止めて下さいよ‼」 「冗談じゃないぜ‼ 本気だよ‼」 つくしは、如何遣って断ろうか? 悩み出した。 そして、仕事が終わり、片付けをし始めたつくしの所に、先輩が現れた。 「牧野…? 約束だろ? 今から、付き合えよ‼」 「えっ?? ... 続きをみる
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<つくしside> あれから、『道明寺司』という男から、事有る毎に、私にお誘いのTELが、入って来る。 態々、断れない様に、事務所にTELを入れて来る。 私が…。 「事務所にTELは困る‼」 って、言えば…。 「じゃあ、携帯のアドレスを教えろ‼」 と、言って来る。 だから、私が…。 「教えられない... 続きをみる
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<司side> 類が、俺とあいつを二人っきりにでも、しようとしてくれて居るのか? 声を掛けて来た。 「司、牧野…? 俺と静は、この後、行く所が在るから、このまま、出るね‼ 司…? 此処(レストラン)の支払い、頼んだね?」 俺は、類の厚意を有難く受け取る為、間髪入れずに、類に答えていた。 「あ... 続きをみる
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<司side> 俺は、本心のままに、F3に喋ってしまっていた。 「俺は、牧野の事が好きに成った。」 あきらは、納得した様に、口を開いて来た。 「やっぱり…な‼ 牧野は、司の好きな女のタイプだろ? 牧野の容姿は…如何見ても違ぇけど…よ。 牧野の中身は、丸ごと、姉ちゃんだろ? 司の女の好みは、... 続きをみる
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楓は、牧野コーポレーションに司とつくしのお見合いの打診を、秘書を通じて入れていた。 だから、楓は、直ぐにでも、了承の連絡が入って来ると、思い込んでいた。 其れが…だ。 楓が、痺れを切らす程に、連絡が入って来る事が無かった。 <つくしside> 私は、久し振りに、早く帰宅していた父親に、父親の自室に... 続きをみる
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<つくしside> 私は、あの日、西門さんと美作さんが、あのメープルのラウンジのVIPルームの部屋に居た時点で、何か有ると踏んでいた。 だが、桜子から来たLINEは…? 『先輩、今日、女子会しませんか?』 って、事だった筈…。 だから、私は、了承した筈…。 で、私は、仕組まれて居た事に気が付いた。... 続きをみる
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<司side> そんな事が有った或る日…。 俺は、『party』に出席する為、メープルに来ていた。 其処に、パーティー嫌いの筈の『あの女』が来ていた。 如何も、親に、無理矢理、連れて来られたパターンの様子だった。 かなり、不機嫌な顔付きをしていた。 俺にも、全く気付かねぇって、如何言う女、何だよ?... 続きをみる
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<司side> あきらから、急に連絡が入って来た。 “よぅ、司…? 今日、飲みに行けるか? 総二郎にも、話ししてんだけど…よ。” 俺は、何故か、不審に思った。 俺は、何故、不審に思えたのかは、分からなかったのだが…。 俺の勘が、そう言って居た。 だが、誘って来たのが、他でもねぇ『あきら』なのだ... 続きをみる
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皆様、こんにちは! amiです。 いつも、『tukatuku-inoti』をご覧下さり、有難う御座います。 今日(3月20日)は、お詫びを兼ねまして、『まえがき』を綴らせて頂く事に致しました。 実は、今回の此の二次小説ネタは、今日の朝、私が目覚めた時に、ふっと、降って沸いた様に、amiの頭の中を過... 続きをみる