tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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何だかなぁ~





皆様、こんにちは!
amiです。



何時(いつ)も、『tukatuku-inotiのブログ』をご覧下さり、感謝申し上げます。



今日は、私にとっての『何だかなぁ~』について、“ブログに残して置ければなぁ~。”と、思い、綴る事に致しました。



此れ迄も、【私にとっての『何だかなぁ~』】と言う出来事は、多々有りました。


ですが、色々な方々に助けられ、回避させて頂きました。
其れでも、後々、後悔し、悔しい思いをして来た事は数知れず…。


其れでも、今度ばかりは、其の方を憎む事が出来ず、“悔しい思いをした。”と言う感覚も有りません。
只々、残念だけで…。


何故なら…。
其の方の功績を知っているからです。
“きっと、羽目を外してしまったのだろう。”と言う位にしか思えない。


勿論、其の方が遣ってしまった事案 や 遣ってしまった行為は決して許される出来事では有りません。


そんな事をすれば、誰もが其の方を信用し無く成る事でしょう。


其れ位の出来事だと認識すべきです。


其の方への信頼度が高ければ高い程、誰もが悔しさを募らせる事でしょう。


“何で信用してしまったんだ。”とか…。


“信用し無ければ良かった。”とか…。


人に寄っては自暴自棄に入る方も居られるかも知れません。


人を裏切る行為は、人の心を殺める事と同じだと私は思って居ます。


だからこそ、其の方が遣ってしまった行為は決して許される出来事では無いと言う事です。



もしも、其の方が、自分自身が遣ってしまった行為を後悔して居たとしても、もう既に、取り返しがつきません。


云わば…。
元に戻す事が出来無い。
だからこそ、物事は慎重に行うべきです。


ですが、其れでも、私は其の方が早く立ち直って欲しいと思って居ます。



因みに何ですが、私は其の方を憎む事が出来無くても、其の方が遣ってしまった行為を許して居ない事だけは忘れないで下さい。


何故なら…。
其の方を信用出来無く成ったから…です。



其処で、何ですが、もしも、其の方のBackに手引き者が居ると言うのなら、話が違って来るでしょう。


もしも、そう成らば、其の方は嵌められたと言う事と成るから…です。


其れでも、遣って良い事と遣ってはいけない事との違いが在る筈です。
決して、其の事を忘れないで下さい。


何故なら…。
今回ばかりは、多くの人の心を殺めてしまった事案だと認識して下さい。
其れ位の事案だと言う事です。


云わば…。
苦しんで居る方が居らっしゃると言う事です。



其れに、幾ら、火消しし様とも、証拠は残ります。


何方にしても、今回ばかりは遣ってはいけない事を遣ってしまった。
其の事に変わりは有りません。


反省出来無いのなら、罰せられるのみ…です。


しかも、罰するのは私じゃ無いと言う事を肝に銘じて置いて欲しいと思います。


何故なら…。
多くの被害者が居るから…です。


人の心は千差万別…。
皆が同じ意見では無い筈です。



此の様な文面を残す事が良いのか?
悩みましたが、自分だけ逃れて、人の責任に押し付けて、証拠を隠そうとして居る事を知りました。


と言う事は、証拠を隠して、火消しし様として居ると言う事です。


云わば…。
責任逃れし様として居ると言う事です。
誰にも、罰せられたくないと言う事なのでしょう。


誰かの責任に押し付けて、其の時に責任逃れをしたとしても、必ず、後で竹箆返し(しっぺがえし)されます。


また、何方かに仕返しする事も、然りです。


其の事を決して忘れないで下さい。



此の度は、私事では在りますが、此方に綴らせて頂きました事を感謝申し上げます。



こんなamiでは在りますが…。
此れからも、『tukatuku-inotiのブログ』を宜しくお願い致します。



ami

Once again~再び~  35.




〈此の二次小説『Once again~再び~  35.』は、此方サイドの勝手な都合に寄り、『2
 月3日』よりも、少し、遅れての投稿と成って折ります事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。〉



2月3日…節分
(2月の伝統行事の一つ。
 【皆が健康で幸せに過ごせます様に…。】と言う意味を込めて、悪い者を追い出す日=
 『邪気祓い』。
 また、「鬼は外、福は内」と、言い乍ら『豆撒き』をしたり、『恵方巻』や『鰯』料理を
 食べたりする日。
 また、『節分』とは、【季節を分ける】と言う意味が有り、『二十四節気』の『立春』・
 『立夏』・『立秋』・『立冬』の前日は全てが『節分』と成ります。
 と言う事で、『2月4日』は、通常、『二十四節気』の内の一つの『立春』と言う事か
 ら、『立春』の前日で在る『2月3日』が『節分』と成ります。
 実は、旧暦では『立春』が一年の始まりとされて折り、其の前日の『節分』は『大晦日』
 に当たる為に、一年間の邪気を祓い、新しい年の『無病息災』を祈る所から、2月の『節
 分』が一番重要と考えられていたそうです。)



【『2月3日』の『節分』でのお話し】


〈つかつく〉・〈総優〉・〈F2&T2〉


実の事を言うと、桜子にとっては、皆を誘って置いて何なのだが…。
桜子自身、『七日正月(なぬかしょうがつ)』で在る『1月7日』の『七草の節句』寄りも、実は、『2月3日』の『節分』の方が楽しみ…だったのかも知れない。


何故なら…。
一年間の邪気を祓い、新しい年の『無病息災』を祈る事で【皆が健康で幸せに過ごせます様に…。】と言う意味を込めて、悪い者を追い出す為に執り行う『邪気祓い』の風習が日本に在るからなのかも知れない。


云わば…。
其の『2月3日』の『節分』の『邪気祓い』と言うのは、「鬼は外、福は内」と、言い乍ら、鬼に目掛けて『豆撒き』を行うのだ。
此れ自体が桜子が楽しみして居る要因なのだろう。


現代に於いては、もう既に、過去の話に成って居るのかも知れないのだが、通常は、『2月3日』の『節分』と成れば、何処からとも無く、「鬼は外、福は内」と、子供達の可愛らしい声が聞こえて来たモノで在る。


実は、『2月3日』の『節分』と言えば…。
広々とした三条邸には、毎年の様に、柚 と 真紀の二人の声(「鬼は外、福は内」と言う声)が恥ずかしがる様子も無く、木霊(こだま)して居たのだ。



そんな事は、桜子の幼少期の頃の辞書には無かった筈の話…だったのだ。


だからだったのかも知れないのだ。
桜子にとっては、此れ迄、三条家でお世話に成って居た頃の柚 と 真紀の二人が羨ましくて仕方が無かったのだ。



実は、桜子の幼少期の頃は、既に、ドイツに渡独して居た経緯が有り、また、桜子は、三条家の一人娘(=孫娘)…だった事から、ドイツに渡独する迄の幼少期の頃の桜子自体、現在では考え難いのだが、恥ずかしがり屋…だったので、“大きな声を出すのは恥ずかしい!”と言う思いも有り、「鬼は外、福は内」と、中々声が出せなかったのだ。


其れ故に、桜子自身、司 と つくし夫妻の娘で在る 柚 と 総二郎 と 優紀夫妻の娘で在る 真紀が羨ましくて仕方が無かったという訳…だったのだ。


何故なら…。
何処かで聞いた事が有る様なフレーズでは在るのだが、三条家でお世話に成って居た頃の柚 と 真紀は『二人で一人』的なモノと言うべきか?
若しくは、三条家でお世話に成って居た頃の柚 と 真紀は『二個一』的なモノと言うべきなのか?
兎に角、三条家でお世話に成って居た頃の柚 と 真紀は、何時(いつ)でも、何処へ行くにも二人一緒…だったのだ。


だからだったのだろう。
『2月3日』の『節分』もまた、『1月7日』の『七日正月(なぬかしょうがつ)』の『七草の節句』同様に、桜子は、仲間の皆 と 其の家族を三条邸に誘う事にしたのだった。



そして、1月中旬頃の事…。
先ずは、桜子は、つくしに確認するのだった。


「先輩…もし宜しければ…何ですが、『2月3日』の『節分』も大丈夫ですか?
 皆と集まりませんか?」と…。


其処で、そんな風に予定を訊かれた桜子に対して、此の時のつくしは独り言ちる(ひとりごちる)のだった。


“今年の『2月3日』だったら、『土曜日』で(英徳学園)幼稚舎も休みだし…。
 其れに、『節分』だったら、「まめまき(豆撒き)ができる(出来る)!」って、柚も、
 真紀ちゃんも喜びそうだし…。
 其れに、『2月3日』だったら、司 と 私の結婚式は済んでるし…。
 其れでも、私の一存だけでは決められないわよね。
 一度、優紀に相談して視ようかな!”と…。


だからだったのだ。
そんな風に考えが至った此の時のつくしは、先ずは、自分自身の考えを桜子に伝えるのだった。


「『節分』だったら、「まめまき(豆撒き)ができる(出来る)!」って、柚も、真紀ちゃ
 んも喜びそうだから、私は良いと思うよ。
 だからこそ、桜子の話しを聞いて居て、私の一存だけでは決められないし、“一度、優紀
 にも相談して視ようかな!”って、思った訳よ!
 其れに、桜子も、もう知ってるとは思うんだけど…ね。
 司の誕生日の『1月31日』に司 と 私の結婚式が有るんだけど、『2月3日』だったら、
 司 と 私の結婚式は済んでるし…私的にうち(道明寺家)としては大丈夫だと思う。
 其れでも、一応、司には相談して視るよ!」と…。



だからだったのだろう。
つくしからの話し振りで、つくしが、「一度、優紀に相談して視ようかな!」って、思って居た事を聞かされて知った此の時の桜子は、更に、つくしに確認するのだった。


「じゃあ、先輩が優紀さんに連絡を入れる前に、先ずは、私の方から優紀さんに経緯を説明
 して、如何するか確認しても宜しかったでしょうか?」と…。


だからこそ、此の時のつくしは、更に、桜子からのそんな問い掛けを聞いた事で、桜子に返答の言葉を伝えるのだった。


「やっぱり、“先ずは、優紀に問い掛けた方が良いんじゃ無いかな⁉”って、私も思うけどな
 ぁ~。
 だからこそ、桜子が思う様に、優紀に話しして上げて!」と…。


だが、そんな風に桜子からの言い分を聞いた後、つくし自身が桜子に返答の言葉を告げて居る間に、此の時のつくしは、実は、事前に、優紀から聞いて居た話を思い出した事で、更に、桜子に投げ掛けるのだった。


「其れに、経った今、思い出した事が有るんだよね。
 そう言えば…さ。
 西門さん と 優紀の結婚式が『2月3日』の『節分』に近いんじゃ無かったっけ?
 だとしたら、“『2月3日』の『節分』を皆で楽しみたいから…結婚式の『前』でも良い
 か?”って、事前に、優紀に打診すると言う寄りも、そろそろ確認する方が良くない?」と…。



勿論、其の後の優紀だけでは無く、仲間の皆 と 其の家族が桜子の意見に乗っかる形で了承するのだった。


云わば…。
『2月3日』の『節分』と言う事も有ったのかも知れないのだが、類だけでは無く、類の両親で在る 花沢物産 社長 と 花沢夫人も参加する事に成ったのだった。



と言う訳で、『1月7日』の『七日正月(なぬかしょうがつ)』の『七草の節句』同様に、『2月3日』の『節分』もまた、類 と 類の両親を含めた仲間の皆 と 其の家族が三条邸に集合したのだった。


勿論、道明寺家としては、司 と つくし夫妻 と 其の愛娘で在る 柚の家族3人 と 司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓夫妻 と つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子夫妻が…。


そして、花沢家としては、類 と 類の両親で在る 花沢物産 社長 と 花沢夫人が…。


そして、西門家としては、総二郎 と 優紀夫妻 と 其の愛娘で在る 真紀の家族3人 と 総二郎の両親で在る 西門流 家元 と 西門流 家元夫人夫妻 と 優紀の両親が…。


そして、美作家としては、あきら と あきらの両親で在る 美作商事 社長 と 美作夢子夫妻 と あきらの双子の妹達で在る 美作絵夢・芽夢姉妹が…。


そして、大河原家としては、滋 と 滋の両親で在る 大河原夫妻が…それぞれ、三条邸に集まって来たのだった。



実は、【何故、『2月3日』の『節分』だけ、類が参加したのか?】と言うと…。
其れには理由が有ったのだ。


其の理由とは…。
其れは、実は、『鬼退治』の為の鬼役をあきらが務める事に成ったから…だったのだ。


しかも、此の時のあきらからして視れば、其れはまるで、半ば半強制的…だった事は言う迄も無かったのだ。


実は、『鬼退治』の為の鬼役をあきらが務める事に成ったのは理由(わけ)が有ったのだ。
其れは、司 と 総二郎の二人からの指示…だったのだ。


其れに、実の事を言うと、司 と 総二郎は、それぞれの自身達の妻で在る つくし と 優紀から、既に、話しを聞いて知って居た事が有ったのだ。


其れは、此れ迄、三条家でお世話に成って居た頃の柚 と 真紀の二人の為に、『2月3日』の『節分』の『鬼退治』の鬼役は、通常、三条家の執事、若しくは、三条家のSPが務めて来たのだ。


だからこそ、三条家の執事、若しくは、三条家のSPは、“勿論、今年も、『2月3日』の『節分』の『鬼退治』の鬼役を務めさせて頂く事に成るだろう。”と、それぞれ、承知して居たのだ。



だが、実は、其の事実を知り乍ら、司 と 総二郎が申し合せたかの様に、あきらに話しし始めるのだった。
先ず、口火を切ったのは、司…だったのだ。


「あきら…『2月3日』の『節分』の鬼役をあきらが遣ってくれねぇか?」と…。


そして、司の後を受けた形の此の時の総二郎は、其の理由(わけ)をあきらに言わずして、中途半端な要望しか言わない司に代わって、其の理由(わけ)をあきらに説明するのだった。


「そう成んだよな!
 というのも、司 と 俺には娘が居んだろ。
 司 と 俺が鬼役を遣れば、絶対ぇに、柚 と 真紀に速効でバレるよな。
 其れに、柚 と 真紀に速効でバレれば、司 と 俺は、牧野 と 優紀に𠮟られる。
 そう成れば、後が大変だろ‼
 だからこそ、其れを回避する為にも、司 と 俺はあきらに頼みてぇ訳よ!
 あきら…遣ってくれるか?」と…。



だが、あきらはあきらとて、思う処が有ったのだ。


何故なら…。
此の時のあきらからして視れば、司 と 総二郎からのそんな言い分自体、納得いかなかったと言う事も有り、不貞腐れて居るかの様な顔付きに成って居たのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時のあきらは、司 と 総二郎からのそんな言い分に対して、【俺は、絶対に、あいつ等から刷り込まれない。】と言う信念を持って了承する事自体にも躊躇し始めるのだった。


“幾ら、俺には、まだ、ガキが居ねぇから…と言って、何で、俺だけが鬼役を遣る事に成る
 んだよ⁉
 類も俺と同じ立場だろ‼
 だったら、類にも頼めよ、類にも…!
 其れに、俺一人で柚 と 真紀の二人の面倒を見る事は厄介だろ‼
 否、出来ねぇだろ‼”と…。


だからだったのだろう。
此の時のあきらは、先ずは、了承する事無く、司 と 総二郎に訊き始めるのだった。


「類も『2月3日』は三条邸に来る事に成ったんだよな?
 だったら、何で、類にも頼まねぇんだよ‼
 其れに、俺一人で柚 と 真紀の二人の面倒を見る事は出来ねぇだろう。
 俺は、絶対ぇに『節分』の鬼役を引き受けねぇぞ‼」と…。


だが、司 と 総二郎からだけでは無く、あきらが、“有り得ねぇ!”と、納得がいかない様な難癖を言って来た類からも駄目出しされて、結局の処、あきらの経った一人だけで、『2月3日』の『節分』の鬼役を引き受ける羽目に成ったという訳…だったのだ。


“柚 と 真紀の二人の為…だから、頑張りますか…。”と、自分自身を鼓舞しつつ…。


しかし乍ら、折角、あきらが腹を括るかの如く、鬼役を頑張ったにも関わらず、例の『2月3日』の『節分』の『鬼退治』の鬼役に関して、其の後、桜子から話しを聞いた此の時のあきらは、司 と 類 と 総二郎に怒り狂うのだった。


「お前ぇ等‼
 絶対ぇ、許さねぇぞ‼」と、追い掛けつつ叫び乍ら…。



PS.


因みに、類があきらをけしかけた理由とは…。


“『鬼退治』の鬼役は、俺は絶対にし無い!
 だって…さ。
 俺は王子様だから、鬼役は似合わないよ。”…だったのだ。


だからこそ、此の時の類は、あきらをけしかけたのだろう。


「何方かと言えば…。
 鬼役は、俺よりもあきらの方が似合うと思うよ‼
 だって…さ。
 あきらはイケメンで格好いいし、どんな役でも似合うでしょ!
 俺は、そんなあきらが羨ましいよ‼」と…。


で、其の後のあきらは、司 と 類 と 総二郎からの巧みな話術に引っ掛かったかの様に、『2月3日』の『節分』の『鬼退治』の鬼役を引き受けてしまったのだった。



勿論、此の時の司 と 総二郎は、お互いに目配せしつつ、“此れで良いのか?”と、半分は困惑気味な顔付きに成ったり、後の半分は揶揄う(からかう)様な顔付きに成ったりと、忙し無く、複雑な顔の表情をして居たのだった。


だが、面白がると言うのか?
実の事を言うと、此の時の類は類で、既に、揶揄う(からかう)様な顔付きに成って居た事は言う迄も無かったのだった。



〈此の二次小説『Once again~再び~  34.』は、一旦は、其のまま、綴って居た所…。
 かなり長く成ってしまったので、二話に分けて投稿する事に致しました。
 ですが、『Once again~再び~  35.』自体は、反対に、かなり長めにて終了致して折
 ります事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。〉

Once again~再び~  34.




〈此の二次小説『Once again~再び~  34.』は此方サイドの勝手な都合に寄り、『1月
 7日』よりもかなり遅れての投稿と成って折ります事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。〉



1月7日…七日正月(なぬかしょうがつ)(=七草の節句=人日(じん
    じつ)の節句
(『1月7日』は、『無病息災』を願い『七草粥』を食べる日。
 また、『1月7日』とは『七日正月(なぬかしょうがつ)』とも言い、『春の七草』を用いて
 料理された『七草粥』を食する事から、『七草の節句』とも言うそうです。
 また、五節句の一つで在る 『人日(じんじつ)の節句』とも言うそうです。)



【『Once again~再び~  29.』のエピローグ
 〈新年が明けた後の『1月7日』の『七草の節句』でのお話し〉】


〈つかつく〉・〈総優〉・〈あきら&滋&桜子〉


実は、新年が明けたばかりの正月の『道明寺HD主催の新春パーティー』での事…。
つくしとの約束通り、壇上での挨拶の際に、つくしを壇上に上げなかった司…。



だからだったのだろう。
此の時の桜子は、其の隙を狙ったかの様に真っ正面を向いたまま司から目が離せないつくしに声を掛けるのだった。


「先輩…今、宜しいかしら?」と…。


だからだったのだ。
そんな風に桜子から声を掛けられた此の時のつくしは、桜子の事が心配に成り、“何か有ったのかなぁ~。”と、そんな桜子を心配するかの様な、桜子の様子を窺うかの様な、兎に角、そんな風に思い乍らも、そんな桜子を拒む事無く、桜子に了承の意を伝えるのだった。


「うん、良いよ。
 何か有ったの?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の桜子は、そんな風に桜子自身の事を心配してくれて居るつくしを返って心配させない様に、つくしに話しし始めるのだった。


「そう言うんじゃ無いんです。
 正月が明けて直ぐに、お願いする様な話じゃ無いと思うんですが…。
 もし宜しければ…何ですが…。
 皆さんには私の方からお声を掛けますので、『1月7日』の『七草の節句』の折に、道明寺
 さん と 柚ちゃんもご一緒に、三条邸にお越し頂けないでしょうか?」と…。



其処で、此の時のつくしは、其れ迄、真っ正面を向いたまま…だったのだが、そんな桜子からの話し振りに、無言のまま、桜子の方に自身の顔を向けるのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、何を勘違いしたのか?
桜子の笑いを誘う様な事を話しし始めるのだった。


「桜子…何か悩み事…?
 相談…だったら、『1月7日』と、言わず、何時(いつ)でも話しを聞くよ!」と…。


其処で、桜子は、そんなつくしに呆れつつ言って除けるのだった。


「先輩…私が何時(いつ)先輩に相談事しましたっけ(笑)⁉
 此れ迄、私は、一切、先輩に相談した事が無かった筈ですよ。
 相談される方は、何時(いつ)も私の方だったと思いますけど…。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、“其れもそうだわ‼”と、思い乍らも、更に、桜子に訊き始めるのだった。


「じゃあ、何の話し…?」と…。



と言う訳で、“漸く、話しが進むわ。”と、安堵した桜子は、徐に、つくしに話しし始めるのだった。


「実は、三条邸で、『1月7日』の『七日正月(なぬかしょうがつ)』の日に『七草の節句』を
 出来無いかと思いまして…。
 今年の『1月7日』は日曜日ですし、大丈夫ですよね⁉」と、様子を窺うかの様に…。


実の事を言うと、此の時の桜子は自分自身の話しを聞いて居て、パッと華やかな顔付きに成ったそんなつくしを見逃さず、更には、そんなつくしを呆れた様に見詰め乍らも、つくしには聞こえない様に、密かに、独り言ちて(ひとりごちて)居たのだった。


“実は、私は先程から先輩にそうお話しして居るつもり…だったんですが…。”と…。


だが、まさか、桜子がそんな風に思って居た等と、露程も知らなかった此の時のつくしは、桜子からのそんな話しを、再度、聞いた事で、漸く、納得出来た様で、“そう言う事…ね。”と、思えた事から桜子に了承の意を伝えるのだった。


「そう言う事…だったんだね。
 だったら、勿論、私は良いよ!」と…。



だからだったのだろう。
実は、此の時のつくしは、お正月に執り行われた『道明寺HD主催の新春パーティー』の少し前に、自身の夫と成った 司から自分達の結婚式の話しを聞き、「結婚式の件は、まだ、誰にも言うなよ!」と、言われてしまった事で司から約束させられた形と成り、まだ、桜子に知られる訳にもいかず、桜子に聞かれる事のない様に、また、自身の心の声が自身の口から漏れる事の無い様に、慎重に独り言ちる(ひとりごちる)のだった。


“司 と 私のお式迄、まだ、時間は在るし…ね。
 きっと大丈夫だよね⁉”と…。



実は、強引かの様に、桜子がこんな計画を密かに実行し様として居たのは、何故なのか?


そうなのだった。
其れは、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様の為…だったのだ。


実は、一年の最後の日の『大晦日』で在る 『12月31日』の日に、毎年恒例の『歌番組』を見て居た此の時の桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、急に、独り言ち(ひとりごち)始めたのだった。


“来年からは寂しく成りそうね。”と…。



勿論の事、小さな声…だったのだが、自身の祖母で在る 三条家の大奥様のそんな独り言を聞いてしまった桜子は、自身の祖母で在る 三条家の大奥様が、もしも、急に、そんな風に独り言ち(ひとりごち)始めたと言うのなら、其れは、何故なのか?


実の事を言うと、自身の祖母で在る 三条家の大奥様のそんな心の声は、此の時の桜子にとっても、自分自身の心が痛く成る位に理解出来たのだった。


其れは、何故なら…。
実は、桜子自身も、自身の祖母で在る 三条家の大奥様と一緒に、自分達から態とそう成る様に仕掛けたにも関わらず、自身の祖母で在る 三条家の大奥様と同じ様な事を思って居たから…だったのだ。


だからだったのだ。
桜子自身、先ずは、つくしに確認して居たのだから…。



そして、其の後の桜子は、優紀にも確認するのだった。


「先輩には、既に、確認出来て居るんですが…。
 『1月7日』の『七草の節句』の折に、西門さん と 真紀ちゃんもご一緒に、三条邸にお
 越し頂けないでしょうか?」と…。


だからだったのだろう。
そんな話しを桜子から聞いた此の時の優紀は、逆に、桜子に訊き返すのだった。


「でしたら、つくしは、如何言ってました?」と…。


其処で、既に、つくしからの了承の意を聞いて居る此の時の桜子は、つくしから聞いた言葉を其のままに優紀に報告するのだった。



だからだったのだ。
つくしからの了承の意を桜子から確認した此の時の優紀もまた、桜子に了承の意を伝えるのだった。


何故なら…。
此の時の優紀は、こう思えて居たから…だったのだ。


“其の頃なら、『年始のご挨拶』も、『初釜』も既に終えて、総二郎さんもホッとして居る
 所だろうから、私の方から了承しても大丈夫よね⁉”と…。


だからだったのだろう。
つくしからも、其の後の優紀からも、それぞれ二人からの了承の意を聞く事が出来た其の後の桜子は、司 と 総二郎については、それぞれの妻で在る つくし と 優紀から訊いてもらう事にして、あきら と 滋には自身の口から訊いて了承してもらう事にしたのだった。



と言う訳で、『1月7日』の三条邸には話しを聞き付けたそれぞれの両親も、また、其の家族も集まったという訳…だったのだ。


と言う事は、『1月7日』の三条邸には、道明寺家としては、司 と つくし夫妻 と 其の愛娘で在る 柚の家族3人 と 司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓夫妻 と つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子夫妻が…。


そして、西門家としては、総二郎 と 優紀夫妻 と 其の愛娘で在る 真紀の家族3人 と 総二郎の両親で在る 西門流 家元 と 西門流 家元夫人夫妻 と 優紀の両親が…。


そして、美作家としては、あきら と あきらの両親で在る 美作商事 社長 と 美作夢子夫妻 と あきらの双子の妹達で在る 美作絵夢・芽夢姉妹が…。


そして、大河原家としては、滋 と 滋の両親で在る 大河原夫妻が…それぞれ、三条邸に集まって来たのだった。


(【まだ、フランス支社での仕事が残って居る。】と言う理由で、今回の類は不参加と成っ
 て居たのだった。
 類にとってすれば、こう言う場所は苦手意識が強い事もまた、不参加の理由の一つ…だっ
 た事は言う迄も無かったのだが…。
 そして、其れに伴い、類の両親で在る 花沢物産 社長 と 花沢夫人夫妻もまた、不参
 加と成って居たのだった。)



だからだったのかも知れない。
桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、三条家の料理人達が『春の七草』を用いて料理された『七草粥』を食し乍らも、三条邸に皆が集まってくれた事で楽しそうにして居るにも関わらず、心穏やかに、独り言ちる(ひとりごちる)のだった。


“お正月には『道明寺HD主催の新春パーティー』の招待を受けて居た事で、ご無沙汰して居
 た皆さん と 柚ちゃん と 真紀ちゃんにも会えて嬉しかったんだけど…。
 其れから暫く経つと、また、寂しさが募ったわ。
 でも、今日(『1月7日』)もまた、こうして、皆さん と 柚ちゃん と 真紀ちゃんが
 三条邸に集まってくれた事は嬉しいに違いないわね。”と…。



其れでも、実の事を言うと、其の後の桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、柚 と 真紀と一緒に、三条家の料理人達が『春の七草』を用いて料理された『七草粥』を食し乍ら、当時(柚 と 真紀がまだ産まれる前)のつくし と 優紀に話しした同じ内容(【日本の年中行事 や 伝統行事について】)の話を、自身のひ孫の様に可愛がって居る柚 と 真紀にも話しして聞かせて居たのだった。


だからだったのだ。
つくし と 優紀は、其の当時の頃の事を懐かしそうに思い出し乍らも、密かに同じ様な事を思い、それぞれ、独り言を呟いて居たのだった。


そして、勿論の事、此の時点に於いてのつくし と 優紀は、同じ様な事を密かに呟いて居た等とお互いに思いも寄らなかったのだ。


“そう言えば…。
 物知りの(桜子の)おばあ様から、良く、日本の年中行事 や 伝統行事についてのお話
 しを聞いて居たわね。
 良~く考えて視たら、柚(真紀)にそう言う日本の年中行事 や 伝統行事についてのお
 話を話しする時には、何時(いつ)でも、おばあ様から伺った話を話しして居た様に思う
 (わ)。”と…。



と言う訳で、何はとも在れ、三条邸にて催された『1月7日』の『七草の節句』も、此の年は『日曜日』と言う事も在り、類の家族以外が勢揃いし、楽しい一時(ひととき)と共に終えたのだった。



〈此の二次小説『Once again~再び~  34.』は、一旦は、其のまま、綴って居た所…。
 かなり長く成ってしまったので、二話に分けて投稿する事に致しました。
 と言う訳で、『Once again~再び~  34.』自体は、反対に、短めにて終了致して折り
 ます事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。〉