tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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類の結婚式【あきら&つくし兄妹】…<類静>  番外編



3月30日…類君のBirthday



<此の二次小説『類の結婚式【あきら&つくし兄妹】…<類静>  番外編』の一部の文面
 の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『兄妹物語【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  30.』のエピローグ と 『義兄
 弟【あきら&つくし兄妹】…<つかつく>  番外編』と同じ年の其の後】


類は、其の後、花沢物産 フランス支社 支社長として、赴任したのだ。


そして、其の後の類は、フランス支社 支社長を任されては居るが、25歳に成った時に、花沢物産 副社長に就任して居たのだ。


そして、類が27歳、静が30歳に成った年に、類と静は、結婚式を挙げたのだった。



実は、フランスに渡仏した其の後の類は、色々、有ったのだ。


先ず、フランスに渡仏して直ぐの類は、国際弁護士に成る為に、先に、フランスに渡仏して居た静と再会して居たのだ。


実は、静は、フランスで、フランス人の男性と結婚して居たのだが…。
1年後には、離婚して居たのだ。


静の離婚理由は、お互いの価値観の違いというのか?
育った環境の違いと云っても良いのかも知れない。


お互いの考え方も違う中、『此のまま、婚姻関係を続けて居ても如何なモノか?』という事と成り、協議の結果、お互い、別々の道を選んだという訳…だったのだ。


そんな所に、ひょんな事から、類と静は、同じフランスの地で、再会したという訳…だったのだ。



そして、其の後の類と静は、お互いの時間が合えば、良く、仕事帰りに待ち合わせして会う様に成り、お互いの近況報告等を話しして行く内に、お互いの考えて居る事も分かる様に成ったのだ。


だからだったのかも知れない。
其の後の類と静は、自然な形で、付き合う様に成ったのだ。
そして、其の後の類と静は、同棲を開始して居たのだ。


勿論、其の事に関して、お互いの両親は知らなかったのだ。


“伝えた処で、如何成るモノでも無い。”と、類が考えた事で、静にも、自身の両親に、言わさなかったのだ。


だが、静自身は、“此れで良いのだろうか?”と、思って居た事は、事実…だったのだ。



そして、其れから、幾月が経った頃…。
司とつくしの結婚式の招待状が、類の下にも届いたのだ。


だからだったのだ。
類は、静に提案したのだ。


「静も、俺と一緒に、司とつくしちゃんの結婚式に出席し様よ!」と…。


だが、静は、迷って居たのだ。


何故なら…。
静自身には、司とつくしの結婚式の招待状が届いて居ないのだ。


だからこそ…。
此の時の静は、“如何し様か?”と、迷って居たという訳…だったのだ。



だが、此の時の類は、迷って居る静自身が拍子抜けする位に、あっけらかんと言って除けるのだった。


「だって…さ。
 静は、司の幼馴染だし…。
 其れに、つくしちゃんの兄貴で在る あきら共、幼馴染な訳でしょ!
 だったら、出席するに相応しいでしょ!」と…。


だが、其れでも、此の時の静は、類に言って除けるのだった。


「でも、私には、司からの招待状が届いて居ないのよ。
 勝手に行ったら、迷惑じゃ無いのかしら?」と…。


其処で、此の時の類は、名案とでも言いた気に、静に話しし始めるのだった。


「分かったよ。
 静にも、司からの招待状が届けば良いんだよね?
 だったら、俺から、司に伝えて置くよ。」と…。


そして、暫く経ってから、本当に、司からの招待状が静の下にも届いたのだった。
そして、晴れて、静も、類と一緒に、司とつくしの結婚式に出席するのだった。



其処で、初めて、F2&T4は、類と静が付き合って居る事を知ったのだった。
一番最初に類から聞いて居た司は、勿論の事、F2は、驚愕…だったのだ。


何故なら…。
此れ迄、類が日本に帰国した際も、そんな話しは、一切、類から聞いた事が無かったのだ。


だからだったのだ。
F3は、驚愕して居たという訳…だったのだ。



そして、司とつくしの結婚式終了後…。
F4が揃えば、類と静との話しと成る筈だったのだが…。
生憎、司とつくしの結婚式当日の夜は、道明寺家 と 美作家の面々だけのディナータイムという事と成って居たのだ。


だからだったのだ。
類からそんな話しを訊きたい処では有ったのだが、名残惜しく、其の場を後にした司とあきら…だったのだ。


そして、此の時の司とあきらは、目で合図して、其の後(あと)を総二郎に託して居たのだった。


だが、そんな事は、百も承知の類は、静を引き連れて、とっとと、東京メープルを後にして居たのだ。
そんな素早い類の行動に、成す術無く、諦めた総二郎だった事は言うまでも無い。



そして、其の後の類と静は、司とつくしの結婚式に出席して居た類の両親から、TEL(ビデオ通話)にて、追求されて居たのだ。


「二人は、何時(いつ)から、お付き合いして居るんだ?
 私達は、何も聞いて居ないぞ‼」と…。


だからだったのだ。
“面倒臭いなぁ~。”と、思って居た類だったのだが、其れでも、一応、親だと言う事も有り、報告がてら、自身の両親に返答するのだった。


「俺が、フランスに飛んで直ぐ位から…。」と…。



だからだったのだ。
此の時の類の両親は、類に、提案するのだった。


「今日、司君が結婚した。
 総二郎君も、年内には、結婚させるそうだ。
 で、あきら君は、司君とつくしちゃんの結婚式から数週間で結婚という訳にはいかないと
 かで…来年早々には、結婚させるそうだ。
 類も、静ちゃんとお付き合いをして居る様なら、一日でも早く、類も、静ちゃんと結婚式
 を執り行いなさい。」と…。


だが、類は、そう言って来た自身の両親に即答するのだった。


「籍を入れるだけなら、今直ぐにでも良いけど…。
 俺は、見世物に成りたく無いから、結婚式はし無い。」と…。
 


実は、静自身も、“結婚式はもう良いかな。”と、思って居たのだ。


何故なら…。
前回の時は、二人切りでは有ったのだが、静自身、ウエディングドレスを、ちゃんと、身に着けて、一度は、結婚式を執り行って居たのだ。


其れに、未だ、静は、自身の両親と、和解出来て居なかったのだ。


実は、静は、両親と和解出来ないまま、英徳大学を自主退学する形で、フランス留学して居たのだ。


だからだったのだ。
此の時の静自身も、自身の両親とは、“まだ、素直な気持ちで、会えない。”と、思って居たのだ。



だからだったのかも知れない。
此の時の類の両親は、次の手を考えるのだった。
そして、此の時の類の両親は、自身達の息子で在る 類に、更に、提案するのだった。


「だったら、取り敢えず、婚約発表だけ、済ませて置こう。
 そうすれば、類にも、お相手が居ると公表した事に成る。
 如何だ、類?
 そうし様では無いか。」と…。


なので、「婚約発表だけだったら…。」と、言う理由で、此の時の類は、自身の両親からの提案を了承するのだった。
其れは、勿論、静からの説得が有った事は言うまでも無い。


勿論、其の後の類の両親は、静の実家で在る 藤堂家に出向き、許しを請うた事は言うまでも無かったのだ。



という訳で、F4の中では、未だ、婚約発表して居なかった花沢家の息子で在る 類の婚約発表を、其の年の類の誕生日で在る 3月30日に執り行ったのだった。


勿論、類の両親の此の素早さには、F3も、感服だった事は言うまでも無かったのだ。


「類の父ちゃんと母ちゃんは、流石だな。」と…。



そして、其の日から一年後で在る 翌年の類の誕生日に、日本にて、類と静の結婚式が執り行われたのだった。
勿論、類の両親と静の両親の策略だった事は言うまでも無い。


だからだったのかも知れない。
折角の結婚式だというのに、類の顔付きは、不貞腐れたまま…だったのだ。


“どうせ、結婚式を挙げるなら…。
 フランスで、俺と静の二人だけで、式を挙げたかったのに…。”と、思い乍ら…。



だからだったのだろう。
此の場に居たF3は、お互いの顔を見合わせ乍ら、それぞれ、同じ事を思って居たのだった。


“類の奴…不機嫌な顔付きのままで、笑いもしねぇな。
 余程、此の時間が、嫌…何だろうな。”と、そんな類を不憫に思い乍ら…。
 


そして、其の後、此の時の類の気持ちとは裏腹に、式は、どんどん、進行して行ったのだ。
事無きを得乍ら…。


実は、類の傍で、そんな類を宥めて居た者が居たのだ。
勿論、其れは、類の妻と成った静…だったのだ。


既に、此の時の静は、『内助の功』を発揮して居ると言っても良いのかも知れない。



という訳で、如何にかこうにか?
類と静の結婚式は、終了したのだった。


実は、勿論、類と静の結婚式に出席した事で、唯、固唾を呑んで見守って居たF3は、無事、何事も無く、類と静の結婚式が終了した事を、ホッとして居たのだ。



そして、其の後の類と静は、自身達の結婚式が終了した事を理由に、F3と会う事も無く、フランスに戻ったのだった。


だからだったのだろう。
此の時のF3は、それぞれ、同じ事を思って居たのだった。


“類の奴…俺等に会わずに、とっとと、フランスに戻りやがった。
 薄情なヤツ…。”と…。



だが、今の類にとっては、自身の生まれ育った日本よりも、フランスの方が、『心地良い』と、云えたのだった。


なので、静と共に、フランスに戻ったという訳…だったのだ。



fin

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