tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Once again~再び~  34.




〈此の二次小説『Once again~再び~  34.』は此方サイドの勝手な都合に寄り、『1月
 7日』よりもかなり遅れての投稿と成って折ります事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。〉



1月7日…七日正月(なぬかしょうがつ)(=七草の節句=人日(じん
    じつ)の節句
(『1月7日』は、『無病息災』を願い『七草粥』を食べる日。
 また、『1月7日』とは『七日正月(なぬかしょうがつ)』とも言い、『春の七草』を用いて
 料理された『七草粥』を食する事から、『七草の節句』とも言うそうです。
 また、五節句の一つで在る 『人日(じんじつ)の節句』とも言うそうです。)



【『Once again~再び~  29.』のエピローグ
 〈新年が明けた後の『1月7日』の『七草の節句』でのお話し〉】


〈つかつく〉・〈総優〉・〈あきら&滋&桜子〉


実は、新年が明けたばかりの正月の『道明寺HD主催の新春パーティー』での事…。
つくしとの約束通り、壇上での挨拶の際に、つくしを壇上に上げなかった司…。



だからだったのだろう。
此の時の桜子は、其の隙を狙ったかの様に真っ正面を向いたまま司から目が離せないつくしに声を掛けるのだった。


「先輩…今、宜しいかしら?」と…。


だからだったのだ。
そんな風に桜子から声を掛けられた此の時のつくしは、桜子の事が心配に成り、“何か有ったのかなぁ~。”と、そんな桜子を心配するかの様な、桜子の様子を窺うかの様な、兎に角、そんな風に思い乍らも、そんな桜子を拒む事無く、桜子に了承の意を伝えるのだった。


「うん、良いよ。
 何か有ったの?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の桜子は、そんな風に桜子自身の事を心配してくれて居るつくしを返って心配させない様に、つくしに話しし始めるのだった。


「そう言うんじゃ無いんです。
 正月が明けて直ぐに、お願いする様な話じゃ無いと思うんですが…。
 もし宜しければ…何ですが…。
 皆さんには私の方からお声を掛けますので、『1月7日』の『七草の節句』の折に、道明寺
 さん と 柚ちゃんもご一緒に、三条邸にお越し頂けないでしょうか?」と…。



其処で、此の時のつくしは、其れ迄、真っ正面を向いたまま…だったのだが、そんな桜子からの話し振りに、無言のまま、桜子の方に自身の顔を向けるのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、何を勘違いしたのか?
桜子の笑いを誘う様な事を話しし始めるのだった。


「桜子…何か悩み事…?
 相談…だったら、『1月7日』と、言わず、何時(いつ)でも話しを聞くよ!」と…。


其処で、桜子は、そんなつくしに呆れつつ言って除けるのだった。


「先輩…私が何時(いつ)先輩に相談事しましたっけ(笑)⁉
 此れ迄、私は、一切、先輩に相談した事が無かった筈ですよ。
 相談される方は、何時(いつ)も私の方だったと思いますけど…。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、“其れもそうだわ‼”と、思い乍らも、更に、桜子に訊き始めるのだった。


「じゃあ、何の話し…?」と…。



と言う訳で、“漸く、話しが進むわ。”と、安堵した桜子は、徐に、つくしに話しし始めるのだった。


「実は、三条邸で、『1月7日』の『七日正月(なぬかしょうがつ)』の日に『七草の節句』を
 出来無いかと思いまして…。
 今年の『1月7日』は日曜日ですし、大丈夫ですよね⁉」と、様子を窺うかの様に…。


実の事を言うと、此の時の桜子は自分自身の話しを聞いて居て、パッと華やかな顔付きに成ったそんなつくしを見逃さず、更には、そんなつくしを呆れた様に見詰め乍らも、つくしには聞こえない様に、密かに、独り言ちて(ひとりごちて)居たのだった。


“実は、私は先程から先輩にそうお話しして居るつもり…だったんですが…。”と…。


だが、まさか、桜子がそんな風に思って居た等と、露程も知らなかった此の時のつくしは、桜子からのそんな話しを、再度、聞いた事で、漸く、納得出来た様で、“そう言う事…ね。”と、思えた事から桜子に了承の意を伝えるのだった。


「そう言う事…だったんだね。
 だったら、勿論、私は良いよ!」と…。



だからだったのだろう。
実は、此の時のつくしは、お正月に執り行われた『道明寺HD主催の新春パーティー』の少し前に、自身の夫と成った 司から自分達の結婚式の話しを聞き、「結婚式の件は、まだ、誰にも言うなよ!」と、言われてしまった事で司から約束させられた形と成り、まだ、桜子に知られる訳にもいかず、桜子に聞かれる事のない様に、また、自身の心の声が自身の口から漏れる事の無い様に、慎重に独り言ちる(ひとりごちる)のだった。


“司 と 私のお式迄、まだ、時間は在るし…ね。
 きっと大丈夫だよね⁉”と…。



実は、強引かの様に、桜子がこんな計画を密かに実行し様として居たのは、何故なのか?


そうなのだった。
其れは、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様の為…だったのだ。


実は、一年の最後の日の『大晦日』で在る 『12月31日』の日に、毎年恒例の『歌番組』を見て居た此の時の桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、急に、独り言ち(ひとりごち)始めたのだった。


“来年からは寂しく成りそうね。”と…。



勿論の事、小さな声…だったのだが、自身の祖母で在る 三条家の大奥様のそんな独り言を聞いてしまった桜子は、自身の祖母で在る 三条家の大奥様が、もしも、急に、そんな風に独り言ち(ひとりごち)始めたと言うのなら、其れは、何故なのか?


実の事を言うと、自身の祖母で在る 三条家の大奥様のそんな心の声は、此の時の桜子にとっても、自分自身の心が痛く成る位に理解出来たのだった。


其れは、何故なら…。
実は、桜子自身も、自身の祖母で在る 三条家の大奥様と一緒に、自分達から態とそう成る様に仕掛けたにも関わらず、自身の祖母で在る 三条家の大奥様と同じ様な事を思って居たから…だったのだ。


だからだったのだ。
桜子自身、先ずは、つくしに確認して居たのだから…。



そして、其の後の桜子は、優紀にも確認するのだった。


「先輩には、既に、確認出来て居るんですが…。
 『1月7日』の『七草の節句』の折に、西門さん と 真紀ちゃんもご一緒に、三条邸にお
 越し頂けないでしょうか?」と…。


だからだったのだろう。
そんな話しを桜子から聞いた此の時の優紀は、逆に、桜子に訊き返すのだった。


「でしたら、つくしは、如何言ってました?」と…。


其処で、既に、つくしからの了承の意を聞いて居る此の時の桜子は、つくしから聞いた言葉を其のままに優紀に報告するのだった。



だからだったのだ。
つくしからの了承の意を桜子から確認した此の時の優紀もまた、桜子に了承の意を伝えるのだった。


何故なら…。
此の時の優紀は、こう思えて居たから…だったのだ。


“其の頃なら、『年始のご挨拶』も、『初釜』も既に終えて、総二郎さんもホッとして居る
 所だろうから、私の方から了承しても大丈夫よね⁉”と…。


だからだったのだろう。
つくしからも、其の後の優紀からも、それぞれ二人からの了承の意を聞く事が出来た其の後の桜子は、司 と 総二郎については、それぞれの妻で在る つくし と 優紀から訊いてもらう事にして、あきら と 滋には自身の口から訊いて了承してもらう事にしたのだった。



と言う訳で、『1月7日』の三条邸には話しを聞き付けたそれぞれの両親も、また、其の家族も集まったという訳…だったのだ。


と言う事は、『1月7日』の三条邸には、道明寺家としては、司 と つくし夫妻 と 其の愛娘で在る 柚の家族3人 と 司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓夫妻 と つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子夫妻が…。


そして、西門家としては、総二郎 と 優紀夫妻 と 其の愛娘で在る 真紀の家族3人 と 総二郎の両親で在る 西門流 家元 と 西門流 家元夫人夫妻 と 優紀の両親が…。


そして、美作家としては、あきら と あきらの両親で在る 美作商事 社長 と 美作夢子夫妻 と あきらの双子の妹達で在る 美作絵夢・芽夢姉妹が…。


そして、大河原家としては、滋 と 滋の両親で在る 大河原夫妻が…それぞれ、三条邸に集まって来たのだった。


(【まだ、フランス支社での仕事が残って居る。】と言う理由で、今回の類は不参加と成っ
 て居たのだった。
 類にとってすれば、こう言う場所は苦手意識が強い事もまた、不参加の理由の一つ…だっ
 た事は言う迄も無かったのだが…。
 そして、其れに伴い、類の両親で在る 花沢物産 社長 と 花沢夫人夫妻もまた、不参
 加と成って居たのだった。)



だからだったのかも知れない。
桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、三条家の料理人達が『春の七草』を用いて料理された『七草粥』を食し乍らも、三条邸に皆が集まってくれた事で楽しそうにして居るにも関わらず、心穏やかに、独り言ちる(ひとりごちる)のだった。


“お正月には『道明寺HD主催の新春パーティー』の招待を受けて居た事で、ご無沙汰して居
 た皆さん と 柚ちゃん と 真紀ちゃんにも会えて嬉しかったんだけど…。
 其れから暫く経つと、また、寂しさが募ったわ。
 でも、今日(『1月7日』)もまた、こうして、皆さん と 柚ちゃん と 真紀ちゃんが
 三条邸に集まってくれた事は嬉しいに違いないわね。”と…。



其れでも、実の事を言うと、其の後の桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、柚 と 真紀と一緒に、三条家の料理人達が『春の七草』を用いて料理された『七草粥』を食し乍ら、当時(柚 と 真紀がまだ産まれる前)のつくし と 優紀に話しした同じ内容(【日本の年中行事 や 伝統行事について】)の話を、自身のひ孫の様に可愛がって居る柚 と 真紀にも話しして聞かせて居たのだった。


だからだったのだ。
つくし と 優紀は、其の当時の頃の事を懐かしそうに思い出し乍らも、密かに同じ様な事を思い、それぞれ、独り言を呟いて居たのだった。


そして、勿論の事、此の時点に於いてのつくし と 優紀は、同じ様な事を密かに呟いて居た等とお互いに思いも寄らなかったのだ。


“そう言えば…。
 物知りの(桜子の)おばあ様から、良く、日本の年中行事 や 伝統行事についてのお話
 しを聞いて居たわね。
 良~く考えて視たら、柚(真紀)にそう言う日本の年中行事 や 伝統行事についてのお
 話を話しする時には、何時(いつ)でも、おばあ様から伺った話を話しして居た様に思う
 (わ)。”と…。



と言う訳で、何はとも在れ、三条邸にて催された『1月7日』の『七草の節句』も、此の年は『日曜日』と言う事も在り、類の家族以外が勢揃いし、楽しい一時(ひととき)と共に終えたのだった。



〈此の二次小説『Once again~再び~  34.』は、一旦は、其のまま、綴って居た所…。
 かなり長く成ってしまったので、二話に分けて投稿する事に致しました。
 と言う訳で、『Once again~再び~  34.』自体は、反対に、短めにて終了致して折り
 ます事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。〉

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