tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  6.




【『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  5.』のエピローグ <退職届>】


理事長からして視れば…。
案の上と言うべきか?
やはりと言うべきか?
つくしは、退職届を受理して貰う為に、理事長の目の前(理事長の執務机の上)に、退職届を提出して居たのだ。


「理事長…。
 此方(退職届)を受理願います。
 勿論、“今直ぐ、退職したい。”と、いう訳では在りません。
 現在、私が受け持って居る患者さんの全てを見送った(退院した)ら、此方(道明寺総合
 病院)を辞めさせて頂きます。
 其れ迄は、此方(道明寺総合病院)でお世話に成るつもりですが…。」と…。


其処で、此の時の理事長は、溜息を吐き乍ら、逆に、つくしに願い出るのだった。


「はぁ~
 牧野先生…。
 此方(退職届)は、私には受け取れません。
 牧野先生自身が、此方(退職届)を持ち帰って下さいませんか?」と…。


だからだったのだ。
つくしは、理事長の話しを聞いて、怪訝な顔付きに成り、訊き返すのだった。


「何故ですか?
 私は、先日の会議の際に、道明寺副社長から、要らないと言われたも当然…何ですよ。
 なのに、如何して、此方(退職届)を受理して貰えないんでしょうか?」と…。


だからだったのだ。
理事長は、つくしに、正直に、話しし始めるのだった。


「私は、其の道明寺副社長から、“受理しないでくれ‼”と、言われて居るんですよ。
 最も、私も、其のつもりで居ましたが…。
 “牧野先生は、此の道明寺総合病院には、無くては成らない人材だ‼”と、私は、考えて居ま
 す。
 ですから…。
 道明寺副社長から、如何、仰られ様が、牧野先生を引き留める覚悟で居ました。
 ですが、私は、道明寺副社長から、“受理しないでくれ‼”と、言われたんです。
 もし、私が、勝手に、此方(退職届)を受理してしまえば、道明寺副社長から、お叱りを
 頂戴する事に成るんです。
 ですから…。
 私が、此方(退職届)を受理する訳には参りません。」と…。


だからだったのだろう。
更に、怪訝な顔付きに成ったつくしは、理事長に、願い出るのだった。


「分かりました。
 では、道明寺副社長には、私の方からお話し致します。
 道明寺副社長とお会いする事は可能ですか?」と…。


其処で、理事長は、“道明寺副社長が仰る通り、其の方が、私にとっても良いだろう。”と、考えた事も有り、つくしに、了承の意を伝えるのだった。


「分かりました。
 では、道明寺副社長とお会いに成り、お話し合い為さって下さい。」と…。


なので、其の後のつくしは、司と会う事と成ったのだった。



だが、此の時のつくしは、違う意味で、怪訝さが拭えなかったのだ。
其れは、理事長が、自身に、敬語で話しして来たという事だったのだ。


此れ迄の理事長は、勿論、つくしの上司という事も有り、理事長と話しする時でも、理事長は、一切、つくしに敬語を使った事が無かったのだ。
其れなのに、此の時の理事長は、初めて、つくしに、敬語で話しして来たのだ。


だからだったのだ。
つくしは、自身の持ち場で在る 総合外科に戻る道中の際に思って居たのだ。


“何故、理事長は、敬語で、私と話しして居たのだろうか⁉
 何だか、私への対応が、今迄と、全く、違うんだけど…。
 如何言う意図が有って、理事長は、あんな話し方を、私にされたのだろうか?”と…。



実は、此の時の理事長は、無意識だったのだ。


云う成れば…。
無意識に、此の時の理事長は、つくしに敬語を使って、話しして居たという訳…だったのだ。



そして、数日後、つくしは、司と会って居たという訳…だったのだ。



【『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  5.』のエピローグ 
 <司と理事長との続きの会話>】


実は、理事長が、司との会話の中で、「申し訳御座いません。」と、頭を下げた後…。
更に、理事長は、司から、声を掛けられて居たのだ。


「分かれば、其れで、良いんだよ。
 其処で、何だが…。
 理事長が、“退職届を受け取らねぇ(ない)。”と、牧野に断ったとしても、其れでも、も
 し、牧野が文句を言って来た時には、俺が、牧野と会って話しを付ける。
 だから…よ。
 其の時は、俺に連絡して来てくれ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時の理事長は、司に、即答するのだった。


「承知致しました。」と…。



だが、そう司に返答した此の時の理事長は、更に、司の顔付きを観て、驚愕するのだった。


何故なら…。
更に、司の顔の表情が柔らかく成って居たのだ。
其れに、此の時の司の態度も、本気で怒って居る様子が無かったのだ。


だからだったのだ。
そんな司の状況に、此の時の理事長の心の中でも、戸惑って居る節さえ有ったのだ。



そして、つくしと話しした其の後の理事長の心の中では、つくしとの会話の件を、司に報告した際に、更に、戸惑う事が起きるのだった。


其れは、つくしと話しした其の後の理事長が、司に連絡した時に起きるのだった。
勿論、此の時の理事長は、リモートで、司に連絡を入れて居たのだった。
先ずは、理事長の方から、司に用件を伝えるのだった。


「牧野先生から、退職届が提出されました。
 勿論、私は、受理は致して折りませんが…。
 ですが、牧野先生からは、“副社長とお会いして話ししたい。”と、申し出が御座いまし
 た。
 副社長からも、其の様なお話しが御座いましたので、私の方からも、牧野先生には、了承
 して折ります。
 其方で、宜しかったでしょうか?」と…。


其処で、ニヤッと、笑った司は、理事長に、即答したのだった。


「ああ、其れで、良い。
 牧野と相談して、日にちを決めて置いてくれ‼」と…。



実は、司と話しして居る此の時の理事長は、リモートでは在ったのだが、そんな風に、自身に言って来た時の司のニヤッと、笑った顔付きを、勿論、見逃す事は無かったのだ。


だからだったのだ。
此の時の理事長は、更に、戸惑って居たという訳…だったのだ。



此れ迄の司は、誰に対しても、笑う事は無かったのだ。
ましてや、ニヤッと、笑うだ何て、此れ迄の司の中では、有り得なかったのだ。


其れに、此れ迄の司の顔付きは、誰に対しても、ポーカーフェイスという寄りも、クールで、氷の様に冷たかったのだ。


何故なら…。
此れ迄の司の心の中では、如何いう理由が有ろうとも、誰に対しても、嘲笑うかの様に、相手を馬鹿にして居る様な所が有ったのだ。


だからだったのだ。
当然、此れ迄の司の顔付きは冷たく、氷の様に冷めた目付きで、相手を観て居たのだ。



其れに、成り寄りも、司が、女性と話しする事を了承するという事自体…。
此れ迄の司には有り得ない話しだったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の理事長は、戸惑いと同時に、驚愕して居たのだ。



そして、其の後の理事長は、つくしと相談して、司とつくしが会う日にちを決めるのだった。


だからだったのだ。
司とつくしが会う日にちを司に伝える為に、リモートにて、司に連絡を入れた此の時の理事長は、更に、驚愕する事に成るのだった。


何故なら…。
理事長から報告を受けた此の時の司の顔付きは、リモートの画面上でも分かる位に、ニヤニヤして居たのだ。
そして、其の時の司の言葉に、更に、此の時の理事長は、戸惑い始めるのだった。


其の時の司が、理事長に言った言葉とは…。


「そうか、分かった。
 牧野に伝えて置いてくれ‼
 “牧野と会える日を、楽しみにしてる。”と…。」と…。



そんな風に、司からの返答の言葉を聞いた此の時の理事長は、「承知致しました。」と、返答し乍らも、実は、思って居たのだった。


“副社長は、承知為さって居るのだろうか?
 牧野先生が、如何いう意図を以って、「副社長とお会いしたい。」と、言って居るのか?
 唯単に、「副社長とお会いしたい。」と、牧野先生が言って居るのでは無いという事を、
 副社長自身、承知為さって居るのだろうか?
 現時点に於いて、副社長は、既に、誤解為さって居るのでは無いだろうか?
 現在の副社長の此の状況は、牧野先生なら、“誤解も甚だしい。”と、言って来るかも知れ
 ないのだという事を…。”と、理事長が心配する程に…。


だが、一応、此の時の理事長は、司に、返答するのだった。


「承知致しました。」と…。


そして、此の時の理事長は、一応、司の秘書で在る 西田に、報告する事にしたのだった。



そして、其の後の司とつくしは、つくしが提出し様として居る『退職届』の件について、話し合う事に成ったという訳…だったのだ。



<此の二次小説『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  6.』は、切りが良い為
 に、短めにて、終了して折ります事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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