tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  17.




【他のメンバーの発覚…<あき桜  ②>】


類から、訳を聞かれた此の時のつくしと桜子は、つくしの事を、『先輩』って、呼んで居る桜子が代表かの様に、類に返答するのだった。


「其れは、私から、そう呼ばせて貰う様に成ったから…何です。」と…。


そして、此の時の桜子は、“メンバーの全員に分かって貰える様に…。”と、更に、続けて、其の理由を話しし始めるのだった。


「実は、其れは…。
 私が、先輩から助けて貰ったから…何です。」と…。


だが、桜子から、そんな話しを聞いた此の場に居たメンバーには、分かった様な、分からない様な…。
そんな感じだった事は言うまでも無かったのだ。


だからだったのだ。
つくしが、フォローするかの様に、其の先の話を話しし始めるのだった。


「桜子を助けたというのか?
 同じ日本人同士…。
 そんな桜子を、私は見捨てる事が出来無くて、桜子とトラブって居た其の相手に、ちょっ
 と、言って遣っただけだったんですけど…。」と…。



実は、其処迄、つくしから、そんな話しを聞いて居た此の場に居たメンバーの全員は、何故か、つくしの言いたい事が分かった様な気がして居たのだ。


要は、【桜子(三条・桜子さん)が、誰かと喧嘩して居る所に、偶然、通り掛かったつくし(牧野・ドクター)が、同じ日本人同士と言う事も有り、そんな桜子(三条・桜子さん)を見捨てる事が出来ず、つくし(牧野・ドクター)が、そんな桜子(三条・桜子さん)を救って遣ったという事なのだろう。】と…。



実は、其の当時の桜子は、或る事が切っ掛けで、歪んだ心を持って居たのだ。
其れが、桜子の『黒歴史時代』なのだ。


だが、本来の桜子は、桜子の祖母曰く…。
「素直で、優しい娘(こ)だった。」…そうだ。



だからだったのだ。
つくしに助けられた事が切っ掛けで、桜子は、つくしを慕う様に成ったのだ。
其の事自体、桜子が、『つくし信者』に成った切っ掛けだったのだ。


しかも、其の当時の桜子は、つくしの留学が終了した事で、其の後(あと)を追うかの様に、日本に帰国して帰って来て居た程…だったのだ。



実は、桜子が歪んだ心を持つ様に成った切っ掛けと言うのは、司が原因だったのだ。
と言うのも、桜子は、幼稚舎迄、英徳学園だったのだ。


そして、其の当時の桜子は、2学年上だった司の事が好きだったのだ。
だが、其の当時の桜子は、自身が好きだった司から、自身の容姿の事で、傷付けられて居たのだ。


実は、幼少期の頃の桜子は、両親だけじゃ無く、祖母からも、「桜子は、可愛いよ。」と、言われ続けて居たので、自身の容姿に関して、気にした事が無かったのだ。


だからだったのだ。
其の当時の桜子は、自身の容姿の事で、自身が好きだった司から傷付けられた事も有り、逃げるかの如く、“日本には居られない。”と、ドイツに渡仏して居たのだ。
そして、其の後の桜子は、自身の容姿を気にする様に成り、其の後、ドイツにて、(自身の両親が亡く成った事も有り、自身の両親の遺産で)整形して居たのだ。


だからだったのだろう。
綺麗に変身して居た桜子は、歪んだ考え方しか出来無く成って居たのだ。
此れが、桜子の『黒歴史時代』の所以なのだ。



そして、そんな所に、つくしが、ドイツに留学して来たという訳…だったのだ。


実は、『人たらし』のつくしに寄って、其の後の桜子は、性格を変えられる位に、『つくし信者』に成って居たという訳…だったのだ。
なので、1歳年上だというつくしの事を、桜子は、『先輩』と、呼ぶ様に成って居たのだ。



実は、其の当時のつくしは、其の話し自体、全て、桜子から聞いて知って居たのだが、“桜子の名誉の為に…。”と、つくしは、此の場に居たメンバーに話す事無く、其の話しは伏せて居たのだ。


ところが、「此の話しは、あきらさんも知って居るので…。」と、言い乍ら、桜子は、全てを、此の場に居たメンバーに話しし始めて居たのだ。
勿論、整形の事も含めて…。
だが、既に、総二郎と優紀は、桜子から話しを聞いて、知って居たのだが…。



そして、桜子の旦那様で在る あきらは、其の当時の事を懐古するかの様に、司に言って居たのだ。


「司は、あの当時の事、覚えてるか?
 桜子を傷付けた日の事…。
 まぁ~、総二郎と俺も、囃し立てて居たから…よ。
 総二郎と俺も、司とは同罪だが…な。
 総二郎と俺は、其の話しを桜子から聞いて、既に、桜子には謝ってる。
 司も、“もう、過去の話しだろ。”とか、言わねぇで、ちゃんと、桜子に謝れよ‼」と…。


其処で、つくしも、あきらからの話しに賛同するかの様に、司に言って除けるのだった。


「ほんと、そうだよ‼
 桜子に謝って上げなよ。
 其れで、桜子の心のつっかえは取れるんだから…ね。」と…。



実は、此の時のつくしは、桜子から話しを聞いて知って居たのだが、英徳学園 幼稚舎時代の桜子を傷付けて居た相手が司だったという事は、此の日、初めて聞いて知ったのだ。


だが、此の時のつくしにとって、話しの内容を、既に、桜子から聞いて知って居た事も有り、桜子を傷付けて居た相手が誰だろうと、謝るべきという持論は持って居たのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、あきらに賛同して居たのだ。



其処で、司は、つくしから謝る様に言われた事で、素直に、桜子に謝りの言葉を言うのだった。


「三条…傷付けて、すまねぇ‼」と…。


だからだったのだ。
此れ迄の司の事を、良~く、知って居るF3&滋は、同じ事を思うのだった。


“司が、素直に、謝ったぞ(よ)‼
 天変地異が起こったの(か)?”と、考えてしまう程に…。



其処で、また、類が、つくしに訊き始めたのだった。
桜子からの話しを聞いて、思い出したかの様に…。


「で、あの当時のドクターは、英徳高校の入学説明会に来て居たんだよね?
 なのに、何故、英徳高校に居なかったの?」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、素直に、其の訳を話しし始めるのだった。


「今は、其れ程では在りませんが、其の当時のうち(牧野家)の生活水準は、かなり、低い
 モノだったんです。
 母親は、英徳高校に行って欲しかったみたいだったんですけど…。
 とても、其の当時のうち(牧野家)の生活水準で入れる様な学園では無いと、其の当時の
 私は、悟ったんです。
 だから、私は、母親を説得して、都立高校に入ったんです。
 なので、“英徳高校の入学説明会で、静さんのお話しを聞いて置いて良かった。”と、今で
 は、私自身、思って居ます。
 私が、ドクターを目指したのも、静さんのお話しを聞いて感銘を受けたから…だったんで
 す。
 なので、静さんには、感謝して居ます。」と…。


なので、そんな話しをつくしから聞いた静は、にこっと、つくしに微笑んで居たのだった。


勿論、此の時の類は、其の当時の(自身の妻で在る)静が、何を話ししたのか?
訊いて視たくも有ったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の類は、“後で、訊いて視よう‼”と、考えて居たのだった。



そして、今度は、あきらが、つくしに声を掛けて居たのだ。


「と言う事は、牧野の事を知らねぇのは、後は、俺と滋だけという訳か?」と…。


其処で、つくしは、あきらに言って除けるのだった。


「いいえ、多分、私は、美作さんの事は知って居ると思います。」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、てっきり、“桜子関係で、牧野は、俺の事を知って居るのだろう。”と、思って居たのだが…実は、そうでは無かったのだ。
此の時のつくしの話しには、続きが有ったのだ。


「私は、美作さんに、直接、お会いした事は無かったと思いますけど…。
 其の当時の美作さんのお話しは、美作さんのお母様から聞いて知って居ました。」と…。


実は、つくしの横で、其処迄、つくしの話しを聞いて居た此の時の司は、既に、額に青筋3本立て乍ら、あきらを睨み付けるかの様に、怒り始めて居たのだ。
あきらを威嚇するかの様に…。


だからだったのだ。
あきらは、そんな司に首を振って、“知らない。”と、でも、言いた気にして居たのだ。



其処で、此の時のつくしは、そんな様子の司を観て居て、慌てるかの様に、其の後(あと)の話しを進めて居たのだ。


「実は、私は、美作さんの双子の妹さん達の家庭教師をして居たんです。
 ドイツに留学する前の一年間だけだったんですけど…。
 なので、美作さんのお母様からは、美作さんのお話しを、良く、聞いて居ました。
 だからだったんですが…。
 今日、桜子の旦那様が、美作さんだと、伺って…驚愕して居ます。
 ほんと、世間って、広い様で狭いですよね。
 でも、美作さんと桜子って、元々、接点…有ったんですか?」と…。


だからだったのだ。
桜子が、つくしに説明し始めたのだ。


「実は、あきらさんのお母様と私の母親は、幼馴染で親友…だったそうです。
 母親の子供の頃から、“お互いの子供に、異性の子供が産まれたら、其の二人を結婚させ
 様…ね!”と、話し合って居たそうです。
 でも、私の母親は、私が幼少期の頃に事故で亡く成って居ましたし、そんな話しを、私自
 身、母親から、聞く事は無かったんです。
 其れに、私は、私で、ドイツに渡仏したままでしたし…。
 お祖母様から、そんな話しを聞く迄、全く、存じ上げて居なかったんです。
 で、お見合いという形で、あきらさんとお会いして、其の後、あきらさんと私は、お付き
 合いを始めたんです。
 あきらさんとお付き合いする事に成ったのも、今、思えば、きっと、先輩のお陰だと思い
 ます。
 私自身を変えてくれたのは、先輩ですから…。
 なのに、先輩に連絡をする事自体、実は、躊躇って居たので、あきらさんと私の結婚式
 に、先輩を招待する事が出来無くて、今では、後悔して居ます。
 “あの時に、もっと、素直に成って居れば、良かった。”と…。
 なので、先輩の結婚式の時は、私も、招待して下さいね。」と…。
「………」


だからだったのだ。
此の時のつくしは、言葉無く、唯、苦笑いのままだったのだが…。
実は、司が、自身の横に居るつくしの肩を抱き乍ら、桜子と約束するかの様に、言って除けるのだった。


「ああ、任せとけ‼
 俺が、此処に居るメンバー全員を、ちゃんと、招待して遣るよ‼
 なぁ~、つくし…。」と…。



だが、此の時のつくしの顔付きは、微妙だったのだ。


だからだったのだろう。
そんなつくしの顔付きを観た此の時のF3&優紀&桜子は、そんなつくしの事を気に成って居たのだった。

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