tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  9.




【『Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  8.』のエピローグ
 <つくしと優紀の会話>】


実は、つくしだけは、総二郎と優紀の婚約発表が執り行われる事を知って居たのだ。


何故なら…。
つくしは、総二郎と優紀の婚約発表が執り行われる前に、優紀本人から連絡を受けて知って居たから…だったのだ。



実は、其の後の優紀は、自身の実家で在る 松岡家での話しが終了した後に、桜子の祖母で在る 旧華族 三条家の大奥様にお礼を伝え、其の場で別れて、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人 と 総二郎と共に、自身の実家で在る 松岡家から西門邸に場所を移して居たのだ。


そして、西門邸での家族団欒の時間が終了した後の優紀は、総二郎と共に、総二郎の自室に入ったのだ。


なので、総二郎の自室に入って直ぐの優紀は、総二郎に断りを入れて、つくしに連絡を入れて居たのだ。


「今から、つくしに連絡を入れたいんですけど…。
 つくしに連絡を入れても、良かったですか?」と…。


だからだったのだ。
本来の総二郎は、優紀との二人だけの時間を過ごしたかったのだが…。
此れ迄、優紀には、辛い思いしかさせて来なかった事を申し訳無く思って居た総二郎だったので、優紀に了承するのだった。


「ああ、構ねぇよ。
 俺は、今から、風呂に入って来るから、牧野と、ゆっくり話せば良いよ。」と…。


だからだったのだ。
優紀は、総二郎に、「有難う御座います。」と、お礼の言葉を伝えて、携帯から、つくしにTELするのだった。


其の時のつくしと優紀との会話とは…勿論のビデオ通話…だったのだ。


先ずは、優紀から口火を切ったのだ。


「つくし…。
 連絡が遅く成って、ご免ね!」と…。


其処で、つくしは、即答するかの様に、優紀に話しし始めたのだ。


「ううん、良いよ。
 私も、ずーっと、西門さんと優紀の事が気に成って居たんだけど…さ。
 でも、中々、私の思う様にいかないというのか?
 お義父様から、言われて居たのよね。
 “つくしさんと優紀さんは、幼馴染で親友だろうから…。
  つくしさんが、優紀さんを『助けて上げたい!』と、思う事は、当然な厚意だろう。
  だが、此の件は、西門家の問題で在って、私達が、如何こう出来る問題では無い。
  寄って、道明寺家と西門家との仲が悪く成らない様に、勝手な行動は、謹んで貰いた
  い。
  故に、何か有った時は、私に相談をしてから行動する様に…。”って…。
 だから、司からも止められて居たの。
 優紀も知って居ると思うんだけど…さ。
 家元だけじゃ無く、類のお父様も、美作さんのお父様も、(司の)お義父様の幼馴染で親
 友でしょ!
 だから…さ。
 “F4の仲も悪く成る様な事だけは避けてぇ(たい)!”って、司からも言われて居たんだよ
 ね。
 で、お義父様と司から、其処迄、言われてしまえば、動くに動けなくて、結局、滋さんと
 桜子に任せるしか無くて…。
 でも、ちゃんと、桜子からは、色々と、話しは聞いて居たから、“上手く行ってくれると
 良いなぁ~。”とは、思って居たし、願って居たんだけど…ね。
 ほんと、良かったね、優紀…。
 何もかも、上手く行って…。」と、何も出来ずに居た事を申し訳無さそうに…。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、嬉しそうな顔付きに成り、つくしに返答するのだった。


「うん、有難う!
 其れで…ね。
 今日、桜子さんのお祖母様 と 家元と家元夫人 と 総二郎さんと私とで、私の両親に
 会う為に、松岡の実家に帰って来たの。
 だから、私の両親も、総二郎さんとの結婚を許してくれた。
 如何も、事前に、桜子さんのお祖母様 と 家元と家元夫人が、私の両親に会ってくれて
 居たみたいで、和やかに話しは進んだよ。
 つくしには、此れ迄、色々、心配掛けて、ご免ね!」と…。


其処で、つくしは、優紀からの話しを聞いた事で、疑問に思った事を、優紀に訊くのだった。


「えっ??
 何で、桜子のお祖母様も、優紀の実家に行った訳…⁉」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、つくしに説明し始めるのだった。


「桜子さんのお祖母様が私の後ろ盾に成って下さるお話しは、桜子さんから聞いて知って居
 るんだよね?」と、つくしに訊くかの様に…。


其処で、つくしは、「うん。」と、言い乍らも、優紀に頷いて魅せたのだ。


だからだったのだ。
つくしのそんな様子を見て居た優紀は、本題の話しの説明をするかの様に、話しし始めるのだった。


「だから…だよ。
 実の事を言うと…。
 つくしも、桜子さんから、色々なお話しを聞いて知って居たとは思うから、もう、此のお
 話しは、知って居るお話しかもだけど…。
 実は、家元のお義母様…。
 所謂、総二郎さんのお祖母様 と 桜子さんのお祖母様は、幼馴染で親友らしいの。
 だからだったんだろうけど、総二郎さんのお祖母様が亡く成る前に、桜子さんのお祖母様
 に家元の事を託したらしいの。
 で、其の後、其のお話しを知った家元のお義父様…。
 所謂、総二郎さんのお祖父様は、総二郎さんのお祖母様からの家元への思いを受け取った
 事で、遺言を残されたみたいなの。
 【此の先の西門流の全てを、三条家の大奥様に託す。
  西門流として、三条家の大奥様の言葉は絶対で在る。
  誰もが、三条家の大奥様に逆らう事を許さぬ。】って…。
 で、総二郎さんのお祖父様は、桜子さんのお祖母様を、西門流の重鎮に迎え入れたらしい
 の。
 だからだったのかも知れないんだけど…。
 桜子さんのお祖母様は、私だけじゃ無く、“西門家の後見人と云っても過言じゃ無いのか
 なぁ~。”と、私は、思ってるよ。
 勿論、桜子さんのお祖母様は、私の後ろ盾に成って下さる事には違い無いんだけど…ね。
 だから、旧 華族 三条家 と 西門家は、切っても切れない縁って訳なの。
 だから…ね。
 此の件に関しても、桜子さんのお祖母様にも、立ち合って貰ったの。
 でも、此のお話しには、訳が有って、まだ、世間に、公表出来る様なお話しじゃ無いか
 ら、桜子さんのお祖母様には、“婚約発表が終わる迄、お孫さんで在る 桜子さんにも内
 密にして置いて欲しい。”って、家元が仰って、取り敢えず、桜子さんのお祖母様は、内
 密して下さる事に成ったの。
 だって…ね。
 総二郎さんには、前にも、婚約発表して居たでしょ!
 其のお話しが、世間的には、まだ、終わって居ないらしくて、其の件を済ませてから、私
 達の婚約発表する事に成るみたい。
 だから、桜子さんも、まだ、知らないと思うんだけど…。
 実は、近々、総二郎さんと私の婚約発表が執り行われる事に成ったの。」と…。


だが、つくし自身、優紀からのそんな話しを聞いた事で、驚愕するのだった。


だからだったのだ。
此の時のつくしの声は、上擦って居たのだ。


「ちょっと、優紀…。
 そんな大切な話しを、私が聞いて良かったの⁉」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の優紀は、つくしに頷くかの様に、言い始めるのだった。


「本当は、誰にも、まだ、喋っちゃあいけないお話し何だと思うんだけど…。
 つくしには、知ってて欲しかったの。
 此れ迄、つくしには、色々、心配掛けたし、迷惑も掛けて来た。
 其れでも、つくしは、ずーっと、私の味方で居てくれた。
 だから、私にとって、つくしは、大切な人なの。
 女性に言う様な言葉じゃ無いと思うんだけど…。
 言って良いのなら、言うと…ね。
 つくしは、私にとって、『想い人』なの。
 だから、私は、つくしには、知って居て欲しかったの。
 つくしへの私の想いを…。
 其れに、総二郎さんと知り合う事が出来たのは、つくしのお陰だし…。
 つくしが道明寺さんとお付き合いして居なかったら、私は、きっと、総二郎さんとは、知
 り合う事も出来なかった訳だし…。
 もし、そうだったとしたら、私にとっての総二郎さんは、きっと、遠い男性(ひと)だっ
 たと思うから…。
 だから…。
 私は、つくしに感謝してるの。
 だからこそ…。
 私は、つくしの事を信じてるよ。
 誰にも、言わないで居てくれる事を…。」と…。


其処で、自身も知らなかった優紀からの自身への想いを知った此の時のつくしは、嬉しかったのだ。
其れと、優紀からの自身への信頼度の高さに、驚愕し乍らも、嬉しくて仕方無かったのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、優紀からの想いを裏切らない為にも、総二郎と優紀の婚約発表が終了する迄、誰にも言わない事を誓って居たのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、優紀に言えた言葉…だったのだ。


「分かった。
 誰にも、言わないで置くよ。
 優紀…私を信頼してくれて、有難うね。」と…。


という訳で、其の後のつくしは、一切、F3&T2にも、言わなかったのだ。



勿論、桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様も、此の件に関して、自身の孫娘で在る 桜子にも、一切、言わないで置いたのだ。



だからだったのだ。
其の後、総二郎と優紀の婚約発表が執り行われた事を知ったF3&T2は、総二郎と優紀を呼び出す事にしたのだ。


そして、「つくし(牧野・先輩)だけが、事前に、此の話しを知って居たらしい。」と、言う事を知ったF3&T2は、つくしを追求する事としたのだった。



其れに、司にしても、桜子からしても、F2&滋とは違う意味で、それぞれ、つくしに怒って居たのだ。


何故なら…。
司にとってのつくしは、婚約者なのだ。


実は、司の婚約者で在る 其のつくしが、例え、優紀との約束だったとしても、誰にも言わない事を条件だったとしても、司自身、事前に、つくしの口から、話しして欲しかったのだ。


だからこそ…。
つくしに怒って居た司…だったのだ。



そして、桜子は、『つくし信者』なのだ。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、密かに、思って居たのだ。


“先輩が、事前にご存知だったのなら、如何して、何を置いても、私にも、言ってくれなか
 ったのかしら⁉
 先輩は、此の私が、其の事を知って、誰かに言うと思って居らっしゃるのかしら?
 だとしたら、心外ですわ。”と、つくしの事を疑いたく成る程に…。


勿論、此の時点に於いての桜子は、そう思い乍らも、つくしには言わなかったのだが…。



そして、桜子には、もう一人、密かに、怒って居た人物が居たのだ。
勿論、其れは、自身の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様…だったのだ。


“幾ら、家元と家元夫人との約束だったとは言え…。
 お祖母様は、如何して、私に、何も言わず、内緒に為さったのかしら⁉
 此の私が、誰かに、公表すると、でも、お思いだったのかしら。”と…。


勿論、此の時の桜子は、そう思い乍らも、自身の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様には、何も言えずに居たのだが…。



だからだったのかも知れない。
此の時の桜子は、自身の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様に、何も言えない代わりに、総二郎と優紀を呼び出した時に、つくしへの追及の手を緩めなかったのだろう。
つくしへの八つ当たりかの如く…。

×

非ログインユーザーとして返信する