tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  8.




【『二人だけの世界【Put it back‼~元に戻してくれ‼~】…<総優>  番外編』の其の後
 <翌日の総二郎と優紀>】


『二人だけの世界』を過ごした翌日…。
総二郎の携帯に、自身の母親で在る 西門流 家元夫人から、連絡が入って来たのだ。


「今日、優紀さんと一緒に、(西門)邸に帰ってらっしゃい!
 お父様から、お話しが有ります。」と…。



普段、自身の息子達の前で、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、総二郎の父親で在り、自身の夫で在る 西門流 家元に対して、『お父様』とは言った事が無かったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の総二郎は、自身の母親で在る 西門流 家元夫人から呼び出された事よりも、其の事に、驚愕…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の総二郎自身、返答の言葉が直ぐには出て来なかったのだ。


だが、其の後、我に返った此の時の総二郎は、西門邸に帰る事を、自身の母親で在る 西門流 家元夫人に了承するのだった。



だからだったのだろう。
自身の母親で在る 西門流 家元夫人からのTELを切った後の総二郎は、未だ、ベッドの中で眠って居る優紀の横に、また、入り、優紀の髪の毛を撫でて遣り乍ら、優紀が起きて来る事を待って居たのだった。


そして、其の後の総二郎は、目覚めたばかりの優紀に声を掛けるのだった。


「優紀…さっき…なぁ~。
 家元夫人から連絡が来た。
 (西門)邸に帰って来いだってよ。
 此の後、行けるか?」と…。


実は、目覚めたばかりの此の時の優紀は、直ぐには、総二郎からの其の話しの意味が、理解出来ずに居たのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の優紀の総二郎への返答の言葉は、素っ頓狂な返答の言葉…だったのだ。


「へっ⁉」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、そんな優紀を観て、クスクスと、笑い乍ら、優紀に訊くのだった。


「優紀…(笑)。
 俺が、優紀に言った言葉の意味を、お前は、理解してるのか?」と…。



だが、此の時の優紀自身、経った今、目覚めたばかりで、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人 と 総二郎の会話を聞いて居た訳では無かったのだ。


だからこそ…。
総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人 と 総二郎の話しの展開を理解するには、少々、時間が掛かるのだ。



其れに、優紀自身、寝惚けて居るのか?
総二郎と一緒に居る事にも、今一、ピンっと、来て居なかったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の優紀は、総二郎への返答の言葉も無く、自身の身体を起こした状況で、総二郎を観て、自身の首を傾げて居たのだ。


そんな優紀の態度に驚愕という寄りも、そんな優紀に呆れた総二郎は、優紀の両頬を抓り乍ら、更に、言って除けるのだった。


「お前…寝惚けてるだろ?
 俺が誰だか…優紀には分かってるのか?
 いい加減、目を覚ませよ‼
 優紀…‼」と…。


其処で、優紀は、漸く、目が覚めた様で、自身の両頬を総二郎から抓られて居た事も有り、総二郎に愚痴るのだった。


「痛いです、総二郎さん…。
 放して下さい。」と、はっきりと言えず、吃もる(どもる)様な声で…。


だからだったのだ。
此の時の総二郎は、更に、クスクスと、笑い乍ら、優紀に言って除けるのだった。


「優紀…如何だ(笑)?
 此れで、目が覚めただろ?」と、嫌味っぽく…。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、赤く成って居るで在ろう 自身の両頬を自身の両手で摩り乍ら、総二郎に返答するのだった。


「はい、目が覚めました。」と…。



其処で、総二郎は、また、自身の母親で在る 西門流 家元夫人からのTELの内容を、優紀に話しして聞かせるのだった。
なので、此の時の総二郎は、優紀に訊くのだった。


「何の話しかは、俺にも分かんねぇんだけど…よ。
 今から、俺と一緒に、(西門)邸に行ってくれるか?
 悪い話しでも無い様な気がするから…よ。」と…。


だからだったのだ。
優紀も、総二郎の意見に賛同するかの様に、返答するのだった。


「私も、悪い話しでは無い様な気がします。
 ですから、総二郎さんと一緒に、(西門)邸に伺います。」と…。


という訳で、支度を済ませた総二郎と優紀は、二人一緒に、西門邸に向かうのだった。



そして、総二郎と優紀の二人一緒での到着を、今か今かと、待って居た総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、総二郎と優紀の二人が到着して直ぐ、本題に移るのだった。
勿論、代表かの様に、総二郎の父親で在る 西門流 家元が、口火を切るのだった。


「総二郎…実は、今週の週末、優紀さんのご両親にアポを取って在る。
 総二郎と優紀さんの年齢を考えれば…。
 “今直ぐにでも、婚約発表するべきでは無いだろうか?”と、三条の大奥様にご相談した
 処…三条の大奥様からの了承が得られた。
 という訳だから、其のつもりで居なさい。
 私達も、一緒に、挨拶に伺うつもりだから…。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、心の中で、思って居たのだった。


“準備が宜しい様で…。
 けど…よ。
 あれだけ大騒ぎして、俺と優紀を別れさせたのは、何だったんだよ⁉
 いい加減にしてもらいてぇわ。”と…。



勿論、此の時点に於いての総二郎が、そう思いたいで在ろう事は、誰が何と言っても、F3には分かるのだ。


何故なら…。
司も、つくしと婚約する迄…。
という寄りも、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、つくしが認められる迄…。
紆余曲折というのか?
ジェットコースターの様だったというのか?


兎に角、色々な事を乗り越えて、今の司とつくしが在る様に…。
総二郎と優紀にも、そう言う時間が必要だったのかも知れない。
優紀にとっては、西門家に嫁ぐ為の覚悟みたいなモノが…。



だが、此の時の優紀は、心配で成らなかったのだ。


何故なら…。
自身の両親は、総二郎と自身の付き合いを知らないのだ。


其れに、其れだけでは無く…。
優紀の両親は、此れ迄、“娘(優紀)は、一人暮らしをして居る。”と、思って来たのだ。


なのに…だ。
其の娘で在る 優紀が、【実は、西門流 次期家元とお付き合いをして居て、しかも、同棲して居た。】という事を知れば、“其の事を知った両親は、腰を抜かすのでは無いだろうか?”と、此の時の優紀は、心配に成る程…だったのだ。



だが、実は、そんな優紀の心配は、無用…だったのだ。


何故なら…。
総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、優紀と別れた後…。
アポ無しでは有ったのだが、桜子の祖母で在る 三条の大奥様と一緒に、松岡家を訪れて居たのだ。


そして、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、事前に、優紀の両親に、許しを請うて居たのだ。


此の時の総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人が、優紀の両親に、許しを請うて居た内容とは…。


*事前の挨拶も無しに、総二郎と優紀がお付き合いをし始めて、嘘を付いて迄、同棲を開始
 して居た事…。


*総二郎と優紀の付き合いを了承して居なかった総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元
 夫人が、勝手自ら、総二郎に婚約者を据え置き、紙面上では在ったのだが、勝手に、婚約
 発表をしてしまった事(総二郎と優紀は、其の理由を知って居たのだが)…。


*桜子の祖母で在る 三条の大奥様が、優紀の後ろ盾に成って下さる事…。


云わば…。
詫びを入れ乍らも、其れ等、全てを説明した上で、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、優紀の両親から許しを得て居たという訳…だったのだ。



そして、何故、事前に、総二郎と優紀が同棲して居た事を、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人が知って居たのかというと…。
実は、自身の孫娘で在る 桜子から聞いて知って居た桜子の祖母で在る 三条の大奥様は、其の事を、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人に伝えて置いたのだ。


何故なら…。
総二郎の親として、優紀の両親に詫びを入れる事は、当然な話しだったからなのだ。


だからこそ…。
当然の事乍ら、桜子の祖母で在る 三条の大奥様は、総二郎の親として、優紀の両親に詫びを入れる様に、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人に伝えて置いたという訳…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
総二郎と優紀が、桜子の祖母で在る 三条の大奥様 と 総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人を伴って松岡家を訪れた際には、優紀の両親から、総二郎と優紀の婚約の件は、即、了承されたのだ。



そして、話しが、トントン拍子に進んだ事で、其の後、総二郎と優紀の婚約発表が執り行われる事と成ったのだ。


勿論、婚約発表の席に出席したのは、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人 と 総二郎だった事は言うまでも無かったのだ。



だが、実は、此の婚約発表にも、難癖を付ける記者も居たのだ。


其れは、何故なら…。
総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人が、嘗て、総二郎と優紀を別れさせる為に、紙面上では在ったにせよ、婚約発表を執り行って居た経緯が有ったから…なのだ。


だからだったのだ。
其の嘗て、執り行って居た婚約発表の方が間違いで、今回の婚約発表の方が正しいと言う事を、マスコミに伝えなくては成らなかったのだ。


其れは、総二郎からして視れば…。
“(総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人が)勝手に執り行った事…。”と、認識して居た事も有り、其の件に関しては、総二郎自身、一切、関わろうとし無かったのだ。


そんな総二郎の態度を観て居た記者達は、“(総二郎の両親で在る)西門流 家元と家元夫人が仰って居る事は、正しいのだろう。”と、認識した事で、其れ以降、難癖を付けて来る者も居なく成って居たのだ。


という訳で、其の後の総二郎と優紀は、婚約発表を済ませた事も有り、マンションを出て、西門邸に住まいを移す事と成るのだった。



だが、其の事自体…。
事前に、知らされて居ない者達が居たのだ。


そうなのだ。
其れは、F3&T2の面々だったのだ。


実は、つくしだけは、総二郎と優紀の婚約発表が執り行われる前に、優紀本人から連絡を受けて居たので、事前に、知らされて知って居たのだ。


唯、つくし自身、“F3&T2には、西門さんと優紀から、それぞれ、話しが有るだろう。”と、思って居たので、敢えて、つくしから、F3&T2の面々に言わなかったのだ。


そして、此の時のつくしには、更に、思って居た事が有ったのだ。


“お目出度い事には変わり無いけど…。
 私からF3&T2に言うのは、お門違いだと思うし…。”と…。


だからこそ…。
敢えて、此の時のつくしは、F3&T2の面々には、言わなかったのだ。


だが、其の結果…。
此の時のつくしが、敢えて、F3&T2の面々に言わなかった事で、F3&T2の面々は、そんな総二郎と優紀に対して、怒って居たのだ。
勿論、飛び火は、つくしに迄、及んで居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、思って居たのだ。


“何で…⁉”と…。


ましてや、司に至っては、自身の婚約者で在る筈のつくしから、事前に、そんな話しを聞いて居なかった事で、つくしに怒って居たのだ。


「何で、俺に教えなかったんだよ?
 事前に、教えとけよ‼」と…。


という訳で、総二郎と優紀だけでは無く、つくし迄もが、F3&T2からの呼び出しを受ける事と成ったのだった。

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