やっぱり、私は…<総優> 19.
<一部の箇所に、不快に思われるで有ろう部分が在ります。
お詫びします。>
<総二郎side>
俺は、あの後、あいつ等の前から、優紀を拉致って連れ出した。
実は、俺は、リムジンに乗り込んで居た時から、支配人に連絡して、司が取ってくれた
スウィート以外に、部屋を取ってくれる様に伝えていた。
そして、至急、手配してくれた。
<優紀side>
西門さんが、私の耳元に、“部屋から出るぞ‼”って、声を掛けて来た。
そして、西門さんは、F2&T2の皆さんに声を掛けていた。
「悪ぃが、俺等、部屋替わるわ‼」
「はぁ~??
如何言う意味だよ⁉」
「部屋、取ったんだわ。」
「総二郎、目廻しが早いね⁉」
「放っとけ‼」
で、私は、西門さんに引き摺られる様に、連れ出されていた。
「優紀、行くぞ‼
何、遣ってんだ⁉」
私は、滋さんと桜子さんに眼で合図しながら、“申し訳無い‼”と、言ってみた。
桜子さんが頷いてくれたから、私が言わんとして居る事は、桜子さんが、理解してくれたとは、思うんだけど…⁉
私は、その事が、不安でしかなかった。
そして、5日の夜に、帰国日に関しての連絡を、滋さんからLINEでもらっていた。
『優紀…⁉
ニッシーに拉致られたままだから、LINEで報告するね‼』
『帰国日が決定したよ‼
ニッシーにも伝えて於いて…。
7日に成った。
多分、お昼頃。
近くに成ったら、また、連絡するね‼』
私は、直ぐ、『既読』出来ずに居た。
1月6日に、遅れ馳せながら、LINEを入れた。
『了解しました。
連絡、有難うございます。
宜しくお願いします。』
そして、西門さんにも、伝えた。
<総二郎side>
あれから、1月2日の夜から、滋が連絡して来たという、日本への帰国日の7日の午前中までの日本に帰国するギリギリまで、その部屋に、俺と優紀は、籠って遣った。
そして、俺は、優紀を堪能するだけ、堪能して遣った。
優紀は、途中、『give up』状態だったが…。
<優紀side>
私は、これ程までに、西門さんが情熱家だとは、思わずに居た。
今までの西門さんは、私の前では、『クール』だったからだ。
で、私は、2日の夜から7日の午前中まで、所謂、日本に帰国するギリギリまで、一切、服を着させてもらえなかった。
否、下着さえも、付けさせては、もらえなかった。
此の5日間、バスローブで過ごして居た。
私は、“裸族か⁉”って言うのよ‼
もっと、辛かったのは、西門さんの姿…よ‼
何故、上半身、裸で、下半身はバスタオルで撒いているだけなのよ‼
瞳(め)の遣り場に困るって言うのよ‼
それに、もっと困るのは、西門さんの私を見る目付き…よ‼
何で、そんなに色っぽいの?
色気ダダ洩れ何ですが…⁉
ほんと、瞳(め)の遣り場に困る⁉
私は、態と、眼を逸らしたのに、覗き込んでくるなんて…⁉
反則ですよ…西門さん⁉
ほら、また、そんな、色気ダダ洩れで覗いて来る…⁉
<総二郎side>
俺は、優紀を苛めたくて仕方なかった。
やっと、気持ちが優紀に通じたんだ。
少し位ぇ、俺の想いのままにして良いよな…優紀⁉
「優紀さん、何、眼を逸らしてんの?
俺を見ろよ‼」
「見れません?」
「何で…⁉
そんなに俺はカッコいいか?」
「………」
優紀は、思いっ切り、顔を赤らめ始めた。
見ていて面白い‼
顔➡首➡デコルテ…徐々に、赤くなっていく‼
仕舞いには体中が、赤らめ始めた。
俺等は、高校の頃には、既に、そう言う関係の筈だったんだが…⁉
あの頃より、更に、純情に成ってねぇか?
高校の頃の優紀の方が、俺に真っ直ぐに飛び込んで来たよな?
『私が暖めて上げます。』って…。
あの優紀は、何処へ行った。
まあ、純情な優紀も俺は好きだけどな‼ ←なら、良いじゃん⁉ by 天の声