tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  まえがき




皆様、こんにちは!
amiです。



何時も、『tukatuku-inotiのブログ』をご覧下さり、有難う御座います。



等々、此のシーズンが遣って参りました。


そうです。
12月3日は、『総二郎君のBirthday』です。


という訳で、またまた、『総二郎君のBirthday』に合わせて、<総優>を綴って視たいと思います。


ですが、ここ最近、<総優>の露出度が、全く、減って折り、<つかつく>に乗っかる形で、<総優>を綴って居る日々です。


ですので、私的には、少し、不安では有ります。



実は、此の『Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>』は、どれ位前だったか?
分からない位前から、密かに、妄想しては居たんです。


ですが、中々、形に出来ず、綴る事が出来ず、取り敢えず、私の頭の中で残して居た二次小説ネタに成ります。


ですが、実は、同じ様な二次小説ネタで、<総優>を綴って居る二次小説も、『tukatuku-inotiのブログ』の中にも、実際には有ります。


なので、“如何し様かなぁ~。”と、悩んで居た事は、事実です。


しかも、此の後から綴って行くので、此の先、如何成るのかも、全く、分かって居らず…。
また、短編に成るのか? 
中編位に成るのか?
実は、全く、何も分からないまま、綴るという…。


云わば…。
賭けの様な二次小説に成りそうです。


ですので、毎日投稿に成る事も無いと思われますし…。
何時迄、続くのかも、全く、読めません。


“取り敢えず、『総二郎君のBirthday』に合わせて、綴って視たい‼”と、云う思いだけは、有り余る程、有るというだけです。


何故なら…。
『総二郎君のBirthday』を、<総優>で、お祝いしたいからです。



という訳で、所謂、本当に、唯、私の頭の中に有る妄想を、“綴るのみ!”と、言った感じです。


なので、もしかしたら、変な形で、終わってしまうかも知れません。


というのか?
途中で、中休み的に、“『本編』を終了して、『番外編』と『続編』を綴るみたいな。”…感じに成るのかも知れません。


勿論、其のまま、終了して居た…何て事も有り得ます。


なので、何もかも引っ括めて(ひっくるめて)、了承賜りましたら、幸いです。



取り敢えず、短編にて、綴って視たいと思います。
後は、私の中で、要相談で…。



こんなamiでは在りますが…。
此れからも、『tukatuku-inotiのブログ』を宜しくお願い致します。



ami

結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  15.




【『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  14.』のエピローグ
 <桜子に関しての発覚事>】


あきらは、桜子に伝えて居たのだ。


「総二郎が言うには、優紀ちゃんの幼馴染で親友というのが、司の彼女らしいんだわ。
 で、類と俺もそうだが、桜子も、司の彼女に会った事がねぇだろ。
 だから…よ。
 司には、司の彼女に、“会わせろ‼”と、言って有る。
 で、今度、俺等の仲間で、司の彼女に会う事に成った。
 けど…よ。
 司は、渋々、何だわ。
 否、あれは、間違い無く、俺等には、“(司の彼女を)会わせたくねぇ。”って、顔をして
 たな。
 だから…な。
 先手を打って、桜子から優紀ちゃんに頼んで置いてくれねぇか?
 “道明寺総合病院の女ドクターを連れて来てくれ‼”って…。」と…。



其処で、実は、桜子は、あきらからの話しを聞いて、引っ掛かるモノが有ったのだ。


だが、核心を得て居ない状況だった為に、あきらには、はっきりという訳にもいかず、取り敢えず、了承の意を、あきらには、告げるだけに留めて居たのだ。


「分かりましたわ。
 優紀さんとお会いして来ます。」と…。



そして、翌日の桜子は、優紀に連絡をして、優紀と会って、あきらから聞いた話しを話しして居たのだ。


其処で、桜子は、自分自身の中の『引っ掛かるモノ』を突き留めたかったと言う事も有り、優紀に訊き始めるのだった。


「優紀さんにお訊きしたい事が有るんですが…伺っても宜しかったかしら?」と…。


其処で、此の時の優紀は、桜子からの話しを聞いて、“何を訊かれるんだろう?”と、少し、身構えてしまったのだが、桜子に了承するのだった。


「ええ、構いません。」と…。


其処で、此の時の桜子は、核心を突くかの様に、優紀に訊き始めるのだった。


「もしかして、あきらさんが言う所の其の『道明寺総合病院の女ドクター』という方は、以
 前、救急救命センターで女医を為さって居た方では在りませんか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、少し、驚愕顔に成ったのだが…。
其れでも、桜子には、反対に訊き返すのだった。


「如何して、其の事を知って居るんですか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、“やっぱり…。”と、思い乍らも、更に、訊き始めるのだった。


「やっぱり、そうでしたか?
 もしかして、其の『道明寺総合病院の女ドクター』という方のお名前は、『牧野つくし』
 という方では無いですか?」と…。
「………」


だからだったのだろう。
其処迄、桜子に、核心を突かれてしまった此の時の優紀は、驚愕以外の何もでも無く、実は、返答する言葉も見付からなかったのだ。



だからだったのだろう。
そんな様子の優紀を観て居た桜子は、更に、“やっぱり…。”と、思い乍らも、優紀に話しし始めるのだった。


「実は、私…牧野先輩とは、大学時代に、面識が有ったんです。
 以前にもお話ししたかと思いますが…。
 私は、日本で言う所の初等部から、ドイツに留学して居たんです。
 或る事が切っ掛けだったんですけど…。
 其れからも、私は、ずーっと、ドイツだったんです。
 そして、牧野先輩は、大学生の時に、ドイツに留学して来ました。
 西洋医学を学ぶ為だった様ですが…。
 そして、其の後の私は、同じ大学に通って居た事も有り、牧野先輩と知り合いました。
 其の当時の私は、スキップして居たので、牧野先輩とは、同じ学年だったんです。
 で、留学を終えた牧野先輩とは、日本に帰国後も、リモートで話ししたり、メール等で、
 連絡を取り合ったりして居たんです。
 そして、牧野先輩は大学を卒業された後、救急救命センターで女医を為さって居ると、伺
 って居ました。
 ところが、其の後、お忙しく成ったのか?
 牧野先輩とは、中々、連絡を取る事も出来なく成り、疎遠状態に成ってしまったんです。
 ですが、私も、其の後、日本に帰国する事に成り、牧野先輩の其の後を、色々、お調べし
 たんですが…。
 現在は、個人情報の漏洩を防ぐ為に、何方の企業も、企業努力を怠らず、お調べ出来なか
 ったんです。
 なので、中々、見付ける事が出来なかったんです。
 “仕方無い。”と、諦め掛けた所に、実は、“道明寺総合病院の外科病棟には、若いが腕の良
 い女医が居る。”と、聞いたんです。
 実は、ドイツの大学時代から、牧野先輩は、“優秀だ‼”と、言われる位に、有名な方だった
 んですよ。
 だからこそ…。
 “もしかしたら、其の『若いが腕の良い女医』とは、牧野先輩の事じゃ無いか?”と、ずー
 っと、思って居たんです。
 勿論、道明寺総合病院の外科病棟に行って、牧野先輩の事を訊きに行く事も考えたんで
 す。
 でも、今迄、牧野先輩に会いに行く事をし無かったんです。」と…。


其処で、優紀は、桜子に訊いたのだ。


「如何して、桜子さんは、つくしに会いに行こうとし無かったんですか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、言い難そうに、優紀に話しし始めるのだった。


「先輩とは、喧嘩別れをしてしまった様なモノ…何です。
 実は、大学時代の先輩は、忙しい中でも、其れでも、まだ、私と連絡が取れて居たんで
 す。
 ところが、大学時代の先輩とは違って、大学を卒業した後の先輩は、私との連絡自体、
 中々、儘成らない状況が続いて居たんです。
 勿論、先輩が救急救命センターで女医を為さって居た事は、先輩から聞いて知って居たん
 ですけど…。
 其れでも、余りに、酷過ぎて、私がキレてしまったんです。
 だからだったんですが…。
 私の方から、中々、連絡をする事が出来無く成ってしまって、其れで、まぁ~、其の後の
 先輩とは、疎遠状態に成ったという訳…だったんです。」と…。



だからだったのかも知れない。
此の時の優紀は、桜子から、そんな話しを聞いた事で、妙に、納得して居たという訳…だったのだ。


“成程…ね。”と…。



だからだったのだろう。
此の時の桜子は、自身の話しを聞いて居た其の後の優紀の様子を観た事で、更に、話しを続けるかの様に、話しして居たのだ。


「なので、私も、先輩とは、会いたいんです。
 そして、また、先輩と繋がって居たいんです。
 優紀さんから、先輩をお誘い下さいませんか?
 宜しくお願いします。」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、桜子の気持ちを理解した事で、桜子に了承の意を告げるのだった。


「分かりました。
 つくしが、了承するかは分かりませんが…取り敢えず、誘って視ます。」と…。


だが、桜子からは、更に、優紀に、注文するのだった。


「ですが、優紀さんの口からは、私の存在を、まだ、先輩に、言わないで下さいね。
 先輩には、吃驚させたいので…。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、桜子の気持ちを理解した事で、更に、桜子に了承の意を告げるのだった。


「分かりました。」と…。



そして、其の後の優紀と桜子は、それぞれの夫で在る 総二郎とあきらに、其の日に、優紀と桜子が話しした内容を、それぞれ、報告して居たのだ。


だからだったのだ。
其の事に驚愕したのは、総二郎とあきらだったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎とあきらは、それぞれ、思って居たのだった。


“本当に、世間は広い様で、狭いよな。”と…。



で、其の後の優紀は、つくしを誘ったという訳…だったのだ。
実は、此の時の優紀は、ビデオ通話にて、つくしと話しして居たのだ。


何故なら…。
此の時の優紀は、つくしの顔色(顔付き)を観る為だった事は言うまでも無かったのだ。


だからこそ…。
つくしには、ビデオ通話にて、連絡を入れて居た優紀…だったのだ。



勿論、桜子から話しを聞く迄の優紀は、つくしが、司と付き合い始めた事を、まだ、知らなかったのだ。


否、此の時点に於いての優紀は、つくしから、其の事に関して、未だ、知らされて居なかったのだ。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、桜子から聞いたあきらからの伝言の話しを、つくしに、話しをした後に、愚痴の様な物言いをするのだった。


「つくしが、道明寺さんとお付き合いを始めただ何て…知らなかったなぁ~。
 私が、つくしから聞いた話しでは、つくしは、確か、道明寺さんの事を、嫌って居たんじ
 ゃ無かったっけ?」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしの顔色(顔付き)には動揺が観られ、言い辛そうに、つくしは、優紀に話しし始めたのだった。


「本当は…ね。
 一番に、優紀に報告するつもりだったの。
 でも…さぁ~。
 実は、司から、聞いて居たの。
 司は、私と付き合う前から、私にしつこく付き纏って居たでしょ‼
 其の時に、司には、私の存在が在る事を、司の仲間に、バレて居たらしいの。
 で、司と付き合い始めた時に、司からは言われて居たの。
 “多分、直ぐに、あいつ等には、俺とお前が付き合い始めた事は、バレると思う。”って…
 さ。
 だから…ね。
 優紀から、そんな話しを聞いて、妙に、納得しちゃったわよ。
 どうせ、バレてる事だし、何時かは会わないといけないんだよね?
 だったら…さ。
 早く、済ませちゃった方が、楽だよね。
 其れに、久々に、優紀とも会いたいし…。
 分かった、行く事にするよ。」と…。



だが、此の時の優紀は、驚愕して居たのだ。


何故なら…。
此の時点に於いての優紀の発想を、此の時のつくしは、遥かに、超える程…あっさりと、優紀に返答して来たから…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の優紀は、そんなつくしの顔を、きょっとんとした顔付きで、唯、観て居たのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしも、そんな優紀を、唯、驚愕の眼差しで観て居たのだ。


何故なら…。
此の時のつくしは、そんな風に、即答して来た自分自身を、優紀には、歓迎して貰えるモノだと思って居たのだ。


だが、此の時のつくしの状況は、そんな優紀に、当てが外れたかの様に、成って居たのだ。



実は、此の時の優紀が驚愕して居たのは、其れだけでは無かったのだ。
此の時のつくしは、既に、司の事を、名前呼びして居たのだ。


優紀の前でのつくしは、何時(いつ)も、司の事を呼ぶ時には、『副社長』呼びをして居たのだ。


だが、此の時のつくしは、優紀の前で在っても、何時(いつ)も、そう呼んで居るかの様に、司の事を、名前呼びして居たのだ。


だからこそ…。
此の時の優紀は、そんなつくしを観て居て、悟って居たのだ。


“つくしは、此れ迄、私に、あんな風に言って居たけど…。
 既に、道明寺さんの事を好きに成って居たんじゃ無いだろうか?”と…。



勿論、此の話しは、優紀➡総二郎へ…。
そして、総二郎➡あきら➡桜子へ…。
そして、あきら➡類に話しは伝わったのだった。


と言う事は、此の話しは、仲間の間では、誰もが知って居る事案だと云えたのだった。

結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  14.




総二郎からの提案に寄り、類とあきらは、賛同したのだ。


だからこそ…。
其の後のF3は、それぞれの奥様に、司とつくしの話しを伝えて、集まる事を、F3の奥様方に了承させたのだ。



だが、あきらは、ふと、思って居たのだ。


“先ずは、司を呼び出して、俺等 F3で、集まる事を、司にも、納得させた方が良いんじゃ
 ねぇのか?”と…。


だからだったのだ。
あきらは、類と総二郎にも、此の話しをしたのだった。


という訳で、F3は、司を呼び出し、今回の集まりの件に関して、先ずは、司に伝える事にしたのだった。



実は、総二郎とあきらは、それぞれの奥様で在る 優紀と桜子とは、それぞれ、恋人同士として付き合って居た頃から、良く、集まって、飲んで居たのだ。


何故なら…。
総二郎とあきらが飲む時には、其のそれぞれの奥様で在る 優紀と桜子も、飲み会という名の女子会かの様に、集まって居たから…だったのだ。


だが、F3だけで飲む時は、F3のそれぞれの奥様方は集まって居らず、F3だけで飲んで居たのだ。


何故なら…。
類が、女性嫌いだったからなのだ。



なので、総二郎とあきらにとっての集まりは、毎度の事で在り、左程、不思議な話しでも無かったのだ。


実は、総二郎とあきらにとっては、自分達以外の飲む相手が変わるだけで、常に、総二郎とあきらは、一緒に、飲む事が多かったのだ。
其れは、総二郎とあきらにとって、学生時代から、何ら、変わって居なかったのだが…。



だからだったのだ。
何時(いつ)も、其の場に居ない司と飲む事は、類にとっても、総二郎とあきらにとっても、学生以来の事だったのだ。


だからこそ…。
久し振りの飲み会に、司が応じるのか?
甚だ疑問では在ったのだが、取り敢えず、あきらが、司に声を掛ける事に成ったのだ。


勿論、あきらが言い出しっぺという事も有ったのだが…。
こういう時の役目は、何時(いつ)も、あきらの仕事だったのだ。
なので、あきらが、司に声を掛けたという訳…だったのだ。


「司…。
 久し振りに、F4で飲まねぇか?
 大学以来だろ。
 F4の飲み会…。」と…。



そうなのだ。
司は、大学を卒業する迄は、英徳学園に在籍して居たのだ。
なので、司は、F4として、F3とつるんで居たという訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
あきらは、其の当時の事を引き合いに、司を連れ出すつもりで居たのだ。



だが、此の時の司は、そんな気に成れずに居たのだ。


何故なら…。
つくしと上手く行って居るのか? or 居ないのか?
司でも分からない程、つくしと一緒に居る時間が、圧倒的に少ないのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、例え、F4の飲み会に誘われたとしても、乗り気に成れなかったのだ。



だが、そんな事は、百も承知のあきらにとって、司に言えた言葉だったのだ。


「司の彼女の女医は、何時(いつ)が、夜勤…何だ?
 其の日に、会おうぜ‼
 なぁ~、司…。」と…。


なので、此の時の司は、渋々、あきらからの誘いの言葉に、乗る事にしたのだった。
勿論、此の時の司は、“はぁ~。”と、溜息付きだった事は言うまでも無かったのだが…。



そして、F4の飲み会の当日…。
英徳大学時代に、F4で、良く、集まって飲んで居た東京メープルのラウンジのVIPルームに、F4で集まったのだった。


其処で、あきらが、例の話しを、司に切り出したのだった。


「なぁ~、司…。
 此の際だから…よ。
 類と俺にも、お前の彼女の女医に会わせろや。」と…。


其処で、渋い顔付きに成ったのは、当然では有ったのだが、司…だったのだ。


だからだったのだ。
あきらは、慌てるかの様に、話しを続けたのだった。


「総二郎と優紀ちゃん…。
 優紀ちゃんと言うのは、総二郎の嫁さん…な。
 確か、総二郎は、司の彼女の女医と、面識が有んだよな。
 其れに、優紀ちゃんは、司の彼女の女医の幼馴染で親友だろ。
 だから…な。
 今後、もし、司が、其の女医と結婚と成れば…。
 例え、俺達で在ったとしても、結婚式の日が、“初めまして…。”と、いう訳にはいかねぇ
 だろ?
 だから…よ。
 今の内に、仲良く成って置くのも、大切じゃねぇかと思った訳だ。
 其れに…よ。
 総二郎と俺のそれぞれの嫁さんが、司と会ったと云えば…。
 結婚式の時の一回切りだろ?
 だから…な。
 今の内に、それぞれ、自己紹介をして置こうぜ‼」と…。



だが、此の時の司は、つくしを連れて来る事に、良い気はして居なかったのだ。


何故なら…。
此の時の司は、考えて居たのだ。


“其れこそ、そんな時間が有んのなら、つくしと二人っ切りで、過ごしてぇ‼”と…。


だからこそ…。
此の時の司は、消極的だったのだ。


其れに、此の時の司にとっては、“別に、お前等の嫁さんと仲良く成らなくて良い。”と、さえ、思って居た位…だったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、F3に言えた言葉だったのだ。


「あのなぁ~。
 俺は、お前等と会う時間が有んのなら、つくしと二人っ切りで、過ごしてぇんだよ。
 しかも、つくしと二人っ切りに成れるチャンスだというのに…よ。
 お前等と会う必要性が、何処に有んだよ?
 仲間意識を持つ事は、そんなに、重要な事か?
 俺は、別に、お前等の嫁さんと、仲良くする気はねぇよ。
 俺は、つくしさえ、傍に居れば良いんだよ。」と…。



だからだったのだ。
此の時の司は、其処迄言い切ると、此れで、話しはお終いと言いた気に、此の場を後にし様として居たのだ。
其処で、司に声を掛けたのが、類…だったのだ。


「ねぇ、司は…さ。
 お前の彼女に対して、自信が無いんじゃ無いの?
 お前じゃ無くて、俺等 F3の中の誰かに、お前の彼女を取られるのが、怖いんじゃ無い
 の?
 だから…さ。
 俺にも、あきらにも、会わせたく無いんでしょ⁉
 だったら、大丈夫じゃ無い?
 俺等 F3は、全員、司と違って、妻帯者だし…。
 愛妻家だもんね。」と…。



実は、類の此の話しに、此の時の司は、怒りを感じて居たのだ。


何故なら…。
実は、“あいつは、俺以外ぇに、心を奪われる事はねぇんだよ。”と、此の時の司は、類に、言いたかったのだ。


だが、此の時の司は、類の言う通り、はっきりと、そう断言出来る程、自信が無かったのだ。


何故なら…。
司がつくしの事を思って居る愛情に比べて、10分の1位しか、愛情が無いと、つくしから、言われた様なモノだったのだ。


其れに、つくしは、時間を見付けては、仮眠をしたがる程、司との時間を削って居たのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、自信を持って言える程では無かったという訳…だったのだ。


云う成れば…。
此の時の司は、自身へのつくしからの愛情に、不安を感じて居たという訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
類に対して、敵対心剥き出しの割りには、はっきりと、類に返答出来ずに居たのだ。



だからこそ…。
類は、更に、司を、挑発するのだった。


「司は、俺に反論出来無い様だね。
 そう言った俺に対して、今の司の顔付きは、敵対心丸出しなのに…ね。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、漸く、類からの挑発に応える形で、返答するのだった。


「類、うっせぇぞ‼
 俺だって…な。
 あいつの俺への想いを、疑ってる訳じゃねぇ。
 けど…な。
 “(司のつくしへの愛情の)10分の1位しか無い(ねぇ)かも…。”と、言われて視ろよ。
 疑いたく無くても、不安に成るっつーの‼」と…。



だからだったのだ。
司からの行き成りの告白に、一瞬、F3は、驚愕顔に成ったのだが…。
大声を上げて、笑い始めたのだ。
其れは、まるで、涙を流し乍ら、転げ廻るんじゃ無いかと思う程に…。



其処で、此の時の司は、F3を睨み始めたのだ。


そして、そんな不機嫌な司の様子に気が付いたF3は、一旦、笑って居た状況から大人しく成って居たのだ。
だが、類だけは、依然として、クスクスと笑い始めて居たのだが…。



そして、司は、類からの挑発を受ける形で、等々、言ってしまったのだ。


「あいつを、連れて来たら、良いんだろ?」と…。



だからだったのだ。
F3は、三人が三人共、ニヤッと、笑ったかの様に、口角を上げて居たのだ。
そして、嫌味な様に、F3は、司に返答して居たのだ。


「初めから、そう言えば良いのに…。」
「司は、素直じゃねぇよな。」
「という訳で、仲間として、集まる事に決定な。」と…。



そして、司は、つくしを連れて来る事に了承してしまった事で、“如何言って、つくしに話しを切り出そうか?”と、実は、悩んで居たのだ。


だが、実は、“如何、つくしに話しを切り出そうか?”と、悩んで居た司よりも早く、つくしは集まりの件を、優紀から、話しを聞いて知って居たのだ。
勿論、裏では、あきら➡桜子へ、優紀を動かして居た事は言うまでも無かったのだが…。



なので、其の事を知って居るつくしは、司から集まりの件に関して、話しされた時には、反対に、司に伝えて居たのだった。


「実は…な。
 俺等の仲間で、会う事に成ったんだけど…よ。
 あいつ等に、お前も、“連れて来い‼”と、言われてんだわ。
 俺と一緒に、行ってくれるか?」


「ああ、其の話し…ね。
 実は、優紀から、既に、話しを聞いて知って居たの。
 久し振りに、優紀と会えるし…。
 私も、行って視ようかな。」と…。


という訳で、すんなり、話しが決まってしまったのだ。
司が、驚愕する程に…。



そして、其の後の集まりの日、其の場では、或る事が、次々と、発覚するのだった。