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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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仮装パーティー【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編



2021.10.31…ハロウィン



司から、F4&T4のグループLINEにて、報告が入って来たのだ。


『つくしが妊娠した。』と…。


だからだったのだ。
其の事を知ったF3&T3は、それぞれ、F4&T4のグループLINEに、メッセージを送るのだった。


『牧野、妊娠、おめでとう!』
『司、牧野、おめでとうさん!』
『司、牧野、良かったな!
 司と牧野が、パパとママか…。』
『司、つくし…おめでとう!
 何か、私迄、嬉しく成るよ!』
『道明寺さん、つくし…おめでとうございます!
 つくし…身体だけは、くれぐれも、無理せず、気を付けてね。』
『道明寺さん、先輩…おめでとうございます!
 先輩が、ママだ何て…。
 私には、とても、信じられませんが、良かったですね。』と…。


だからだったのだ。
お祝い(?)の言葉とも言うべきメッセージを、F3&T3から貰った司とつくしは、お礼のメッセージを送るのだった。


『おぉ、皆、サンキュな!』
『皆、有難う!』と…。



そして、其の続きかの様に、あきらから、F4&T4のグループLINEに、提案のメッセージが入るのだった。


『久々だし…よ。
 牧野の妊娠報告パーティーを開こうぜ‼』と…。


だからだったのだ。
F3&T4の全員から了承の返答が入るのだった。


本来なら、あきら自身、“類は、面倒臭がるだろうな。”と、思って居た事は、事実だったのだ。


だが、其の類が、いの一番に、『了解‼』と、返信して来たのだ。


だからこそ…。
つくしの妊娠報告パーティーを提案したあきらでさえ、驚くのだった。


実は、類は、類で、つくしの目の前で、お祝いの言葉を、言いたかっただけなのだ。


だからこそ…。
此の時の類は、或る事を思い乍ら、F4&T4のグループLINEに、『了解‼』と、メッセージを送って居たのだ。


其の或る事とは…。
“司は、如何でも良いけど…さぁ~。
 牧野には、ちゃんと、お祝いの言葉を言いたいでしょ!”と…。


だからだったのだろう。
あきらからの提案のメッセージに、速攻ともいうべきそんな類からの『了解‼』とのメッセージを観た司は、不貞腐れて居たのだった。



そして、類からの了承のメッセージを皮切りに、次々と、あきらからのそんな提案のメッセージに了承の返信が入って来た事で、つくしの妊娠報告パーティーを開催する事と成ったのだった。


だが、其処で、滋から、更なる提案のメッセージが入るのだった。


『だったら…さ。
 仮装パーティーにし無い?』と…。


其処で、滋からのそんなメッセージに対して、此の時の桜子は、正当な言葉にて、返信を入れるのだった。


『今の先輩は、妊娠してらっしゃるんですよ。
 まだ、安定期に入ってらっしゃらない様ですし…。
 無理は禁物じゃ在りませんか?』と…。


其処で、F4のお祭りコンビで在る 総二郎とあきら…。
そして、T4のお祭り女で在る 滋は、同じ様なメッセージを送るのだった。


『大丈夫だろ。
 牧野がジーっとしとけば…。』
『牧野に無理させなきゃ、良いんじゃねぇの。』
『大丈夫だってば…。』と…。


という訳で、総二郎とあきらと滋からの押しの一手と言っても過言じゃ無い状況で、『つくしの妊娠報告パーティー』=『仮装パーティー』と、成って居たのだった。


勿論、開催場所は、つくしの体調を考慮して、道明寺邸と言う事に成ったのだった。



そして、此の日のつくしは、司が用意したお姫様ドレスに身を包んで居たのだ。
勿論、ゆったり目のドレスだったのだが…。
そして、此の日の司は、司らしく、王様に相応しい王様スタイルだったのだ。


まぁ~、此の日の主役は、勿論の司とつくしだったので、F3&T3からすれば、納得という訳…だったのだ。


だが、此の日の類は、タキシード姿…だったのだ。


此れに怒ったのは、勿論の司…だったのだ。
だからこそ…。
此の時の司は、そんな類に、言って除けるのだった。


「何で、お前がタキシード姿で、此の場に居んだよ?
 今日は、仮装パーティーだろ‼
 ちゃんと、仮装して来いよ‼」と、怒りを含んだ声で…。


だが、此の時の類の返答は、「ちゃんと、仮装してるでしょ!」…だったのだ。


其処で、司も、負けては無かったのだ。


「何処がだよ⁉」と…。


そして、総二郎とあきらと滋と優紀と桜子の方を指差し乍ら、此の時の司は、更に、類に、言って除けるのだった。


「あれが、『仮装』というもん何だよ‼」と…。



因みに、司から、指を指された此の時の総二郎とあきらと滋と優紀と桜子は、口をあんぐり開けたまま、言葉も出て来ない状況だったのだ。


更に、因みに云えば…。
此の日の総二郎とあきらは、ホストの衣装を身に着けて居たのだ。
勿論、ヘアスタイルも、ばっちり、ホスト仕様だったのだ。


そして、滋は、クマのぬいぐるみ姿と成って居たのだ。


そして、桜子は、『黒歴史』を思わせるかの様に、小悪魔な衣装を身に着けて居たのだ。
勿論、シッポ(尻尾)付きだった事は言うまでも無かったのだが…。


そして、優紀は、江戸時代を思わせるお茶屋の娘かの様に、着物を身に着けて居たのだった。
勿論、此の時の優紀のヘアも、其れ成りに、セットして貰って居たのだ。



そして、何故、司が、其処迄して、類に、言って除けて居たのかというと…。
其れは、まるで、端から観れば…。
一人のお姫様を、王様 と 王子様の二人で、取り合って居るかの様な状況…だったのだ。


何故なら…。
此の時の類は、つくしの傍に居様として居たのだから…。


だからこそ…。
此の日の司は、そんな類から、つくしを守るかの様に、つくしのナイトのつもりで、つくしの傍に居たのだった。


だからだったのだ。
此の日のF2&T3は、同じ事を思って居たのだ。


“何時迄経っても、司(道明寺さん)と 牧野(つくし・先輩)と 類(類君・花沢さん)
 との立ち位置は、全く、変わんねぇ様だな。(変わらないよね。・変わらない様です
 ね。・変わらない様ですわね。)”と…。


そして、更に、総二郎とあきらは、付け加えるかの様に、同じ事を思って居たのだった。


“はぁ~
 こいつ等には、『成長』と言う言葉は、ねぇのか?”と、溜息交じりに…。



そして、其れから、数ヶ月後に、つくしは、男の子を出産したのだ。


そして、司とつくしの息子が誕生してから数ヶ月が経った頃に、其の年のハロウィンの季節が遣って来たのだ。
実は、其の年のハロウィンで在る 10月31日は、日曜日だったのだ。


だからだったのだろう。
滋は、また、F4&T4のグループLINEにて、提案して来たのだ。


『つくしの妊娠報告パーティーの時に遣った仮装パーティーを、また、遣らない?
 前に遣った仮装パーティーも、面白かったじゃん!
 丁度、時期的に、ハロウィンだし…。
 其れに、今年のハロウィンは、日曜日だし…。』と…。


だからだったのだろう。
毎度乍ら、F4のお祭りコンビこと 総二郎とあきらは、乗り気だったのだ。


なので、必然的に、其の年のハロウィンは、仮装パーティーと成って居たのだった。



だからだったのだ。
此の日のつくしの衣装は、中世 ヨーロッパ貴族の王女様の衣装に対して、司は、中世 ヨーロッパ貴族の王様スタイルだったのだ。
そして、司とつくしの息子は、中世 ヨーロッパ貴族の王子様スタイルだったのだ。


此の全ては、勿論、司が、用意した物だった事は言うまでも無かったのだ。



そして、総二郎は、事前に、優紀に訊いた時に、優紀が、「もし、コスプレ出来るのでしたら、『赤ずきん』の衣装を身に着けたい。」と、言って居た事で、総二郎は、優紀の為に、『赤ずきん』の衣装を揃えて遣って居たのだ。
そして、総二郎は、考えた挙句、『赤ずきん』に出て来るオオカミの衣装を身に着けて居たという訳…だったのだ。


何故、此の日の総二郎が、オオカミの衣装を身に着けて居たのかというと…。
其の後の総二郎と優紀の時間を想像して、此の日の総二郎は、オオカミの衣装に身を包んで居たという訳…だったのだ。


云わば…。
此の時の総二郎は、邪な気持ちが有っての事…という事は否めなかったのだ。



そして、此の日のあきらの仮装は、ドラキュラ伯爵の衣装だったのだ。


実は、桜子から、事前に、「私は、一度、“ヴァンパイアの衣装を身に着けて視たい。”と、思って居りましたの。」と、言われれば…。
此の時のあきらは、“俺は、ドラキュラ伯爵の衣装だな。”と、認識して居たとしても、可笑しく無かったのだ。


実は、あきらとて、ドラキュラ伯爵の衣装が似合うのだとすれば…。
“本来、其れは、総二郎だろう。”と、此の時のあきらは、思って居たのだ。


だが、ヴァンパイアの衣装が似合うのだとすれば…。
其れは、間違い無く、総二郎のお相手で在る 優紀では無く、あきら自身のお相手で在る 桜子だと言う事は、否めなかったのだ。


だからこそ…。
此の日のあきらは、ドラキュラ伯爵の衣装に身を包み、此の日の桜子は、ヴァンパイアの衣装を身に着けて居たという訳…だったのだ。



そして、滋は、魔女の衣装を身に着けて居たのだ。


実は、滋自身、前々から、一度、魔女の衣装を身に着けて視たかったのだ。
そういう機会に恵まれなかっただけで…。


だからだったのだ。
“此のチャンスを逃すまい。”と、考えて居た滋は、念願だった魔女の衣装に身を包んで居たのだった。



そして、此の時の類が身に着けて居た衣装は、「此れが、コスプレ⁉」と、誰もが聞きたく成る様な衣装だったのだ。


云わば…。
タキシード姿…だったのだ。


云う成れば…。
此の時の類にとって、コスプレ自体、何の興味も無かったという訳…だったのだ。



そして、此の日は、現在、日本に帰国中の進も参加して居たのだ。


其の進の衣装は、“一度、『イケメン』と、云われる様な姿に成りたかった。”と、言う事も有り、ホスト姿に成って居たのだ。


勿論、進をホストの姿に変身させたのは、言わずもがなで在る 総二郎とあきら…だったのだ。
実は、此の日の進の姿は、進から総二郎とあきらに、相談して実現した姿という訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎とあきらは、衣装だけでは無く、ヘアスタイルも含めた進自身を、プロデュースして居たという訳…だったのだ。
そして、此の日の進の出来栄えは、此の時の総二郎とあきらが、納得する様な出来栄えだったのだ。



そして、実は、此の日は、椿も、日本に帰国して居たのだ。
道明寺邸にて、ハロウィン仮装パーティーを開催すると言う話しを聞き付けた此の日の椿は、「私も、参加させて頂くわね。」と、言って、勝手に、“衣装は、如何し様かしら?”と、独り言を言い乍ら、衣装選びに余念が無かったのだ。
だが、結果的には、滋と被ってしまって居たのだ。


云わば…。
此の時の椿の衣装は、魔女の衣装を身に着けて居たという訳…だったのだ。


先に、パーティー会場と成って居る部屋に入って居た滋は、司の姉で在る 椿が、部屋のドアを開けて入って来た時に、実は、目が点状態…だったのだ。


勿論、部屋のドアを開けて入った此の時の椿自身も、滋が身に着けて居る魔女の衣装を観て、目が点状態…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の椿が身に着けて居る魔女の衣装を観た滋は、密かに思って居る程…だったのだ。


“司のお姉さんと、被ってんじゃん!”と…。


云う成れば…。
此の日の椿と滋の被った衣装を観た誰もが、“流石は、何方も、財閥出身企業のお嬢様だけの事は有る。”と、思わせる状況だったのだ。


なので、此の日の椿と滋は、気拙い状況だった事は言うまでも無かったのだ。



という訳で、此の日のハロウィンの仮装パーティーも、其れ成りに、楽しんだF4&T4&椿&進だったのだ。



fin



<此の二次小説『仮装パーティー【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編』の一
 部の文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉 や 表現が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

其の後のエピローグ【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編



【『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  86.』のエピローグ】


つくしが、道明寺HDに入社して、更に、1年後…。
つくしの弟で在る 進が、道明寺HDに入社したのだ。


其の進は、日本での合同研修には臨まず、直接、NYに飛んだのだ。


そして、其の後の進は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の第4秘書として、職に就いて居たのだ。



実は、其れだけでは無かったのだ。


進は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの要望に寄り、MBAを取得する為に、NYの大学院に通い乍ら、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の第4秘書も務めて居たのだ。


そして、つくしの弟で在る 進のNYでの住まいは、道明寺邸だったのだ。


勿論、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に就いて居るその他の秘書達 3人(第1秘書・第2秘書・第3秘書)は、つくしの弟で在る 進が、如何言う立場の人物で在るのか、承知して居たのだ。


だが、進からの要望で、「特別扱いをし無い。」事と成って居たのだ。


そして、其の後のつくしの弟で在る 進は、NYの大学院にて、MBAを取得後も、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の第4秘書を務めて居たのだ。



そんな頃の事だったのだ。
「つくしが妊娠した。」と、いう一報が、司から、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の下に入って来たのだ。


其れは、つくしの弟で在る 進が道明寺HDに入社した同じ年に、司とつくしが結婚した日(つくしが道明寺HDに入社して一年後)から、更に、二年後の事だったのだ。


実は、其の司の一報の中には、司自身の要望の話しが入って居たのだ。


「つくしが妊娠した。
 だから…よ。
 つくしを産休に入らせる。
 という訳で、進を、至急、こっち(日本)に帰国させてくれ‼
 事前の約束通り、進を、俺の第2秘書に就ける。」と…。



実の処、そんな話しに成って居る等と知らなかったつくしは、産休に入る事を、嫌がって居たのだ。


何故なら…。
此の時のつくしには、思って居た事が有ったから…だったのだ。


“自身(つくし)の後釜には、司の第2秘書として、女性秘書が就くかも知れない。”と、何処か、不安なつくしだったのだ。


だからこそ…。
更に、此の時のつくしは、“私が、産休に入って居る間に、司の事を狙って来る女性が現れない共、限らない。”とも、思って居たのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、産休に入る事を、嫌がって居たという訳…だったのだ。



だが、つくしの後釜として、第2秘書に就いたのが、実は、自身の弟で在る 進だったのだ。


其処で、其れ迄、そう思って居たつくしは、司から、自身の姑で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓との話しの内容に関して、話しを聞いたのだ。
そして、其の上で、付け足すかの様に、つくしは、司から、話しされて居たのだ。


「其の事を見据えて、進を育ててくれて居た。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、司から、自身の姑で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓との話しの内容を聞いた事で、自身の姑で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に感謝しつつ、自身の産休の件に関して、司に了承したのだった。
という訳で、其の後のつくしは、産休に入って居たのだ。



そして、つくしの産休の件に関して、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にとって、もう一つ、考えて居た事が有ったのだ。


其れは、つくしの産休の間に、つくしに課題を熟させる事だったのだ。
そして、其のつくしへの課題と言うのは、将来を見据えてという事が、最大の理由だったのだ。


此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、実は、“つくしさんの産休の期間が勿体無い。”と、考えて居た人物の一人だったのだ。
もう一人は、司の第1秘書で在る 西田だった事は言うまでも無かったのだが…。


だからだったのだ。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしが産休の間、秘書としてでは無く、企画者として、つくしには、課題を熟す様に伝えて居たのだ。


勿論、其の課題は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、直接、つくし専用のパソコンに通達されて居たのだ。
なので、司の知る処では無かったのだ。


云わば…。
つくしとタマのみが知って居る話しだったのだ。


なので、産休中のつくしは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの指示通り、司の知らない所で、ホームワークとして課題を熟す日々だったのだ。



そして、息子を出産したつくしは、其の三年後…。
司からの要望に寄り、道明寺HD 日本支社 支社長で在る 司の第2秘書として、道明寺HD 秘書室に復帰したのだった。


そして、つくしの弟で在る 進は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の第2秘書として、NYに戻ったのだ。


実は、つくしが産休中の間…。
つくしの弟で在る 進が、自身の義兄で在る 司 と 司の第1秘書で在る 西田の下で、第2秘書を務めた事は大きかったのだ。


云わば…。
つくしの弟で在る 進は、秘書という寄りも、将来の企業人として、ビジネスの勉強が出来て居たのだ。
所謂、将来の企業人として、成長出来て居たのだ。


だからだったのだ。
NYに戻った後のつくしの弟で在る 進は、其の後も、秘書という寄りも、将来の企業人として、ビジネスの勉強をする為に、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの課題を熟して居たのだ。
表面上は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の第2秘書という立場だったのだが…。


云う成れば…。
此の時のつくしの弟で在る 進が知らない所で、着々と、司の片腕として、将来の企業人として、ビジネスに関わって行く為の準備が為されて居たのだった。



そして、其の後の牧野家は、相も変わらず、マンションの管理人として、奮闘の日々だったのだ。


マンションの管理人の仕事では、余計な話しは、一切、し無いつくしの父親で在る 牧野晴夫 と おしゃべり好きで、見栄っ張りなつくしの母親で在る 牧野千恵子 夫妻にとって、天職だった様で、自身達の子供達で在る つくしも居ない、進も居ない所で、頑張って仕事を熟して居たのだ。



実は、日本に帰国して帰って来た進の住まいは、自身の両親で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻が管理人を務めて居るマンション(進の現在の実家)では無く、道明寺邸と成って居たのだ。


何故なら…。
其の後も、NY勤務同様、不規則な生活故、健康管理の為に、「進さんの住まいを道明寺邸に…。」と、進めたのは、他でも無い司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓…だったのだ。


だからこそ…。
つくしの弟で在る 進の住まいは、道明寺邸と言う事に成って居たのだ。


勿論、つくしの弟で在る 進は、時間が有れば、自身の姉で在る つくしと一緒に、現在の実家と成る (自身達の両親で在る)牧野晴夫 と 千恵子夫妻が管理人を務めて居るマンションに遊びに…という寄りも、様子を見に行って居たのだ。


そして、此の時の牧野姉弟で在る つくしと進は、そんな自身達の両親で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻の様子を見て、ホッとして居たという訳…だったのだ。
何時も、マンションでは、住居者と話しして居るつくしの母親で在る 牧野千恵子の「オホホ」と、いう笑い声が、木霊して居たのだが…。



そして、其の後の司の姉で在る 椿は、実は、つくしの弟で在る 進が、自身の弟で在る 司の第2秘書として、日本に帰国した事を知らなかったのだ。


だが、其の理由が、「つくしさんの妊娠の為だ。」と、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から聞いた此の時の椿は、慌てるかの様に、自身も、日本に帰国して帰って来たのだ。


何故なら…。
進は、実は、つくしの弟で在る筈なのだが、NYに在住して居た時の進に対して、此の時の椿は、何時も、進に言って居た事が有ったのだ。


其れは、此の時の椿にとって、つくしの弟で在る筈の進の事を、F3の時と同様に、自身の弟として、可愛がって居るという話しだったのだ。


「進君に、言って置くわね。
 進君は、私にとっても、弟なのよ。
 可愛気の無い(実弟で在る)司よりも、進君の方が、余程、可愛気が有るわよ。
 だから…ね。
 其のつもりで居てね。」と…。


だからだったのだ。
つくしの弟で在る 進が、自分自身に内緒で、日本に帰国して帰ってしまって居た事に関して、此の時の椿自身、ショックだった事は言うまでも無かったのだ。


だが、“つくしちゃんが妊娠したと言うのなら、其れは、仕方無い話しよね。”と、言う事で、進の事を許しても居たのだ。


だからこそ…。
慌てるかの様に、此の時の椿は、日本に帰国したという訳…だったのだ。


勿論、此の時のつくしは、慌てるかの様に、帰国して帰って来た自身の義姉で在る 椿に抱き締められて居た事は言うまでも無かったのだ。


実は、此の時の椿は、つくしの妊娠の事を忘れて、つくしを抱き締めて居た事は言うまでも無かったのだ。


なので、そんな椿を制止したのは、実は、偶然、其の場に居合わせて居た進だったのだ。


「椿姉さん…。
 姉ちゃんは、妊娠して居るんだよ。」と…。


実は、進がNYに在住の頃から、椿は、進に、更に、言って居た事が有ったのだ。


「私は、進君の姉…何だから…。
 “椿さん。”と、呼ぶのは、如何かしら?
 だから…ね。
 “椿姉さん。”と、呼んで頂戴‼
 其れと、私は、進君の姉…何だから…。
 敬語は、使わない事…。
 良いわね、進君…?」と…。


実は、NYで、椿と初対面だった進は、椿の事を、「椿さん。」と、呼んで居たり…。
敬語にて、話しして居たのだ。
此の時の進にとって、“其れは、当然な事と…。”と、認識して居たのだ。



だからだったのだ。
自身の周りの人間に対して、他人行儀な所を嫌う椿は、進に、自身への呼び名と話し方を、実は、訂正させて居たのだ。


だからだったのだ。
此の時の進は、椿に対して、「椿姉さん。」と、呼んで居たり…。
敬語で話しして居なかったのだ。



だからだったのだろう。
此の時のつくしは、そんな自身の弟で在る 進を睨み乍ら、自身の弟で在る 進を嗜めて居たのだ。


だが、其処で、此の時の椿は、飄々と、そんなつくしに、自身が、進に話しして居た事に関して、話しして聞かせて居たのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、納得して居たという訳…だったのだ。


其れと同時に、此の時のつくしは、思って居たのだった。


“此れ迄、NYに在住だった進が、お義母様だけじゃ無く、椿お姉様からも、どれ程、可愛が
 って貰って居たのか、分かった様な気がする。
 有難い事だよね。”と…。
 


という訳で、進は、何時の間にか?
道明寺家の一員かの様な状況と成って居たのだ。
唯、『道明寺』を名乗って居ないだけで…。


というのか?
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にとっても、進の義兄と成る 司にとっても、此の件に関しては、実は、承知の上で、進めて居た話しだったのだ。


云う成れば…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓 と 進の義兄と成る 司が、仕組んだ事案だと言えたのだ。


知らぬは、牧野姉弟だけだったのだ。


何故なら…。
此の件に関して、つくしと進姉弟の両親で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻も、既に、了承して居る話しだったのだから…。


という訳で、更に、云う成れば…。
つくしと進の牧野姉弟は、本人の知らない所で、生涯、道明寺家の為に、尽くして行く事が決定して居たという訳…だったのだ。



fin

お詫びを兼ねて



皆様、こんにちは!
amiです。



何時も、『tukatuku-inotiのブログ』をご覧下さり、有難う御座います。



2021.10.29は、お休みさせて頂きました。


実は、止ん事無き理由に伴い、2021.10.29は、お休みせざるを得ない状況に陥りました。


勿論、其れだけでは有りません。


プライベートな事案では在りますが、有っては成らぬ出来事が、私共の周りで起こり、私自身、疲弊して居た事は事実です。


其の為に、色々な方々に時間を取って頂き、ご相談申し上げたり、如何言う事情で、此の様な事案が起こったのか?
ここ最近は、お話しする為に、電話する日々でした。


私共は、決して、嘘を申し上げて居る訳では御座いませんが、お相手の方は、私共の周りを引っ掻き回す様な事案を引き起こして居る様で、ややこしくして居る様です。


其の為、私は、疲弊して居たという訳です。



ですから、此方に、此の様な事案を記載させて頂き、ブログのお休み関して、お詫びの掲載文とする事は、如何かと思われましたが、お詫びを兼ねて、掲載させて頂きました。


何故なら…。
此方に掲載させて頂く事も、証拠に成ろうかと思い、記載する事に至りました。


ですが、本来なら、プライベートな出来事故、記載させて頂く事も、差し控える事が、通常だろうかと思わせて頂きました。


ですので、お見苦しい点も有ろうかと思いますし、不快な思いを為さってお出での方に関しましては、お詫び申し上げます。



此の掲載文は、証拠文面として、掲載して折ります事を、了承願います。


其れだけ、私共には、嘘が無いと言う事に成ります。



また、精神的には、まだまだ、回復した訳では在りませんが…。
私のストレス解消の為にも、此れからも、ブログを綴って行きたいと思います。



こんなamiでは在りますが…。
此れからも、『tukatuku-inotiのブログ』を宜しくお願い致します。




ami