tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  20.



<此の二次小説『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  20.』の一部の文
 面の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



つくしが、手術室に入った後…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻の方を向いて、話しを切り出し始めたのだ。


「牧野さん…。
 つくしさんの手術は、今、始まったばかり…。
 まだまだ、時間が掛かると思われますわ。
 VIP専用控室には、休める場所も御座います。
 秘書に案内させますので、取り敢えず、其方にて、牧野家の皆様で待機為さっては、如何
 でしょうか?」と…。


其処で、つくしの父親で在る 牧野晴夫の方から、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、お礼の言葉を伝えた後、訊き始めるのだった。


「ご配慮、有難う御座います。
 ですが…。
 道明寺さんのお母様は、如何為さるんですか?」と…。


だからだったのだろう。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、即答するのだった。


「私(わたくし)は、少し、司と、打ち合わせをした後に、其方に向かいますわ。
 ですので、お先に、向かってて下さいますか?」と…。


だからだったのだろう。
つくしの父親で在る 牧野晴夫を含めた牧野家の面々は、VIP専用控室に向かう事にしたのだった。


「承知しました。」と、言い乍ら…。


そして、其の後の牧野家の面々は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の秘書の誘導の下、VIP専用控室に向かうのだった。



そして、牧野家の面々の姿が見えなく成った事を確認した司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の息子で在る 司の方を向いて、話しを切り出し始めるのだった。


「司…。
 貴方には、伝えて置かなければ成らない事が有るのよ。
 心して聞きなさい。」と…。


其処で、司は、“こんな時に何だよ‼”と、思い乍らも、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、訊き始めるのだった。


「何の話しだよ⁉」と…。


だからだったのだ。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の目は、俯いたまま、項垂れて居る自身の息子で在る 司の頭を見据えたまま、話しし始めるのだった。
勿論、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の息子で在る 司に、前置きして置いたのだ。


「此の話しは、つくしさんのご家族は、知らない話しよ。」と…。


そして、其の上で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の息子で在る 司に、話しし始めるのだった。
つくしの主治医から聞いた話しを…。


「司…。
 つくしさんが、こんな大変な病を発症したのは、貴方の責任よ。
 高等部当時の貴方が、つくしさんに貼った『赤札』のせいよ。」と…。
「………」


だからだったのだろう。
今迄、俯いたまま、顔を上げずに、ソファに座り、憔悴し切った状況だった司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からのそんな話しを聞いた事で、一気に、頭を上げ、驚愕顔のまま、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の目を見据えて居たのだ。
勿論、言える言葉も無いままに…。


だからだったのだ。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、暫くの間、黙ったまま、自身の息子で在る 司の様子を見て居たのだが…。
何も、言い出せないまま、黙ったままの状態で居る自身の息子で在る 司に、痺れを切らしたかの様に、話しし始めるのだった。


「本来なら、つくしさんの此の病は、普通に生活して居て、こんな風に、成る事は無い筈ら
 しいの。
 でも、実際に、つくしさんは、此の病を発症した。
 だから、(つくしさんの)ドクターは、つくしさんに、聞いたそうよ。
 “此の病は、普通に生活して居て、こんな風に、成る事は無い筈なの。
  だからこそ…。
  牧野さんに尋ねるわね。
  過去の貴女が、何か、事件に巻き込まれたかで、こう成ってしまったとしか言い様が無
  いし、其の様に想定出来るわ。
  だからこそ…。
  正直に、私に、教えて欲しんだけど…。
  牧野さんは、過去に、事件に巻き込まれた事は有りますか?
  自身の身体に、何か、衝撃を受けた事は有りますか?”って…。
 でも、つくしさんからの返答の言葉は、“いいえ、何も有りません。”…だったそうよ。
 きっと、其の時のつくしさんの脳裏には、司の顔が浮かんで居たんだと思うわ。
 けれど、つくしさんの主治医にとっては、其れ処では無かった。
 患者一人の命が掛かって居るんですものね。
 云わば…。
 つくしさんの命が掛かって居るよ。
 其れは、何も、つくしさんの主治医だけじゃ無いわ。
 私(わたくし)にも、司にも、言える話しよ。」と…。
「………」


其処迄言い切った司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓だったのだが…。
其れでも、此の時の司の口からは、何一言、言葉が発せられる事は無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、更に、痺れを切らしかの様に、話しを続けるのだった。


「実は、つくしさんの主治医は、手術の話しをした後に、“今日から、入院して、様子を視
 た方が良い。”と、つくしさんに伝えて、入院を勧めたそうよ。
 でも、つくしさんは、“両親に、話ししたいので、今日は、帰らせて下さい。”と、つくし
 さんの主治医に伝えて、其の後、一度だけ、薬を取りに通院して来ただけで、其の後(あ
 と)は、一切、病院には現れなかったそうよ。
 だから、つくしさんは、二日後の受診の約束の時に、約束通り受診には来たらしいけ
 ど…。
 薬を取りに通院して来ただけで、其の時のつくしさんの返答の話しは…。
 “申し訳在りません。
  まだ、両親には、中々、言えなくて…。
  なので、お薬だけ貰いに来ました。
  次回には、必ず、両親に伝えて参りますので、今回も帰らせては頂けませんでしょう
  か?”…だったそうよ。
 如何も、つくしさんは、其の後(あと)に、NYに渡米して来た様だわ。」と…。



そうなのだ。
つくしの主治医からの話しを聞いて居た此の時のつくしの脳裏では、思って居たのだ。


“例え、お医者様だったとしても、此の事件の事は、決して、言えない。
 道明寺の罪が、世間にバレてしまう。
 其れだけじゃ無い。
 私の此の病の事を、道明寺が知れば…。
 道明寺は、生きていけなく成る。
 だからこそ…。
 此の事は、ドクターにも、言っちゃあ、いけない。”と…。


云わば…。
此の時のつくしの脳裏では、此の事件の要因を作ってしまった司の顔が、思い浮かんで居たと言う訳…だったのだ。


なので、或る意味、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の見解は、当たって居ると言えたのだ。



そして、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、更に、自身の息子で在る 司に、話しを続けて居たのだ。


「其れに、僅かでは有ったそう何だけど…。
 実は、つくしさんの内臓からは、既に、出血が観られて居たそうよ。
 だから…。
 本当は、其の時点のつくしさんの状況は、予断を許さない状況と、言えたそうよ。
 きっと、此の日のつくしさんは、自分自身の命の時間が、其れ程、残って居ない事を、悟
 って居たのかも知れないわね。」と…。
「………」


だからだったのだ。
もう、此の時点での司は、喋る事も、立ち上がる事も、何も、出来ない状況に成って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、自身が行って(おこなって)しまった高等部当時のつくしへの行為の事を思い出して居たのだ。
そして、此の時の司は、後悔し始めて居たのだ。


だからこそ…。
何も、言えない司が、其処に居たと、言う訳…だったのだ。


何故なら…。
此の時のつくしは、生きるか死ぬかの境目に居たのだ。


云わば…。
此の時のつくしは、生死の境を彷徨って居たと、言っても、過言じゃ無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の司が、後悔して居たとしても、何ら、不思議では無かったのだ。



そして、其処で、何も言えないままの自身の息子で在る 司に、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、更に、言って除けるのだった。


「取り敢えず、私(わたくし)は、つくしさんのご両親の所に行って来るわ。
 司は、如何為さるのかしら?」と…。


其処で、漸く、此の時の司は、口を開いたのだ。


「あいつ等も、今から、此処(道明寺総合病院のVIP専用手術室の前)に来ると思う。
 其れに、俺は、つくしの事が心配…何だ。
 だから…よ。
 俺は、此処(道明寺総合病院のVIP専用手術室の前)に居るわ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、其れ以上、自身の息子で在る 司には、何も、言う気等無かったのだ。


なので、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、其れ以上、自身の息子で在る 司には、何も言わず、其の場を後にして居たのだ。



そして、其の後(あと)直ぐの事だったのだ。


「「「司…。」」」と、F3が、此の場に、現れたのだ。


そして、其の(F3の)後を追い掛けるかの様に、T3も、此の場に、現れたのだ。



其の時だったのだ。
司が、或る事を思い出したのだ。
高等部当時の自分自身が犯した罪の事を…。
実は、F3&T2と一緒に、此処(道明寺総合病院のVIP専用手術室の前)に現れた桜子の顔を観た此の時の司は、或る事を思い出して居たのだ。


だからだったのだ。
司は、桜子の方を向いて、話しし始めたのだ。


「三条…。
 今のつくしは、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされて居る。
 と言う事は、其れは、三条のせいだ‼
 三条には、俺が如何いう理由で、そんな事を言って居るのか?
 分かってるよな?
 英徳(高校)時代の当時の事を思い出せば、当然、分かる話しだよな。」と…。



其処で、桜子も、思い出して居たのだ。


だからだったのだ。
此の時の司が言いたい事は、“高等部当時の自分自身が、如何言う事を、先輩にして居たのか?と、言う意味合いだろう。”と、思えて居たのだ。


だからこそ…。
此の時の桜子は、司に言えた言葉だったのだ。


「道明寺さん…。
 申し訳御座いませんでした。
 私は、此処に居る事の出来る様な立場の人間では在りませんでした。
 今日は、此方で、失礼させて頂きます。」と…。


実は、此の時の桜子は、泣きたい気持ちを、必死で、堪えて居たのだ。
其れ程、此の時の桜子にとっては、辛い事だったのだ。


なので、振り返った桜子の目には、其れ迄、堪えて居た涙が、堰を切ったかの様に、目から流れ始めて居たのだ。
そして、此の時の桜子は、此の場を後にし様として居たのだった。



だからだったのだ。
そんな司と桜子の様子を黙って見て居た滋は、意味は分かって居なかったのだが…。
桜子に対する司の冷たい対応に、此の時の滋は、思わず、司に文句を言って居たのだ。


「司…。
 何で、桜子だけを責めるのよ。
 一番の原因は、司じゃ無いの?」と…。


だから、司は、そう言って来た滋に、言い返すのだった。


「滋…。
 お前は、何も知らねぇのに…。
 俺に、言って来んじゃねぇ‼」と…。
「………」


だからだったのだろう。
此の時の滋は、司の威嚇と目付きに、何も言い返せなかったのだ。
なので、此の時の滋は、何も言わず、桜子の後を追う様に、其の場を後にするのだった。


何故なら…。
実は、此の時の滋は、司の威嚇と目付きに、此の場に居辛く成って居たという事が、最大の理由だったのだ。



だからだったのだろう。
あきらは、そんな司に、声を掛けるのだった。


「司…。
 一体、何が有ったんだ⁉」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、高等部当時の出来事を、F3&優紀に、話しし始めるのだった。

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