tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  エピローグ ⑥




其の後の総二郎は、鼻歌を歌い乍ら、自身の愛車を運転し、優紀の大学が在る 女子大に向かって居たのだ。


実は、総二郎の愛車が、優紀が通う女子大近くのパーキングに到着した時…。
優紀は、「有難う御座いました。」と、総二郎にお礼を伝えて、総二郎の愛車から降り様として居たのだ。


だが、優紀と付き合う事に成った此の時の総二郎からして視れば…。
易々と、自身の愛車から、優紀を降ろす訳にはいかなかったのだ。


だからだったのだろう。
此れからの事も有るので、此の時の総二郎は、自ら、降り様として居る優紀を制したのだ。


何故なら…。
此の時の総二郎の中には、“優紀は、俺の女だろ‼”と、言う思いが有ったから…だったのだ。


なので、総二郎は、優紀に声を掛けるのだった。


「優紀…待て‼
 俺がお前をエスコートして降ろして遣るから、まだ、降りるなよ‼」と…。


そして、此の時の総二郎は、優紀にそう言うが早いか?
素早く、自身の身体を動かし、素早く、自身の愛車から降りたのだった。


そして、自身の愛車から降りた総二郎は、助手席側のドアを開けて遣り、優紀が自身の愛車から出易い様に、優紀を支えて遣って居たのだ。


そんなスマートな迄の総二郎のエスコート振りに、初めての事だったので、まだまだ、慣れない優紀は、顔を真っ赤にして、総二郎に支えられ乍らも、此の時の優紀は、総二郎の愛車から降りて居たのだ。


そして、其の後の総二郎は、「行って来ます。」と、総二郎に挨拶をして、其の場を離れ様として居た優紀を送り出す振りをし乍らも、優紀の後を追って居たのだ。



実は、未だ、総二郎が、どんな仕返しをし様として居るのか?
不安な優紀は、総二郎から、早く、離れ様として居た事は、事実だったのだ。


何故なら…。
そうする事で、優紀を誰が嵌めたのか?
“総二郎さんには分からないと思う。”と、優紀自身、考えての事…だったのだ。


だからだったのだろう。
そんな不安そうな優紀の顔付きを観た此の時の総二郎は、優紀が何を考えて居るのか?
優紀のそんな顔付きだけで読み取った事も有り、優紀を送り出す振りをし乍らも、優紀の後を追って居たという訳…だったのだ。



実は、優紀が通う女子大近くのパーキングから、そんな総二郎と優紀の様子を窺って観て居た(優紀を嵌め様として居た)優紀の同級生は、先回りして、総二郎と優紀よりも、早く、女子大の正門前に、既に、居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、総二郎と離れた優紀に声を掛けて居たのだ。


「ちょっと、優紀…。
 昨日は、如何して、勝手に、先に、帰ったのよ。
 折角、彼氏の居ない優紀の為に、開いて上げた合コンだったのに…。
 其の後、主役が居なく成ったから、お開きに成ったのよ。
 だから、男性陣には、如何、言い訳して良いのか…?
 あの後、大変だったんだから…ね。」と、言い乍らも、優紀を睨み付けて居たのだ。


しかも、此れ見よがしと言うべきか?
態と、『彼氏の居ない優紀』と、強調し乍ら、優紀に言って来たのだ。


何故なら…。
優紀が通う女子大近くのパーキングに、F4のメンバーで在る 総二郎と一緒に居たのが、優紀…だったのだ。


しかも、朝の時間帯で在る 今、優紀が総二郎と一緒に居るという事は、間違い無く、前の日(云わば、合コンの後)から、総二郎と優紀が一緒に居たで在ろう事は、此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生とて、理解出来る話し…だったのだ。


なので、此の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、“有り得ない。”と、思った事で、優紀に嫌味の一つ位、言いたかったという訳…だったのだ。



だからだったのだ。
優紀の後を追って居た総二郎が、“此の女か?”と、自身の頭の中で考え乍らも、思い出して居た事が有ったのだ。


“確か、あの女…パーティーで観た事が有ったんじゃねぇのか?
 何時(いつ)も、俺等 F4に、ウインクするかの様に、目で合図を送って居たあの女じゃ
 ねぇのか?
 だとしたら、司 や 類 や あきら や 滋に、此の事を伝えれば、あの女は終わる
 な。”と…。


なので、此の時の総二郎は、作戦変更かの如く、或る作戦を立てるのだった。



其処で、優紀の後を追って居た総二郎は、優紀の傍迄近寄り、優紀と話しして居る(優紀を嵌め様として居た)優紀の同級生に声を掛けたのだ。


「あんただったのかよ‼
 優紀を嵌め様とした女って…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、自身に声を掛けて来たのが総二郎だったので、何時(いつ)もの様に、総二郎に目で合図を送り乍ら、言い訳するのだった。


「そんな訳無いじゃないですかぁ~?
 人聞き悪いですわ。
 私(わたくし)は、優紀さんとお食事にご一緒する位、仲が宜しいんですのよ。」と…。


其処で、此の時の総二郎は、其の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生を睨み付ける様な鋭い目付きのまま、嫌味かの如く、言って除けるのだった。


「へぇ~、優紀と仲が良いんだぁ~?
 じゃあ、優紀の幼馴染で親友が誰で…。
 優紀の親友が誰で…。
 優紀の仲間が誰か?
 知ってるっつー事だな?
 じゃあ、今、此処で、言って貰おうか?」と…。
「………」


だからだったのだ。
此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、そんな総二郎からの問いに、言い訳出来る様な返答の言葉さえ、出て来なかったのだ。


其処で、此の時の総二郎は、依然、其の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生を睨み付ける様な鋭い目付きのまま、言って除けるのだった。


「じゃあ、俺から教えて遣ろうか?
 優紀の幼馴染で親友は、道明寺財閥の御曹司で在る 道明寺司の婚約者…。
 で、優紀の親友と言うのが、一人は、大河原財閥の一人娘の大河原滋…。
 で、もう一人が、旧 華族 三条家のお嬢の三条桜子…。
 で、優紀の仲間っつーのが、F4だ‼」と…。



だからだったのだろう。
此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、そんな総二郎からの話しを聞いて、驚愕するのだった。


何故なら…。
此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生にとってのF4と云えば…。
自身が物心付いた時からの理想の相手で、F4の中の誰かと結婚する事が、優紀を嵌め様として居た優紀の同級生の長年の夢…だったのだ。


だが、此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、此れ迄、F4の誰からも声を掛けられた事も無ければ、接点を持った事が無かったのだ。


だというのに、総二郎から発せられた言葉は、当然かの様に、「優紀の仲間っつーのが、F4だ‼」と、自身に言って来たのだ。


だからだったのかも知れない。
其処で、此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、独り言かの様に、ポロリと、心の声を発してしまったのだ。


「有り得ない。」と…。



だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、更に、追い打ちを掛けるかの如く、其の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生に言って除けるのだった。


「あんたの親父さんの会社、大丈夫か?
 此の事が、優紀の仲間で在る 司 や 類 や あきら…。
 其れに、優紀の幼馴染で親友で在る 司の婚約者 や 優紀の親友で在る 滋にバレれ
 ば、あんたも、終わったも当然だな‼
 あんたの親父さんの会社…。
 アブねぇんじゃねぇの?」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、驚愕顔を顔に貼り付かせたまま、微動だにし無く成って居たのだ。


だからだったのだ。
既に、「行って来い‼」と、優紀が通う女子大に優紀を向かわせた所で、優紀には聞こえない様に、優紀を嵌め様として居た優紀の同級生の横を通り過ぎる際に、此の時の総二郎は、更に、追い打ちを掛けるかの如く、其の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生に言って除けるのだった。


「で、言って置いて遣る。
 優紀は、俺の女だ‼
 だから…よ。
 お前が、優紀に遣ろうとした行為を、俺は、ぜってぇ、許さねぇ‼
 其れと、優紀が、俺の女だと言う事は、他言無用だ‼
 もし言えば、更に、お前ん家(ち)が如何成るか?
 分かんねぇから…な。」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、驚愕顔を顔に貼り付かせたままでは在ったのだが、其れでも、総二郎に頷いて魅せて居たのだ。



そして、其の後の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、優紀が通う女子大から、姿を消したのだ。


だからだったのだ。
優紀は優紀で、“もしかして…。”と、考えて居たのだが…。
其の事を、総二郎に確認し様としても、はぐらかして来る事は言うまでも無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の優紀は、総二郎に追求し無かったのだ。



まぁ~、云わば…。
此の一連の出来事は、総二郎が仕組んだ事は言うまでも無かったのだった。



fin



<此の二次小説『Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  エピローグ ⑥』に出て
 来る文面の中に、現代に於いては相応しくない文面が入って折ります。
 話の流れ上、記載致しました。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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