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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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司とつくしの驚愕【Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>】  番外編




【『Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  エピローグ③』のエピローグ
 <東京メープルの支配人の驚愕の其の後>】


総二郎から連絡を受けて居た東京メープルの支配人は、東京メープルのVIP専用 地下駐車場に到着した総二郎と優紀を出迎えて居たのだ。


だからだったのだろう。
総二郎と優紀を出迎えて居た此の時の東京メープルの支配人は、総二郎の横に居る優紀を観て、驚愕顔を顔に貼り付かせて居たのだ。


何故なら…。
此れ迄、総二郎が、東京メープルに連れて居た女性とは、全く、様相が違う女性だったからなのだ。
所謂、此の時の総二郎が連れて居た女性(=優紀)は、凛とした清楚な女性…だったのだ。



実は、桜子の祖母からお茶を享受されて居た事も有り、総二郎と再会した頃の優紀の所作は、既に、高校生当時の優紀とは、全く、違う女性に成って居たのだ。


だからだったのだろう。
当然、此の当時の優紀は、東京メープルの支配人が驚愕する程、凛とした清楚で、品がある女性に変わって居たという訳…だったのだ。



だからこそ…。
此の時の東京メープルの支配人は、思って居たのだろう。


“西門様が、普段、お連れに成ってお出での女性とは、何処か、雰囲気が違う様な気が致し
 ます。”と…。


だからだったのだ。
そう思って居た此の時の東京メープルの支配人は、此の話しを、其の後、司に話しして居たという訳…だったのだ。



そんな日は、其れから、暫く経ってから、訪れたのだ。


実は、此の日の司は、出張だったのだが、トランジットの為に、日本に帰国して帰って来たのだ。
其の為に、司は、つくしを呼び出し、東京メープルを訪れて居たのだった。


だからだったのだろう。
西田から連絡を受けて居た東京メープルの支配人は、東京メープルのVIP専用 地下駐車場に到着した司とつくしを出迎えた際、司に、総二郎と優紀の件を話しし始めるのだった。


「司様…実は、お話しして良いものか、随分、悩んだのですが、数か月前の事と成ります。
 西門様が、当 ホテル(東京メープル)に、女性をお連れに成りました。」と…。


其処で、司は、東京メープルの支配人からのそんな話しを聞き乍らも、“其れは、何時(いつ)もの事だろ。”と、思いつつも、東京メープルの支配人に返答するのだった。


「其れが、何なんだよ⁉」と…。


だからだったのだろう。
其れはまるで、“何時(いつ)もの事…。”と、でも、言いた気な司からの素っ気無い返答の言葉に、此の時の東京メープルの支配人は、“そうでは無いんです。”と、言いた気に、更に、司に話しし始めるのだった。


「実は、其の時に、西門様がお連れでした女性の方と申しますのが…。
 普段、西門様がお連れに成ってお出での様な女性の方では無く、凛とした清楚な女性の
 方…だったのです。
 ですので、気に成りまして、考えて折った処…思い出した事が御座います。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司とつくしは、そんな話しを東京メープルの支配人から聞いた事で、実は、お互いの顔を見合わせて居たのだ。


何故なら…。
此の時の司とつくしにとって、総二郎の周りで、『凛とした清楚な女性』が居るとする成らば、其れは、首を傾げる程、思い当たる女性が居ないと云えたのだ。


だが、もしかすると、まだ、公表されて居ないだけで、総二郎の婚約者として、総二郎の両親で在る 家元と家元夫人が進める家柄の女性なのかも知れない。


だが、そうで無いとする成らば、其の『凛とした清楚な女性』は、“誰の事だ⁉”と、首を傾げる程だと云えたのだ。


何故なら…。
此の当時の司とつくしが知る限り、優紀は、F4と疎遠に成って居る筈だったのだ。
と言う事は、優紀以外のT2の中に、そう言い切れる女性が居るとは言えないから…だったのだ。


実は、此の当時の滋は、世間でも、『じゃじゃ馬』で有名で在り、東京メープルの支配人が、そんな滋の存在を知らないとは思えないのだ。


で在る成らば…残りは、桜子だけなのだ。
勿論、桜子は、旧 華族の出身なので、一見すれば、『凛とした清楚な女性』だと言われれば、“そうなのだろう。”と、そう思えなくも無いし、見えなくも無いのだ。


だが、桜子が、如何言う女性で在るのか?
長年、仲間として、桜子と接して来た総二郎が知らない訳等無いのだ。


其れに、桜子は、『凛とした清楚な女性』という寄りも、『策士』と、言った方が合って居る様にも思えるのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司とつくしが、東京メープルの支配人から、そんな話しを聞いた事で、お互いの顔を見合わせて、更に、首を傾げて居たのだった。



だが、此の時の司は、“其の先の話しを聞きてぇ‼”と、いう思いから、東京メープルの支配人を促すかの如く、其の先の話しを訊き始めるのだった。


「で、何を思い出したんだ?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の東京メープルの支配人は、つくしの方を観乍ら、話しし始めるのだった。


「実は、其の女性は、以前、私が、当 ホテル(東京メープル)にて、お会いした事の有る
 女性だったかと認識致して折ります。
 以前、つくし様が、当 ホテル(東京メープル)に、お友達の方々をお連れに成られた
 際、つくし様とご一緒にお出でだった女性だと認識致して折ります。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、直ぐには、言葉が出ない程、驚愕して居たのだ。
だが、其の後のつくしは、そんな風に、驚愕し乍らも、東京メープルの支配人に訊き始めるのだった。


「其の女性は、どんな女性でした?」と…。


だからだったのだ。
そうつくしから訊かれた東京メープルの支配人は、つくしに返答するのだった。


「そうですね。
 お背は、つくし様と同じ位でしょうか?
 其れ程、お背は、高い女性では無かったかと認識致して折ります。
 ヘアスタイルは、ふんわりとしたボブスタイルだったかと思います。
 先日、お越しに成った際の其の女性は、出しゃばる訳でも無く、西門様の後ろから歩かれ
 る様な女性でした。」と…。


実は、此の時のつくしは、東京メープルの支配人から、其れだけ話しを聞いて、直感で、分かったのだ。


“(東京メープルの)支配人が仰る其の女性は、間違い無い、『優紀』の事だ。
 でも、何時(いつ)の間に、優紀は、西門さんと再会したんだろうか?”と…。


だからだったのだ。
其の後のつくしは、東京メープルの支配人にお礼の言葉を伝えて別れた後、エレベーターに乗る成り、司に言って除けるのだった。


「司…(東京メープルの)支配人が仰る其の女性って…。
 きっと、優紀の事だよ。
 でも、西門さんと優紀って、何時(いつ)の間に、再会して居たんだろう?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、つくしの話しを聞いて、驚愕するのだった。


「お前が言う『優紀』って…もしかし無くても、お前の幼馴染で親友の松岡の事だよな?
 確か、総二郎と松岡って言えば、高等部当時、あきらん家(ち・美作邸)で、何か、言
 い合いに成ってたよな?
 確か、松岡が総二郎に告白して、総二郎が松岡に切れて…って、感じだったよな?
 だとしたら、総二郎にとって、松岡は、厄介な女じゃねぇのか?
 例え、総二郎と松岡が再会したとしても、松岡がそういう女だったとしたら、総二郎にと
 って、松岡は、避けてぇ女じゃねぇの?
 何で、総二郎が、そんな女と一緒に居んだ?」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、司からそんな話しを聞いて、言葉を発するでも無く、既に、胸騒ぎを起こして居たのだった。


だからだったのだ。
折角、トランジットで、日本に帰国して帰って来た恋人で在る 司よりも、幼馴染で親友で在る 優紀の事で、此の時のつくしの頭の中は、一杯に成って居たのだ。


しかし、此の時の司には、此の時のつくしの頭の中が、手に取る様に分かって居たのだ。


何故なら…。
此の時の司には、此の時のつくしの頭の中で、そんな風に、優紀の事で一杯に成って居るだろう事は、分かり切って居たから…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、自身の恋人で在る つくしに言えた言葉…だったのだ。


「お前なぁ~、いい加減にしろよ‼
 今のお前の頭の中には、俺は居ねぇよな⁉
 今のお前の頭の中に居るのは、松岡だろ?
 俺は、久々に、お前と会える事を楽しみにして、トランジットで、日本に帰国して帰って
 来たっつーのに…よ。
 楽しみにしてたっつーのは、俺だけかよ?
 少しは、俺に集中しろ‼
 俺に…。」と…。


だからだったのだ。
漸く、意識を司に向けたつくしは、思って居たのだ。


“ヤバい‼
 司にバレてるよね。”と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、自身の恋人で在る 司に、誤魔化すかの様に、言って除けるのだった。


「違う、違うよ。
 私も、ちゃんと、司と会える事を楽しみにして居たんだよ。
 でも…さ。
 予期して居なかった事を、(東京メープルの)支配人から聞いちゃったから…ね。
 ちょっと、吃驚してるだけ…。
 でも、もし、優紀が、私の知らない間に、何処かで、西門さんと再会して、其れからも、
 西門さんと会ってるのだとしたら…如何して、私に教えてくれないのか?
 ちょっと、寂しく成っただけだよ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、“仕方ねぇな‼”と、言う思いも有り、自身の恋人で在る つくしに、提案するのだった。


「じゃあ…よ。
 其の事が分かれば良いのか?
 だったら…よ。
 あきらに連絡して、あきらに追及させるわ。
 其れで、つくしは、良いんだよな?」と…。


だからだったのだろう。
司からそんな話しを提案される迄のつくしの顔色は曇って居るかの様…だったのだが…。
司から、そんな話しを提案されてからのつくしの顔色は、笑みが零れ、「ほんとっ‼」と、言い乍ら、パァーっと、明るく成るのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時の司は、そんな自身の恋人で在る つくしに呆れ乍らも、思って居たのだった。


“単純なヤツ‼
 けど…よ。
 つくしは、其処が可愛いんだよな。”と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、自身の恋人で在る つくしに言って遣るのだった。


「ああ、任せとけ‼」と…。



そして、NYに戻る前の司は、あきらに連絡を入れて話しするのだった。
東京メープルの支配人から聞いた総二郎と優紀の話しを…。


だからだったのだ。
此の時の司は、其の上で、更に、あきらに頼むのだった。


「本来は、俺が、総二郎に追求してぇ処…何だけど…よ。
 俺は、今から、NYに戻らねぇといけねぇんだわ。
 だから…よ。
 俺の代わりに、あきらから総二郎に追求しといてくれ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、思って居たのだ。


“こういう手の話しは、何時(いつ)も、俺に回ってくんだよな。
 いい加減にしてくれよ‼”と…。


だが、そう思い乍らも、此の時のあきらは、「ああ、分かった。」と、司に了承するのだった。


という訳で、其の後のあきらは、総二郎を呼び出すのだった。



PS.
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から認められたつくしは、長期休暇に入る度に、NYに渡米して居たのだ。


何故なら…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の指示に寄り、西田から、航空券が送られて来るから…だったのだ。
「バイトが有るので…。」と、断る事さえ、許されずに…。



fin

優紀の成人式【Put it back‼~元に戻してくれ‼~】…<総優>  番外編




1月15日…小正月(本来の成人の日)
(『ハッピーマンデー』に寄り、2000年からは、1月の第2月曜日が『成人の日』と制定さ
 れました。)



<此の二次小説『優紀の成人式【Put it back‼~元に戻してくれ‼~】…<総優>  番外
 編』は、『小正月』でも在る 本来の『成人の日』の1月15日に合わせて、『成人式』の
 二次小説ネタにて、綴って折ります。
 此方は、まだ、総二郎と優紀が再会する前のお話しと成ります。
 ですので、お話しが前後して折ります。
 『番外編』という事で、了承の程、宜しくお願い致します。>



優紀が、総二郎と再会したのは、大学3年に成ってからの事…。
なので、其の当時(成人式当時)の優紀にとっては、其の後、総二郎と再会する事に成るとは思っても視ない頃の事…だったのだ。



実は、優紀の成人式は、つくしとは、別々に、つくしと優紀の地元の成人式に出席して居たのだ。


何故なら…。
つくしは、英徳大学の成人式に出席して居たのだ。


実は、其れは、英徳学園側からの要望…だったのだ。
つくしが英徳大学の成人式に出席すれば、自ずと、司が英徳大学に現れる事が見込まれるから…だったのだ。


だからだったのだ。
つくしは、司に、此の事を相談して居たのだ。


実は、つくしは、優紀と共に、小中学校当時の自身の地元の成人式に出席したかったのだ。
なので、司から了承して貰う為に、つくしは、司に相談して居たという訳…だったのだ。


だが、つくしは、自身の地元の成人式に出席する事を、司から了承される事は無く、英徳大学の成人式に出席して居たという訳…だったのだ。


そして、総二郎達 F3も、また、司に誘われる形で、つくし(の英徳大学)の成人式に現れて居たという訳…だったのだ。


なので、此の時点に於いて、総二郎と優紀が再会する事は無く、時が過ぎて居たのだ。



そして、本来のつくしと優紀は、自身達の成人式が終了すれば、滋ん家(ち)…。
云わば、大河原邸に集合する話しに成って居たのだ。


何故なら…。
滋と桜子が、つくしと優紀の成人式のお祝いを開催してくれる事に成って居たから…だったのだ。


だが、つくしは、英徳大学の成人式の終了後…。
司に寄って、拉致られるかの如く、司に連れて行かれて居たのだ。


なので、此の時のつくしは、云わば、司に寄って、身動きが出来ない状況と成って居たという訳…だったのだ。


という訳で、此の時の優紀は、迎えに来てくれた桜子と共に大河原邸に向かう事に成ったのだった。


なので、此の時の優紀は、例え、其の時に、つくしが居なくても、滋と桜子とは、T3として、楽しい一時を過ごして居たのだ。



だが、実は、地元の成人式に出席して居た時の優紀は、小学校 や 中学校の当時の同級生達と再会して、懐かしくも有り、会えた事は嬉しかったのだ。
其れでも、地元の成人式に出席して居た優紀は、何か、物足り無さを感じて居たのだ。


何故なら…。
会場内の周りを観て視れば、お付き合いをして居る同級生達は、『恋人達』で溢れて居たのだ。



実の事を言うと、優紀自身、総二郎と疎遠に成った当時…誓って居た事が有ったのだ。


“恋をしよう!
 今度は、幸せな恋を…。”と…。


なのに、其の(総二郎と疎遠に成って居た)当時の優紀は、何時(いつ)迄経っても、幸せな恋が出来ずに居たのだ。



其れに、つくしには、『道明寺司』と、言う婚約者が居るのだ。


だからだったのかも知れない。
此の(総二郎と疎遠に成って居た)当時の優紀は、気が付いて居ないだけで、そんなつくしの事を羨ましく思って居たのだろう。


というのか?
だからだったのだろう。
此の(総二郎と疎遠に成って居た)当時の優紀は、“早く、幸せな恋をしたい!”と、焦って居たのかも知れない。


だからだったのだ。
自身の地元の成人式に出席して居た優紀は、心底、楽しめずに居たのだ。



其れに、此の成人式の時の優紀が着付けて貰って居た振袖は、実は、優紀の姉で在る 瑞紀の振袖…だったのだ。


なので、優紀が着付けて貰って居た振袖は、其の当時の優紀の姉で在る 瑞紀に合わせて仕立てられた振袖だったので、自身に似合って居るのかさえ、優紀自身には分からなかったのだ。


其れに、其の当時の自身の姉で在る 瑞紀の写真を観て居た優紀だったので、何処か?
“私には、似合って居ないんじゃ無いだろうか?”と、卑屈に思うんじゃ無く、本当に、自信が無い程…だったのだ。


だからこそ…。
此の当時(成人式当時)の優紀は、“私には、幸せな恋が出来ないのかも…。”と、思っても居たのだ。


何故なら…。
其の当時(成人式当時)の優紀は、全てに対して、自信が無い優紀が、また顔を出し始めて居たから…だったのだ。



実は、高校生の頃の優紀は、総二郎から、「“私、何て…。”…じゃ無くて、私だって…。”…を使おうぜ‼」と、言われて居た事が有ったのだ。


其れは、道端で、しゃがみ込んで泣いて居た優紀を、総二郎が、西門邸に連れて帰り、お茶を振舞って居た時の事…だったのだ。


だからだったのだろう。
其の(高校生)当時の優紀は、そう言って励ましてくれた総二郎に恋心を抱いて居たのだ。


だからこそ…。
総二郎からそう言われて居た当時の優紀は、“私も変わりたい。”と、思って居た筈…だったのだ。


なのに、此の当時(成人式当時)の優紀は、また、何事にも自信が無い優紀が顔を出し始めて居たという訳…だったのだ。



と言う事は、此の当時(成人式当時)以前から、既に、優紀は、総二郎の事が、ずーっと、忘れられずに居たという事に成るのだ。


云わば…。
高校3年生に進級した当時の優紀が、幾ら、総二郎と疎遠に成って居たとしても、優紀の心の奥底では、ずーっと、総二郎の事が忘れられずに居たのだ。


だからこそ…。
其の当時(成人式当時)の優紀は、また、元の優紀に戻ってしまって居たのだろう。



唯、其の当時(成人式当時)の優紀が、少し変わった事は、困った様な顔付きをする様な事は無く成り、皆の前では、明るく、笑える様に成った事…だったのだ。


云わば…。
高校生の頃の優紀は、困る事が有ると、良く、下がり眉に成って居たのだ。


実は、高校生の頃の優紀は、其の困った様な(下がり眉に成った)自身の顔付きが、嫌い…だったのだ。
幸薄い様な気がして…。


だからだったのだ。
其の当時(成人式当時)の優紀は、実は、皆の前では、明るく、笑える様に、努力して居たという訳…だったのだ。


其れでも、其の当時(成人式当時)の優紀は、思って居たのだ。


“つくしの様に、可愛らしく、笑えたら良いのに…。”と…。


其れ程迄に、其の当時(成人式当時)の優紀は、総二郎と再会する前迄…。
何事にも自信が無い優紀に戻って居たという訳…だったのだ。



だが、其の後、総二郎と再会した後の優紀は、勿論、総二郎に寄って、優紀自身、困った様な顔付きに成る事は無かったのだ。


云わば…。
下がり眉に成る事は無かったのだ。


と言う事は、何事にも自信が無かった優紀は、総二郎と再会した事に寄って…。
また、総二郎とお付き合いする事に寄って、心の底から笑える様に成って居たのだ。


なので、総二郎と再会した事に寄って…。
また、総二郎とお付き合いする事に寄って、何事にも自信が無かった優紀は、汚名返上と成って居たのだ。


云わば…。
優紀にとって、総二郎との再会は、良い方に、相乗効果を生んで居たのだった。



fin

Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  エピローグ ⑥




其の後の総二郎は、鼻歌を歌い乍ら、自身の愛車を運転し、優紀の大学が在る 女子大に向かって居たのだ。


実は、総二郎の愛車が、優紀が通う女子大近くのパーキングに到着した時…。
優紀は、「有難う御座いました。」と、総二郎にお礼を伝えて、総二郎の愛車から降り様として居たのだ。


だが、優紀と付き合う事に成った此の時の総二郎からして視れば…。
易々と、自身の愛車から、優紀を降ろす訳にはいかなかったのだ。


だからだったのだろう。
此れからの事も有るので、此の時の総二郎は、自ら、降り様として居る優紀を制したのだ。


何故なら…。
此の時の総二郎の中には、“優紀は、俺の女だろ‼”と、言う思いが有ったから…だったのだ。


なので、総二郎は、優紀に声を掛けるのだった。


「優紀…待て‼
 俺がお前をエスコートして降ろして遣るから、まだ、降りるなよ‼」と…。


そして、此の時の総二郎は、優紀にそう言うが早いか?
素早く、自身の身体を動かし、素早く、自身の愛車から降りたのだった。


そして、自身の愛車から降りた総二郎は、助手席側のドアを開けて遣り、優紀が自身の愛車から出易い様に、優紀を支えて遣って居たのだ。


そんなスマートな迄の総二郎のエスコート振りに、初めての事だったので、まだまだ、慣れない優紀は、顔を真っ赤にして、総二郎に支えられ乍らも、此の時の優紀は、総二郎の愛車から降りて居たのだ。


そして、其の後の総二郎は、「行って来ます。」と、総二郎に挨拶をして、其の場を離れ様として居た優紀を送り出す振りをし乍らも、優紀の後を追って居たのだ。



実は、未だ、総二郎が、どんな仕返しをし様として居るのか?
不安な優紀は、総二郎から、早く、離れ様として居た事は、事実だったのだ。


何故なら…。
そうする事で、優紀を誰が嵌めたのか?
“総二郎さんには分からないと思う。”と、優紀自身、考えての事…だったのだ。


だからだったのだろう。
そんな不安そうな優紀の顔付きを観た此の時の総二郎は、優紀が何を考えて居るのか?
優紀のそんな顔付きだけで読み取った事も有り、優紀を送り出す振りをし乍らも、優紀の後を追って居たという訳…だったのだ。



実は、優紀が通う女子大近くのパーキングから、そんな総二郎と優紀の様子を窺って観て居た(優紀を嵌め様として居た)優紀の同級生は、先回りして、総二郎と優紀よりも、早く、女子大の正門前に、既に、居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、総二郎と離れた優紀に声を掛けて居たのだ。


「ちょっと、優紀…。
 昨日は、如何して、勝手に、先に、帰ったのよ。
 折角、彼氏の居ない優紀の為に、開いて上げた合コンだったのに…。
 其の後、主役が居なく成ったから、お開きに成ったのよ。
 だから、男性陣には、如何、言い訳して良いのか…?
 あの後、大変だったんだから…ね。」と、言い乍らも、優紀を睨み付けて居たのだ。


しかも、此れ見よがしと言うべきか?
態と、『彼氏の居ない優紀』と、強調し乍ら、優紀に言って来たのだ。


何故なら…。
優紀が通う女子大近くのパーキングに、F4のメンバーで在る 総二郎と一緒に居たのが、優紀…だったのだ。


しかも、朝の時間帯で在る 今、優紀が総二郎と一緒に居るという事は、間違い無く、前の日(云わば、合コンの後)から、総二郎と優紀が一緒に居たで在ろう事は、此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生とて、理解出来る話し…だったのだ。


なので、此の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、“有り得ない。”と、思った事で、優紀に嫌味の一つ位、言いたかったという訳…だったのだ。



だからだったのだ。
優紀の後を追って居た総二郎が、“此の女か?”と、自身の頭の中で考え乍らも、思い出して居た事が有ったのだ。


“確か、あの女…パーティーで観た事が有ったんじゃねぇのか?
 何時(いつ)も、俺等 F4に、ウインクするかの様に、目で合図を送って居たあの女じゃ
 ねぇのか?
 だとしたら、司 や 類 や あきら や 滋に、此の事を伝えれば、あの女は終わる
 な。”と…。


なので、此の時の総二郎は、作戦変更かの如く、或る作戦を立てるのだった。



其処で、優紀の後を追って居た総二郎は、優紀の傍迄近寄り、優紀と話しして居る(優紀を嵌め様として居た)優紀の同級生に声を掛けたのだ。


「あんただったのかよ‼
 優紀を嵌め様とした女って…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、自身に声を掛けて来たのが総二郎だったので、何時(いつ)もの様に、総二郎に目で合図を送り乍ら、言い訳するのだった。


「そんな訳無いじゃないですかぁ~?
 人聞き悪いですわ。
 私(わたくし)は、優紀さんとお食事にご一緒する位、仲が宜しいんですのよ。」と…。


其処で、此の時の総二郎は、其の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生を睨み付ける様な鋭い目付きのまま、嫌味かの如く、言って除けるのだった。


「へぇ~、優紀と仲が良いんだぁ~?
 じゃあ、優紀の幼馴染で親友が誰で…。
 優紀の親友が誰で…。
 優紀の仲間が誰か?
 知ってるっつー事だな?
 じゃあ、今、此処で、言って貰おうか?」と…。
「………」


だからだったのだ。
此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、そんな総二郎からの問いに、言い訳出来る様な返答の言葉さえ、出て来なかったのだ。


其処で、此の時の総二郎は、依然、其の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生を睨み付ける様な鋭い目付きのまま、言って除けるのだった。


「じゃあ、俺から教えて遣ろうか?
 優紀の幼馴染で親友は、道明寺財閥の御曹司で在る 道明寺司の婚約者…。
 で、優紀の親友と言うのが、一人は、大河原財閥の一人娘の大河原滋…。
 で、もう一人が、旧 華族 三条家のお嬢の三条桜子…。
 で、優紀の仲間っつーのが、F4だ‼」と…。



だからだったのだろう。
此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、そんな総二郎からの話しを聞いて、驚愕するのだった。


何故なら…。
此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生にとってのF4と云えば…。
自身が物心付いた時からの理想の相手で、F4の中の誰かと結婚する事が、優紀を嵌め様として居た優紀の同級生の長年の夢…だったのだ。


だが、此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、此れ迄、F4の誰からも声を掛けられた事も無ければ、接点を持った事が無かったのだ。


だというのに、総二郎から発せられた言葉は、当然かの様に、「優紀の仲間っつーのが、F4だ‼」と、自身に言って来たのだ。


だからだったのかも知れない。
其処で、此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、独り言かの様に、ポロリと、心の声を発してしまったのだ。


「有り得ない。」と…。



だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、更に、追い打ちを掛けるかの如く、其の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生に言って除けるのだった。


「あんたの親父さんの会社、大丈夫か?
 此の事が、優紀の仲間で在る 司 や 類 や あきら…。
 其れに、優紀の幼馴染で親友で在る 司の婚約者 や 優紀の親友で在る 滋にバレれ
 ば、あんたも、終わったも当然だな‼
 あんたの親父さんの会社…。
 アブねぇんじゃねぇの?」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、驚愕顔を顔に貼り付かせたまま、微動だにし無く成って居たのだ。


だからだったのだ。
既に、「行って来い‼」と、優紀が通う女子大に優紀を向かわせた所で、優紀には聞こえない様に、優紀を嵌め様として居た優紀の同級生の横を通り過ぎる際に、此の時の総二郎は、更に、追い打ちを掛けるかの如く、其の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生に言って除けるのだった。


「で、言って置いて遣る。
 優紀は、俺の女だ‼
 だから…よ。
 お前が、優紀に遣ろうとした行為を、俺は、ぜってぇ、許さねぇ‼
 其れと、優紀が、俺の女だと言う事は、他言無用だ‼
 もし言えば、更に、お前ん家(ち)が如何成るか?
 分かんねぇから…な。」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、驚愕顔を顔に貼り付かせたままでは在ったのだが、其れでも、総二郎に頷いて魅せて居たのだ。



そして、其の後の優紀を嵌め様として居た優紀の同級生は、優紀が通う女子大から、姿を消したのだ。


だからだったのだ。
優紀は優紀で、“もしかして…。”と、考えて居たのだが…。
其の事を、総二郎に確認し様としても、はぐらかして来る事は言うまでも無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の優紀は、総二郎に追求し無かったのだ。



まぁ~、云わば…。
此の一連の出来事は、総二郎が仕組んだ事は言うまでも無かったのだった。



fin



<此の二次小説『Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  エピローグ ⑥』に出て
 来る文面の中に、現代に於いては相応しくない文面が入って折ります。
 話の流れ上、記載致しました。
 了承の程、宜しくお願い致します。>