<此の二次小説『結婚出来ない男・しない女…<つかつく> 24.』は、2021.12.15
中に投稿して折りますので、時間差での同日連続投稿かの様に投稿して折りますが、実
は、2021.12.16の投稿分と成ります。
此方サイドの勝手な都合に寄り、2021.12.15中に投稿して折りますが、了承の程、宜
しくお願い致します。>
【『結婚出来ない男・しない女…<つかつく> 22.』のエピローグ
<道明寺総合病院の看護師長が、つくしの執務室で在る 総合外科部長室を出た後の道明
寺総合病院の看護師長の心配>】
道明寺総合病院の看護師長は、つくしの執務室で在る 総合外科部長室を出た後…。
其の後の司とつくしの事が、実は、気に成って居たのだ。
だが、自身にとっては、息子と娘と同じ様な年齢で在る 司とつくしの其の後の事が気に成ったとしても、『大の大人』とも言うべき年齢の…しかも、上に立つべき立場の司とつくしに対して、「其の後、如何成ったのか?」と、再三に渡って、訊きに行く訳にもいかず、此の時の道明寺総合病院の看護師長は、実は、途方に暮れて居たのだ。
そして、其の日から暫く経った頃…。
そんな所に、一人の女性が、道明寺総合病院の看護師長宛てに連絡して来たのだ。
「訊きたい事が有るので、会ってくれるかい?」と…。
だからだったのだ。
此の時の道明寺総合病院の看護師長は、其の一人の女性に即答したのだった。
“勿論です。”と…。
そして、また、其の日から、数日経った頃…。
つくしの目の前に、其の一人の女性が現れたという訳…だったのだ。
実は、其の一人の女性とは、60余年、否、80年近く、道明寺家の使用人頭を務めて来た タマだったのだ。
現在のタマは、道明寺家の使用人頭を務めて居ると言っても、此れ迄の様に、動く事は、儘成らず、指示をするのみだったのだが…。
そして、ここ最近のタマは、司が、道明寺邸に帰って来ない事を、実は、気にして居たのだ。
勿論、タマ自身、司の第1秘書で在る 西田からも、現在の司の様子は聞いて居たのだ。
だが、一向に、何も言って来ない司に、等々、タマは、痺れを切らし始めて居たという訳…だったのだ。
なので、自身が若い頃から厚意にして貰って来たタマからの連絡と在らば、何処へでも行くのが、道明寺総合病院の看護師長…だったのだ。
なので、此の日の道明寺総合病院の看護師長は、休みと言う事も有り、タマに呼び出された道明寺邸に向かって居たのだ。
そして、此の時の道明寺総合病院の看護師長は、タマから訊かれて居たのだ。
「ここ最近の坊っちゃんの様子は、如何だい?」と…。
其処で、此の時の道明寺総合病院の看護師長は、タマに白状するかの様に、先日、司から聞いた話しを、タマに話しして聞かせて居たのだ。
だからだったのだ。
此の時のタマは、道明寺総合病院の看護師長からのそんな話しを聞いた事で、笑い始めるのだった。
そして、笑い始め乍らも、道明寺総合病院の看護師長に、言って除けるのだった。
「そうかい、そうかい(笑)。
其のお嬢さんも、中々、遣るじゃ無いかい。
司坊っちゃんが、女性に振り回される日が来るとは…タマは、思っても視なかったさね。
此れ迄の司坊っちゃんは、自分自身の思う様に行動して、人を動かして来た。
自分自身の思う様にいかない事も有ると、司坊っちゃんは、漸く、認識したんじゃ無いの
かね。
そうかい、そうかい。
タマは、其のお嬢さんを気に入った。
師長…タマにも、其のお嬢さんと会わせてくれるかい?」と…。
だが、疑問に感じた此の時の道明寺総合病院の看護師長は、思って居たのだった。
“タマさんは、今、「其のお嬢さんを気に入った。」と、仰ったわよね?
だけど…。
タマさんは、今、私に、「タマにも、其のお嬢さんと会わせてくれるかい?」とも、仰っ
たわよね?
と言う事は、今迄に、タマさんは、牧野先生と会った事が有るのかしら?”と…。
だからだったのだ。
此の時の道明寺総合病院の看護師長は、そう思い乍らも、タマに訊き始めるのだった。
「タマさんは、牧野先生とお会いに成った事が有るんですか?」と…。
其処で、タマは、先ず、道明寺総合病院の看護師長からの質問に返答した後…。
道明寺総合病院の看護師長に確認するかの様に、訊くのだった。
「否、まださね。
其のお嬢さん…牧野先生と言うのかい?」と…。
そして、此の時のタマは、道明寺総合病院の看護師長からの「はい。」と、言う返事を聞いた事で、其の後(あと)は、飄々と、言って除けるのだった。
「そうかい。
実は、奥様からも、西田からも…。
其の牧野先生の話しを、タマは、聞いて居たさね。
だからこそ…。
実は、其の牧野先生とやらに、“会いたいさね。”と、ずーっと、思って居たんださね。
けれど、坊っちゃんにお願いしても、どうせ、話しは流される。
だから、其の牧野先生とやらと近い立場の師長に頼もうと思ったさね。
其れに、師長の話しを聞いて、タマは、更に、思ったさね。
“司坊っちゃんを預けられるのは、間違い無く、其の牧野先生しか居ないだろう。”と…。
だからこそ、タマからも、其の牧野先生にお願いして置きたいさね。
司坊っちゃんの事を…。」と…。
其処で、道明寺総合病院の看護師長も、タマからの話しを聞いて居て、タマに話しし始めるのだった。
「私も、タマさんとは、同じ事を思って居ました。
“あの司様に、こんな日が来るとは…。”と…。
なので、私も、タマさんと同感です。
“司様を預けられるのは、間違い無く、牧野先生しか居ない。”と…。」と…。
だからだったのだ。
此の時のタマは、念押しするかの様に、道明寺総合病院の看護師長に、更に、お願いするのだった。
「だったら…さね。
タマにも、其の牧野先生に会わせてくれるかい?」と…。
だからだったのだ。
此の時の道明寺総合病院の看護師長は、タマに約束するのだった。
「タマさんには、間違い無く、牧野先生にお会い頂きます。
日にちを調整しますので、時間を下さい。」と…。
なので、タマも、“其の必要性は有るのだろう。”と、思った事で、道明寺総合病院の看護師長に、了承の意を伝えるのだった。
「承知した。」と…。
そして、更に、其の日から、数日経った頃の事…だったのだ。
つくしの目の前に、タマが現れたという訳…だったのだ。
勿論、此の時のタマは、つくしと会う事を、司には、内密にするつもりだったのだ。
何故なら…。
司に言えば、間違い無く、邪魔される事は言うまでも無いから…だったのだ。
だからこそ…。
此の時のタマは、道明寺総合病院の看護師長に、願い出るのだった。
「師長も分かって居るとは思うが…ね。
此の事は、“司坊っちゃんには、内密に…。”と、言う事で、お願いするさね。
司坊っちゃんに、此の事を言えば、間違い無く、邪魔されるに決まってるさね。
だからこそ、司坊っちゃんには、内密にお願いするよ。」と…。
なので、此の時の道明寺総合病院の看護師長も、タマとは同じ事を考えて居たので、即答するかの様に、了承の意を伝えるのだった。
「承知して折ります。
司様は、牧野先生に関わる事、全てに、依存為さって居るかの様に、私には、お見受け致
しました。
ですから、司様には、“此の事を、お伝えし無い方が良い。”と、私も、考えて居りまし
た。
ですので、牧野先生にも、其の様に、お伝え致しますね。」と…。
だからだったのだろう。
此の時のタマは、にこっと、笑い乍ら、道明寺総合病院の看護師長に、言って除けるのだった。
「其れで、お願いするさね。」と…。
そして、其の後のつくしは、つくし自身の勤務スケジュールを把握して居る道明寺総合病院の看護師長に寄って、有無を言わさず、タマと道明寺総合病院の看護師長と、何時の間にか、会う事と成って居たのだった。
云わば…。
此の時のつくしからして視れば、『強制』と言っても過言じゃ無い程…だったのだ。
だが、其の後のつくしは、タマと会った事を、喜ぶ結果と成るのだった。
何故なら…。
将来のつくしにとって、タマという人物は、肉親以上の密接した関係を築く事に成るから…だったのだ。
<此の二次小説『結婚出来ない男・しない女…<つかつく> 24.』は、切りが良い為
に、かなり、短めで終了致して折ります。
了承の程、宜しくお願い致します。>